第6回 動画の撮影(撮影方法編2)|光の魔術師・イルコさんにインタビュー
2023年10月1日
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この記事は都島区と連携協定を締結している株式会社FunMakeとの広報アンバサダープロジェクト第6回です。
都島区の魅力発信を担当している政策企画担当です。
第4回から、「光の魔術師」と称されているフォトグラファーのIlko Allexandroff(イルコ・アレクサンダロフ)さんに、動画撮影に関するインタビューをしてきましたが、これまでの内容はお楽しみいただけましたでしょうか?
今回ついに最終回となりますので、ぜひ最後までご覧ください!
まずは、改めて、イルコさんのご紹介をさせていただきます。
全国のカメラ好きを魅了するイルコさんは、全国で活動し様々な実績があります。
- 神戸を拠点にファッション、ポートレート、ウェディングを撮影
- YouTubeの登録者数は15万人超え
- 全国でのセミナーを多数開催
特に、YouTubeにおいては、クリエイティブなライティングを駆使した写真や、独自のポートレート撮影テクニックの紹介動画を数多く投稿されています。
今回のコラムでは、撮影時の注意点やイルコさんの撮影の仕方をご紹介していきます。
1.手ブレと音質には気を付けよう
(区役所)前回まで撮影のノウハウをお伺いしてきましたが、イルコさんが思う「撮影時にここだけは注意した方が良い!」ということがあれば教えていただけますか?
(イルコさん)私が思うのは、映像がブレているシーンと音質が悪いシーンは、多分見ている人からすると一番見づらく、ストレスを感じて視聴を止められる場合が多いのでなるべく避けた方が良いですね。
私も、過去に、友人に渡したカメラの映像がとてもブレていた時があって、それをそのまま公開したら、「めっちゃ酔いました」などのコメントがたくさん来たというエピソードがあります。その時は、友人もかなり反省していました。笑
iPhoneの標準カメラは手ブレ補正もしっかりしているので、私はいつも標準カメラで撮っています。手持ちではなく三脚を立てるときは、画角を広角に設定するときもありますが。
あとは音質ですが、反響していたり鮮明に入っていない場合、何を話しているのか分からず、見ている人に内容が伝わらないので、マイクなどを使うのも一つの手段です。
(区役所)おっしゃる通り、ブレている映像を見ていると気持ち悪くなる時もありますよね。
ズームなどもしすぎるとだめなのでしょうか。
(イルコさん)そうですね、ズームも画質が落ちる原因になります。特に暗い場所で極端にズームをしたりすると、かなり画質が落ちてしまします。
2.イルコさんはどのように撮影している?
(区役所)ところで、イルコさんがいつもどんな感じで撮影しているのか見てみたいです。
(イルコさん)以前にご紹介したように、自宅に撮影スペースがあるのですが、機材を全てセッティングした状態にしていて、座るだけですぐ撮れるように極力手間を省いています。
また、少し専門的な話になりますが、カメラをパソコンと繋げているので、録画は直接パソコンの編集ソフトに転送されるように設定しています。
(区役所)ご自宅に本格的な撮影スペースを作られているのですね!
イルコさんの動画を見ていると、カメラの切替などもありますが、これもイルコさんご自身でされているのですか?
(イルコさん)そうです。切り替えるスイッチャーを用意していて、ボタンを押すだけで、正面のカメラと頭上から撮っているカメラのどちらで録画するかなど、自由に切り替えることが出来ます。
両方で撮ってから後で編集しても良いのですが、私はこれも手間を省くために、撮影を始めて話をしている最中に「ぽちっ」とボタンを押して切り替えているんです。
このやり方ですと、きちんと話せているときは、編集作業もイントロダクションとBGMを入れる程度で、あとはほとんど何もせずに投稿しています。
(区役所)編集をほとんどせずに投稿されるときもあるのですね!
今のように、話しながら切り替えができるようになるまで、どれくらいかかりましたか?
(イルコさん)2年くらいですかね。でも今は技術も進歩していますし、昔は出来なかったことも簡単に出来るようになっていますよ。
何より、自分で編集することで、時間がかかるポイントなどに気付いたタイミングで、一つずつ改善することが出来ます。それの繰り返しで、上達もしていきますし、日常生活でも役に立つことがあります。
私は喋ることが苦手で最初は撮影時間も長くかかっていたものの、撮影を重ねることでどんどん話せるようになり、今はその経験が自信に繋がっています。
3.スマホでも綺麗に撮れる!
(区役所)イルコさんは全国さまざまなところでセミナーや写真展を開催されていると思うのですが、展示する写真はスマホで撮ったものもあるのですか?
(イルコさん)はい、スマホで撮った写真も展示していることがあります。少し作例をご紹介させていただきますね。
(イルコさん)この写真はスマホで撮ったものになります。
(区役所)これがスマホで撮れるのですか!?今までのスマホ写真に対するイメージがかなり変わりました。
ちなみにこの写真はどうやって撮っているのですか?
(イルコさん)撮り方には少しコツがあるのですが、手前にある空が反射しているものは、海のように見えて、実はカメラの前にタブレットを置いているんです。このような感じです。
(区役所)本当に海みたいに見えますね!イルコさんのお話を聞いていると、こんな撮り方もあるのかととても勉強になります。
(イルコさん)私のYouTubeチャンネルでは、写真の撮り方の解説もたくさんしていますので、ぜひご覧いただけたらと思います!
(区役所)ありがとうございます。
このインタビューは今回で終了となりますが、初心者向けから上級者向けのお話まで、色々とお話していただき、本当にありがとうございました。
4.次回予告
イルコさんの撮影方法をもっと知りたい方は、下記のイルコさんのYouTubeチャンネルをご覧ください。
Ilko AllexandroffさんのYouTubeチャンネル
株式会社FunMakeのホームページ
都島区公式YouTubeチャンネル
都島区公式YouTubeチャンネルは、こちらからご覧いただけます。
広報誌の特集、区の魅力的な風景のご紹介や、イベントの告知等を行っています。
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