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広報担当が行く! こども本の森 中之島

2024年3月18日

ページ番号:496720

広報担当が日々の取材等を通じて知った、北区の地域活動やイベント、北区で頑張る人たちなどをご紹介します。

こども本の森 中之島

本や芸術文化を通じて子どもたちが豊かな創造力を育んでほしい-北区に事務所を構える建築家の安藤忠雄氏から寄贈を受けた「こども本の森 中之島」。

北区で集まった約1,300冊の寄附本
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北区役所では2019年2月、こども本の森 中之島への本の寄贈をお願いしたところ、約1,300冊の本を区民の皆さまから届けていただきました。
今後の運営に必要な資金も、ご賛同いただいた皆様からの寄付金で賄っていく計画です。

そんな、たくさんの方の想いが詰まった「こども本の森 中之島」。
新型コロナウイルス感染症拡大防止措置のため、残念ながら、3月1日の開館は延期になってしまいましたが、開館に先立って行われた内覧会に参加してきましたので、レポートをさせていただきます。

難波橋のライオン像
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難波橋から見えるこども本の森中之島
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「こども本の森 中之島」は、中之島公園内、東洋陶磁美術館の東側にあります。難波橋の西側歩道橋を南下して向かうと、右斜め前に、あ!青りんご!

正面から見た写真
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青いリンゴのオブジェ
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「青春のシンボル」として安藤忠雄さんがデザインしたオブジェ「青いりんご」で、兵庫県立美術館にあるものと同じだそうですよ。

あの人の本棚
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あの人の本棚の今後の予定
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館内に入ると最初に迎えてくれるコーナーは、「あの人の本棚」。第一弾は名誉館長を務めるノーベル賞科学者山中伸弥さんが読んできた本、おすすめする本が紹介されています。

入口付近の本棚
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入り口付近の読書スペース
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奥へと続く通路には、本がぎっしり。窓際には、堂島川を眺めながら本を読めるスペースもあって、気持ちよさそうです。

赤ちゃんのコーナー
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階段の引き出し
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赤ちゃんコーナーの本棚
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少し進むと天井が低くなっているスペースが。ちょっとした隠れ家のようです。
ここは、初めて本に触れ合う赤ちゃんのための空間。かわいい絵本がぎっしり詰まっています。低い階段は、なんと引き出しになっているのです!
なんだろう?と引き出しを開けて、絵本を見つけて、「あ!」と喜んで、次々と絵本を発見している女の子がいました。彼女にとっては、きっと大発見でしょう。

館内全体
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階段からの様子
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さらに通路を少し曲がった瞬間、うわ!と本が押し寄せる景色に出会います。まさに、本の森。3フロア分の壁面いっぱいに、本!本!本!大人の私もワクワクしてきます。

上段に飾られた本を下段に置いています
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ピアノ線で固定された絵本
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しかし、手の届かない頭の上に飾られている本、どうやって読んだらいいの?さらには地震の時は大丈夫??と、不安も。
ご心配なかれ。一番下の段には、上の方に飾られている本を集めて置いています。そして、飾られている本たちは、ピアノ線でこっそり、でもきっちりと固定されているのです。

自然とあそぼう
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大阪→日本→世界
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こども本の森では、手法を凝らして、子どもたちを本の世界に誘っています。
本の並べ方は図書館とは違い、「どうしたら面白がって本を手にとってもらえるか」という基準で並んでいます。「自然とあそぼう」「大阪→日本→世界」など、12のテーマがあります。

生きること死ぬことの部屋
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本棚
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少し奥まった場所にある円筒形のスペースは、「生きること/死ぬこと」というテーマの本が集められています。「輪廻」をイメージしたと言われるこの空間。たくさんの子どもたちが命に向き合うことでしょう。

円柱の部屋の入口
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円柱の部屋の天井
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映像
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建物の一番奥には、壁面がコンクリートの円柱の部屋が。天井からは自然光が差し込んでいますが、すこし薄暗い空間。ここでは、1時間に数回、本の一部を表現した映像が流れます。最初は本のフレーズを紹介してくれるのですが、終盤になると絵本の世界へ。イラストも加わって動き始めると、小さいお子様は大興奮。きゃー!と走り寄るシーンも、とてもほのぼのします。

言葉のオブジェ
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階段下の本棚
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本棚の隙間
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本のフレーズをオブジェのように配置していたり、つい潜りたくなる階段下のスペースや、絶対はまってしまうであろう本棚の隙間、子どもたちには遊園地さながらの本の森かもしれません。

きれいなもののコーナー
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きれいにゃ猫の本たち
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「きれいなもの」がテーマのエリアには、海外の写真集や画集といったアートブックも置かれ、本物に出会うことができます。個人的には、「きれいにゃ猫の本たち」のコーナーにくぎ付けになりました。

机といす
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丸机といす
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こども本の森は、図書館と違って本を借りて帰ることはできません。でも、館内で座って本を読める場所もありますし、中之島公園内に持ち出して読むこともできますよ。

いたずらのすきなけんちくか
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グッズコーナー
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にじゆらの手ぬぐい
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青リンゴアメ
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帰りにはぜひ、オリジナルグッズのコーナーでお買い物を。安藤忠雄さんの初の絵本「いたずらのすきなけんちくか」はこども本の森が舞台となっています。
そのほかにも、北区・中崎町のてぬぐい専門店「にじゆら」のてぬぐいや、大阪市の老舗・パイン株式会社が特別に作ったパインアメならぬ青リンゴアメなど、大阪ならではのオリジナルグッズが並んでいます。

内覧会に参加して、一層、開館が待ち遠しくなりました。
開館が決まるまで、公式SNSで「本の森」の毎日をお楽しみください。

また、冒頭でも書きましたとおり、「こども本の森 中之島」の運営をしていくための寄付金を募集しています。子どもたちが将来に希望を持てるシンボルづくりにご賛同いただき、ご支援をお願い申し上げます。

(広報担当:秋山)

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電話:06-6313-9683

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