令和7年度西成区の人権にかかる取り組み紹介　令和7年8月号掲載分

 西成区役所では、人権問題は身近な問題であるという意識を持っていただき、人権問題に対する理解と認識を深めていただくことを目的に、いろいろな方法で取組みを進めますので紹介します！

なお、取組みの目的をより明確化し、具体的に理解できるよう、令和7年度においても人権啓発テーマを、次のように設定しました。

★令和7年度西成区人権啓発テーマ★　　　　　　　　

『あゆみよる こころ、あゆみよる こうどう』

人権の視点における歩み寄るという言葉には、お互いの権利や自由を尊重しながら、共通の理解や合意をめざす意味があります。相手の思いを共感すること、そして、その思いや価値観を尊重することが歩み寄るための第一歩です。お互いに話をすることで、誤解を解いたり共通点を見つけたりすることができるほか、時には自分の意見を少し変えたり、相手に譲ったりすることも必要です。

歩み寄るという行動は、単に仲良くなるための方法ではなく、お互いの人権を尊重し、より良い関係を築くための大切なステップです。みなさんも“歩み寄る心、歩み寄る行動”にチャレンジしましょう！

　人権啓発イベント

■人権を考える区民のつどい

幅広い年齢層の方々に体感していただくことで、人権について考えてもらうことを目的に、映画会と音楽イベントを実施します。音楽イベントでは西成区にゆかりのある方によるパフォーマンスを通して、人権について考え、元気な西成区を届けます。

　市民向け人権啓発講座

■“じんけん”いろは楽習(がくしゅう)

主に、その時の社会課題となっている人権問題について、専門講師による講座を実施します。

　啓発活動

■啓発週間における啓発活動

憲法週間（毎年5月1日～7日）と人権週間（毎年12月4日～10日）に、啓発のぼりを設置します。人権週間では、人権啓発推進員と一緒に街頭啓発を行うほか、パネル展を実施します。

■広報紙での啓発

毎年8月・10月・12月・2月に人権に関するいろいろな情報や寄稿文を掲載し、啓発します。

※これまで「人権コラム」というコーナー名で掲載してきましたが、今年度より「人権コーナー」と名称変更し、人権に関するいろいろな情報や寄稿文を掲載していきます。

■区内のイベントでの啓発

区民まつり等の多くの方が集まる区のイベントにおいて、人権啓発ブースを設置しています。

■人権啓発コーナーでの啓発

区役所1階に設置している「人権啓発コーナー」に、テーマを設けた啓発パネルを設置し、来庁された方に啓発をしています。

■研修用人権啓発映像ソフトの貸出し

大阪市内の社会教育団体や学校・企業等に向けて、人権の研修会等を開催する際に活用できる人権啓発映像ソフト（DVD等）を貸出しています。