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令和5年度第1回阿倍野区区政会議会議録(令和5年6月14日開催)

2023年7月20日

ページ番号:604362

第1回 阿倍野区区政会議会議録

1.日時:令和5年6月14日(水曜日)19時03分~21時25分
2.場所:阿倍野区役所大会議室
3.出席者
(会場参加)
(委 員 等)髙岡議長、永岡副議長、荒田委員、家永委員、石丸委員、
今井委員、金光委員、久保委員、髙橋委員、中村委員、
東野委員、本庄委員、宮本委員、森委員、八代委員、
山﨑委員、吉本委員、和田委員
(市会議員)木下議員、梅園議員、谷井議員
(市  側)山田区長、佐藤副区長、小林総務課長、泉区政企画担当課長、
筒井教育支援担当課長、伊村市民協働課長、中村保健福祉課長、
竹田保健子育て担当課長、萩窓口サービス課長、
松本保険年金担当課長、西山生活支援担当課長
(オンライン参加)
(委 員 等)内田委員、岡本委員、北村委員、人見委員

4. 議題
(1)令和4年度 阿倍野区運営方針の評価等について
(2)令和5年度 阿倍野区運営方針及び令和5年度 阿倍野区事業計画書について
(3)オンライン化の推進について
(4)阿倍野区制80周年について
(5)区政会議委員の改選について
(6)今後の会議開催予定について
(7)その他
   閉会

