佃中学校の活動を取材しました
2026年3月1日
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全国初!中学生による”こども食堂支援寄付活動”
2026年1月、佃中学校の生徒会を中心に『モノ寄付』活動がスタートしました。この活動は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下むすびえ)と連携し、専門業者を通じて、こども食堂を支援する活動につなげる取組みです。
回収開始からわずか4日間で137冊もの本が集まり(撮影時点)、その後も目標の340冊に向けて現時点で270冊以上が集まっています。集まった本の査定額がむすびえに寄付され、全国のこども食堂を支えるさまざまな活動に活用されます。また、仕分けの過程で見つかった業者買取対象外の本は、幼稚園や病院など寄付先を広げるアイデアも生まれました。
今後はCDやDVDなど品目を拡大したいとの展望もあり、活動の幅は着実に広がっています。
~モノ寄付とは?~
ご自宅に眠るモノ(本やDVD・切手・はがき・貴金属など)を買取業者にお送りいただき、その査定金額(お金)がむすびえに寄付される仕組みです。
『モノ寄付』で届いたご支援は、むすびえを通じて全国のこども食堂を支えるさまざまな活動に活用されます。
~活動のきっかけ~
生徒会は、西淀川区ジュニア防災リーダーとして地域防災にも積極的に参加しています。その中でこども食堂の大切さと『モノ寄付』について知り、「自分たちのできることからやってみたい」と全校集会で呼びかけました。
生徒会長の初瀬陽向(はつせひなた)さん(2年生)は「この取組みをみんなで楽しくしたい」と語り、防災劇動画など新しい試みも発案しています。
生徒たちは「防災を通じ、協力し合える場を作りたい」「一人でも多くの力になりたい」と、今回の活動を通して“小さな行動”が誰かの役に立つ手応えを感じています。
大阪市立佃中学校 教諭 防災教育担当 近藤 克樹さんより
佃中学校では「思いでつながる防災」をテーマに、防災教育に⼒を⼊れています。防災においては「自助」「共助」「公助」の三つの視点が重要です。「自助」は自分の命を自ら守ることであり、避難訓練や日常生活の中で取り組んでいます。
今回、むすびえと連携して「モノ寄付」に挑戦したのは、自分たちのまちを自分たちで守る「共助」の新たな形として、地域の防災にアプローチするためです。
なぜ中学生が活動するのか。日中に災害が起きた時、保護者や兄姉は地域を離れていることが多く、中学生が地域を支えなければなりません。東日本大震災では中学生が小学生の手を引いて避難し、多くの命が救われた例があります。佃中が連携している輪島中学校の生徒も、避難所運営で活躍しました。中学生が社会貢献や防災活動に関わることで、「助けられる側」から「地域を支える側」へ成長していき、将来社会を担う人として必要な力を養うことにもつながります。
集まった本の買取金額は、こども食堂の活動を支える資金となり、地域の居場所づくりや防災にも役立てられます。本を通じて⽣まれた地域の絆が、いざという時に⽀え合える街づくりの礎となるでしょう。
今後も、佃中学校の挑戦にご期待ください!
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