子どもを虐待から守る決議
2024年12月3日
ページ番号:1616
平成16年3月26日可決
平成14年8月13日、本市立小学校に在籍する小学6年生男児が、衰弱により死亡し、本年1月、母親とその知人が虐待の疑いで逮捕されるという、非常に痛ましい事件が発生した。
また、本年1月には大阪府岸和田市で、中学生が父親らによる虐待の末、意識不明に陥るという事件が起きるなど、平成12年に「児童虐待の防止等に関する法律」が施行された以後も、虐待が原因で子どもの生命がおびやかされるという事件が後を絶たない。
このような事件を再び繰り返さないためには、早期発見が最も重要であることは言うまでもない。そのためには、学校関係者や児童福祉に携わるものなどが、常に重大な関心をもって、子どもの状況把握に努める必要がある。
よって本市会は、「児童虐待の防止等に関する法律」の趣旨を十分に理解し、学校、警察、行政、地域、家庭などあらゆる関係者が一体となって、児童虐待の早期発見・早期通告の徹底、および相談機能の充実を図るとともに、子どもを虐待から守り、子どもが安心して暮らすことができる社会をつくることを強く望むものである。
以上、決議する。
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