花と緑の相談
2025年2月18日
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「花と緑の相談」

令和7年度(2025年)「花と緑の相談会」について
令和7年度(2025年) 「花と緑の相談コーナー」開催日
建設局扇町公園事務所と此花区グリーンコーディネーターが花と緑に関する講習会や個別の相談に応じます。
開催:4月6月10月12月令和8年2月の第3火曜日 (今年度は年間5回の開催となります)
時間:午後2時~3時
会場:区役所1階多目的室 (大阪市此花区春日出北1-8-4)
- 令和7年4月15日(火曜日) ミニ講習「多肉植物の栽培管理」(15分程度)
- 令和7年6月17日(火曜日) ミニ講習「アジサイの栽培管理」(15分程度)
- 令和7年10月21日(火曜日) ミニ講習「短日植物の育て方」(15分程度)
- 令和7年12月16日(火曜日) ミニ講習「季節の寄せ植え」(15分程度)
- 令和8年2月17日(火曜日) ミニ講習「バラの栽培管理」(15分程度)
テーマについては予定ですので、変更されることがあります。
庭木や草花の園芸でお悩みの方、ぜひお気軽にお越しください。
問合せ先:建設局扇町公園事務所企画適正担当 06-6312-8121
講習会の様子
相談会の様子


花と緑の相談車「ひとり・ふたり・みどり号」がやってきます
大阪市内の各公園にて、花と緑の相談車「ひふみ号」による講習会を行っています。
此花区の公園でも、次の日程で開催します。講習会は、此花区グリーンコーディネーターも協働して行っています。
- 令和7年4月16日(水曜日) 梅香東公園(大阪市此花区梅香1-3) 「多肉植物の栽培管理」
- 令和7年9月17日(水曜日) 千鳥橋みどり公園(大阪市此花区伝法1-2)「テラリウムの作り方」
開催時間は午後2時~3時までです。
講習会後に、個別の相談などもしていただけます。
また、ひふみ号には、図書やビデオなども備え付けておりますので、ぜひお気軽にお越しください。
ひふみ号での講習会の様子


花と緑の相談Q&A

1. 「種まきの時期」
Q 家庭で花を育てようと思うのですが、いつ頃から種を植えればよろしいでしょうか?
A 花の種類によるのですが、通常“春”か“秋”頃に植えます。
初心者の方でも基本を覚えれば「種まき」は簡単にできます。
少々めんどうで難しそうですが、美しい花が咲いたときの喜びは最高です。
草花の種まきは、“春まき”と“秋まき”があります。
まずは、次に「発芽に適した温度」や、「種のまき方」、 「まく場所や用土」など、
基本的なことを押さえておけば、だれでも簡単にできます。

「春まき」と「秋まき」があります

2. 「種まき」の方法
Q 種まきの時期や方法を教えて下さい?
A 種の発芽の条件は、1.温度、2.水分、3.光の3つがそろうことが必要です。それぞれの植物によっては、条件が違います。
- 温度
植物によっては発芽温度は違いますが、春まきはサクラの花が散る頃の20℃前後、秋はまきは、彼岸頃の15℃~20℃を目安にしましょう。 - 水分
水分は発芽に不可欠。種に水分がしみ込んで膨張すると中の細胞が動き始めます。
種は、水に含まれる酸素を吸収しながら生長し、やがて種皮を破って発芽、発根をはじめます。 - 光
多くの植物の種は、光の条件に関係なく発芽します。
しかし、種には、発芽に光が必要な好光性のものと光が当たると発芽しない嫌光性のものがあります。
性質の応じて覆土(※)の調整をします。
※光を好まない嫌光性種子は、確実に土をかぶせます。
ほとんどの種子は暗い場所に置くことによって発芽を始めます。
★種まきに適した容器
種まきに適した容器は、平鉢か、底穴をあけた食品のパック容器などです。
移植を嫌う大粒の種は紙コップやポリポット(底穴要)、3号ポットなどに植えて下さい。
小さいものは直接プランターにまきます。
★種まきにむく用土
水はけの良い軽い土で、肥料分を含まない清潔なものを使用します。
川砂バーミキュライトにピートモスを等量加えたものがおすすめです。

