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令和6年度 天王寺区運営方針

2025年6月10日

ページ番号:625660

令和6年度 天王寺区運営方針

 運営方針の進捗管理を実施しました。その結果について、「アウトカム指標の達成状況(定量評価)」、「自己評価(運営方針全体の定性評価)」及び「今後の方針」に反映しています。(令和7年6月10日)

【目標(何をめざすのか)】

  • みんなの「思い」が区政に反映されているまち
  • 子どもが健やかに育ち、未来に向かって学べるまち
  • だれもが安全で安心していきいきと暮らし続けられるまち
  • 歴史的・文化的資産を活かして多くの人が集いにぎわうまち
  • つながり合い、支え合い、助け合うまち

【使命(どのような役割を担うのか)】

  • より区民に身近な立場から「ニア・イズ・ベター」を徹底し、地域の特性に応じた施策・事業を展開する。
  • 持続可能な財政運営を図るために、選択と集中を進め、子どもたちの健やかな成長と教育に必要なサポート、支援を要する人への福祉の強化を図るとともに、災害対策への予算の重点配分を行う。

【令和6年度 区運営の基本的な考え方(区長の方針)】

  1. 区内人口の約半数が子ども・子育て世代であり、また区民の教育意識も高く、多くの学校園が集積していることから、これら地域特性を活かした子育て・教育施策に取り組み、安心して子育てができる環境づくりを進め、子どもが健やかに育ち、未来に向かって学べるまちをめざす。
  2. 区内65歳以上高齢者の4割が独居世帯であり、急病時や災害時の孤立化などが懸念されることから、これまでの地域の見守り活動とも連携を図りながら見守りを推進するとともに、交流機会の充実を図る。また、健康でいきいきと暮らせるまちをめざし、区民自らが自身の健康に関心を持ち、各種健診や運動に対する意識の向上が図られるよう、健康増進に向けた取組を展開する。
  3. 各地域において近年のマンション建設に伴う新旧住民の交流や若手世代への地域活動の広がりや、身近な地域のコミュニティづくりはまだ十分ではないことから、地域一体となった地域課題の解決、地域活性化に取り組む「地域活動協議会」運営支援に取り組む。また、上町断層帯地震等が発生すると大きな被害を受けると想定されることから、区民一人ひとりの「防災力」の強化による自助力の向上を図るとともに、数多いマンションに特化した防災対策の強化や、地域・協力企業などとの連携による共助力の強化に取り組み、地域の力を結集して「防災力」の向上に取り組む。また、特定空家等の発生を未然に防ぐための対策について周知、啓発を行うほか、街頭犯罪認知件数が依然として多いことから、防犯対策の強化にも取り組む。
  4. 地域の方々に魅力発信につながる取組を展開していただけるよう活動しやすい体制づくりに継続して取り組むとともに、天王寺の豊富な歴史的・文化的資産を活かし、地域の取組と連携することで、まちのにぎわいと活力の創出に取り組む。

重点的に取り組む経営課題

【経営課題1 子どもが健やかに育ち、未来に向かって学べる環境づくり】

【課題認識】

  • 不安や悩みを抱える子育て世帯が増え続け、その内容も複雑多様であることが課題となっていることから、専門知識をもった職員による相談体制を維持する必要がある。
  • 不登校などの行動は、発達障がいなどのこどもの要因や家庭内の関係性の要因が複合的に重なり合って表れたこどもからのSOSである。それらの要因を改善・解消するため、こどもとその保護者自身に対して、より効果的な支援策に取り組む必要がある。
  • 子育て世代の転入者が増加していることから、引き続き、保育所の待機児童対策に取り組む必要がある。
  • また、学力面においては、学力の二極化が懸念され、学力に課題がある子ども、また精神面で不安を抱える子どもは多いことから、支援が必要な子どもに対する、学習面だけではなく精神面も含めた、よりきめ細かな支援が課題となっている。
  • 外国からの編入児童・生徒等が急増している中、日本語の習得が十分でなく、学校園等における対応が難しい場面が生じている。
  • 子どもが通塾や習い事などで多忙であり、社会体験活動へ参加する機会が少なくなっている。

