市職員によるあんしんパトロール

　大阪市では、平成17年度より市職員によるあんしんパトロールを実施しています。

　あんしんパトロールとは、本市が保有している業務用作業車両や消防・救急車両に「あんしんパトロール実施中」という赤いステッカーを貼付し、犯罪の抑止効果と市民の皆さんへの啓発を図るとともに、被害者が救助を求めてきた場合、被害者を保護・応急手当し、警察や消防などに通報・連絡するものです。

　令和4年9月末日現在で、およそ2,100台の車両が市内の各地域を走行し、子どもをはじめとする市民の皆さんの安全を確保するためのパトロール活動に取り組んでいます。

　具体的には、街頭において犯罪や交通事故の現場に遭遇した場合や、不審者による子どもへの声かけを発見した場合などにおける初期対応を行い、必要があれば警察や消防等の関係機関へ引継いでいます。その他、迷子の保護や、路上で体調を崩したり、けがをされた方の保護・救護など、日常生活の中で発生する犯罪被害以外の事案についても対応しています。

　今後も犯罪被害を防ぐためのこの取組を広く知っていただき、市民の皆さんのご協力を得ながら、職員一丸となって安全で安心して暮らせるまちづくりをより一層進めてまいりたいと思います。