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職種紹介A Job in OSAKA CITY

事務行政

デジタル統括室

市民QoLと都市力の向上をめざしDXを推進

執務室
行政オンラインシステム

業務内容

「Re-Designおおさか」をコンセプトに、データやデジタル技術の活用を前提として、サービス利用者の目線で、行政サービスのあり方を見直し、社会環境の変化に的確に対応していくため、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の司令塔として、各区・局・室のDXの推進支援やデジタル環境整備などの業務を行っています。

進行中のプロジェクトなど

行政手続きのオンライン化による市民サービス向上やテレワーク基盤の整備などの業務効率化を進め、スマートシティの形成に向けた都市インフラのデジタル化の推進などにより、電子自治体推進度では国内で上位の評価を受けています。本格的な人口減少社会となる2040年頃を見据え、令和5年3月に【「ワクワクとあんしん。カオスとスマート。リアルとデジタル。」ハイブリッドな大阪はおもろい。】をテーマに「Re-Design おおさか~大阪市DX戦略~」を策定しました。今後も“Re-Design”を合言葉に、デジタル社会に相応しい行政スタイルへの変革を進め、市民のQoL(生活の質)の向上と都市力の向上をめざします。

求める人材像

デジタル技術は社会全体の重要なインフラとなっており、日々の生活や仕事においてスマートフォンやパソコンなどのデジタル機器やインターネットは欠かせない状況です。これまでのデジタル技術とともに新しい技術にも関心を寄せ、それらを行政サービスの中にどのように取り入れ、どのように市民サービスの向上に貢献できるのか?という想像力を働かせ、既存の手法や考え方にとらわれず、さまざまな課題に対してチャレンジできる人材を求めます。

事務行政

城東区役所/市民協働課/
市民協働担当

人と人がつながるコミュニティ豊かなまちに

城東まつり
キャンドルナイトin城北川

業務内容

当課では市民の方と協働しながら、地域活動の活性化に努めています。施策としては、地域活動協議会支援・各種地域のスポーツ・文化活動団体と協働した事業実施や団体への協力支援・生涯学習の推進・人権を尊重したやさしいまちづくり・青少年の健全育成など多様な事業を実施しています。更なる魅力づくりを進め城東区を発展させ、区民の皆さんが安心・安全で居心地良く暮らせるまちを目指し業務を進めています。

進行中のプロジェクトなど

区民と協働した具体的なイベントとしては、城東まつり・二十歳のつどい・区内中高生吹奏楽フェスティバル・生涯学習フェスティバル・各種区民スポーツ大会・地域資源を活用したプロジェクト「アイラブ城北川イベント『キャンドルナイトin城北川』」・人権啓発事業(夏休みこども映画会、地域人権学習会、人権サミット)など、すべての年代を対象としたイベントを年間を通じて実施しています。

求める人材像

上司や先輩、同僚職員と活発に意見交換を行いながら業務を行っている職場です。また、市民や地域活動団体、学校などと協働しながら事業を企画運営していく仕事ですので、組織内での連絡・調整だけでなく、市民や各種団体との連携・協議が必要不可欠です。親切丁寧、細やかな気配りをもって、コミュニケーション力を発揮できる総合的な企画・対人能力が必要であり、バイタリティをもって課題に取り組んでいける姿勢が求められます。

事務行政

危機管理室/危機管理課

市民とつくる、防災・減災都市、大阪

被災地(輪島市)への職員派遣
災害対策本部設置訓練

業務内容

平時は大阪市・市民・事業者それぞれの防災・減災力の強化向上に努め、発災時は災害対策本部等の中核として市長の補佐・支援を行います。また水害ハザードマップの作成・周知や避難施設の確保、帰宅困難者対策をはじめ、区と連携した地域防災力の向上の支援も重要な仕事です。さらに、防災アプリの運用を強化し、市民への的確で迅速な情報発信を行う等、災害に強いまちをめざしています。

進行中のプロジェクトなど

南海トラフ巨大地震に伴う津波に対しては一定期間、安全・安心な生活を営むことができる避難行動計画を策定しています。また府市連携して、避難所生活者数53万人の3日分へ対応する備蓄物資を確保し、他の自治体との相互応援協定にも取り組みます。令和6年能登半島地震に対しては、現地での情報連絡体制、避難所運営等の支援を行い、少しでも早い被災地の復旧に努めています。

求める人材像

自然災害に備えるため各所属と連携・調整しながら、防災訓練・防災啓発を行い、大災害発生時は災害対策本部員として災害対応を行います。また、他都市が大災害に見舞われた時は復興支援を行うなど、災害に関する様々な状況に対応するため、災害に関する知識、災害時の柔軟な対応・調整能力が必要となります。このようなスキルを積極的に習得する意識の高い人材を求めます。

事務行政

中央卸売市場

食いだおれの街の食の安全・安心を担います

市場まつり(東部市場55周年)
南港市場施設設備更新後のパース

業務内容

野菜、果実、水産物、食肉類などの生鮮食料品等は、日常の食生活に欠かせません。中央卸売市場は、生鮮食料品流通において中心的な役割を担い、産地からの計画的な集荷をはじめ、公正な値ぎめを通じて、消費者への安定した供給に取り組んでいます。3つの中央卸売市場(本場・東部市場・南港市場)の管理や維持も行いながら「食いだおれの街」大阪の食の安全・安心を担います。

進行中のプロジェクトなど

中央卸売場ではX(エックス)による情報発信に加えて、本場及び東部市場では、5年毎に周年事業の一環で市民開放型のイベントも開催し市場のPRに取り組んでいます。また、必要に応じ市場施設設備の整備(南港市場整備事業など)を実施。施設の状況を管理し、機能を維持・強化することで、「食いだおれの街」大阪の食の安全・安心を担います。

求める人材像

生鮮食料品の流通に興味のある方(食材の旬やおいしい食べ方、珍しい品種など、業務を通じて生鮮食料品に詳しくなれます)。コミュニケーション能力に自信のある方。またはコミュニケーション能力を向上させたい方。チームで取り組む業務に従事したい方(課題解決に向けて、チームで対応する機会が多いです)。そして前例や慣行にとらわれず、積極的に取り組める方を求めています。

