令和4年度　第1回西淀川区区政会議を開催しました

　第1回区政会議は、「区政会議の運営の基本となる事項に関する条例」第5条第1項第2号及び3号に基づき、「令和3年度西淀川区運営方針の振り返り」、「西淀川区制100周年記念（2025年）に向けて」等について、委員の皆様から貴重なご意見・ご提案をいただきました。

令和4年7月26日（火曜日）　午後6時30分から午後8時

1. 令和3年度西淀川区運営方針の振り返りについて 
2. グループ討議「西淀川区制100周年記念（2025年）に向けて」
3.  その他

上記の議題について、資料を事前にお送りするとともに、令和3年度西淀川区運営方針の振り返りなどについて当日説明を行いました。

区制100周年に向けての提案

グループ討議に先立って、多田委員および中島区長より提案をいただきました。

• 地域魅力発見の提案
  万博を機に、魅力発信と新たな魅力づくりをめざす。クラフト防災パークの拡大開催、ごみ拾い・防災・歴史などをテーマにした「西淀川区ロゲイニング」、「リアル脱出ゲーム」など楽しみながら防災を学ぶイベントの開催を提案いただく。（多田委員より）
• 区制100周年に向けての西淀川区の課題など
  高齢化による人口減少が見込まれ、地域の活力低下などにつながる恐れがある。「こどもを産み育てるのに適したまち」、「通勤・通学に便利なまち」、「環境にやさしいまち」、「魅力的な企業が集まるまち」にするにはどうしたら良いか考えていきたい。（中島区長より）

「区制100周年記念に向けて」グループ討議

4つのグループに分かれて、活発にご議論いただきました。
その後、グループごとで提案のあった意見について発表いただきました。

発表内容

1. こども・教育を中心に考える。
   100周年がゴールではなく、次の100周年に繋げていきたい。西淀川区の歴史年表の作成も進行中であり、地域のしくみなどと合わせてこどもも読みやすいように「まんが版」にしたい。そして、こども向けの西淀川区のうた・ダンスをつくるなど、情報発信の仕方を考え、万博の開催ともあわせて西淀川区を盛り上げていきたい。
2. 日常の取組みとイベント
   日常部分では、交通事故を減らすため、一番危険な箇所を変えたい。イベントがあればそれに向けて公園の雑草もきれいになりやすいので、公園でのイベントを増やしたい。また、防災のイベントも活性化させたい。区政100周年に縛られずイベントをきっかけにして人を巻き込んでいき、西淀川区を好きになってもらう。テーマ別のパネル展示や、公民館で各区の歴史の展示もしていきたい。
3. こどもが住みやすいまちにする。
   次世代を応援する意味で、こども会の予算を増やす、自然体験ができるよう公園の整備など子育てしやすい環境、子育て拠点を増やす。こどもが学校にいきたいと思えるような環境づくりが大事である。また、こどもや高齢者が一緒に遊べる機会をつくる。手作りランタン、食フェスで緑陰道路を彩る、キャンパーイベントなど、緑陰道路を活かしたイベントも行っていきたい。気球イベントの復活、人の手を繋いでギネスに挑戦、といったイベント・アートイベントでも盛り上げていきたい。
4. 今あるものを活かして充実・改善しさらに盛り上げていく。
   今すでにある西淀川区の素敵な場所、緑陰道路、矢倉海岸等を利用したイベントを行い世代間交流を図る。また、緑は多いが鬱蒼とした場所もあるので、そこは整備を行い高齢者にもこどもにも安全できれいな街をめざす。多世代交流が気軽にできる場所も増やしていく。市内初、道の駅を作って、にしよどブランドで盛り上げ、より多くの方に西淀川区の魅力を発信していく。