西淀川区長だより（令和5年9月）

   今年の夏は暑かったですね！私が小学生であった高度経済成長期には、光化学スモッグで校庭に出てはいけないという日はありましたが、休み時間になると夏でも汗をかきながらボール遊び等に興じたものでした。また「外で遊ぶ」ことのメリットは多くあるため、先生方も夏でも外で遊ぶことは奨励されていました。

　ところが、最近は最高気温が35℃以上の猛暑日も増え、外遊びは危険と言われるようになっています。大阪での猛暑日の年間日数のデータを見ますと1980年までは、ほぼ10日未満でした。ところが、それ以降、年々増加傾向にあり、2010年以降は20日を超える年が多くなってきています。地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代に突入したという要人の発言も出てきています。

　より良い環境を次世代に引き継ぐために、自発的・積極的な環境保全活動が不可欠です。2025年に開催される大阪・関西万博の目的はSDGsの推進であり、環境への取り組みも主要な課題です。当区におきましては、11月にSDGs啓発や地域活性化等のための「にしよどバル」を開催します。またSDGs取り組み宣言を行っていただく企業、店舗等にはSDGs取り組みステッカーを配付しています。皆さまの積極的な参加、よろしくお願い申し上げます。

西淀川区長 中島 政人