個別避難計画の作成を進めています
2025年1月10日
ページ番号:636867

個別避難計画を進めています
大阪市では、各地域の自主防災組織を中心に、災害時に自力での避難が難しいと思われる方のうち、特に支援が必要な方(避難行動要支援者)の生命・身体を守るため、一人ひとりの避難場所等をあらかじめ決めておく「個別避難計画」の作成支援に取り組んでいます。

個別避難計画とは
災害が発生した時に、要援護者一人ひとりに対しての避難を支援することができるよう、要援護者の状況や避難先、避難を支援する方などを記載したものです。平常時では、作成した個別避難計画をもとに避難の支援方法について考えることや、避難訓練を実施する等で活用します。
※避難支援は地域の支え合いに基づき行うものであり、個別避難計画を作成いただいた場合でも避難支援を行うことができない場合があります。

要援護者とは
災害発生時にひとりでは安全な場所に避難することが困難な次の方々を要援護者としています。
- 介護が必要な方:要介護3以上、要介護2以下で認知高齢者の日常生活自立度Ⅱ以上
- 日常生活に支援が必要な方:身体障がい1級・2級、知的障がいA、精神障がい1級、視覚障がい・聴覚障がい3級・4級、音声・言語機能障がい3級、肢体不自由(下肢・体幹機能障がい)3級
- 医療装置が常に必要な方:医療機器等への依存が高い難病患者

個別避難計画を作成しましょう
災害に備えて、避難行動要支援者や家族、日常地域で関わりある方などで災害時の対応等を話し合い、個別避難計画を作成しましょう。個人での作成が難しい場合は区役所が作成の支援を行います。作成した個別避難計画は避難行動要支援者や避難支援等実施者、関係者の同意を得て、区役所へ提出してください。

災害発生時の避難支援の流れ
【STEP1 災害発生】
避難支援等実施者は、災害発生時、まずはご自身・ご家族の身の安全を確保します。
【STEP2 計画内容の確認】
避難支援等実施者は、保有している個別避難計画に記載された内容を確認します。
【STEP3 避難誘導・引継ぎ】
避難支援等実施者は、避難行動要支援者への電話や訪問等にて安否確認を行い、避難の必要があれば、状況に応じご近所の他の方の協力を得たり、その方の緊急連絡先に連絡するなど引継ぎを行いながら、避難行動要支援者を計画に記載された情報をもとに、安全な場所へ避難誘導できるようにします。

日常のそなえ
避難行動要支援者は、日頃から避難支援等実施者やご近所の方とコミュニケーションを取り、地域の皆さんと顔の見える関係づくりを心がけるとともに、自身の安全を確保するため、できるだけ災害時の対応などを話し合います。
被害を最小限に抑えるため、日頃から顔の見える関係づくりに努めていただくなど、安心して暮らせる地域づくりにご協力をお願いします。

中央区個別避難計画様式等
個別避難計画様式等
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このページの作成者・問合せ先
大阪市中央区役所 保健福祉課保健福祉グループ
〒541-8518 大阪市中央区久太郎町1丁目2番27号(中央区役所4階)
電話:06-6267-9857
ファックス:06-6264-8285