色に込められた思いーアウェアネスリボン(Awareness ribbon) 令和7年10月号掲載分
2025年10月3日
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アウェアネス・リボンの、アウェアネスとは、英語で「意識・気付き」という意味です。身につけることで、ある問題に対する理解や支援を示すものとされるほか、その問題についての情報が広まりやすくなり、啓発活動の促進につながります。
今回は、アウェアネス・リボンをいくつか紹介します!
※異なる組織が同じ色のリボンを採用している場合もあり、同じ色のリボンでも異なる意味を示すこともあります。
●オレンジリボン
子どもたちの心にオレンジのような明るさと暖かさを感じてほしいという願いが込められており、子ども虐待防止運動のシンボルとして、虐待防止をアピールし、子どもが虐待されない社会を目指す意思を示します。
●グリーンリボン
緑色は、成長と新しいいのちを意味し、臓器提供者と移植が必要な患者さんのいのちのつながりを表現しています。たくさんのいのちが救われる社会の実現に向けた、『移植医療』の理解促進、普及、及び啓発につながる取り組みを示します。
●イエローリボン
障がいのある人々の社会参加の推進のシンボルにも使われ、障がいのある人もない人も共に暮らし、すべての人が参加できる社会を目指す意思を示します。
●ブルーリボン
拉致被害者の救出を求める国民運動は、ブルーリボンと青色を運動のシンボルにしています。
青色は、被害者の祖国日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」を、また、被害者と御家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。
(出典:政府 拉致問題対策本部ホームページ)
アウェアネス・リボンについては、努力やお金・時間をかけない『見せかけの支援』といった意見があります。しかし、社会問題の解決のためには、まず「知ること」が必要で、このリボンは、そのきっかけの一つになります。
社会問題の解決のためにできることは、寄付やボランティア活動だけではありません。自分にできる支援を考え、苦しんでいる人たちに理解を示すことも立派な支援活動の一つなのです。
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