都市建設[主に土木]

大阪都市計画局
計画調整局

市内各地で展開される魅力あふれるまちづくり。

うめきた完成予想図(提供:グラングリーン大阪開発事業者)
新大阪における3D都市モデルを活用したまちの空間づくり検討

業務内容

2024年9月の先行まちびらき及び2027年度の全体まちびらきをめざしてインフラ整備や民間開発が進む「うめきた2期区域」、リニア中央新幹線等の全線開業による世界有数の広域交通ターミナルのまちづくりをめざす「新大阪」、地域の特性を活かし、エリアにふさわしい魅力ある拠点の形成をめざす「中之島」や「御堂筋」など、私たちは、市内各地でプロジェクトの計画策定、計画実現に向けたインフラ整備及び民間開発誘導の促進、整備後のまちの運営に関する調整などを担っています。

進行中のプロジェクトなど

「うめきた2期区域」のまちづくりでは、基盤整備として、JR東海道線支線地下化・新駅設置事業、土地区画整理事業、都市公園整備事業を進めています。2023年3月には大阪駅(うめきたエリア)が開業し、特急「はるか」「くろしお」が地下ホームに乗り入れることで、関西空港・和歌山方面とのアクセスの改善を図りました。現在、2024年9月の先行まちびらき及び2027年度の全体まちびらきをめざし、商業施設・ホテル・オフィスなどの民間開発及び道路・公園等の整備を関係者と調整しながら進めています。

求める人材像

主に、まちづくりの計画・立案に際して必要な都市計画全般に関する知識や、基盤整備事業などの推進に必要な鉄道や道路などの計画や設計に関する基礎的な知識の習得が望まれます。また、様々な人たちと、より良いまちづくりをめざすために、専門外の分野に対しても興味を持ち、柔軟に発想できる人材を求めます。

都市建設[主に土木]

建設局/企画部/
企画課(道路空間再編担当) 

道路空間の再編で、賑わいを創出。

御堂筋の側道歩行者空間化イメージパース
中之島通の歩行者空間化(公園化)完成

業務内容

市内の中心部を縦断に貫く御堂筋において、「御堂筋将来ビジョン」に基づき、御堂筋を車中心から人中心の道路へ転換を図るため、道路空間の再編を推進。再編によって創出された空間で人が賑わい、憩うことができる仕組みづくりを進めています。また、中之島通やなんば駅周辺の道路空間についても、人中心の空間に向けて再編を進めており、世界を引き付ける観光拠点として上質で居心地の良い空間の創出に取り組んでいます。

進行中のプロジェクトなど

御堂筋では、将来ビジョンの実現に向けたファーストステップとして、御堂筋の側道を歩行者空間化する整備を進行中。歩行者空間化(公園化)した中之島通の利活用を推進。さらに、なんば駅周辺では、(仮称)なんば広場が完成し、広場に接続するなんさん通りの空間再編を進行中。

求める人材像

好奇心旺盛で探求心が高い方、またチャレンジ精神を有する人材を求めています。

都市建設[主に土木]

建設局/道路河川部/河川課 

水の都・大阪、その発展のために。

南海トラフ巨大地震対策
東横堀川の整備イメージパース

業務内容

大阪市は、古くから付け替えや開削した川を交通路として利用するなど、「水の都」として川とまちが深く結びついて発展してきました。また、川は洪水や高潮などの災害からまちを守る働きがあるだけでなく、うるおいややすらぎを感じさせてくれる都市における魅力的な空間でもあります。河川課では、水害や災害まちを安全に守るための治水事業、道頓堀川の水辺遊歩道での親水空間や賑わいの創出などの水辺魅力向上事業を進めております。また、河川施設の適正な維持管理を行っています。

進行中のプロジェクトなど

危惧される南海トラフ巨大地震に備え、大阪府・市の港湾・河川部門が一丸となり、防潮堤や水門の耐震・液状化等対策や、老朽化が進む施設の維持・更新など、市民の安心安全を守る事業を推進しています。また、都心をロの字に囲む「水の回廊」を構成する道頓堀川における水辺空間の魅力向上事業に引き続き、東横堀川において、堤防の耐震対策とあわせて遊歩道や船着場を整備し、利用される皆様とともに公民連携を図りながら、水辺の魅力空間づくりを進めております。

求める人材像

行政における都市建設分野の業務は、まさに地図に残る仕事です。職員は政策論から事業計画、予算、設計、積算、災害対応など様々な部署・業務に携わることになります。個々の業務の関係性を理解できたとき、飛躍的に仕事が面白くなります。市民やまちづくり団体、建設・設計会社、国、府、役所内部でも多くの方と合意形成しながらの業務なので、コミュニケーション力のあり水辺の街づくりに興味のある人材を求めています。

都市建設[主に土木]

建設局/道路河川部/橋梁課

なにわ八百八橋を過去から未来へ継承する仕事。

設計コンサルタントとの打合せ状況
中之島周辺の橋の現地見学会を開催し、それぞれの橋の歴史や概要を紹介

業務内容

古くから「なにわ八百八橋」と呼ばれ市民に親しまれてきた大阪の橋。橋梁課では将来にわたっても安全・快適に利用していただけるよう、それぞれの橋の特性に合わせて、計画的に架け替えや補修事業を行っています。ソフト的な事業として橋のライトアップや広報活動なども実施。また2025年大阪・関西万博に向けて新橋を整備中です。

進行中のプロジェクトなど

高齢化した橋の対策として、土佐堀川に架かる端建蔵橋(大正10年完成)の架け替えや、2025年大阪・関西万博に向け、夢洲における高架橋などの新設事業が進行中です。今後は新技術の導入も図りながら、橋の維持管理業務のさらなる効率化もめざします。

求める人材像

前例にとらわれず自ら考えて行動できる人。橋に興味・関心がある人(構造・歴史・デザインなど)。

都市建設[主に土木]

建設局/下水道部/下水道課

歴史ある下水を守り、新たな浸水対策に挑む。

下水処理場の改築更新事業(海老江下水処理場)
淀川北部の浸水対策事業(大隅~十八条下水道幹線)

