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053 中井神社

2024年11月6日

ページ番号:33872

 中井神社は、三代実録(901年)という書物に摂津の国「田辺東神(ひがしかみ)」と記されており、古くは、ご祭神にちなんで「牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)とよばれていました。その昔、社前に、清水の湧く井戸があり、人々は、「汚れ(けがれ)のない霊水」としてたいせつにしていたので、中野村の井戸の有るところのお社として、明治時代の初めに中井神社と改められました。(中井神社発行の神社暦による)中井神社の東神に対し西神が山阪神社といわれています。

 境内に、根元5mほど残った榎(えのき)は、世に異変のあるときは必ず夜間にごう音がすると言い伝えられていました。現在、社殿の右前に白龍社のご神木として祀られています。

 また大阪市の保存樹林に指定された、大楠、公孫樹(いちょう)、メタセコイヤ、小賀玉木(おがたまのき)があります。

 元旦未明には(午前0時の合図とともに)初詣の参詣者に、干支いりの「かわらけ」で、お神酒が授与されます。毎年除夜の鐘が鳴り出すと長い初詣の行列ができます。
 又、古くから安産の神として、有名であって、妊婦が、神前の、鈴の緒を頂いて、腹帯にすると、安産が出来ると言い伝えがあります。

 毎年、夏祭り神事は7月12日・13日に行われますが、その直前の日曜日に行われる神輿巡行の際に、小中学生などが、掛け声とともに整然とたたく枕太鼓は50年以上にわたり受け継がれてきた伝統行事で、一見に値すると思われます。また神輿巡行は、猿田彦命(さるたひこのみこと)の装束で、(北ブロック、南ブロック各年交互に)行列を先導します。

 笑福亭松喬一門会の落語会が、昭和56年(1981年)から約30年間開催されていました。

中井神社
お神輿巡行行列を先導する猿田彦の命

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