084 湯里住吉神社
2023年11月22日
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東住吉区湯里にあります。創建年代は不明です。豊臣秀吉によって行われた太閤見地帳では除地と記載されていて神社地として免租されていたようです。
元々この地は摂津国住吉郡富田(とんだ)荘といわれ中臣須牟地神社を氏神としていました。当時、中臣須牟地神社は湯里住吉神社の南方300メートルほどの天神山という丘の麓(現在の矢田北小学校のあたり)にありました。
ところが富田荘が分割され中臣須牟地神社がある地域が河内国丹比郡に編入されました。氏神をなくした摂津国側は中臣須牟地神社の祭神で住吉大社の神の一つである中筒男命(なかつつのおのみこと)を分けてもらい新たな神社を建てました。
これが湯里住吉神社で当初は須牟寺神社又は住吉神社二の宮と呼ばれていました。
明治になって現在の神社名になりました。境内は狭いながら樹木が繁り住吉造りの社殿とともに神域を醸しています。