【主な戦略(課題解決の方策)】

  • 専門知識を持った職員による各種相談体制や子育て支援施設・サービスの提供
  • 潜在的な虐待の可能性の発見と予防の強化及び虐待事案へのより速やかな対応
  • 発達が気になる子どもと保護者対象の学習や交流の場の提供、発達障がいに対する理解促進
  • 不登校児童及びその保護者を対象とした家庭訪問による相談支援
  • 多様なライフスタイルで子育てできる保育サービス等の充実
  • 小学生を対象とした海外の文化への理解を深める取組
  • 学力や精神面で課題を抱える子どもに対する支援と、基礎学力の向上、学習習慣の定着を図る取組
  • 外国人児童等へのコミュニケーション支援を図る取組
  • 天王寺区ジュニアクラブを通じて地域活動に取り組む区民などと協働した、子どものころから様々な経験を積む社会教育機会の提供

【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】

  • 区民アンケートで「子どもが健やかに育ち、未来に向かって学べる環境づくりが進められていると感じる」と回答した区民の割合→令和8年度までに70%(令和5年度:65.1%)

【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】

<令和6年度実績と達成状況>

56.9%:B

<前年度実績>

65.1%

【経営課題2 気にかける・つながる・支えあう地域福祉】

【課題認識】

  • 要援護者や独居高齢者等のうち名簿の地域への提供について、同意を得られた方の割合は、25.2%(令和4年度末)と全体の半分以下の水準となっており、当該事業への理解と周知・啓発の推進、同意を得られる方の増加を図る取組が課題となっている。
  • 複合的な課題を抱えた世帯の増加や地域コミュニティの希薄化が進む中、地域の高齢者、障がい者等の孤立化を防ぐ取組が必要である。
  • また、要介護認定者数は増加〔令和4年度3,866人(5年間で約10%増)〕している。
  • がん検診の受診率は増加傾向にあるものの市平均を下回る種別〔胃がん:令和4年度1.9%(大阪市2.1%)、大腸がん:令和4年度3.7%(大阪市 3.9%)、肺がん:令和4年度2.8%(大阪市 3.3%)〕がある。
  • こうしたことから、継続した健康保持増進の取組の強化についても課題となっている。

【主な戦略(課題解決の方策)】

  • 見守りが必要な独居高齢者等の生活や体調の異変を早急に察知して対応する見守り体制の構築
  • 避難行動要支援者名簿のうち、同意の得られた要援護者に対する地域における平時の見守りと災害時の避難支援への備えの強化
  • 「地域福祉コーディネーター」の配置により、福祉の情報提供や相談対応を行う場を地域に作ることで、高齢者、障がい者等の孤立を防ぐ取組の強化
  • 高齢者を中心とする地域の通いの場の拡大に向けた支援の実施
  • 健康保持増進の取組を行うきっかけ(がん検診の受診勧奨など)の提供

【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】

  • 要援護者や独居高齢者等のうち、名簿の同意を得られた方の割合→令和8年度までに50%【重点目標】(令和5年度:24.7%)
  • 区民アンケートで「健康に関する取組を行っている」と回答した区民の割合→令和8年度までに80%(令和5年度:83.5%)

【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】

<令和6年度実績と達成状況>

  • 要援護者や独居高齢者等のうち、名簿の同意を得られた方の割合 23.8%:B
  • 「健康に関する取組を行っている」と回答した区民の割合 73.8%:B

<前年度実績>

  • 要援護者や独居高齢者等のうち、名簿の同意を得られた方の割合 24.7%
  • 「健康に関する取組を行っている」と回答した区民の割合 83.5%

【経営課題3 大きな公共を担う活力ある地域社会づくりと地域の力を結集した「防災力」向上の取組】

【課題認識】

<地域社会づくり>

  • 区民アンケートで「身近な地域でのつながりに関して肯定的に感じている」と回答した区民の割合は40.4%(令和5年度区民アンケート)にとどまっている。地域活動については、近年のマンション建設の増加に伴う新しい住民や若手世代への広がりが課題となっており、また地域活動協議会の自律運営に向けた事務処理や活動の担い手の育成・確保なども十分とはいえない状況。

