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ネズミでお困りの方へ

2025年7月30日

ページ番号:656874

ネズミについて

 衛生水準の向上により、ネズミが原因となる腸チフス・ペストなどの感染症の発生数は減少しました。

 しかし、住環境や生活様式の変化に伴い、ネズミによる被害は経済的・衛生的にも多様化しており、東成区役所にもネズミについての相談が複数寄せられています。

 そのため、本ページにおいてネズミの防除対策について説明します。ネズミの被害を防ぐには、整理・整頓・清掃が基本です。粘り強く防除対策を実施していきましょう。

ネズミの防除対策

環境の整備(3つのポイント)

 ネズミが生息しにくい環境を作ることが大事です。ネズミの侵入口をふさぎ、餌を与えないようにし、家の整理整頓をしましょう。

侵入口をふさぐ

 ネズミの種類によっては1cm(10円玉の半分位の大きさ)の隙間があれば通ることができます。

 家の構造によって、侵入経路は様々です。排水口や通気口、屋根と壁の隙間、雨戸の戸袋、シャッターの上下部等侵入口になりそうなところを確認しましょう。侵入できそうな隙間があれば、網目が1cm以下の金網や、建材用のパテでふさぎましょう。

エサを与えない

 食品は出しっぱなしにせず、容器や戸棚に収納しましょう。ペットの食べ残しにも注意が必要です。

 生ごみは早めに片付け、ゴミ箱はふた付のものにしましょう。

整理整頓する

 巣の材料になりやすい紙や布類は、ネズミに使われないように収納しましょう。押し入れや物置、たんすの引き出しなども住処になることがあるので定期的に清掃しましょう。

物理的防除

 ネズミが住み着いてしまった場合、粘着シートや捕そカゴ(ネズミ捕り用のカゴ)を用いて直接捕獲する方法もあります。

粘着シート

 ホームセンターやドラッグストア等で購入できます。ネズミはものに沿って歩く習性があるので壁際に設置しましょう。設置枚数が少ないと飛び越えていくことがありますので、多めに設置しましょう。仕掛けの位置が変わると警戒するので、捕れない場合も4~5日は動かさないでください。

捕そカゴ(ネズミ捕り用のカゴ)

 中に仕掛けた餌を取ると入口が閉まる仕組みのカゴです。粘着シートと同じく壁際に設置し、4~5日は動かさないようにしましょう。仕掛けに使う餌はネズミに食べられたもの(被害を受けたもの)を、分からない場合はさつまいもやソーセージを試してみましょう。

 捕そカゴについては、東成区役所2階22番窓口(電話番号06-6977-9973)で貸し出しも行っていますのでご相談ください。貸し出し時に設置方法もご説明します。

科学的防除

 駆除薬を用いる方法です。速効性のあるものもありますが、遅効性で1週間程度継続して食べさせるものもあります。製品の使用上の注意をよく読んで使用してください。

注意事項

  • 子どもやペットが間違えて食べないよう注意しましょう。
  • ネズミはどこで死ぬか分かりません。死体が腐敗すると別の被害を招きますので、薬剤による駆除は、死体の腐敗しにくい冬季にしましょう。

駆除後の注意事項

  • 死亡したネズミの回収除去を徹底してください。死体や巣とその付近にはノミやダニ等がいますので、その対策として、適切な殺虫剤処理を行って下さい。
  • 駆除した後そのままにしておくと、周辺から他のネズミが侵入し、元の状態に戻ってしまうので、ネズミの侵入口を塞ぐ等環境の整備をすぐに実施してください。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市東成区役所保健福祉課(生活環境)
住所: 〒537-8501 大阪市東成区大今里西2丁目8番4号(東成区役所2階)
電話: 06-6977-9973

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