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ハチでお困りの方へ

2025年3月18日

ページ番号:636860

ハチについて

 東成区ではハチが巣を作り始める春頃から、ハチやハチの巣についてのご相談が多く寄せられます。相談については「どう駆除をすればいいか分からない」という内容が多数であることから、対処法について記載します。

ハチの種類と特性について

 東成区に寄せられるハチの相談は、アシナガバチによるものが多いです。他に大阪市内ではスズメバチ、ミツバチの相談も寄せられています。ハチの種類によって対応方法も変わりますので、ご注意ください。

アシナガバチについて

 アシナガバチはおおむね15mm~25mmで、その名の通り長い後ろ脚をもち、ゆっくりふわふわと飛びます。攻撃性は低く、こちらから触ったり巣を刺激しない限り、刺してくることはほぼありません。巣は巣穴が下向きに開いており、シャワーヘッドやお椀をひっくり返したような形と例えられることが多いです。

フタモンアシナガバチの写真

フタモンアシナガバチ

アシナガバチの巣の写真

アシナガバチの巣

スズメバチについて

 スズメバチは、およそ20~40mmと比較的大型のハチです。おおむね攻撃性が高く、巣に近寄るだけで、攻撃を仕掛けてくることがあります。4月ごろから11月にかけて、きれいなマーブル模様の丸い巣を作ります。

コガタスズメバチの写真

コガタスズメバチ

コガタスズメバチの巣の写真

コガタスズメバチの巣

ミツバチについて

 ミツバチは、12mm前後と小さく丸っこい形をしています。春になり新女王バチが誕生すると、旧女王バチと働きバチの一部が新しい巣を作るために巣分かれし、新しい巣を作るのに条件のよい場所を探す行動をとります。これを分封(ぶんぽう)と呼びます。古い巣は新女王バチが引き続き使用します。この分封という行動により、軒先や木などに大量のミツバチがかたまっていることがあります。これは一時的に待機しているもので数時間から数日すればいなくなります。ただし周囲に巣作りに適した箱などがあると巣を作ってしまうので、片付けてから数日様子を見てください。ミツバチは攻撃性が低いハチで、分封中は更に攻撃性が低くなりますが、殺虫剤等で刺激すると大群が飛び回り、危険ですのでやめてください。

セイヨウミツバチの写真

セイヨウミツバチ

ミツバチの分封の写真

木にできたミツバチの分封の様子

ハチの巣の駆除について

 ハチは、草木の害虫である蝶や蛾の幼虫などを捕食したり、植物の受粉を手助けするなど、自然界のバランスを保つうえで重要な働きをしている昆虫です。スズメバチ以外は本来おとなしい昆虫であり、巣に触れたり刺激したりしない限り、襲ってくることはありません。ハチの種類と特徴を理解し、できる限りそっとしておいてください。 

 人の出入り口や物干し場等、普段の生活の中で巣に近づくことが多い場合などの理由で、ハチの巣を駆除する場合には、ハチの種類に応じて対応しましょう。

 大阪市では、原則として、他者の所有または管理する土地のハチの巣の駆除は行っておりません。ハチの巣を駆除する場合は、土地の所有者又は管理者が自らの責任で行ってください。ハチの種類に応じて、次のように対応してください。

スズメバチ・ミツバチの巣について

 スズメバチは、巣に近寄るだけで、攻撃を仕掛けてくることがあります。ミツバチはむやみに人を攻撃してくることはありませんが、働きバチが大群となっている場合も多く見られます。駆除が必要な場合は、専門駆除業者に依頼しましょう。

アシナガバチの巣について

 アシナガバチについては、大群で多数の人を襲う危険性が少なく、個人でも比較的容易に駆除を行うことが可能です。ただし、危険と感じた場合には駆除を止め、専門駆除業者に依頼しましょう。

アシナガバチの巣の駆除方法
  1. ハチは暗くなると巣に戻り、活動が鈍るため、暗くなってから駆除作業を行います。(懐中電灯等を用いる場合は、巣に光を直接当てないようにします)
  2. 長袖、長ズボン、軍手、帽子等を着用し、なるべく体の露出をなくします。
  3. 市販の殺虫剤を、ハチの巣めがけて風上から一気に噴射します。(製品の注意書きをよく読んで使用してください)
  4. 全てのハチが落ちて死んだことを確認した後、ハチの巣を棒等で落とします。
  5. ハチ及び巣は素手で触らないようにして、ビニール袋に集めてゴミとして捨てます。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市東成区役所保健福祉課健康推進(生活環境)
住所: 〒537-8501 大阪市東成区大今里西2丁目8番4号(東成区役所2階)
電話: 06-6977-9973 ファックス: 06-6972-2781