毛馬桜之宮公園を歩こう～ウォーキングマップを作成しました～

明治28年11月13日、大阪市最初の上水が、ここから送水されました。それまで飲料水は、淀川の水か井戸水にたよっていましたが、コレラ等の流行により、当時の市年間予算の3倍強の経費と3年余の歳月をかけ61万人の給水能力をもつ施設が整備されました。その後大阪市の発展につれて拡張工事が重ねられましたが、大正4年9月に現在の柴島浄水場の完成で閉鎖されました。

「人と水辺の絆の復活（心に響く都心のオアシス）」をコンセプトに、一級河川大川（旧淀川）左岸の毛馬桜之宮公園貯木場跡の水辺を活用して整備されました。
　利用時間：原則、年間を通じて午前8時から午後6時まで（6～9月は午前8時から午後8時まで）

昭和5年9月に完成した、北区と都島区を結ぶ橋です。橋全体が銀色に塗られていることから、銀橋という愛称で親しまれています。橋長およそ187メートル、幅員22メートルを誇る、戦前では国内最大のアーチ橋でした。

桜宮橋（銀橋）の下を通ることができます。

「都島」の地名は、応神天皇の大隅宮や孝徳天皇の長柄豊碕宮が淀川を隔てた対岸辺りにあったと想定し、これらの宮の近くであるところから生まれた、あるいはこれらの都に向き合う島という意味の「都向島」が転化したものと考えられています。

桜宮橋（銀橋）を通過した後、左手の道へ進むと、都島由来記があります。

近代の関西を代表する実業家で藤田財閥の創始者・藤田伝三郎が明治時代に造営した大邸宅の跡に開かれた庭園です。園内の一部に当時作庭された庭園が残り、「旧藤田邸庭園」として大阪市指定文化財となっています。
　開園時間：午前10時から午後4時まで

藤田邸跡公園の北出入口が見えてきます。このコースのゴールは公園内中央付近にある門です。