蚊について
2012年11月14日
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卵は2~3日でふ化し、幼虫(ボウフラ)になります。7~10日ほどかけてサナギ(オニボウフラ)になり、2~3日後には成虫になります。蚊は、成虫と幼虫の住む場所が、まったく異なります。
蚊の幼虫(ボウフラ)は、水の中で暮らしています。卵から成虫に羽化するまで、水の中での生活が続きます。
その生息場所もさまざまで下水溝・雨水マス・空き缶・古タイヤ・竹の切株・墓地の花立など水が溜まる場所は、すべて蚊の発生源となります。
一般的に、アカイエカの幼虫は側溝や排水マス、一方、ヒトスジシマカの幼虫は空き缶、空きびん、ブロック穴などちょっとした水たまりで発生します。私たちの家の周りに、蚊の幼虫が発生していないか点検しましょう。
アカイエカ
・大きさ 約5.5ミリメートル
・特徴 成虫は全体が灰褐色。吸血は夜間が中心で、屋内にもよく侵入します。
発生原対策
蚊はちょっとした水たまりにも卵を産みます。家の周りにある古タイヤや空き缶容器、植木鉢の受け皿等に水がたまっていないか点検しましょう。
また、排水ます等は定期的に清掃して水の流れを良くし、排水ますのふたに網をかぶせるなど、蚊が卵を産みにくい環境にしましょう。発生源がなくなれば効果はずっと続きます。また、池や水槽に魚を飼うことで蚊の幼虫の発生を防ぐことができます。
殺虫剤は一時的な効果でしかありません。
防除対策
- ドアの開けっ放しには注意し、窓には網戸を取り付け破れがないか点検すると効果的です。
- 蚊の多い所へ行く際には、長袖、長ズボン等で、肌の露出を少なくしましょう。
- 虫除けスプレーの使用も有効です。
- 成虫に対する殺虫剤の散布は効果が少なく、薬剤による健康への影響が心配されます。むやみな使用は止めましょう。
- 蚊取り線香や電気式蚊取り機の使用は有効です。
蚊と感染症
蚊は、多くの感染症(日本脳炎など)を媒介します。現在、日本で流行していない感染症でも地球温暖化によって流行する可能性が心配されているものがあります。
その代表的なものはマラリア、デング熱、ウエストナイル熱です。
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