業務内容

重要なライフラインである下水道は、古くは豊臣時代の太閤下水を原型に整備した経緯により老朽化した施設が多く、施設の長寿命化や更新などの改築事業が必要です。また近年増加するゲリラ豪雨から守る浸水対策事業など、数多くの下水道事業を行っています。これらの改築事業や浸水対策事業などの「ものづくり」を、技術と設計で形作る業務を行っています。

進行中のプロジェクトなど

大阪市で最も古い下水処理場である「海老江下水処理場」において、水処理施設の改築に加え雨天時の汚濁負荷量削減など、高度な放流水質を実現するための施策を民間の技術力活用による効率化を図るため、PFI方式で実施しています。また、淀川北部の浸水対策事業として大隅~十八条下水道幹線など大規模なシールド工法を用いたトンネル工事を行っています。

求める人材像

利益を求めない仕事である反面、市民生活に欠かせない公共施設を創り守るという仕事を担えるという“やりがい”があります。市民のための仕事であるという志を持ち続け、自ら言葉を選び、専門的な知識・技術などを市民に分かりやすく表現しようと試行錯誤できる人材を求めています。

都市建設[主に土木]

建設局/淀川左岸線2期建設事務所/設計課

未来をつなぐ関西の環。

イメージパース
工事状況写真

業務内容

「大阪都市再生環状道路」の一区間を形成する淀川左岸線(2期)事業を行っています。竣工すれば近畿自動車道・阪神高速湾岸線などとともに高速道路の新たな環状ネットワークを担います。大阪市と阪神高速道路(株)が、共同で事業を推進。延長4キロに及ぶ道路トンネルと淀川の堤防が一体構造となる国内初の工事です。技術的課題のほか、環境への配慮など、課題解決に取り組んでいます。

進行中のプロジェクトなど

淀川左岸線に関しては、2025年大阪・関西万博開催時のシャトルバス等のアクセスルートとしても利用できるよう整備を進めています。共同事業者である阪神高速道路(株)をはじめ、鉄道事業者や施工業者など、事業にかかわる関係者が一丸となって、技術と知恵を絞り、ビッグプロジェクトの達成に向けて取り組みます。

求める人材像

ポジティブ思考でバイタリティのある人材を求めます。また、本事業はトンネル工事、橋梁工事、河川工事など幅広い工事が含まれ、関係者も多いプロジェクトであるため、土木に関する知識、コミュニケーション能力も役立つと思います。

都市建設[主に土木]

大阪港湾局

大阪都市圏の経済活動や市民生活を支える港

大阪港全景
コンテナ船の荷役

業務内容

四方を海に囲まれたわが国では輸出入貨物の99.6%が港湾を経由しており、港湾は私達の生活に必要不可欠な社会基盤の一つです。大阪市は大阪港の港湾管理者であり、「港の国際競争力の強化(国際コンテナ戦略港湾の取組みなど)」「防災・減災対策の強化(港湾・海岸施設の耐震化や老朽化対策、高潮対策など)」「臨海地域の活性化(夢洲における国際観光拠点の形成、クルーズ客船の誘致など)」に取り組んでいます。

進行中のプロジェクトなど

大阪港は、神戸港とともに「阪神港」として「国際コンテナ戦略港湾」に選定されており、国土交通省や港湾運営会社と連携し、国際競争力の強化を図るための施策(貨物を集める、新たな貨物の創出、港湾施設の機能強化、DX、GXなど)に取り組んでいます。また、大阪・関西万博やIR(統合型リゾート)を含む夢洲における国際観光拠点の形成に向けて、鉄道や道路等のインフラ整備に取り組んでいます。

求める人材像

大阪港は、大阪市にとどまらず、近畿圏の産業・経済活動や市民生活を支えており、やりがいの大きな仕事です。業務を進めていくにあたっては、国、港湾利用者、建設会社等、関係者が広範囲に渡りますので、積極性やコミュニケーション能力が求められます。また、港湾に求められる役割は社会経済情勢とともに変化しますので、新たな課題の発見やその課題の解決に向けてチャレンジできる人材を求めます。

都市建設[主に土木]

水道局/工務部/工務課

一刻も供給を止めない水道システムの構築を。

市内配水管布設工事
浄水場凝集沈澱池築造工事

業務内容

浄水場内にある凝集沈澱池や急速ろ過池等の土木構造物や、市内の道路部分に埋設された配水管の新設や更新に関する設計を行っています。日々の生活や都市活動を支える重要なライフラインとして、24時間365日絶えることなく安全な水道水をお届けするため、一刻も供給を止めない水道システムの構築を引き続き進めています。

進行中のプロジェクトなど

大阪市の水道は、125年を超える歴史を有し、これまで大阪市の発展に貢献してきましたが、長い歴史があるが故に、施設の老朽化が課題となっています。近い将来、南海トラフ巨大地震が高い確率で発生するとされており、早急な対策が必要です。このような状況を踏まえて、大阪市水道施設基盤強化計画を策定し、施設の耐震化を進めています。

求める人材像

水道は、河川から取水した水を浄水場で処理して、配水管を通してお客さまにお届けするため、守備範囲が広く、水理学をはじめ構造力学、土質力学、コンクリート工学など様々な技術や知識に加え、大局的な視点や柔軟な発想を持った人材を求めています。

建築

計画調整局/建築指導部/
建築企画課 

安全で住みよいまちづくりに貢献する

総合設計制度事例 新梅田シティ
仮設許可事例 大阪・関西万博

業務内容

建築基準法に基づく許認可制度の企画、実施により、建築物の安全・安心の確保や市街地環境の整備改善を図っています。例えば容積率や高さ制限について特例許可を行う「総合設計制度」により、これまでに大阪城公園の約1.3倍の公開空地(市民が利用できる歩道、広場等)を創出してきました。また土地所有者等が結ぶ、建築物の用途、意匠等の基準を定めた「建築協定」により、住宅地の環境改善や商店街の活性化に貢献しています。

