天王寺区における学校配置の適正化の取組
2021年9月1日
ページ番号:517197
学校配置の適正化とは
大阪市では、「大阪市立小学校 学校配置の適正化の推進のための指針」に基づき、よりよい教育環境の整備を図るため、学校配置の適正化をすすめています。
大阪市の小学校の児童数は、昭和54年度は約24万2千人でしたが、令和元年度には約11万5千人と半減している一方で、学校数は、昭和54年度の290校から、令和元年度には287校と、児童数の減少と比べて、あまり変わらない状況となっています。
このような長年の少子化傾向に起因する児童数の減少の結果、小学校の小規模化が進行し、学年によっては単学級が生じている学校も存在しています。
一般的に小規模校は「学校としてまとまりやすい」「児童一人一人の生活実態が把握しやすい」などの利点がある一方で、「教育活動の幅が狭くなる」「互いに切磋琢磨する機会が少なくなる」「クラス替えができないので人間関係が固定化する」などの教育環境に関する課題があります。
集団活動を通して得られる、人と協調する力、困難な問題に対応する力は、子どもたちが将来、社会生活を営む上で不可欠です。
こうしたことから、大阪市では、子どもたちにとってより良い教育環境を確保し教育活動の充実を図るため、令和2年4月に大阪市立学校活性化条例を改正施行し、適正配置の着手の基準や進め方を具体的に定め、学校の適正化をすすめています。
天王寺区内の適正配置対象校
天王寺区内では、現在適正配置の対象校はありません。
適正配置対象校の区分
- 複式学級を有する小学校
- 1の小学校を除き、児童数が120名を下回り、今後とも児童数が120名以上に増加する見込みがない小学校
- 現在児童数が120名以上の状況であるが、今後児童数が120名を下回ることが見込まれる小学校
- 1~3の小学校を除き、すべての学年において単学級であり、今後ともすべての学年において単学級であることが見込まれる小学校
- 現在7学級以上11学級以下であるが、今後すべての学年において単学級になることが見込まれる小学校
- 現在11学級以下であり、今後、7学級以上11学級以下の状況にあると見込まれる小学校
適正配置対象校は、毎年5月1日現在の学校現況調査及び住民基本台帳等を勘案して区分します。
条例・規則
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
- Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
大阪市天王寺区役所 市民協働課教育文化グループ
〒543-8501 大阪市天王寺区真法院町20番33号(天王寺区役所3階)
電話:06-6774-9743
ファックス:06-6774-9692