イタチでお困りの方へ
2025年3月18日
ページ番号:640074

イタチは体長30~40cmほどの胴長の動物です。垂直の壁も登ることができ、わずか3cmの隙間でも通り抜けることができます。そのため、雨どいや木の枝をつたって、通気口等のわずかな隙間から家屋に侵入し、天井裏に住み着くことがあります。
東成区内でも、「天井裏をイタチが走っている音がする」や「イタチのものと思われる糞尿があり困っている」等の相談が寄せられているため、対処法について記載します。

対処法について

注意
イタチは野生動物であるため、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により、許可なく捕獲することが禁止されています。
まずは、追い出す方法を試してください。

追い出す方法について

匂いで追い出す
イタチは嗅覚が優れていますので、においによる追い出し方法が有効です。
市販の塩素系漂白剤や動物用忌避剤、木酢液等のにおいを発するものを直接散布するか、新聞紙や布に浸し固く絞ったものをお皿に乗せる方法があります。

煙で追い出す
ダニやゴキブリ用の燻煙剤を焚いてみる方法もあります。
ご家庭のノミ、ダニ、ゴキブリを除去できるとともに、副次的な作用として、煙を嫌がり、イタチが出ていくことがあります。
燻煙剤には医薬品に指定されているのものがあるため、使用上の注意をよく読んでから使用してください。

それでも出ていかない時は
追い出す方法を試しても出ていかないときは、やむを得ず捕獲することになりますが、捕獲には許可が必要なため、必ず事前に大阪市動物愛護相談室(06-6978-7710)までご相談ください。
なお、「捕獲」と「捕まえたイタチの処分(放獣)」については、申請者ご自身でしていただく必要があります。困難であれば専門業者(有料)に依頼してください。

追い出した後は・・・
追い出した後は、再び侵入されることのないように侵入経路となる穴を塞ぎましょう。
イタチは直径3センチの穴(500円玉より少し大きい程度)があれば通過できると言われています。屋根裏へは雨どいの中を登っていることがありますので、排出口を金網等で蓋をすると有効です。他にもイタチが侵入できそうな穴等がないか点検し、あれば金属たわしや金網、金属製ネットでふさぎましょう。
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