災害時の備えと心得について
2024年12月25日
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災害に備えて
平成7年1月の「阪神・淡路大震災」、平成23年3月の「東日本大震災」、さらに平成28年4月の「熊本地震」など、大規模な地震が相次いで発生していますが、「東海・東南海・南海地震」や、これらが連動した「南海トラフにおける巨大地震」も、近い将来発生するといわれています。さらに、地震だけでなく、近年、各地で台風や豪雨など。様々な自然災害が発生し、今まで以上に災害に対する備えが必要となっています。
大阪市では、いつ発生するかわからない地震や豪雨など、多様化する災害に備え、『大阪市地域防災計画』、及び『大阪市防災・減災条例』に基づき、様々な対策を行い、災害に強い安全なまちづくりを推進しています。鶴見区でも、平成26年11月に『鶴見区地域防災計画』を策定しました。
しかし、災害が発生した場合、区民の皆さん一人ひとりが「自分の命は自分で守る」「自分たちのまちは、自分たちで守る」という心構えを持ち、公的機関がかけつけるまでの間、地域ぐるみで強い連帯感を持って災害に対処していただき、被害を最小限に食い止めていただくことが大切です。
自然災害を事前に防ぐことはできませんが、災害に対する日頃の備えを積み重ねることで、被害を最小限にとどめることができます。
日頃から、いざというときの心構えをしておくとともに、次のような対策を考えておきましょう。
- 広域避難場所や災害時避難所への道順を覚えておく。
- 家族がはぐれたときの集合場所や連絡方法を話し合っておく。
- 非常時の持ち出し品の確認。
- 倒れやすい家具等は固定しておく。
- 破損した屋根・窓・壁・塀などの危険箇所の早めの補修。
- 消火器はよくわかるところに置いておく。
- 浴槽や洗濯機に水をため、万一に備えておく。
非常時の持ち出し品として用意しておきたい物。
食糧(缶詰、レトルト食品、アルファ米)などを備え、消費期限前に定期的に取り替える。飲料水(1人当たり、1日3リットルの水が必要)常備薬品(応急措置用の医薬品も)・ラジオ・ヘルメット・貴重品・アドレス帳など。
災害時の心得
◎ラジオなどで正確な情報を確認しましょう。
◎また、小学校や区役所、広域避難場所(花博記念公園鶴見緑地)に設置された屋外スピーカー(防災行政無線)により、災害情報等を一斉にお知らせします。
災害が発生したら
地震のとき
- まず落ち着いて、座布団などで頭をガードし出口を確保。
- テーブルなどの下に入り身の安全を守る。
- 揺れが収まれば速やかにストーブやコンロなどの火やアイロンを切る。
- デマに惑わされず、正しい情報の入手を。
台風のとき
- 大雨に備えて普段から排水溝・といを掃除する。
- 戸外の飛ばされやすい物、流されやすい物を片付ける。
- 水害のおそれのある時は、家財などを高いところへ上げる。
- 強風に備えて雨戸を閉める。雨戸がない場合は、ガムテープを貼りカーテンを引く。
- 台風の進路、気象情報に注意する。
避難するときは、あわてずに!
- ガスの元栓を閉める。
- 電気のブレーカーを落としておく。
- 非常時の持ち出し品を忘れないように。
- 戸締りを完全に。
- 避難は徒歩で、持ち物は最小限に。
- 正確な情報に基づき、家族、隣近所一団となって冷静に行動しましょう。
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