進行中のプロジェクトなど

働き方改革の推進や、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、共同住宅に多様な生活様式に対応したテレワーク施設を設けた場合に容積割増を行う「テレワーク施設容積ボーナス制度」を、令和3年4月に創設しました。また、総合設計制度・建築協定等の許認可制度の積極的な活用や、2025年大阪・関西万博におけるパビリオンの仮設許可に関する業務を行うなど、快適で活気のあるまちづくりを進めています。

求める人材像

まちづくりに興味がある方。人とコミュニケーションをはかることが好きな方。チームで一つの業務を進めていくことに興味がある方。そして、建築法規の専門的な知識を身につけながら、自分のアイデアや創造性を仕事に活かしたい方を求めています。

建築

都市整備局/企画部/住宅政策課/
まちなみ環境グループ

建築物等を活かした都市・地域の魅力創出。

小学校での建築体験授業
修景補助建物:西川家長屋

業務内容

市内各所に存在する、"今も生き生きとその魅力を物語る建物"や"そのまちにとってかけがえのない建物"を活かした都市・地域の魅力創出に取り組んでいます。「生きた建築ミュージアム事業」では小学校での建築体験授業や、建物所有者をはじめ多くの方々と連携・協働して日本最大の建築一斉公開イベント等を実施しています。また「地域魅力創出建築物修景補助事業」では、外観修景に関する専門家相談や、補助等を行っています。

進行中のプロジェクトなど

毎年恒例の建築一斉特別公開イベント「イケフェス大阪」の開催協力や、こどもを対象とした「建築ワークショップ」の開催など、市民が直接生きた建築を体験できる機会の提供に取り組んでいます。また、建築物の修景(外観の特徴を活かした改修等)の促進により地域魅力の創出を図るため、修景相談や修景工事費補助を行うとともに、修景建物を活用した魅力発信等を行っています。

求める人材像

大阪のまちや建築に興味・関心があり、その魅力の継承・発信に意欲的に取り組むことができる人。地域との連携により新たな魅力を形として生みだすことができる人。 建築(計画、設計、構造、材料、施工、法規など)についての基礎的な知識を有する人を求めます。

建築

都市整備局/企画部(公共建築室)/
公共建築課/企画設計グループ

市民生活を支える公共建築づくり

大阪中之島美術館
水都国際中学校・高等学校

業務内容

区役所・スポーツ施設・学校・消防署・病院・図書館等の市民利用施設や、中央公会堂・大阪城等の文化・集客施設など、多種多様な公共施設整備の企画・設計業務を行っています。公共建築としてふさわしい品質・性能の確保に向け、市民・行政ニーズを的確に把握した上で、省エネルギー・省CO2化等の推進や耐震性能の確保、施設特性・周辺環境を考慮したデザインの導入に取り組んでいます。

進行中のプロジェクトなど

環境に配慮した学校施設の設計や、児童相談所の機能強化に伴うこども相談センターの移転建替えなど、市民生活を支える様々な建築プロジェクトが進行中です。また、大阪市の魅力を創造するプロジェクトとして、大阪城において豊臣期の石垣を公開展示する施設の建設工事を進めており、歴史の重層性を象徴する詰ノ丸石垣を公開展示することで、本物の歴史を体感できる施設の整備に取り組んでいるところです。

求める人材像

魅力ある公共建築の整備に向け、新しいことにチャレンジできる人。建築技術の向上と知識習得のために努力できる人。チームワークを大切にし、協力しながら責任感をもって取り組める人を求めます。

建築

都市整備局/住宅部/建設課

市営住宅を、もっと魅力ある「市民住宅」へ

建設工事
耐震改修工事

業務内容

建設課では約11万戸の市営住宅のうち、老朽化した住宅の建替えや住戸改善、耐震改修に関する設計や工事監理業務を主に実施しています。設計業務としては、配置計画から設計図書の作成、工事の発注まで行います。また工事監理では施工の各段階での検査などを中心に安全確保と品質管理を行います。市営住宅の事業計画の立案から完成まで幅広い業務に携わることのできる職場です。

進行中のプロジェクトなど

市営住宅においては、昭和40年代に建設され老朽化したストックの存在や、居住者の高齢化に伴うコミュニティの沈滞化などが課題です。市営住宅を多くの市民に支持される「市民住宅」として再編するため、耐震性の確保や長寿命化等を計画的に進めています。また、建替え余剰地や低未利用地への生活利便施設の導入、空家を活用したコミュニティビジネス活動拠点の提供など、地域のまちづくりに貢献する様々な取組みを進めています。

求める人材像

住宅や建築物の企画、設計、工事に興味・関心がある人。業務を通して専門的な知識を身につけながら、周りの職員と協力して業務を進めることができる人。市民や設計事務所、施工事業者等に対して丁寧かつ誠実に対応(説明)できる人を求めています。

電気・電子・情報

デジタル統括室

情報技術で行政を支え、変革をリードする。

WEB会議
DXイメージ

業務内容

行政運営に必要なデジタル基盤を安定稼働させつつ、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する基盤へと進化を図ります。また、デジタルの力で安心安全で便利快適なスマートシティをめざした技術研究、情報ネットワークをはじめテレワークやモバイルワーク、WEB会議など職員の働き方を支える基盤整備、クラウド基盤の開発、IoTやAI、データを活用したインフラ管理の企画など、情報技術を活用した業務を行います。

進行中のプロジェクトなど

大阪市では、デジタル社会にふさわしい行政スタイルへの変革(DX)を進めています。それを実現するためのシステム、ネットワークやクラウド基盤の整備をはじめ、IoTやAIを活用し、様々なデータを連携・分析することで新たなサービスを生み出すなど、都市・まちのDXとスマートシティの推進に積極的に取り組んでいます。民間企業や大学等と連携し、先端技術の社会実装に向けた実証事業の取組も進めています。

求める人材像

情報系の専門知識を持つ人材はもちろんですが、ICTに広く関心を持っている人材を特に求めます。ICTは、技術革新がとても速い分野です。常に新しい技術にも関心を寄せながら、どうすれば行政サービスの向上につながるか、効率的な業務ができるか、そんな課題に対し、トライ&ラーンでチャレンジしたい方は、ぜひ大阪市に!あなたのチャレンジが市民のWell-Being向上につながります。

