令和3年度　第3回西淀川区区政会議を開催しました

　第3回区政会議は、「区政会議の運営の基本となる事項に関する条例」第5条第1項第2号に基づき、「令和4年度西淀川区運営方針（案）・予算（案）」等について、委員の皆様から貴重なご意見・ご提案をいただきました。

令和4年3月14日（木曜日）　午後6時30分から午後8時

1. 令和4年度西淀川区運営方針（案）・予算（案）について
2. 環境にやさしいまち・美しいまちをめざして
3. 学校法人修成学園との「大野川緑陰道路みらいへつなげるみちプロジェクト」に関する連携協定について

上記の議題について、資料を事前にお送りするとともに、まず、令和4年度西淀川区運営方針（案）・予算（案）などについて当日説明を行い、区政会議委員よりご質問・ご意見をいただきました。

　　委員の皆様からの主なご質問

• 民間企業との共創によるイベントの開催について、当区のことを良く知らない事業者なども存在するなかで、区が積極的に連携イベントのメリットを情報発信していく考えがあるか。
• 魅力発信サポーターについて、取組み中であり素敵なものであると思うがその発信力にはまだ課題があると考えている。いわゆるインフルエンサーと言われる方達に仕事として広報を担当してもらうようなことは考えているか。
• 児童虐待防止関連の予算についてセンシティブな問題ではあるが、本当に役に立っているのか、効果を毎年検証していく必要があると考える。

　　区役所の回答

• 共創という考え方のなかで、民間団体・民間企業と連携できることがもちろんあると考えているので、情報発信などできることから進めていきたい。
• 魅力発信サポーターについてインフルエンサーへの依頼を、予算を割いて行うというのは、別の予算を削ることを意味するので、その声が多ければ検討はするが、今後皆さんからのご意見を伺いながら進めたい。
• 児童虐待防止関連について、家庭児童相談員Ⅰに加えて家庭児童相談員Ⅱも2名配置し、相談件数は年間約940件であった。ヤングケアラーについても、家庭はどのように改善されたかというところもしっかり追っていきたいと考えている。

　　委員の皆様からの主なご意見

• 廃油回収（家庭の廃油を石鹸にする）など、すでに民間・地域で取り組んでいることを出しあい、広げていくのがわかりやすいかと思う。個人では、負担が大きいので地域で役割分担して取り組んでいけることはないか考えたい。大野川緑陰道路についても、環境関連の知恵を集めたシンボルロードにしていけたら良い。
• イベントについて、人の興味をひくことが大事と思う。エコキャップの回収を綿菓子と引き換えにするとそれなりの量が集まった。こういったアイデアを利用して興味を持ってもらい、そこから環境への意識付けをして、取り組む気持ちを育てていけたら良いと考える。
• こども達に絵を描いてもらって、ポイ捨ての多い場所にポスターを掲示することで美化に繋がるのではないか。
• 地域でできることについて、コミュニティ回収事業として、資源ごみなどを地域活動協議会、町会または活動団体で回収して地域の自己資金にしてはどうか。

　　区役所のまとめ

• 地域の方やこどもたち、企業を巻き込んでイベントを行うなど色々な話ができたと思う。皆さんや様々な活動主体が連携して、環境に寄与するようなことができていけたらと考える。

     委員の皆様からのご質問

• 修成学園と区役所の2者の締結と思うが、ここに共創という形で他の活動団体が入っていくことは可能か。

     区役所の回答

• 他の団体、企業と連携してイベントをするなど、一定の制約のある中ではあるが、様々な団体と繋がれたらと考える。