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野生動物による被害を受けないために

2024年4月18日

ページ番号:586444

 「都会のど真ん中で、野生動物なんていない」というイメージに反し、大阪市内では多数の種類の野生動物が生息・目撃されています。

 特に都島区には淀川や大川沿いに緑豊かな河川敷が存在しており、カラスやハト、イタチ、アライグマといった数多くの野生動物が生息しています。そのため、野生動物の生息領域と人間の生活領域が近くなっており、野生動物による生活環境被害が比較的発生しやすい環境にあります。

 野生動物については「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により基本的に捕獲、駆除が禁止されています。そのため野生動物による被害を受けない・拡大させないよう次のような対策を行ってください。

撫でない・近づかない

 噛まれたり、引っかかれたり等思わぬ被害を受ける場合があります。絶対に撫でようとしたり近づいたりしないでください。

 アニメやインターネット上の動画では可愛らしく見え、撫でたい・近づきたいと思うかもしれません。しかし、野生動物からすると自分の何倍もの大きさの動物が迫ってくることになります。そのため、野生動物は、「人から攻撃される」と誤解してしまい、自分の身を守るために「反撃」することがあります。被害を受けないためにも撫でたり近づいたりしないでください。

 また、野生動物はどんな病気を持っているかわからず、人に感染する病気を持っている可能性もあります。そのような観点からも撫でたり近づいたりしないでください。やむを得ず触らなければならない場合は使い捨ての手袋やマスク等を着用するとともに、触れた後は必ずせっけんで手を洗いましょう。

  万が一噛まれたり、引っかかれたりした場合は必要に応じて医療機関を受診してください。

エサを与えない・放置しない

 野生動物にエサを与えないでください。意図的でなくとも生ごみやペット(金魚や鯉等)、犬猫のエサ等、野生動物のエサになるものを置いたり放置したりしないでください

 エサを与えたり、エサとなるものを放置すると、野生動物が人馴れし、そのエサに依存して自立できなくなるなどの影響を及ぼします。近くに営巣することも多く、その場所が住宅地街であると、被害を引き起こす原因の一つとなります。

 エサを求めてやってきた野生動物との不意の遭遇を防ぐためにもエサになるものを置いたり放置したりしないでください。

具体的な対策

  • エサを与えない。
  • 金魚や鯉等の水槽を屋内に移動する。屋内に移動できない場合は目の細かい金網等で覆い、金網等はしっかりと固定する。
  • 犬猫等に与えたエサは食べているところを見守り、食べ残した場合は速やかに片づける。
  • 家庭菜園等を行っている場合はネットを張るなどそのエリアに野生動物を立ち入らせない。
  • 庭先の樹木等の落果実はそのまま放置せず、速やかに片付ける。
  • 生ゴミを屋外に放置しない。屋外で保管する場合は、頑丈な蓋つきの箱等を使用する。
  • ゴミ集積場ではゴミを出す時間を厳守し、ネットを活用する。

など

屋内へ侵入させない

 動物は体の構造から、頭が通れるくらいの隙間があれば屋内へ侵入できるといわれています。侵入できそうな隙間があれば未然に塞いでおきましょう。

具体的な対策

  • 室内に通じる隙間(縁の下や通風口、屋根付近の継ぎ目などにある隙間など)を金網等でしっかり塞ぐ。(障害物を置いただけでは、手で移動されることがあります。)
  • 敷地の周囲に防護柵を設置する場合は地面との隙間を作らない。
  • 庭木の枝を伝って屋内に侵入されないよう、枝が屋根にかかる前に、定期的に剪定する。
  • 市販の忌避剤や木酢液等を使う。(木酢液等の臭いの強いものを嫌うとされています。)

など

屋内に侵入されてしまった場合は

まずは「におい」や「煙」で追い出しましょう。

  • 市販の動物忌避剤や木酢液など臭いのするものを直接散布するか、紙玉(新聞紙等をピンポン玉くらいに丸めたもの)に浸し固く絞ったものを設置する。
  • ダニやゴキブリ用の燻煙剤を天井裏などで焚く。

などが有効とされています。

1度あることは2度あります。「イタチごっこ」とならないよう、追い出した後は必ず侵入しそうな穴を金網等で塞ぐなど、侵入を防止する対策を行ってください。

やむを得ず捕獲する際には

 「追い出し」を行ったにもかかわらず出ていかない等、対策を行っても被害が軽減されない場合は、やむを得ず捕まえることになりますが、捕まえる場合は事前に許可を取得する必要があります。

 捕獲を検討する場合は必ず事前に大阪市動物管理センター分室(動物愛護相談室)(電話 06-6978-7710)までご相談ください。大阪市動物管理センター分室では状況をお伺いし、必要と判断された場合は申請に基づき、捕獲の許可をします。

 なお、都島区保健福祉センター及び大阪市動物管理センター分室では、原則野生動物の捕獲を行っておりませんので、ご理解ください。

動物種別詳細

 大阪市内で相談の多い動物種(ハト、カラス、イタチ)については併せて大阪市ホームページや啓発用リーフレットをご確認ください。

啓発用リーフレット

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このページの作成者・問合せ先

大阪市都島区役所保健福祉課(運営)
住所: 〒534-0027 大阪市都島区中野町5丁目15番21号(保健福祉センター分館)
電話: 06‐6882‐9973 ファックス: 06‐6925‐3972