<防災>

  • 「自助」の取組に関しては、区民アンケートで「非常準備品を用意している」と回答した区民の割合は47.9%(令和5年度区民アンケート)、区民アンケートで「家具の転倒対策をしている」と回答した区民の割合は53.2%(令和5年度区民アンケート)であるが、一人でも多くの区民の皆さんに災害に関する知識を身につけ、必要な対策をとっていただけるよう「防災力」の向上に向けた啓発が課題。また、マンションなど災害に強い建築物に居住している区民に向けては、感染症防止対策の観点も踏まえ、在宅避難の働きかけとそのノウハウの周知も重要。
  • 「共助」の取組に関しては、過去の災害で多くの高齢者や障がい者が犠牲となったことから、災害時に支援が必要な方々の個別避難計画の作成を進めるとともに、地域における自主防災組織の育成支援を行うことなどにより、「防災力」の向上を図っていくことが課題。
  • また、「公助」の取組に関しては、地域防災リーダー(災害救助青年部)や地域の自主防災組織を担う方々と連携し、定期的に防災訓練を行い、住民相互の助け合いにつながる取組を継続的に行っていく必要がある。
  • 台風や地震などの災害時に被害を拡大する恐れがある特定空家等の増加を抑制し、是正する必要がある。

<防犯>

  • 区民アンケートで「区役所の防犯の取組が効果的であると感じる」と回答した区民の割合は79.0%(令和5年度区民アンケート)と目標の8割に近いものの、子ども犯罪被害は毎年発生し、放置自転車台数も下げ止まりとなっており、引き続き子どもの安全安心の確保、だれもが安全で安心して通行できる道路の確保に向けた取組が必要となっている。

【主な戦略(課題解決の方策)】

  • 広報紙を活用し、身近な地域における「声かけ」「見守り」「助け合い」「支え合い」の大切さを伝え人と人とのつながりづくりを促進
  • 近所に住む人同士が集まり福祉や防災といった身近な課題に気付き日常から顔見知りになりつながっていることの大切さを感じてもらえるよう防災訓練などの機会を捉えた啓発
  • まちづくりセンターと連携し、地活協のめざすべき姿に向けて地域の実情に即したきめ細かな支援を行い仕組みの定着を図ることでより多くの住民参加による自律的な地域運営を実現
  • 被災しても自宅または避難所で安心して生活できる環境および住民相互の支援体制の整備
  • マンション住民をはじめ区民に向けた減災のための取組強化
  • 空家等の適切な維持管理や権利関係の整理の重要性、区役所の空家対策の取組について周知、啓発
  • 防犯カメラや青色防犯パトロール車による巡回などの取組
  • 区民との協働および関係局との連携による区内の鉄道駅周辺の放置自転車台数削減

【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】

  • 区民アンケートで「身近な地域でのつながりに関して肯定的に感じている」と回答した区民の割合→令和8年度までに70%以上(令和5年度:40.4%)
  • 区民アンケートで「非常準備品を用意している」、「家具の転倒対策をしている」と回答した区民の割合→令和8年度までに世帯数の70%(令和5年度:非常準備品47.9%、家具の転倒対策53.2%)
  • 特定空家等について、増加を抑制(令和3年3月末現在の5件を維持)し、解体や補修等による是正件数3件以上
  • 区民アンケートで「区役所の防犯の取組が効果的であると感じる」と回答した区民の割合→令和8年度までに80%以上(令和5年度:79.0%)

【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】

<令和6年度実績と達成状況>

  • 「身近な地域でのつながりに関して肯定的に感じている」と回答した区民の割合 36.9%:B
  • 「非常準備品を用意している」と回答した区民の割合 60.4%:B
  • 「家具の転倒対策をしている」 と回答した区民の割合 44.2%:B
  • 特定空家 7件 是正件数 1件:B
  • 「区役所の防犯の取組が効果的であると感じる」 81.8%:A

<前年度実績>

  • 「身近な地域でのつながりに関して肯定的に感じている」と回答した区民の割合:40.4%
  • 「非常準備品を用意している」と回答した区民の割合:47.9%
  • 「家具の転倒対策をしている」と回答した区民の割合:53.2%
  • 特定空家 7件 是正件数 0件
  • 「区役所の防犯の取組が効果的であると感じる」と回答した区民の割合:79.0%

