生涯学習ルーム講座取材レポート
2026年7月28日
ページ番号:682201
学びのリアルをのぞいてみました
小学校の特別教室など、身近な施設を活用して講習・講座を行い、学びを通じて人と人のつながりを生み出している「生涯学習ルーム」。その魅力を伝えるために取材へ行ってきました。ぜひ、みなさまの新しい学びのきっかけにしてください。
取材レポート一覧
天下茶屋小学校生涯学習ルーム「書道」(2026年6月23日)
玉出小学校生涯学習ルーム「絵手紙教室」(2026年6月19日)
平成11年から始まり、毎月第3金曜日(8月を除く)に玉出小学校で開催されている生涯学習ルーム講座です。17名の方が絵とことばを組み合わせる「絵手紙」を通して、それぞれの表現を楽しまれています。
絵を描いている様子

受講者の方の作品

教室内の様子
講師の声
「個性を大切に、楽しんでもらいたい」という思いのもと、題材を季節や行事に合わせて変化させることや、はがき以外の素材を取り入れたりしながら、毎回新鮮に学べる工夫を重ねているそうです。
受講者の声
参加のきっかけは、「まなびや」を見て参加した方や、友人の紹介で始めた方などさまざまです。なかには、孫が通っていた学校が会場で家も近所だったため、受講を始めた方もおられます。
「同じ時間を共有している感じがして楽しい」という声が聞かれる一方で、「光の入り方や濃淡を考えながら描くのが難しい」「集中力が必要」「絵に添える言葉を考えるのが一番頭を使う」など、奥深さを実感する声も挙がりました。また、「想像以上に頭を使うので脳トレになりそう」「趣味が増えた」「新しい友人ができた」といった感想もあり、学びが日々の楽しみや交流につながっていることが伝わってきました。

ルームピースで「ハイ、チーズ!!」
天下茶屋小学校生涯学習ルーム「書道」(2026年6月23日)
毎月第2・4火曜日に天下茶屋小学校で開催されている「書道」講座です。20年以上続く、地域に根付いた講座です。
受講登録者は5人ほどの少人数で、落ち着いた環境のなか、それぞれのペースで学ぶことができます。講座の題材は毎回変わり、楷書・行書・草書・かななど幅広い書に触れられます。講座は、各自で練習を進め、数枚ごとに講師の指導を受ける流れで進行します。毎年12月に小学校体育館での展覧会、3月に西成区生涯学習区フェスティバルでの展示があり、作品づくりの目標となっています。
練習の様子
指導を受けている様子

練習の様子
講師の声
講師は以前から書道の指導を続けており、知り合いの生涯学習推進員からの声かけをきっかけに、この講座で20年以上講師を務めてきたそうです。かつては受講者が10人以上いた時期もありましたが、コロナ禍を経て人数が減少したとのことです。現在は少人数のため、一人一人のレベルに合わせて指導しやすく、受講者の上達もより実感できているとお話しされていました。
受講者の声
受講のきっかけは、「退職後の趣味として探した」「仕事が落ち着いて時間ができ、広報紙で生涯学習ルームに関する記事を見て見学を決めた」などさまざまです。子どものころに習って以来、60年ぶりに書道に取り組んだ方もおられます。
受講者からは、「長く続けていても筆づかいは奥が深く難しい」「落ち着いて集中できる環境があるのが良い」といった意見が聞かれました。また、「家だと汚れるので教室を使えるのが助かる」といった、学校教室ならではの利点も挙げられていました。交流面では、「人生の先輩が増えた」「地域での新たなつながりができた」という声があり、学びが新たな交流につながっていることがうかがえます。
受講者のみなさんが高みを目指し、真摯に取り組む姿がとても印象的でした。

ルームピースで「ハイ、チーズ!!」
新今宮小学校(もと弘治小学校)生涯学習ルーム「絵画教室」(2026年7月7日)
毎月第1・3火曜日にもと弘治小学校で開催されている「絵画教室」です。現在の受講登録者は5名ほどで、地域で気軽に絵を楽しめる場として親しまれています。受講者同士が交流を楽しみながら、それぞれが集中して絵を描く時間も大切にできる、和やかな教室です。題材は季節に合わせたものを取り入れつつ、描きたいものを持ち寄って制作することもできる自由度の高さも特徴です。
受講者の方の前週の作品
作品を制作している様子

講座の様子
講師の声
大阪市インストラクターバンクがきっかけとなり、16年間活動しているそうです(絵画講師歴は30年以上)。講座の雰囲気については、雑談に夢中になってしまうことがあるほど、和気あいあいとしているとのことでした。また、難しいと思うと難しくなるので、何事も楽しいと捉えてほしいと、前向きに絵画を楽しむ大切さもお話されました。「紹介でも、お一人でも申し込んでもらえるとうれしい」と、新しい参加者を歓迎する言葉もありました。
受講者の声
受講のきっかけは、「西成図書館に展示されていた絵画作品を見て連絡した」という方のほか、紹介やチラシ、さらに「紹介の紹介」など、人づてに広がっている様子もうかがえます。受講者からは、「先生が親切で熱心で楽しい」「知り合いが増え、趣味の輪が広がっている」といった声が聞かれました。 また、コロナ禍以前は空席待ちができるほど受講者数が多かったそうですが、現在は減少傾向にあるとのことです。そのため、「仲間が増えたほうが楽しい」「以前と比べて男性の参加者が少ないので来てほしい」といった意見が挙がり、教室の輪をさらに広げていきたいという思いが伝わってきました。
先生はもちろん、受講者の方同士がアドバイスをし合ったり、互いに褒め合ったりする和やかなコミュニケーションの中で講座が進んでいたことが、とても印象的でした。

ルームピースで「ハイ、チーズ!!」
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