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小規模校におけるメリット・デメリット

2023年10月27日

ページ番号:610452

文部科学省では、6学級から11学級を「小規模校」として位置づけており、今後、就学制度の改善(学校選択制、指定外就学の拡大)による影響なども含め、西区の各学校における学級数、児童数の推移を十分注視し、適正配置の取組みの是非について、見極める必要があるものと考えています。

西区では、小規模校でのメリット・デメリットを次のように考えています。

メリット

児童・生徒にとって

  • クラス替えが無いことが多く、互いの関係を深めていく学級づくりをしやすい。
  • 児童数が少ないので、全校の児童が互いによく知り合えるなど、児童の交流が深まりやすい。

学校運営にとって

  • 校外行事の場所の選定、活動内容や安全面での制約が少ない。

  • 教職員数が少なく意思疎通が図りやすく、相互の連携が密になりやすい。

デメリット

児童・生徒にとって

  • 多様な考え方に触れる機会や学びあいの機会が少なくなりやすい。
  • 児童自らが新しい人間関係を作り上げようとする機会が少なくなる。

  • クラス替えができないことが多く、児童の人間関係が固定化しやすく、人間関係上の問題等が発生した場合に、問題の解消が難しいことがある。

  • 体育や音楽での集団学習の実施が小規模となり、一定人数がいることで得られる相乗効果が得られにくい。

学校運営にとって

  • 遠足、修学旅行等の校外行事におけるバス借上げ代等、一人あたりの負担が大きくなる。

  • 教職員数が少ないため、経験特性等の面でバランスのとれた配置が行いにくい。

  • 単学級である学年の場合、学年を一人の教員で運営することになり、指導計画、評価計画、教材研究等で全て個人作業で行うことになる。また、共同研究が難しく、教員相互の連携や切磋琢磨する機会が少なくなる。

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