北朝鮮の核実験に抗議し核兵器廃絶と恒久平和を求める決議
2024年12月3日
ページ番号:38784
平成21年5月28日可決
世界の恒久平和は、人類共通の願いであり、我が国は、世界で唯一の被爆国として、これまでも非核3原則を国是として、核兵器の廃絶を求めてきた。
本市会においても、「平和都市宣言」など幾度となく平和に関する議決を行い、核実験の禁止と核兵器の廃絶を求め、平和への祈願を内外に表明しているところである。
こうした中、去る5月25日、北朝鮮は、国連安保理決議や六者会合の共同声明に明確に違反して、2回目の核実験を強行したことを表明した。
北朝鮮による核開発は、我が国の平和と安全に対する直接の脅威であると同時に、北東アジア及び国際社会全体の平和と安全に対する重大な挑戦であり、今回の北朝鮮の核実験は、近年の核廃絶の国際的な気運の高まりに逆行するもので、その無謀な暴挙は断じて許されるものではない。
よって本市会は、世界の恒久平和を実現するため、北朝鮮の核実験に対し厳重に抗議し、北朝鮮が直ちにすべての核兵器及び核計画を放棄することを強く求めるとともに、我が国政府においては、国際社会と連携し、北朝鮮に対する制裁を強めるなど、断固たる態度で解決を図られるよう強く求めるものである。
以上、決議する。
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