区の概要
2008年8月25日
ページ番号:1300
北区は大阪の玄関口に位置し、北は淀川、東は大川、南は土佐堀川と三方を河川に囲まれ、西は福島区に隣接している。
区の中心部のJR大阪駅周辺は、阪急・阪神・地下鉄・市バスの大ターミナルであり、超高層ビルが並ぶビジネス街でもある。また周辺には百貨店、ホテル、飲食店が集まり、西日本最大の地下街と合わせ大規模なショッピング街となっている。近くの梅田新道は国道1号線と2号線の分岐点で、この付近から商都大阪の交通の大動脈である御堂筋と新御堂筋がそれぞれ南と北へ延びている。さらに淀川南岸では、阪神高速道路湾岸線と新御堂筋を結ぶ淀川左岸線2期工事の事業が進められている。北部の中津地区をはじめ長柄東一帯のリバーサイド整備事業は、大規模高層住宅等の建設や環境整備によって、職住近接の都心に最も近い住居地域として注目されている。
東部は、大阪天満宮あたりから南北に伝統ある天神橋筋商店街が賑わい、大川沿い一帯は桜の名所として有名で、4月中旬の一週間、造幣局の南門から北門にかけて一般開放され、見事な「桜の通り抜け」を楽しむことができる。また、平成18年9月、大阪天満宮敷地内に関西では戦後60年ぶりの復活となる、落語専門の定席「天満天神繁昌亭」がオープンし、笑いと活気に満ちた大阪の新しい文化拠点として注目が集められている。
南部の中之島には、平成14年に保存・再生工事が完成した国の重要文化財指定、大阪市中央公会堂があり、市役所、銀行、商社などのビルは、中之島公園と一体となって美しい景観をかもしだしている。西部の西梅田地区においては、近年、複合商業施設が次々にオープンし、超高層ビルの集中する都心となっている。また、梅田貨物駅の跡地について、平成16 年に「大阪駅北地区まちづくり基本計画」が発表され、関西再生のための拠点にふさわしい知識、活力、風格、文化、交流を生み出す土地利用を目指して、現在先行開発地区における開発が進められている。
一方、北区は大阪三郷の一つ「天満組」の歴史も有する都心居住の地で、天満界隈は大阪におけるガラス発祥の地と言われ、古くから庶民の暮らしを支えてきた身近な伝統工芸・文化とその担い手である職人たちも数多く存在している。
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