ひらの青春生活応援事業「高校生と社会との交流会」開催しました
2024年9月6日
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高校生と地域企業との交流会を開催しました
平野区では平成28年度より、「ひらの青春生活応援事業」という個別支援事業を展開しています。様々な理由で高校生活を継続することが困難な高校生に対し、個別にソーシャルワークを行っています。
もっと多くの高校生に、何かできることはないかという思いのもと、令和5年度より高校生と社会との交流の場を設け、広く高校生の支援を行うこととしました。
第2回となる今回は、8月1日木曜日に平野区役所において「高校生と地域企業との交流会」を開催しました!
平野区内の企業さん6社と高校生5名が参加した交流会を行いました。
プログラム1 企業さん紹介
開始直後、企業さんから高校生へ「どんなことを聞きたくて来てくれたの?」という質問をしてくださいました。高校生が聞きたいことを踏まえて、6社の企業さんが、自己紹介、自社紹介、高校生へ伝えたい想いなど各々語ってくださいました。
機材の写真や、プライベート写真、実際の商品、図面をご用意いただいたり、パワーポイント資料を作成してくださったり、映像をつくってきてくださったりと、各企業さんが工夫を凝らして伝えてくださりました。
株式会社大日ハンソー/グランソル株式会社:平見社長
株式会社シャリオ:吉田社長
オカダ自動車工業株式会社:池田社長
株式会社大栄製作所:林係長
ユウシン株式会社:岡本社長
株式会社ViVNAL:髙木社長
プログラム2 グループワーク
高校生と企業さん2つのグループに分かれて、高校生が企業さんに聞いてみたいことを少人数で語り合いました。緊張しながら質問する高校生に対し、真摯にお答えいただきました。また、企業さんからも高校生へ質問をしてくださり、高校生も真剣に答えてくれました。
企業さんの話を
真剣に話を聞いています。
プログラム3 本日の感想+プロフェッショナルとは??
高校生と企業さんへ本日の感想をお聞きしました。
高校生の感想
「普段関わることが出来ない社長さんたちと話が出来て良い経験になった」
「企業の方が真面目な感じかと思ったけど、フレンドリーに話しかけてくれて、こちら話も聞いてくれてよかった。」
「社会で働くことについて話が沢山聞けて良かった。」
そして各企業さんにプロフェッショナルとは?お聞きしました。
プロフェッショナルとは
・目標を常に持ち続け、ゴールなく常に上をめざす。いばらの道でも勇気をもって進んで答えを出していく、答えをみて悪いところを直してさらに上を、と前進していく。
・モノづくりをしている人間である以上、モノに対して責任をとれる商品を作っていくこと。責任をとれる商品を作るからこそ対価をもらえる。自信をもって「この商品を買ってください、その責任は自分が負っています」と社員一人ひとりが責任をもって、納期・製品を守り続けていくこと。
・仕事のやりがい、意義を自分で見出させること。世の中にやりがいのある仕事なんてない。同じ仕事に対して、やりがいを持って取り組む人間と、愚痴を言いながらやりがなく取り組む人間がいるだけ。受け止め方。
・プロにプロと認められること。
・人の期待に応えられること。期待・信頼に応えられる人になること。
・バックボーンがないとプロになれないとは思わない。自分のことをプロだと思い、自分が出した成果物に対して責任と自信を持っているか。
プロフェッショナルとは??
職員の感想
我々職員も大変勉強になる話でした。もっと多くの職員にも聞いて欲しい内容でした。
将来のことを真剣に考えている高校生の姿に感心しました。
企業のみなさんが失敗談や成功談を話してくださり、心に刺さりました。高校生にも響いたと思います。
あっという間の3時間を一緒に体感できたことは、このうえない貴重な財産です。
企業さんの「高校生に対して何かできたら」「自分たちにできることをしたい」という熱い想いを感じました。
高校生も緊張しながらメモを取ったり、質問したり交流会を楽しんでいて参加した学生の意欲を感じました。すばらしい!!
最後に
「高校生の可能性はひらのの希望になる」として、平野区では高校生の青春を応援してきました。個別支援だけでなく、広く高校生を支援したいという思いの下、今回の地域企業との交流会を企画しました。参加してくれる高校生に「何か」を感じてほしい。今でなくても大人になってからでも「あの時の企業さんの言葉」と思い出せる「何か」を。
参加いただいた企業のみなさんはもちろんのこと、平野産業会さん、学校の先生方にも説明の時間をいただくなど、みなさんの協力で8月1日を迎えることが出来ました。
「働く」ということ、「社会へ出る」ということ、すでに社会へ出ている我々職員にも深く大きく響く内容でした。高校生にとっては本当に貴重な経験になったことと思います。
ご尽力いただいたみなさま、この場を借りて御礼申し上げます。
これからも
平野区では高校生の青春を応援します!
…ですが、区役所だけで出来る応援は限られています。地域のみなさま、学校関係のみなさま、地域企業のみなさまの見守りや支えが必要です。私たちと一緒に応援いただきますようお願いします。
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