【経営課題4 歴史的・文化的資産を活かした積極的な魅力発信による地域の活性化】

【課題認識】

  • 現状では区民アンケートで「天王寺区の魅力発信・観光振興ができていると感じる」と回答した区民の割合は62.8%(令和5年度区民アンケート)と目標の8割には満たない水準にある。
  • 歴史的・文化的資産を活かしたこれまでの取り組みに加え、新たな視点からも天王寺区の魅力を掘り下げ、発信していく必要がある。
  • 新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行以後は地域住民・地域団体・企業・学校園等によるイベント等が再開されており、こうした取り組みを区として連携・支援していくことが必要。
  • 令和7年には、2025年大阪・関西万博が開催されると同時に天王寺区制100周年を迎えることから、両者を効果的にPRすることが重要。

【主な戦略(課題解決の方策)】

  • てんのうじ観光ボランティアガイド協議会と連携した講演会やまち歩きなどによる歴史的・文化的資産の発信に加え、万博を契機とした、新たな視点から区の魅力を発信する展示会、講演会の開催により、区の魅力発信を強化
  • 区内に多くある学校園と連携してにぎわいづくりや地域活性化を促進
  • 区民、事業者の参加・参画によるPR等の実施により、2025年大阪・関西万博と天王寺区制100周年の機運の盛り上げを促進

【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】

  • 区民アンケートで「天王寺区の魅力発信・観光振興ができていると感じる」と回答した区民の割合→令和8年度までに80%以上(令和5年度:62.8%)

【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】

<令和6年度実績と達成状況>

52.9%:B

<前年度実績>

62.8%

自己評価(運営方針全体の定性評価)

(経営課題1について)

  • 複雑多様化する子育て世帯における不安や悩みに対し、各種情報の提供とともに専門知識を持つ職員による各種相談機会等を提供しているが、内容・案件数ともに、現在の課題解決の方法の継続した実施が必要と認識している。
  • 不登校児童については、当該児童と保護者を対象とした家庭訪問による相談支援を行っているが、本件についても継続した取り組みが必要な状況であり、区の子育て支援・学習支援等の取組について積極的な周知を行うとともに、支援が必要な子ども・保護者を関係機関につなげる取り組みも継続する必要があると認識している。
  • 児童・生徒数等の増加が顕著な外国からの編入については、教育委員会において過年度までに構築された支援体制に加え、区としても外国語サポーターを派遣している。区政会議で学校現場におけるコミュニケーションに関する懸念が示されたことと同様に、区としても環境の変化や急速なニーズの増加を重く受け止めている。またこの傾向は当区のみに限定されないため、区長会議部会等においても課題認識を共有し、対応策を検討する予定である。一方教育委員会事務局において来年度より学習者用端末に各人が導入可能な「AI(機械)翻訳システム」の導入を開始し、これまでの人材による支援に加えICTによる補完・強化に取り組み始めるため、双方の取り組みによる効果や現場の意見を区としても適時・丁寧に把握し、改善に向けた教育委員会との意思疎通には力を注ぎたい。
  • 社会体験活動への参加については、主な戦略のとおり、天王寺区ジュニアクラブをはじめとした関連事業実施による機会提供に取り組んだ。中でもジュニアクラブにおいては計5回の機会提供に取り組み、令和6年度の会員登録者153名が各回で11~60名参加し、延べ201名の会員の参加に繋がった。一方で、社会体験活動への参加機会の多様化も認識することから、今後、類似する取り組みについて整理する必要性を感じている。

(経営課題2について)

  • 要援護者や独居高齢者等に対して避難行動要支援者名簿への掲載同意に努めているが、目標を下回っている状況にあり、区政会議においても、さらなる周知が課題であるとの意見が出ている。令和5年度より新たに地域福祉コーディネーターを配置し、福祉の情報提供や相談対応等を行う場を地域に作ることで見守り体制の強化に努めたが、今後も複合的な課題を抱えた世帯の増加や福祉コミュニティの希薄化が進む中、地域の高齢者、障がい者の孤立化を防ぐ取組の推進、及び周知が必要である。

