「在宅避難」・「縁故避難」を検討しましょう!
2024年3月27日
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「在宅避難」ってなに?
大規模な災害が起こった際には避難所に行く!という意識を持っている方は多くいらっしゃると思います。もちろん間違った考えではありませんが、中長期的な避難を目的として開設される災害時避難所は「災害により自宅での生活が出来なくなった人」の場所です。ですので、自宅が無事な場合には自宅での避難生活を送っていただくことをお願いしています。これを「在宅避難」と言います。
「縁故避難」とは
「縁故避難」とは、水害発生時に自宅が浸水の可能性がある場合に、浸水の可能性がない親戚や友人の家に事前避難することをいいます。
例えば台風の場合は、発生してから被害が起きるまでの間に数日の時間があり、その間に予測ルートや勢力の拡大の情報から被害を想定して事前に避難する判断ができます。
大きな災害が発生する前に、親戚や友人に相談し縁故避難先を検討しておきましょう。
在宅避難をするには?
在宅避難をするには自宅が安全である必要があります。自宅という慣れ親しんだ空間で避難生活を送れるように、備蓄品の準備や家具の転倒防止を行いましょう。
非常備蓄品を準備しましょう
食糧の備蓄品を準備する方法として「ローリングストック」と呼ばれるものがあります。ローリングストックとは日常生活で使用する加工品を多めに買い置きしておき、賞味期限が近づいてきたものを食べて、食べた分だけ買い足すことで常に一定量の備蓄をすることを言います。これを行うことで、災害時においても普段に近い食事をすることができます。
また、災害時には電気・ガス・水が止まることが多いので、カセットコンロとガスボンベも併せて備蓄しておくと良いです。
- 参考:農林水産省「家庭備蓄ポータル」
ローリングストック以外にも家庭備蓄について詳しく知ることができるページです。
家具の転倒防止をしましょう
在宅避難の前提として、自宅が安全で生活できる環境である必要があります。そのために家具の固定や配置の再検討、窓ガラスの飛散防止を行いましょう。これは大地震の際に命を守ることにも繋がります。
家具はL型金具などを使用して壁に固定するのが最も効果的ですが、賃貸など壁を傷つけることができない場合が多いです。そのような時は家具の上には突っ張り棒、下にはストッパーを入れることで簡易にある程度の対策を行うことができます。
- 参考:大阪市「地震による家具の転倒にご注意ください」
家具の固定について詳しい記載があります。
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