電気・電子・情報

都市整備局/住宅部/建設課/
設備グループ

多くの市民に支持される市営住宅の実現へ

市営住宅外観
エレベーター

業務内容

市営住宅の建替えやエレベーター増築、耐震改修に伴う設備工事の設計及び監理が設備グループの主な業務です。業務は機械設備と電気設備に分かれており、それぞれ専門の技術職員が担当しています。いずれの担当でも、設計した内容を元に設計図書を作成し工事発注を行います。設計から工事監理までの一連の業務を行うため、担当した建物が形として残ることを実感できる仕事です。

進行中のプロジェクトなど

老朽住宅の建替えによる良質な住宅設備の整備・促進のほか、既存の住宅へのエレベーター設置などを進めています。居住者の高齢化が課題となっていますが、子育て世帯など幅広い入居募集対象者へ配慮した建築設備の導入を検討し、住みやすい市営住宅を整備していきます。暮らしの変化をとらえながら、新しい技術から生まれた建築設備について、性能、コスト、メンテナンス性、普及率等を考慮し導入を進めています。

求める人材像

市営住宅の設備工事の設計や監理を行うにあたって、建築設備に関する専門的な知識は必要ですが、知識は仕事を進める中で自然と身についていきます。身についた知識を有効に使うために、市民や周りの職員とのコミュニケーションを大事にできる人、自ら考え前例に捉われずに改革に向けチャレンジできる人を求めています。

電気・電子・情報

都市整備局/企画部/
ファシリティマネジメント課/
エネルギー管理グループ

施設の電気保安と省エネルギー化に貢献する

高圧受変電設備
照明器具LED化ESCO事業

業務内容

市が所有する自家用電気工作物の保安と建物の省エネルギー化が主な業務です。電気の保安業務では、電気主任技術者として電気設備工事の設計の確認や、施設管理者に高圧機器更新の提案を行います。省エネルギー化業務では、民間事業者のノウハウを活用して省エネルギー改修を行うESCO事業や、施設管理者への技術的な支援により運営コストを縮減し、建物を有効活用する取組(ファシリティマネジメント)を推進しています。

進行中のプロジェクトなど

大阪市では「ゼロカーボン おおさか」の実現に向けた全庁的な取り組みを進めています。エネルギー管理グループでは、民間事業者のノウハウを活用して省エネルギー改修を行うESCO事業により、本市が所有する建物の空調熱源機器の改修や、照明器具のLED化を行い、省エネルギー・省CO2化を推進しています。現在は、小・中学校約400校の照明器具をLED照明へ更新する大規模な事業が進行中です。

求める人材像

施設管理者に電気の保安や省エネルギー化に関するアドバイスを行いますので、コミュニケーション能力があり、自分が行ったアドバイスに対して責任感を持てる方を求めます。電気の保安業務では、事故を防止するための十分な知識や経験が必要になりますので、自らのスキルアップを目指す向上心が必要です。なお、電気の保安業務では、実務経験を積むことにより電気主任技術者の資格取得につながった人もいます。

電気・電子・情報

建設局/下水道部/設備課

快適な暮らしを支える下水道を守り受け継ぐ

25000kVA発電機
監視制御システム

業務内容

まちを浸水から守り、衛生的で快適な暮らしを支えている下水道。下水道の電気設備は、下水処理場の受変電や発電機といった強電、建築物の照明・防災設備やICT技術を活用した監視制御システム、降雨レーダー等の弱電・情報系と多岐にわたります。学んだ専門知識を活かしつつ新たな知識を学びながら、設計業務を通じて市民生活を支えていることにやりがいを感じています。

進行中のプロジェクトなど

ICT技術を活用し12か所の有人施設から55か所の無人施設を遠隔監視制御するための監視制御システムを構築しています。またゲリラ豪雨や台風による浸水被害を防ぐため、停電時もポンプの運転ができるように、イージス艦と同じエンジンを採用した大型発電機も設置し災害へ備えます。今後は万博の開催会場である夢洲に、大阪の未来発展につながる第一歩として、ポンプ場の建設を予定しています。

求める人材像

上司や先輩、同僚職員と活発な意見交換を行いながら、仕事に取り組んでいる職場です。電力、情報系、弱電と幅広く様々な知識を活用できます。仕事が人々の快適な暮らしの支えに貢献していることに、やりがいを感じることができます。課題を見つけ、目標を共有し、改革・改善へのチャレンジ精神をもって行動できる人材を求めます。

電気・電子・情報

大阪港湾局/計画整備部/
設備課/電気グループ

大阪港の活性化と防災・減災機能の充実

防潮扉の開閉状況監視
LED道路照明

業務内容

大阪港湾局は、大阪港の港湾管理者であり、港湾機能をはじめ、防災・減災機能の強化、臨海地域の活性化に向け取り組んでいます。臨港道路・緑地、上屋倉庫等荷さばき施設、防災施設として防潮扉の開閉状況を監視するシステムなどの施設を所管しています。電気職は、それらの施設の電気設備に係る整備の設計積算・工事施工管理、維持管理を行っており、多種多様な施設の電気設備と関わる事ができます。

進行中のプロジェクトなど

局所管施設の適切な維持管理の充実に向け、津波や高潮から市民の生命・財産を守るために必要な防潮扉や水門並びに浸水対策ゲートの整備・改修、防潮扉の開閉状況を監視するシステムの更新、臨港道路・臨港緑地、荷さばき地の照明や上屋倉庫等建物照明のLED化、老朽化した施設の電気設備(受変電設備、昇降機設備、消防設備など)の更新・補修などに取り組んでいます。

求める人材像

様々な施設の電気設備に興味を持ち、設計積算や工事監督業務をはじめ、設備の点検業務など、港湾局所管施設の建設・維持管理業務に携わりたい方。自ら何をすべきか考え、計画的に業務を遂行し、新たな業務にも積極的にチャレンジできる意欲のある方。明るくコミュニケーション力に優れ、誰とでも信頼関係が構築できる方を求めています。