3. 「水やり」の方法
Q. 草花の水やりはどうすればいいですか?
A. 水やりは季節や置き場所によって乾き具合が違うので、何日置きに水やりをするという決め方はしません。
基本的には鉢土の表面が乾いてから与えます。土がある程度乾くと根が水を求めて伸びる性質があるので、いつもぬれている水やりは必要ありません。
鉢植えでは水を与えすぎると貧弱に育ったり、夏など蒸れて根腐れする事もあるので注意してください。
上手な水の与え方
ジョウロでは先のハス口を取って株元に水を与えるようにします。
ホースで水を与える場合は、水圧が強くなり過ぎて鉢土がえぐれないように注意してください。
また、水を与える時は必ず鉢の底から水が出るぐらいたっぷりと水を与えるようにします。
そうする事で、土の中の古い空気を押し出し、水が引く事で新鮮な空気を入れてあげます。
もし、春から秋の生育期に鉢土を乾かし過ぎてしまった場合は、ジョウロの水だけでは給水が足りない事があるので、
バケツに鉢の底をつけて水をたっぷり吸わせてあげます。
季節ごとの水やりの方法
春
気温も上がり、土の表面がよく乾くようになります。
土の表面が乾いたら、午前中にたっぷりと水を与えるようにします。
夏
夏は気温が上がり午前中に水を与えても、午後までにまた乾いてしまう事がよくあるので、
午後に乾いていたら涼しくなった夕方にまた水を与えます。
昼間は暑さで鉢の中や花壇でも蒸れて枯れてくる事があるので、できるだけ避けた方がよいです。
午前中の水やりは午前8時頃まで、午後の水やりは夕方の5時を過ぎてから行うのが安全です。
秋
徐々に涼しくなって、9月下旬を過ぎると土の乾きも遅くなってきます。
乾きが遅くなったら、午前中だけの水やりに切り替えます。
さらに秋も深まってくると、乾きが遅くなるので毎日水を与える必要もなくなってきます。
土の表面が乾いたら午前中に与えるようにします。
冬
冬は鉢土の表面があまり乾かないので、与え過ぎには注意します。
基本的に鉢土の表面が乾いたら与えればよいです。
冬の夜間は冷え込むので、水やりは午前中の天気のよい日に与えるようにします。
もし、夕方に水を与えてしまうと、夜間の冷え込みで鉢土が凍ってしまう事があるので注意しましょう。

4. 肥料について
Q. 肥料の内容と効果とは?
A. 植物は、植えられた土から栄養分を吸収して生長しています。
鉢植えなどの場合、土の量には限りがあるので、そこに含まれる肥料分だけでは、植物の生長を支えきれません。
そこでそれを補うために肥料を与えます。肥料が不足すると十分に生育できないこともあります。
植物に必要な肥料分は、窒素、リン酸、カリの3つが主役でそれぞれがバランスよく働くことで、健やかな株が育ちます。
そのほかごくわずかながら含まれるカルシウム、マグネシウム、硫黄、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、マンガン、ホウ素、塩素の10成分が、
植物の体の調子を整える役割を担います。


5.花ガラ摘み
Q.パンジーやマリーゴールドなどの草花の花が咲き終わった後、花がらをなぜ摘む必要があるのですか?
A.花がらをつけたままにしておくと、後から咲く花の邪魔になったり、枯れた花が葉や茎につき、病気の原因になります。
また、種に養分を取られてしまうと、株が消耗して花つきが悪くなってしまいます。
特に、生長しながら次々と花を咲かせる植物(マリーゴールド、ぺチュニア、パンジーなど)の場合、種を結んでしまうと、株の寿命が短くなってしまいます。
咲き終えたら花がらをまめに摘み、結実させないことが長く楽しむために欠かせない作業です。


6 シャコバサボテン 春の手入れはどうするの?
春(3~5月)は休眠からさめて、新芽を伸ばし始めます。
4~5月になったら、根詰まりした株は根鉢を3分の1ほどくずし、一回り大きな鉢に植え替えます。
このとき、伸びすぎた節はバランスを見ながら、前年に伸びた節を1~2残して、摘み取ります。
摘み取った節は挿し芽(4~7月)にして増やす事もできます。
摘み取ったところから2~3節伸びて、秋にそこから蕾が付きます。

鉢から抜いた株は傷んだ根や固まった根をくずして整理して植えます。土は市販のシャコバサボテンの用土を使用するか、赤球土:4 腐葉土:3 軽石:3混ぜたものを使用します。深植えにならないように気をつけて植えます。
シャコバサボテン豆知識
シャコバサボテンはブラジルの山の樹木や岩に自生しています。
原種は標高の高い所に生息する、葉が丸っこいカニバサボテン、
それよりも低い所に生息するシャコバサボテンがあり、
これらが交配されて出回っているものは全てシャコバサボテンと呼ばれています。
シャコバサボテンはクリスマス頃に花が咲くのでクリスマス・カクタス、
デンマークで多く育種されている事からデンマークカクタスとも呼ばれています。

7.アジサイこんな時どうする?
Q.ピンクの花が青くなりましたなぜですか?
A.アジサイの花の色は土が酸性に傾くと青、アルカリ性に傾くとピンクや赤が強くなります。
赤やピンク色の花は苦土石灰などを土に混ぜ、中性もしくは弱アルカリ性に土の酸度を調整するようにしましょう。
Q.剪定の時期は?
A.剪定は6月~7月に行います。花後に終わった花の下2節目くらいで切ります。
あまり強く剪定すると、翌年は花が咲きません。
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