おもてなし防災プロジェクト~“守る”という、おもてなし~
2025年12月17日
ページ番号:629403
大阪市港区では、大阪・関西万博に向けて増加する外国人観光客の避難誘導対策として、公民連携による「おもてなし防災プロジェクト~“守る”という、おもてなし~」を、万博300日前の令和6年6月17日に立ち上げました。
まずは、港区民のみなさんそれぞれに、引き続き「自分の命を守る」ために南海トラフ巨大地震が起きた際の避難先の確認や、防災用持ち出し袋の準備、地域防災に関わるといった取り組みをお願いします。
その上で、周りにいる外国人観光客に非常時に声をかける言葉を知る、飲食店やサービス業の方が誘導のためのツールを用意しておくといった「おもてなし」の心を防災にも活かしてほしいと願っています。
まずは、「おもてなし防災プロジェクト」ホームページのリンク先より、役立つツールをダウンロードして備えていただきますよう、よろしくお願いいたします。


「おもてなし防災」ツールの例
「おもてなし防災プロジェクト」ホームページ
OMOTENASHI
BOSAI (omotenashi-bosai.jp)
「おもてなし防災」X(旧Twitter)
https://x.com/omotenashibosai
今後、住民向け・外国人観光客向けの「おもてなし防災」啓発のためのポスター掲示などのお願いもさせていただく予定です。さらに、他の自治体や観光や防災に関わる事業者・団体・教育機関などの参画も募集していますので、おもてなし防災プロジェクト事務局にお問合せください。
問い合わせ先メールアドレス:omotenashi-bosai@fukko-design.jp
「おもてなし防災」ツール(大阪市港区版)
外国のお客様のためのおもてなし防災マニュアル(大阪市港区版 事業者の方向け)(PDF形式, 2.54MB)
津波避難啓発ポスター(大阪市港区版)(PDF形式, 1.87MB)
避難誘導フライヤー(大阪市港区版)(PDF形式, 1.86MB)
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0
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おもてなし防災プロジェクトについて
1.おもてなし防災プロジェクトの目的
大阪・関西万博の開催時に急増する外国人観光客に対し、南海トラフ巨大地震が起きた場合を想定し「命を守る」仕掛けを埋め込んだ「防災モデルシティ・大阪市港区」を公民連携の期間限定プロジェクトで実現し、その成果を国内外に広げる。
2.大阪市港区の防災上の現状と課題
大阪市港区、特に海遊館のある「築港・天保山」エリアは人工の島であり、南海トラフ巨大地震による津波が起きた際には、3~5m未満の浸水エリアとなっている。そのため、1・2階に住む住民と観光客や来訪者には、地震が起きてから津波が到達するまでの予測時間「114分」以内に、頑丈な3階以上の建物に垂直避難をするのが命を守る上で必須である。

3.プロジェクト実施体制
令和6年6月17日付けで
それぞれと連携協定を締結また、「おもてなし防災パートナー」とも連携し、国内に「おもてなし防災」の取組みを広げている
協定書
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4.プロジェクトの概要
行政の防災担当や民間の様々な専門家が連携し、発災時に言語の壁を越えて避難誘導できる仕掛けを、大阪・関西万博に向けて段階的にまちに埋め込んでいく。企業や団体は自らの提供できる取り組みやネットワーク、媒体等の提供で「おもてなし防災」に参画する。
5.まとめ
大阪市港区では、南海トラフ巨大地震のリスクに常にさらされている。その一方で、大阪・関西万博開催等の影響で増え続ける外国人観光客の来訪が、地域経済にとって重要となっている。万博で注目の集まるタイミングで港区から公民連携で「おもてなし防災」の発信を行い、啓発につなげる必要性がある。
「おもてなし防災」のロゴが「結(ゆい)」でできているのは、これから多くの自治体・企業・団体と手を結び、外国人観光客の防災に取り組んでいく願いもこめられている。行政が苦手とするデザイン性や発信力を民間のプロに補ってもらいながら、全国に広がることで日本が危機対応に強い観光立国となることを目指したい。

協定締結式の様子



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このページの作成者・問合せ先
大阪市港区役所協働まちづくり推進課安全・安心グループ
住所: 〒552-8510 大阪市港区市岡1丁目15番25号(港区役所5階)
電話: 06-6576-9881 ファックス: 06-6572-9512


