井路(いじ)の名残り
2017年12月28日
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鶴見区内は昔から有名な低湿地帯であったため、井路(人口水路)がよく発達し、寝屋川や六郷川のほかにも重要な井路が数本あり、網の目のように通っていました。
戦後しばらくまで、鶴見区の井路では三枚の板で出来た幅1メートルあまりの「三枚板舟(さんまいだぶね)」が人や物を運んで行き来していました。
その頃は橋の上から川底の砂がみえるほどで、ウナギやドジョウが取れ、ホタルが飛び交うのどかで美しい水路で、夏には子どもたちの格好の遊び場でした。
昭和40年代から井路は次々に埋め立てられ、今ではほとんど道路になってしまいましたが、浜から安田、茨田大宮にかけてまだ一部昔の風情がのこっています。
安田中の橋の上から井路を眺めていると、昔の水郷地帯の長閑な風景が目に浮かんでくるような気がします。

現在の井路の様子
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