電気・電子・情報

水道局/工務部/施設課

日常へ、いのちの水をさりげなく。

監視制御システム
太陽光発電設備

業務内容

水道局の使命は、淀川の水をきれいに浄水処理し、24時間365日絶やすことなくお届けすることです。電気職員の役割は、これらの水道設備に電気を供給するための「受配電設備」やコントロールするための「監視制御システム」などの建設(設計・工事監督)、運転管理、保全管理などを行うことです。建築物の配電・照明設備などに関する業務や、ICTを活用した事業の効率化・高度化業務など、様々な経験を積むことができます。

進行中のプロジェクトなど

水道局では、様々なデータとデジタル技術を活用し、新たなお客さまサービスの提供につなげるべく「水道DX」を推進しています。ICTを活用するための企業との共同研究にも積極的に取り組み、未来につながる技術を自ら開発するという姿勢で業務に臨んでいます。また、環境負荷の低減や災害時の停電対策、AI技術などによる監視制御システムの更なる高度化などにより人にも環境にもやさしい運営をめざしています。

求める人材像

チャレンジ精神を持っている方。自分の設計したもの・工事監督したものが、形になって稼働する様子が見たい方。地球環境に配慮した事業運営に貢献したい方。そして、様々なことに興味を持って取り組める方を求めます。お客さまのことを第一に考えて業務に臨む姿勢が大切です。業務を経験しながら知識を積み重ねることで資格(技術士など)の取得も目指せます。

化 学

環境局/環境管理部/環境管理課

環境アセスメントで、持続可能なまちづくり

専門委員会(令和5年11月)
大阪・関西万博会場パース(提供:2025年日本国際博覧会協会)

業務内容

大阪市は、大規模事業が多く集まる大都市であり、事業による環境影響を事前に回避・低減するため、環境アセスメントを行っています。事業者が予測した環境影響や対策について、住民などの意見を聞いたうえで審査し、学識経験者による専門委員会の審議を経て市長が意見を述べて更なる対策を求めます。市長の意見に際しては、専門委員からの意見を取りまとめることも重要な役割です。

進行中のプロジェクトなど

大阪・関西万博や統合型リゾート(IR)などの環境アセスメント案件が進行中です。大阪・関西万博では、市長が事業者に対し述べたSDGs達成の観点を取り入れた脱炭素や循環型社会、自然共生などの意見内容が事業計画に反映されるよう指導を行っており、国際イベントの環境配慮を通じて持続可能なまちづくりや社会の実現をめざしています。

求める人材像

環境影響評価には、環境濃度を予測する汚染物質の拡散シミュレーションをはじめとした専門的・技術的知識や、住民や学識経験者の意見を踏まえ、事業者に環境配慮を促す理解説明力、調整能力が求められます。そして、環境配慮を見据えた創意工夫や多様な価値観と高い志をもち、持続可能なまちづくりと大阪の成長に向かって挑戦しつづける人材が求められます。

化 学

建設局/下水道部/
施設管理課(水質管理担当)

あしたの水環境を、つくる、まもる仕事。

事業場への立入指導業務
水質分析業務

業務内容

市内河川の水環境が悪化しないよう、24時間365日稼働する市内12か所の下水処理場からの放流水質を測定し、下水処理の状況を確認しています。また効率的な水処理の手法を調査・研究し、そこで得た知見をもとに下水処理場の運転管理に反映し、新技術の開発・導入も行っています。さらに事業場排水による下水道管の損傷や下水処理への悪影響を未然に防ぐべく、事業場への立入調査により排水基準の遵守を指導しています。

進行中のプロジェクトなど

市内河川の汚れや大阪湾の富栄養化の原因となるりんや窒素などを放流水から削減するため、大部分の下水処理場では高度処理施設を導入しており、直近では、最新の技術である膜を使った水処理を始めています。また、水処理過程で発生した下水汚泥をバイオガスや固形燃料として有効活用も行っており、下水道が有する資源や新技術を活用し、カーボンニュートラルに向けた省エネや創エネをさらに推進します。

求める人材像

化学や生物学などの専門的な知識を用いて、下水処理場の水質管理や事業場排水指導の業務に従事するだけではなく、他の職種と関わりながら下水道事業への新しい技術の開発・導入にチャレンジすることもあり、下水道のトータルコーディネータとして市民の安全、安心を支えます。そのため、コミュニケーション力を持ち、既存概念にとらわれず自ら課題を見つけ、責任感を持って業務に取り組むことができる人材を求めています。

化 学

水道局/工務部/水質試験所

水質管理を通じて、大阪の水を守る。

採水
機器分析

業務内容

水道水の安全性を保つためには、水源から蛇口に至るまでの様々な過程で適切な水質管理が必要です。このため、市内の蛇口の水質検査はもとより、水道原水である淀川水質監視から、浄水場における各工程が、必要とされる処理効果・効率を維持できているか、確認するための水質試験も行います。また浄水処理のさらなる改善や水質管理の強化に役立てる調査研究も実施しています。

進行中のプロジェクトなど

大阪市水道局では、水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)を全国で初めて認証取得。水道水質基準項目の測定に関して高い信頼性を誇ります。また、新築予定の次世代型・新水質試験所では、自然災害や水質異常時における水質検査体制や、得られた測定結果を一元管理できる水質データ検索システムの構築に加え、調査研究環境の拡充を予定しています。

求める人材像

高い志と責任感を持ち、困難な事象にも目を背けず、チャレンジ精神を持って意欲的に業務に取り組むことができる人材を求めています。水質検査や水質管理、浄水処理工程管理には、大学教養レベルの化学知識が必要です。知識や技術を学べる研修体制のもと、習得した技術をコアコンピタンス(他社に真似できない技術)として水質管理や近隣水道事業体の水質水準の向上に展開することも可能です。

造園

建設局/公園緑化部/調整課

「みどり」で未来を創造する。

うめきた2期地区の公園整備イメージ※令和4年(2022年)5月時点のイメージパースであり、今後変更となる可能性があります。(提供:うめきた2期開発事業者)
靭公園

業務内容

都市公園をはじめとした「みどり」は、景観、環境、防災、レクリエーション機能や都市魅力の向上など重要な役割を担っています。社会情勢や様々な課題、ニーズに対応した「みどりのまちづくり」を進めていくため、公園緑化に係る施策や事業方針・事業計画の策定に関する業務、予算や交付金に関する業務、都市計画に関する業務、公園整備における企画立案、調査、計画に関する業務など、幅広い業務を行っています。

