台北市士林区と友好交流にかかる協力の覚書を締結しました

　平成27年10月22日（木曜日）、浪速区と台北市士林（しーりん）区は士林区役所において友好交流協力覚書の調印式を行いました。

　調印式では、玉置区長と江慶輝（こうけいき）士林区長が覚書に署名した後、立会人である吳坤宏（うくんほん）台北市民政局副局長が署名し、無事締結を行いました。

　この調印式には、外交部亜東関係協会副参事、士林市場自治会会長、里長（連合会長）並びに士林区役所各課長など30名の皆様にご出席いただき、当区を心から歓迎していただきました。

　今後、浪速区役所と士林区役所は、実効的でより具体的な、永続性のある取組みによる民間交流、教育、観光、文化、技術など広い分野で心のある交流を図り、様々な議論を交わしながら、更なる友好を図っていくことを確認しました。 

　士林区は、人口約29万人（平成27年9月現在）。有名な故宮博物館や陽明山、士林官邸など観光名所が豊富、天母（てんむ）地区には日本人学校があり、日本に対する好意は非常に高い。
　士林夜市は、総店舗数は438店舗。特に地下1階に整備されている飲食専門店だけでも94店舗が営業している。営業時間は午後5時頃から午前2時頃まで。空調が完備されており、天候に関係なく楽しむことができるほか、地上の店舗は衣料品や宝飾品、日用品などあらゆるものが取り揃えられ、観光客ばかりではなく地元住民も利用。台北最大の夜市で、街の賑わいは特筆するものがある。公共交通機関である台北MRT（台北地下鉄）の剣潭（けんたん）駅から徒歩5分で行くことができる。