大阪市港区役所は株式会社ハコスタと事業連携協定を締結しました

大阪市港区役所は、コスプレイベントやレンタルスタジオ事業を全国で展開する企業の株式会社ハコスタ（本社：大阪市港区）と、コスプレイベントを通じたシティプロモーションや多世代・多文化交流を目的とする事業連携協定を令和4年12月4日（日曜日）に締結いたしました。

港区の課題である人口減少を食い止めるために、若者・子育て世代が楽しめるまちづくりや、観光振興による地域経済の活性化が求められています。また、大阪・関西万博に向けた国内外の観光客への発信力の強化（シティプロモーション）を推進する上で、世界中で人気のある日本のアニメ・漫画・ゲーム等のキャラクターになりきって楽しむ「コスプレ」は、すでに日本のカルチャーとして定着しつつあります。

大阪市港区で創業し、現在も本社を置く株式会社ハコスタは、コスプレ用撮影スタジオの運営やコスプレイベント事業を全国で展開している企業です。この度、大阪・関西万博に向けた港区の活性化やキャリア教育等に対する連携のご提案をいただき、区内の審査会を経て協定締結に至りました。

• 港区の活性化に関すること
• 港区の魅力の発信に関すること
• 教育、文化振興に関すること
• その他、双方が必要と認める連携協力に関すること

コスプレイヤーに港区内の魅力を発信いただけるコスプレイベントを連携して実施するなど、多文化・多世代でコスプレを通じて楽しめるまちづくりを推進します。

• 港区内の事業者・団体とコラボしたコスプレイベント
• 港区内のコスプレ撮影可能スポットの発掘と発信
• 港区内の小中学校や地域と連携した学びや体験の提供

令和4年12月4日（日曜日）港区内にある株式会社ハコスタが運営する撮影用レンタルスタジオ「HACOSTUDIO　LUX」で協定締結式を行いました。

この港区で創業し、現在も本社を置いて「コスプレを文化にしよう」と積み重ねて来られた（株）ハコスタさんの力を、港区の課題解決にお借りしたいと思い協定に至りました。コスプレイヤーのみなさんに港区の魅力的なスポットやお店を発信してもらいたいですし、また区民の方も多世代・多文化でコスプレを楽しんで「新しい自分に出会えるまち」になれば嬉しいです。2025年大阪・関西万博の会期中に、ワールドワイドな「コスプレ万博」を港区で開催することをめざして連携を深めていければと思います。

ハコスタは港区で創業し、この協定式を結んだスタジオも開設して10年以上になります。もともと「コスプレ」はオープンにしない趣味で、隠れて楽しむ方が多かったのですが、こうして行政と連携するまで世間に浸透したことを非常にありがたいことと感じており、また正直戸惑っているところもあります。先日、小学校でコスプレの授業をさせてもらいましたが、これも全く想像もしていなかった形で地域の方や港区に協力できることを嬉しく思っています。今後もコスプレイヤーさんたちの想いや ニーズとバランスを取りながら、大阪・関西万博に向けて港区を盛り上げていきたいです。