進行中のプロジェクトなど

うめきた2期区域における都市公園の整備が進行中です。「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現するため、区域中央部に約4.5haの都市公園を整備。未来へのひらめきと原動力となる「みどり」をコンセプトに、2024年夏頃に公園概成をめざします。また、だれもが住みたい・働きたい・訪れたいと思う「みどりの都市」の実現のために、市民、事業者との連携のもと総合的な「みどりのまちづくり」を推進していきます。

求める人材像

少子高齢化の進行、ヒートアイランド現象に代表される都市環境問題の深刻化、大規模な災害発生に対する防災対策の必要性、さらには都市のグローバル化など、社会情勢が大きく変化しています。都市における、みどりの果たすべき役割は、これまで以上に多様化し、必要性は高まっています。造園職としての専門的な技術だけでなく、新たな視点や発想で仕事に向き合える人材が求められます。

造園

建設局/公園緑化部/緑化課

「みどり」で未来を創造する。

御堂筋のイチョウ
千島公園のツツジ

業務内容

大阪市では、市民・事業者・行政が一体となってみどりのまちづくりを推進しています。緑化課では緑化事業の調査、計画及び実施に関する業務、樹木及び花卉の植栽計画及び維持管理に関する業務、樹木の植栽関係工事に関する業務などを行っています。

進行中のプロジェクトなど

御堂筋は大阪を代表する美しい幹線街路であり、4列まっすぐに伸びるイチョウ並木は「近代大阪を象徴する歴史的景観」として大阪市指定文化財に指定されています。この御堂筋のシンボルであるイチョウ並木を後世に残していくため、1本1本の樹形や樹勢について調査し評価した上で、イチョウの根の育成スペースを確保するなど、良好な生育に向けた取組みを進めています。

求める人材像

少子高齢化の進行、ヒートアイランド現象に代表される都市環境問題の深刻化、大規模な災害発生に対する防災対策の必要性、さらには都市のグローバル化など、社会情勢が大きく変化しています。都市における、みどりの果たすべき役割は、これまで以上に多様化し、必要性は高まっています。造園職としての専門的な技術だけでなく、新たな視点や発想で仕事に向き合える人材が求められます。

造園

建設局/公園緑化部/公園課

「みどり」で未来を創造する。

正蓮寺川公園の整備
公園施設の改修事例

業務内容

公園課では、新たな都市公園の建設に関する業務や、市内に約990箇所ある既存公園の改修に関する業務など、主にハード整備関連の業務を行っています。具体的には、公園の整備や改修に係る計画の策定のほか、利用者ニーズを捉えた遊具等の施設の検討や、利用者が安全快適に公園を利用できるような施設の検討を行っています。また、それらを図面化し工事費の算出を行ったうえで、工事の発注等を行っています。

進行中のプロジェクトなど

中央区法円坂一帯に広がる難波宮跡(国史跡)の北部ブロックでは、歴史魅力あふれる難波宮跡のイメージを体感できるよう、公募設置管理制度(Park-PFI)を活用した公園整備を進めています。また、正蓮寺川公園(此花区)では正蓮寺川総合整備事業の一環として、高速道路等を整備した上部において公園整備を進めています。さらに、老朽化が目立つ公園施設については、順次改修を進め市民サービスの向上に繋げています。

求める人材像

少子高齢化の進行、ヒートアイランド現象に代表される都市環境問題の深刻化、大規模な災害発生に対する防災対策の必要性、さらには都市のグローバル化など、社会情勢が大きく変化しています。都市における、みどりの果たすべき役割は、これまで以上に多様化し、必要性は高まっています。造園職としての専門的な技術だけでなく、新たな視点や発想で仕事に向き合える人材が求められます。

社会福祉

西成区役所/保健福祉課/
生活支援担当

最後のセーフティーネットを、担う。

西成区役所
家庭訪問に向かうケースワーカー

業務内容

生活保護制度は、憲法第25条の理念に基づき、生活に困窮する方々の「健康で文化的な最低限度の生活」を保障し、「自立を助長」することを目的としています。ケースワーカーは家庭訪問等で被保護者の状況を把握し、寄り添いながら、関係機関と連携し、生活上の課題の解決や自立に向けた支援を行います。市民一人ひとりの暮らしに直結した、行政だからこそできる支援があります。

進行中のプロジェクトなど

生活保護制度は様々な法や制度と密接に関わっており、適切に運用するには、幅広い知識や専門的な技術等が必要となります。これらの知識等を効果的に習得できるよう各種研修会を実施し、職員の人材育成に努めています。また、生活保護受給者の自立を助長するため、就労支援事業の活用や関係機関との連携など、一人ひとりの状況に応じたきめ細かな支援を実施しています。

求める人材像

生活に困窮し相談に訪れる市民の方の中には、自分に自信を持てない方や、人との関わりを避けるような方がおられます。ケースワーカーには一人ひとり違う人生があることを受け止め、想像力を働かせ、常に寄り添いながら、課題の解決に向けて支援することが求められます。熱い思いと冷静な思考を持ち、仲間と一緒に成長しながら、充実した仕事をしたい方を求めます。

社会福祉

こども青少年局/こども相談センター

こどもの権利擁護の最後の砦。

中央こども相談センター
北部こども相談センター玄関ロビー

業務内容

こども相談センター(児童相談所)は、家庭等からのこどもに関する相談に応じています。こどもの福祉を図り、権利を擁護することを目的に援助活動を行っており、一時保護、施設入所措置の権限のほか、親権停止等の民法上の権限が付与されています。仕事内容は児童の養育や虐待の相談、障がい相談、非行相談、ひきこもり、家庭内暴力などの育成相談、里親相談等への対応です。

進行中のプロジェクトなど

児童虐待相談件数の増加に対応するため、現在の中央・北部・南部の3か所から令和8年度の4か所体制に向けて整備を進めています。あわせて児童福祉司や児童心理司、一時保護所児童指導員の計画的増員と職員の専門性向上に努めています。また、社会的養護が必要なこどもの支援のために民間機関と協働し、特別養子縁組や里親委託の推進に取り組んでいます。

