よどじん(平成28年4月)
2017年2月1日
ページ番号:349066

「お客さんのキレイを一生懸命お手伝いしたい」

閉店後の店内に、マネキンと向き合う若い美容師がひとり。
カットもエステも全部できるようになりたい。
ヘアカラーで汚れた指が積み重ねた努力の証。
すべては、幼いころに鏡の中に見つけた夢を叶えるため―
今月のよどじんは、
西三国3丁目 パシパラ マカロン(サンティフルみくに)
「夢見るJr.スタイリスト」
山本 広美(やまもと ひろみ)さん(23才)
鏡の中に見つけた夢

子どもの頃、鏡越しに見たその姿に心奪われた。広美さんが美容師をめざし始めたのは小学5年生のとき。特別おしゃれに関心があったわけではないが、カットしてくれた美容師の姿に「かっこいい!私もあんな風になりたい!」と強く心をひきつけられた。それからは美容師一筋。「友達とも美容師ごっこをして遊びました。間違って友逹の髪を切って泣かせてしまったこともあります(笑)」。
専門学校で技術を学び、国家試験に合格。いよいよ就職先を決めるときがきた。どこにしようかと迷っていたときに見つけたのが『パシパラ・マカロン』(2年前に現在の場所に移転)。外観やお店の雰鏡の中に見つけた夢囲気など広美さんの理想そのものだった。『ここしかない!』心に決めた。
このままじゃダメだ!

夢を叶え、念願の美容師に。しかし何度も壁にぶつかった。もともと人見知りする性格の広美さん。うまくお客さんと会話ができない。先輩とは楽しそうに話しているお客さんが、自分が担当すると黙り込む。
『このままじゃダメだ。変わらないと!』
それからは先輩にアドバイスをもらいながら、場数を重ね、今ではお客さんとの会話が楽しめるようになった。
緊張のカットデビュー

店長が設定する課題をクリアするまでは、アシスタント兼Jr.スタイリストとして店頭に立つ。就職して3年、ようやく指名があればカットも任されるようになった。
「初めてお客さまのカットを担当したときは手が震えました。少しわくわくする気持ちもありましたが、不安のほうが大きかったです」。
お客さんは大切な存在

商店街という立地もあり、このお店には長年の常連客が多い。勤め始めた頃から広美さんを応援しているお客さんが「がんばってるね」「うまくなったやん」と声をかけてくれる。
「お客さんは私を成長させてくれる大切な存在です。いいことも悪いこともちゃんと言ってくれるので、それをしっかり受け入れて成長していきたい」と広美さんは話す。
どんなキレイも私におまかせ

正式なスタイリストになって、いつか自分の店を持つことが広美さんの夢。「美容師なら、カットやパーマはできて当たり前。でもエステやボディケアまでできる人は少ないので、そんな美容師になりたい。お客さんのキレイを一生懸命お手伝いしたいです」と瞳を輝かせる。
小学生の頃に抱いた夢を、まっすぐまっすぐ追いかけ続ける。

日本ヘアカラー協会大阪ブロックのウィービングコンテストで3位に!

青色が好きだという広美さん、愛用のシザーバッグも青系です。
PDF版よどマガ!(よどじんコーナー)
広報誌よどマガ!のよどじんコーナー(PDF形式)はこちらからご覧いただけます。
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