あいりん地域における三者連携の取組み ー医療、安全安心、まちづくり分野の対応ー【令和5年度～令和9年度】をとりまとめました

　あいりん地域における、覚醒剤等の薬物取引や公園・道路におけるゴミの不法投棄、道路を不正使用しての露店営業が頻発している状況を改善するため、大阪府･大阪府警･大阪市が連携し、平成26年度から地域の環境整備を強力に推進してきました。
　このたび、大阪府･大阪府警察本部･大阪市の三者により、あいりん地域における三者連携の取組みー医療、安全安心、まちづくり分野の対応ー【令和5年度～令和9年度】をとりまとめました。

　今後も、地域の環境整備のための取組みを継続しつつ、まちの活性化などに向けて府市が連携し取り組んでまいります。

• 薬物対策として、取締活動を徹底するほか、薬物乱用防止の啓発や、薬物依存症者やその家族に対する治療・ケアの新たな取組みなど、総合的に取組みを行いました。

• 行政と地域住民等が協力して、不法投棄ごみの収集や不法投棄防止の啓発・巡回等を実施しました。

• 防犯カメラの設置や道路照明灯の整備、道路不正使用等の取締など、通学路等の安全確保に重点的に取り組みました。

• 治安面や環境面など喫緊の課題は改善されていますが、今後取り組むべき課題も残されており、これまでの成果を維持するために、「地域の環境改善」の取組みを継続していきます。
• 大阪の成長の視点から、あいりん総合センターの跡地有効活用を含めた「まちの活性化」など、西成特区構想を後押しする取組みを中心に、府市が連携して進めていきます。