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マンションの中でつながる ~マンションコミュニティにかかる事例~

2019年10月2日

ページ番号:447356

マンションコミュニティをはぐくむために取り組んでおられる事例をご紹介していきます

「つながる」ための「なかま」を増やす

(川崎市)管理組合理事の三役を立候補や推薦で決めることで運営をスムーズに

 居住者の高齢化により、理事を選出することが難しくなっている。とくに女性の一人暮らしで高齢の人は、体力的にも難しい。そのため三役は任期2年とし、立候補制としたが立候補者は中々出ないので、推薦制と一体化した制度を取り入れている。その他の理事は持ち回りの輪番制で任期を1年とした。様々な分野で得意な人がいるのでそういった人を活用している。

(大阪市)「できる人が、できる事を、できる時に」無理をしないをモットーに、住民有志のボランティア組織を結成

 ボランティア組織(ふれあいクラブ)を住民有志で結成。マンション内の居住者同士がお互いに支え合い、助け合いながら気軽に声を掛け合って暮らしていけるコミュニティにするために役立つ活動を行っている。

 喫茶サロン(喫茶ふれあい)を週1回、集会所とその周りの屋外テラスで開催。外から見えるようにすることで、マンション居住者以外からの参加もある。

 また、有償で蛍光灯の取替や買い物代行、自転車のパンク修理を行う高齢者などへのサポート事業(サポートふれあい)も実施している

(大阪市)プライベートな時間を大事にしながら地域活動に参加してもらう

 役員が高齢化していく中、コミュニティ活動・自治活動を維持していくための将来の活動の担い手づくりの取り組みとして、自治会青年部のもとで「自治会青年サポーター」を設置。参加呼びかけのポイントとして、「対象者のプライベートな時間は優先、尊重しながら、時間を捻出いただき参加できる方々」とし、無理をせずに来られるときに来てくださいと呼びかけることで、安心して参加してもらえている。

 募集チラシは全戸に配布することで、対象世帯だけでなく、高齢世帯に対する自治会活動のPRとなることや、高齢世帯から対象世帯への参加呼びかけにもつながる。

「つながる」ためのきっかけをつくる

(鹿児島県)敬老イベントでマンション内のお年寄りを祝う

 築40年を超えるマンション。居住者の高齢化でお年寄りが外に出なくなったことと、居住者の疎遠化を問題と考えた管理組合の理事たちの発案で、9月にお月見を兼ねた敬老会を実施。管理組合とボランティアで運営し、大人や子どもたちの合唱やダンスでお年寄りに楽しんでもらい、交流の場を設けている。

 また、敬老会の前には、鹿児島の十五夜に綱引きや相撲大会をする慣習に則って、綱引きやケンケン相撲を楽しみ、子どもたちが仲良くなれる機会も。

(大阪市)ハロウィンが高齢者と子どもをつなげる

 マンション内に高齢者が多くなったため、何か高齢者と子どもが交流できるイベントがないかと考えて、ハロウィンイベントを実施することになった。自治会は協力してくれる高齢者にお菓子を渡す。子どもたちは楽しく仮装をして、高齢者の部屋に行き「トリック・オア・トリート」の代わりに「こんにちは!お元気ですか?」と声をかけお菓子をもらう。顔見知りになる事で、日常でもあいさつを交わすようになり、楽しみが増えた。

(東京都)小規模マンションで「隣人祭り」を開催

 きっかけは居住者同士のコミュニケーションをとれたらいいと思っていた居住者の方。知人から近くのマンションでの「隣人祭り」に誘われたことで、自分のマンションでもやってみようと思いたった。(「隣人祭り」とはフランスで始まったもので、お年寄りの孤独死をきっかけに一人の青年が始めた小さなパーティ)場所はエントランス、食べ物飲み物は持ち寄り、ルールは一つ「禁煙。静かにきれいに使うこと」。年2回、回を重ねるごとに、居住者どうしがただあいさつを交わすだけの間柄から、一歩近しい関係になった。

(大阪市)楽しいことや共通の趣味を通じた「仲間づくりの場」を創ることで、コミュニティの輪を広げる

 マンション居住者のみで形成されている町会が、形成当初から徐々に活動の担い手が減っていることに対して「長屋的コミュニティづくり」をめざして新たな取り組みをスタート。「シニアクラブ」の立ち上げや「観桜会」、「山歩きの会」「スイーツパーティ」の開催など、楽しいことや共通の趣味を通じた「仲間づくり」の場を創ることで、コミュニティの輪を広げ、関わりを持った人のつながりで、福祉や防災の地域課題にもつながりを持たせて成果をあげた。

(東京都)マンション内のコミュニティを促進する福祉部の設置

 マンション独特の課題などから、誰がどこに住んでいるかが見えづらく、日頃はエレベーターで会った際にあいさつする程度であったため、困った時に住民同士で助け合えるよう、社会福祉協議会の支援のもとに福祉部を設置している。住民が興味のあることで活動に参加するきっかけづくりからスタートし、具体的な見守り体制づくりにつなげることをめざしている。

「つながり」を広げる

(横浜市)名所を守るため、地域とマンションが一体となって「桜まつり」を開催

 マンション分譲時のキャッチコピーにも使われていた桜並木が伐採される計画がでた。管理組合は桜の保存を求め活動を開始。そんな中、桜の木が病にかかり、保存・管理の必要性から周辺住民全体の課題へと広がっていった。それが「桜まつり」のきっかけとなり、地域の町内会と近隣マンション自治会との交流を含めたイベントとなり、結果的に一部の伐採は避けられた。

(大阪市)マンション内集会所を活用した交流でトラブル減少  

 マンション内集会室を活用した高齢者の健康維持と交流の場として、百歳体操を実施。体操が終わった後は、グループに分かれて脳活性化レクレーションと座談会を行い、参加者が「頭を使って喋る」ことを実践。

 教室を始めてからは参加者同士のコミュニケーションが図られ、居住者間のトラブルや管理組合への苦情が減少した。

(大阪市)高齢者世帯に向けたふれあいネットワークを実施

 高齢者夫婦のみの世帯、高齢単身者世帯をマンション居住者同士で守るために、各戸に備え付けているインターホン(内線)を使い、高齢者から毎日定時に管理事務所内にいるボランティアスタッフへ連絡してもらい、安否を確認する取組(ふれあいネットワーク)を実施。主に役員を退任された方を中心にマンションに住む住民有志がボランティアスタッフとなり、日常的な居住者同士の「支え合い」ができている。

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