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日本画家・森 琴石(もり きんせき)

2009年3月16日

ページ番号:865

 天保14年-大正10年 (1843-1921)

 有馬温泉の老舗旅館「中の坊」に生まれ、3歳で大阪の森家の養子となる。鼎金城(かなえきんじょう)と忍頂寺静村(にんちょうじせいそん)に南画(文人画)を学び、明治初期、東京で高橋由一(たかはしゆいち)に洋画の教えを受けた。大阪に戻り、明治・大正の大阪画壇の指導者として、また銅版画家としても活躍した。「九十七時二十分間月世界旅行」(ジュール・ベルヌ著)の挿絵も描いた。明治33年頃から亡くなる大正10年(1921)まで北区北野高垣町 (現:北区太融寺町)に住む。

 

「九十七時二十分間 月世界旅行」挿絵

「九十七時二十分間 月世界旅行」挿絵
(神戸市立博物館所蔵)

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