大規模校におけるメリット・デメリット
2023年10月27日
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文部科学省では、一校あたり25学級以上を「大規模校」、31学級以上を「過大規模校」として位置づけており、適正規模となるよう取り組むことを示しています。特に、「過大規模校」には、分離新設などの抜本的な対策が必要としています。
西区では、大規模校でのメリット・デメリットを次のように考えています。
メリット
児童・生徒にとって
- 児童・生徒や教職員が多い分、いろいろな人との出会いや活気につながる。
学校運営にとって
- 児童・生徒数や教職員数が一定以上となる分、多様な教育活動が展開できる。
デメリット
児童・生徒にとって
- 学校行事などにおいて、係や役割分担のない児童・生徒が現れる可能性があるなど、一人一人が活躍する場や機会が少なくなる。
- 同学年でもお互いの顔や名前を知らないなど、児童・生徒間の人間関係が希薄化する。
- 卒業式の入場や証書授与、入学式の入場、運動会の個人競技や団体競技、遠足の移動・集合・トイレなど、学校行事に必要となる時間が長くなる。
- 校外学習の際、施設によっては人数制限があり、断られることもある。
- 児童・生徒一人当たりの運動場面積が少なくなる。
学校運営にとって
- 教員集団として、児童・生徒一人一人の個性や行動を把握し、きめ細かな指導を行うことが困難であり、問題行動が発生しやすい場合がある。
- 学校運営全般にわたり、校長が一体的なマネジメントを行ったり、教職員が十分な共通理解を図ったりする上で支障が生じる場合がある。
- 特別教室や体育館、プールなどの利用にあたり、授業の割当てや調整が難しくなる場合がある。
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