明治28年-昭和63年 (1895-1988)
岡山県浅口郡(現:倉敷市)に生まれ、少年時代は紡績会社の技師であった父の転勤で各地を廻って成長した。天神橋3丁目、住道、堺市に住むなど大阪に関係が深い。昭和3年(1928)2月11日、前日から降りしきる大雪で22年ぶりの積雪となった中之島周辺を画題とした「雪の大阪」を描き、同年の帝展で特選となる。昭和11年(1936)京都市立絵画専門学校助教授となる。昭和35年(1960)日本芸術院賞受賞。昭和62年(1987)文化勲章受章。昭和63年(1988)京都市で死去。