大阪市港区役所とACワークス株式会社は事業連携協定を締結しました

大阪市港区役所は、デザイン制作を支援するWEBサービスを提供する、ACワークス株式会社と、行政情報や地域活動の情報発信等の推進をするため、事業連携協定を令和5年4月11日（火曜日）に締結しました。

近年、マイナンバーカードの申請や、新型コロナワクチンの接種など、行政から住民に対し分かりやすい制度説明が求められる機会が増えてきています。また、新型コロナの感染状況が落ち着いてきていることから、地域でのイベントが再開されるようになってきました。

これら区民が主役のまちづくりには、伝わる広報物（チラシ、ポスターなど）の作成が欠かすことができません。連携協定を行うことにより、同社が持つデザイン性に優れた素材やプロが作成したテンプレートの提供支援を受け、伝わりやすい広報物の作成を通じ、区政をはじめ、地域やまちの魅力の情報発信の向上と地域活性化を図ることを主な目的としています。

また同社には外国籍のスタッフも在籍しており、外国籍住民に向けた情報発信にもご協力いただける提案があったことから、当区の審査会を経てACワークス株式会社との協定締結に至りました。

• 市民への情報発信に関すること
• 大阪市在住外国人への情報発信に関すること
• 地域活動の活性化に関すること
• その他、双方が必要と認める連携協力に関すること

・同社のサービスを活用し、広報物による広報効果を高めるとともに、業務の効率化を図ります。

・外国籍住民の視点に立った、情報発信の手法等を検討します。

令和5年4月11日（火曜日）にACワークス株式会社において、協定締結式を行いました。

私は民間での職務経験を経て、現在港区長を務めさせていただいています。

行政として伝える側になったときに、伝えないといけないことがたくさんあることに驚きました。

それが実際に、住民のみなさんに届けられているかというと、職員には上手に伝えるための素材やスキル、特にデザインの技術を持っていないのが現状です。

その課題を解決したいと思っていたところ、誰でもがチラシやポスターを簡単につくれる「デザインAC」というサービスができたと聞き、また、サービスを提供するACワークス株式会社さんが大阪市に拠点を置く事業者であることを知りました。

矢野代表に、「外国人住民も増えており、多様な住民の方により分かりやすく情報を伝えたい」という行政の課題をお話したところ、ご協力の意向をいただき、本日このように連携協定を結ばせていただいたところです。

2025年の大阪・関西万博に向けて、港区の魅力や大阪の魅力が国内外にしっかり伝わるように、この連携協定を生かして頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございます。

今日無事に、連携協定を締結できたことを、本当にうれしく思っております。

デザインACは、より早く誰もが、思い通りのデザインができるツールをめざしております。

昨今、AIをはじめとした技術の著しい進歩がありますが、そういった技術も取り入れながら、行政が区民の皆様に向けて発信されているチラシやポスターの品質向上や業務改善に貢献できればと思っております。

先ほど区長のお話にもありましたように、すごく外国人の方が増えていると聞いております。

弊社にもベトナム人スタッフがたくさんおりますので、そういった在留外国人の方への情報発信においても、弊社のデザインツールを通して協力できればと思っております。

他にも、次世代の子どもたちへの教育など、様々な分野で協力していき、地域住民の皆様の豊かなくらしのお役に立てればなと思っております。

本日は本当にありがとうございました。