北朝鮮の核実験に抗議し核兵器廃絶と恒久平和を求める決議
2024年12月3日
ページ番号:1631
平成18年10月13日可決
世界の恒久平和は、人類共通の願いであり、我が国は、世界で唯一の被爆国として、これまでも非核3原則を国是として、核兵器の廃絶を求めてきた。
本市会においても、「平和都市宣言」など幾度となく平和に関する議決を行い、核実験の禁止と核兵器の廃絶を求め、平和への祈願を内外に表明しているところである。
こうしたなか、去る10月9日、北朝鮮は、国際社会が国連安保理議長声明の採択をはじめとした様々な取り組みにより自制を促してきた努力を踏み躙る形で、核実験を強行したことを表明した。
北朝鮮による核開発は、我が国の平和と安全に対する直接の脅威であると同時に北東アジア及び国際社会全体の平和と安全に対する重大な挑戦であり、今回の北朝鮮の核実験は、いかなる理由によるものであっても正当化の余地はなく、その無謀な暴挙は断じて許されるものではない。
よって本市会は、世界の恒久平和を実現するため、北朝鮮の核実験に対し厳重に抗議し、北朝鮮が直ちにすべての核兵器及び核計画を放棄することを強く求めるとともに、我が国政府においては、国連憲章第7章に基づく措置も含め、国際社会が結束した外交を展開し、平和的な解決を図られるよう強く求めるものである。
以上、決議する。
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