(経営課題3について)

  • 身近な地域でのつながりについて、区政会議においても「町会に入っている、いないにかかわらず、つながりというのは大切という認識がある」「独居見守りに町会というものが大事なファクターだと考えている」という意見を得た。区内各地域での様々な行事を通して地域とのつながりを感じる機会が増えていると思われるが、幅広い世代への地域活動の広がりが十分ではなく、区民の地域活動への関心や関与を高める方策を検討する必要がある。
  • 区民の災害への備え(自助)や地域の防災対応力(共助)の向上をめざし、学習会や出前講座の開催にとどまらず地域イベントなど様々な機会をとらえ啓発を進めたが、非常準備品の用意率や家具の転倒対策率は依然として十分ではなく、区政会議においても、能登半島地震におけるトイレ問題など、具体的に危機感を持ってもらえるような広報が有効ではないかとの意見が出ており、防災を自分ごととして捉え、行動に移すための啓発の方策を検討する必要がある。

(経営課題4について)

  • 区制100周年を効果的にPRするため、「天王寺と博覧会(区制100周年プレイベント)パネル展・講演会」開催等の取り組みを多くの往来のある駅ターミナルビルで行った。また、区制100周年の区民参加事業として、「天王寺みらいプロジェクト」では、区内中学生と連携し「ももてんちゃん100周年バージョン」を作成したほか、「もりあげ隊」による3事業が実施段階に入っており、広報紙やHP・SNS等による情報発信強化に努めている。これらの取り組みは引き続き次年度も継続していく。
  • 一方、区政会議では、とりわけ区制100周年のさらなる周知が必要とのご意見があったことに鑑み、令和7年度の大きな機会となる区制100周年と大阪・関西万博に関する情報発信を強化するべく、大阪・関西万博大阪ウィーク秋での同テーマにおける情報発信の準備を進めている。

今後の方針

(経営課題1について)

  • 区の子育て支援・学習支援等の取組みについてSNS等も積極的に活用し周知を行うとともに、こどもサポートネットなどの取組を通じて支援を要するこども・保護者を着実に支援につなげる。
  • 専門相談員等による情報提供と相談はもとより、発達が気になるこどもと保護者対象の学習や交流の場の提供、不登校児童への家庭訪問、外国人児童等へのコミュニケーション支援等、子育てに特に不安がある家庭への支援を充実させる。
  • 地域活動に取り組む区民等と協働し、子どものころから様々な経験ができるように社会教育機会を提供し、またその活動について周知・広報を行う。

(経営課題2について)

  • 高齢者等見守り支援事業についての認知度、および同意を得られる方の増加を図るため、委託事業者(区社協)に設置している見守り相談室と連携し、今後も積極的かつ効果的に周知・広報活動を行う。また、地域役員や民生委員、地域の活動者から得た情報を生かし、見守り登録へつなげる。

(経営課題3について)

  • 日常からの顔見知りづくりの大切さを感じてもらえるよう、効果的な広報・啓発に取り組み、身近な地域における人と人とのつながりづくりを促進する。
  • いつ起きてもおかしくない災害に備え、“命を守る”自助、共助力の向上は喫緊の課題であり、区内の多くを占めるマンションに特化した防災対策「マンション防災」の強化や、地域・協力企業などとの連携による共助力の強化に引き続き取り組むとともに、個別避難計画の作成や防災訓練等の機会を通じて緊急時に助け合える“地域のつながりづくり”に取り組むなど共助を促進する。

(経営課題4について)

  • 豊富な歴史的・文化的資産を活かしつつ、区制100周年及び大阪・関西万博を契機に、天王寺区の魅力がより伝わるようなPR活動及びイベント等を実施することで、区の魅力発信について、より強化していく。

令和6年度 天王寺区運営方針(令和7年6月10日更新)

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策定経過

過去の天王寺区運営方針

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大阪市天王寺区役所 企画総務課事業戦略室 事業戦略グループ

〒543-8501 大阪市天王寺区真法院町20番33号(天王寺区役所6階)

電話:06-6774-9910

ファックス:06-6772-4904

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