第5回 動画の撮影(撮影方法編)|光の魔術師・イルコさんにインタビュー
2023年9月1日
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この記事は都島区と連携協定を締結している株式会社FunMakeとの広報アンバサダープロジェクト第5回です。
都島区の魅力発信を担当している政策企画担当です。
前回に引き続き、「光の魔術師」と称されているフォトグラファーのIlko Allexandroff(イルコ・アレクサンダロフ)さんに、動画撮影のノウハウについて独占インタビューを行った内容をお伝えします。
ここで改めて、イルコさんのご紹介をさせていただきます。
全国のカメラ好きを魅了するイルコさんは、全国で活動し様々な実績があります。
- 神戸を拠点にファッション、ポートレート、ウェディングを撮影
- YouTubeの登録者数は15万人超え
- 全国でのセミナーを多数開催
特に、YouTubeにおいては、クリエイティブなライティングを駆使した写真や、独自のポートレート撮影テクニックの紹介動画を数多く投稿されています。
今回のコラムでは、イルコさんが普段どのように撮影されているのか、お伝えしていきたいと思います。
1.スマホ1つで綺麗に撮影できる
(区役所)動画の撮り方って様々な方法があると思うのですが、初心者が始めやすいやり方などがあれば教えていただきたいです。
(イルコさん)初めは、喋りながらシーンを決めて撮ったりするのが難しいと思うので、使えるシーンがどうかは考えずにとりあえず動画を撮っておくという方法でも良いかも知れません。後で動画を繋ぎ合わせてBGMなどの音を入れるだけなら、そんなに手間がかからないと思いますね。
(区役所)なるほど。最初から完璧に撮影しようとすると難しいですもんね。例えば、撮影するときは喋らなくても、編集で後から声を乗せることも出来ますよね。
(イルコさん)そうですね。もちろん、声を入れるのが難しければ音楽だけでも大丈夫です。
(区役所)それなら初心者でも出来そうですね。
イルコさんは、撮影するときのカメラは何を使っていますか?
(イルコさん)第4回でもお伝えしたとおり、屋内の撮影スペースでは、あらかじめ機材を固定してすぐに撮影できるようにしています。屋外で撮影する時は、とても簡単で、私はほとんどiPhoneで撮っています。
(区役所)えっ、そうなんですか!とても意外です。
(イルコさん)iPhoneもいっぱい持っていて、撮影用のカメラとして使っているものもあります。
(イルコさん)私はYouTubeで写真の撮り方を紹介しているのですが、スマホでも十分綺麗に写ります。この動画のように写真も撮れますし、動画も問題なく撮ることが出来ます。
(注)動画は下の画像をクリックしていただくと、ご覧いただけます。
(区役所)スマホで撮影すると、アップロードしたときの画質などは問題ないのですか?
(イルコさん)特に問題ないです。画質もフルHD(解像度を表す言葉で、4Kなどに比べると画素数が少なく解像度が低い(画像が粗い)とされる。)に設定して撮っています。4Kで撮るときもありますが、データサイズが大きいため、編集するときに処理が重くなるので、普段はフルHDで十分じゃないかなと思っています。
(区役所)大がかりな機材を使っているのかと思っていましたが、プロでもスマホを使うのですね。私も撮影したくなってきました!
(イルコさん)スマホの良い所は、防水になっていることも多いですし、より自由な撮影が可能になります。時には、海の中に入れたり落としたりして撮る時もあります。普通の一眼レフなどは海に入れると壊れてしまうので。笑
撮影シーンも工夫して、撮影現場に向かう過程だったり、撮影風景だったり、何かをやっているところのシーンを撮るのも面白いです。何の変哲もない場所も、撮り方次第で魅力的に見せることが出来ます。
2.あれば便利な機材グッズのご紹介!
(イルコさん)スマホだけでも撮れますが、その他に、あればより良い機材をご紹介します。
まず、ワイヤレスマイクです。映像がどんなに綺麗でも、音が悪いと動画自体が台無しになってしまい、視聴者に再生してもらえなくなります。
(区役所)区役所で動画を撮る時も感じています。マイクが無いと音が反響してしまって、言葉が聞き取り辛くなりますね。
(イルコさん)マイクを使うメリットとしては、カメラと喋る人の距離を気にしなくて良くなるという点です。スマホだけだと、距離が離れてしまうと音が綺麗に拾えなくなります。マイクは2、3千円で買えるものもあります。
(区役所)マイクはぜひ取り入れたいところですね。他におすすめのグッズはありますか?
(イルコさん)次に、三脚があれば良いなと思います。私が今日持っているのはこんな三脚です。スマホが磁石でくっつくようになっています。
(イルコさん)その他は、LEDライトやドローンもあれば撮影の幅が広がると思います。
(区役所)ライトってどんな風に使うのですか?
(イルコさん)例えば、食事などを撮る時にライトを当てると美味しそうに見えます。色味を変えることが出来るライトもあるので、シーンに合わせて使い分けることが可能です。
スマホで次の写真のような撮り方も出来ますよ。
3.撮影した動画はどうすればいい?
(区役所)撮影方法とは少し話がずれますが、イルコさんは動画の編集はどのようにしていますか?
(イルコさん)外で撮影してすぐにアップしたいときは、iPadで編集することもありますし、普段はDropboxなどのクラウドサービスを利用し、撮った動画を転送しておいて、家に帰ればすぐに編集できるようにしています。
編集については、今は専用のアプリがたくさん出ていますので、それらを利用するのも良いです。タイトルやテロップづくりなど、自分が必要な時に利用すると便利ですよ。
機材や編集についてご紹介してきましたが、手軽に始めることができるので、皆さんもぜひ動画撮影してみてくださいね!
4.次回予告
次回、第6回のコラムはイルコさんへのインタビュー最終回です!撮影で気を付けることなどをお伝えいたします。次回もぜひご覧ください!
最後に、イルコさんが撮られた写真を見せていただきました。光がとても幻想的で美しいですね!
イルコさんの撮影方法をもっと知りたい方は、下記のイルコさんのYouTubeチャンネルをご覧ください。
Ilko AllexandroffさんのYouTubeチャンネル
株式会社FunMakeのホームページ
都島区公式YouTubeチャンネル
都島区公式YouTubeチャンネルは、こちらからご覧いただけます。
広報誌の特集、区の魅力的な風景のご紹介や、イベントの告知等を行っています。
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