求める人材像

児童相談所の役割は、こどもの健全育成、こどもの権利擁護であり、職員は専門的知識、技術、態度をもって対応することが必要です。相談者やこどもに安心感をもってもらえる態度や言葉遣いで丁寧に説明すること、自己研鑽する姿勢が求められます。「こどもの最善の利益」を第一に考える「あたたかい心」を持ち、チームワークを大切にする方を求めます。

保育士

こども青少年局/保育施策部/
保育所運営課

こどもたちの笑顔があふれる育ちの場

子どもが砂遊びをしているところ
子どもが所庭で遊んでいるところ

業務内容

大阪市立保育所においては、「生きる力の基礎を育む」「こどもの最善の利益を考慮し、人権を大切にする心を育てる」「こどもの育ちを家庭と連携して支援する」の3つの保育理念のもと、一人一人を大切にする保育を実践しています。個性が輝くこどもたちの成長を実感できる、とてもやりがいのある仕事です。

進行中のプロジェクトなど

大阪市全体の保育の質の向上をめざし、保育内容の実践・研究を重ね、ガイドライン等の策定に取り組んでいます。また、大阪市立保育所においては、保育士業務のあり方を検討し、ICT化の推進などの業務負担の軽減に取り組むとともに、公立保育所の重要な役割である「セーフティーネットの機能」を果たすため、障がいのある児童や医療的ケアが必要な児童などの配慮を要する児童を積極的に受け入れています。

求める人材像

こどもたちとの関わりの中ではもちろんのこと、保護者との関係づくりにおいても、コミュニケーションは欠かせません。さらには、こどもたちにどのような力を育みたいか、保育をどのように展開するかなど、日々、職員間でコミュニケーションをとり、連携をして保育を進めています。「こどもの最善の利益」を第一に考え、コミュニケーションとチームワークを大切にする方を求めます。

保育士

こども青少年局/
こども相談センター/一時保護所

こどもたちの明るい未来のために

北部こども相談センター
特別日課のクリスマス

業務内容

一時保護所は大阪市こども相談センター(児童相談所)に付設した施設で、虐待等様々な理由で保護が必要なこども(2歳から18歳未満)を一時的に保護し、生活を支援する場所です。入所してきたこどもたちと生活を共にし、こどもたちの心に寄り添いながら「今まで」と「これから」を一緒に考えていくのが私たちの仕事です。

進行中のプロジェクトなど

現在、大阪市には3か所の一時保護所がありますが、ハード面の現状から北部こども相談センター以外は集団支援を中心に行っています。国の方針が集団支援から個別支援に移行していることもあり、本市でも生活環境面のハード整備を行いながら、こどもの入所理由や背景、特質に配慮した個別支援にシフトチェンジしていきます。

求める人材像

24時間のローテーション勤務であること、大人に不信感を持ったこどもがいることなどから、支援する大人が心身ともに健康であることが求められます。支援する大人がチームで動き良好なコミュニケーションをとる力も必要です。また、こどもの権利擁護を理解しながらこどもの人生に関わり、こどもの心を受け止める力を持った人材を求めます。

消防吏員

消防局/予防部/予防課

安心して暮らせる、災害に強い都市へ。

住宅防火
立入検査

業務内容

消防の仕事は災害現場での活動だけでなく、「火災を未然に防ぐ」 という大きな使命があります。予防課では、「住宅防火の推進」、「市民等が利用する施設の防火・防災管理の徹底」や「市民の災害対応力の強化」を重点目標として掲げ取り組んでいます。「防火に対する意識の高揚を図ること」は「火災が発生しないまちづくり」に繋がり、ひいては「大切な命や財産を火災から守る」ことに繋がっています。

進行中のプロジェクトなど

高齢者への火災予防啓発、戸別訪問による防火指導により住宅防火を推進し、市民等が利用する施設については、計画的な立入検査の実施と徹底した違反是正の推進、消防訓練指導の強化により、防火・防災管理を図っています。さらに、市民の災害対応力の強化として、青少年層、地域防災リーダー等に対する防火・防災研修を実施しています。これらの取組みにより、市民が安心して暮らせる「災害に強いまち・安全な都市」をめざします。

求める人材像

安心して暮らせる、災害に強い大阪市は市民と一体となり築き上げていく必要があります。予防の仕事は、法令に基づき行政処分するという厳しい業務がある一面、市民それぞれの立場に応じ、きめ細やかに指導や啓発を行っていくことが求められます。市民や事業所の方々の様々な立場を理解し、自己の最善を尽くすことができるホスピタリティ能力のある人物を希望します。

消防吏員

消防局/各消防署/警防担当

あらゆる災害から、市民を守りつづける。

救助活動
消火活動

業務内容

各消防署には、指揮隊、消火隊、救助隊、救急隊、はしご隊等が配備され、24時間体制で災害対応の任務にあたります。大阪市内は、都心部に高層ビルが林立し全国的に見ても大規模な地下街を有しながら、木造建築物の密集地域が存在します。臨海地域や多くの河川もあるため、発生する災害も多様化・複雑化します。このような災害に対し被害を軽減するため、厳しい訓練に励み、市民の安全確保に全力を尽くしています。

進行中のプロジェクトなど

高いレベルの災害対応力を維持するため、最先端の施設を活用し、高度で専門的な訓練を実施し、近年増加する救急については、予防救急の啓蒙や応急手当の普及啓発、高度な救命処置が行える救急救命士の活躍など、市民や関係機関と共に救命の連鎖の強化に取り組んでいる。さらに、発生が危惧される南海トラフ巨大地震等の大規模災害についても、消防隊の連携及び指揮能力の向上を目的とした訓練を通じて消防活動体制を強化している。

求める人材像

災害現場では重量のある装備を身に着けた状態で活動し、人を抱えて救出・搬送する場面等もあるなど、体力は必要不可欠です。そして、災害現場は非常に凄惨な状況であることも多く、精神的なタフさも求められます。また、災害現場での活動は一人ではできません。先輩、同期、後輩を含め、1つのチームとして連携しながら迅速に活動する必要があることから、積極的にコミュニケーションをとることができる人物を希望します。