○泉区政企画担当課長
 それでは、お待たせいたしまして申し訳ございません。ただいまより、阿倍野区区政会議を開催させていただきます。
 本日は、何かとお忙しいところお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
 阿倍野区役所区政企画担当課長の泉と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 会議に先立ちまして、阿倍野区長よりご挨拶申しあげます。
○山田区長
 こんばんは。区長の山田でございます。
 みなさまには、日頃から区政の推進に多大なご協力を賜っており、また、本日はご多用のところ、また、足元も悪い中、今年度、第1回目の阿倍野区区政会議全体会へご出席いただき、ありがとうございます。
 長い間我慢を強いられてきました、新型コロナの位置づけが先月から5類へ引き下げられまして、ようやく行事なども普通にできるようになってまいりました。これまでのみなさまのご尽力に感謝を申しあげますとともに、マスク着用はご自由でございますが、引き続き、感染症対策などへのご協力をよろしくお願いをいたします。
 当区の区政会議はオンライン併用を継続しておりまして、本日は4名の委員の方々にTeamsでご出席をいただいております。これからもみなさまのご都合に合わせて、可能な範囲でご協力いただければ幸いでございます。
 さて、今年度は阿倍野区制80周年の節目を迎えております。後ほどご説明させていただきますけれども、80周年記念のあべのんをモチーフにしたロゴマークを作成し、区民のみなさまにご活用いただいたり、区役所庁舎に横断幕を設置するなど、そういった周知を行っているところでございます。
 また、大阪市では、2025年大阪・関西万博の機運盛り上げを図るために、24区万博として各区でイベントなどを開催することになっております。当区も秋に「Abeno Expo2023」として開催する予定でございますので、みなさまのご協力をお願いをいたします。
 本日の会議では、主に令和4年度の阿倍野区運営方針の評価および令和5年度の阿倍野区運営方針についてのご意見を頂戴したいと考えております。区政会議の全体会は、現委員のみなさまの任期であります9月末までに、本日を含めて2回の開催を予定をしております。委員のみなさまには、それぞれのお立場から、忌憚のないご意見を賜りますようにお願いを申しあげまして、ご挨拶とさせていただきます。
 本日はどうぞよろしくお願いいたします。
○泉区政企画担当課長
 ありがとうございました。
 それでは、着席させていただいて進めさせていただきます。
 今回の会議では、先ほども挨拶でありましたが、Microsoft Teamsを利用しまして、オンラインを併用して開催しております。本日は4名の委員の方がオンラインで参加していただいております。また、区役所内のほかの執務室でも本会議の様子を見させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 オンラインで参加しておられるみなさまにおかれましては、発言される際にマイクをオンにしていただき、発言が終わられましたらマイクをオフにしてください。また、質疑応答の際にご発言される場合には、手を挙げるマークをクリックし、議長からの合図を待ってから発言していただきますようお願いいたします。
 それでは、会議に移らせていただきますが、資料はご持参いただけましたでしょうか。別紙2の座席表については本日机にお配りしておりまして、オンラインの方へはメールでお送りさせていただいております。
 確認でございますが、まず、令和5年度第1回阿倍野区区政会議次第、それから別紙1の委員名簿、それから別紙2の座席表、それから資料1から5につきましてはページ番号を打っておりますけれども、1ページから102ページまで、最後A3の横長の資料5のワンセットになっております。それから参考資料としまして広報あべの6月号、本日お配りさせていただきました「マンション防災計画作成に向けて」という資料と、「阿倍野区制80周年記念今年度の取組みをご紹介します」という資料も追加で配らせていただいております。
 オンライン参加のみなさまにおかれましては、「マンション防災計画作成に向けて」を先ほどメールで送らせていただいております。また、80周年記念のホームページの資料につきましては、ご説明の際に画面共有させていただければと思います。
 不足等はございませんでしょうか。
 ありがとうございます。
 なお、今回の会議では、資料の1ページ目から順番にページ番号を打っておりますので、説明する際にはページ番号で読み上げますので、該当のページをご覧いただきますようお願いいたします。
 それでは、別紙1の委員名簿をご覧ください。
 本日の会議には、条例第7条第5項により議長を含む委員の定数の2分の1以上の委員が出席しなければ、これを開くことができないと規定されております。定数は26名で本日、石丸委員、大森委員、小嶋委員、小寺委員、二家委員、東野委員、宮本委員がご欠席でございまして、髙橋委員、本庄委員が遅れて来られますが、オンラインの方も含めまして17名の委員の方にご出席いただいておりまして、定足数を満たしております。本庄委員来られましたので、18名の委員にご出席いただいております。ありがとうございます。
 続きまして、本日ご出席の市会議員のみなさまをご紹介させていただきます。市会議員のみなさまは条例第8条第1項により選出された選挙区の区政会議に出席し区政会議における議論に資するために必要な助言をすることができると規定されております。
 まず、木下𠮷信市会議員です。続きまして、梅園周市会議員です。続きまして、谷井正佳市会議員です。よろしくお願いします。
 続きまして、今年度から就任しました区役所職員をご紹介させていただきます。総務課長の小林でございます。市民協働課長の伊村でございます。保健福祉課長の中村でございます。保健子育て担当課長の竹田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 今回につきましても傍聴要領を定め、会議を公開いたします。本日は傍聴に2名の方がお越しいただいております。また、議事録につきましても後日公表となりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、ここからは進行を髙岡議長にお願いしたいと存じます。
 議長、よろしくお願いいたします。
○髙岡議長
 ただいま紹介いただきました議長を務めさせていただきます髙岡でございます。本日、みなさまお忙しい中ご出席賜りまして、本当にありがとうございます。
 それでは早速でございますが、次第に沿って進めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申しあげます。
 令和4年度阿倍野区運営方針の評価等につきまして、事務局からのご説明をお願い申しあげます。
○泉区政企画担当課長
 区政企画担当課長の泉です。
 令和4年度阿倍野区運営方針の評価等についてご説明させていただきます。
 まず、1ページ、資料1-1、2022阿倍野区事業報告書をご覧ください。こちらは資料1-2の20ページから61ページまでの運営方針になるんですけれども、こちらの戦略の自己評価や具体的取組の取組実績やプロセス指標といったものを抜粋したものでございます。
 続きまして、1ページ下の段の自己評価をご覧ください。こちらは運営方針全体の進捗に対する区長の総括的な認識を明らかにしたものでございます。
 次に、ちょっと飛ぶんですけれども、65ページ、資料1-3をご覧ください。こちらが阿倍野区区政会議委員評価シートとなっておりまして、こちらは各区共通の取組として令和4年度の区政運営について区政会議委員のみなさまに直接評価をしていただくためのものでございます。この後の区長による自己評価の説明、私からの自己評価の概要の説明をお聞きいただくとともに、1ページから19ページ、資料1-1の2022阿倍野区事業報告書と、それから20ページから64ページの資料1-2、令和4年度阿倍野区運営方針をご覧いただいてご記入いただきますようお願いいたします。ご提出は本日の会議終了後、事務局にお届けいただくか、後日ファックスまたはメールにてご送付いただきますようお願いいたします。ふだん、メールで連絡させていただいている委員のみなさまには、メールでも評価シートのデータをお送りさせていただいております。
 それでは、1ページご覧ください。下の段の自己評価の総括につきまして、山田区長よりご説明申しあげます。
○山田区長
 それでは私から、資料1ページの「2022阿倍野区運営方針」に関します自己評価をご説明いたします。
 「1年間の取組成果と今後取り組みたいこと」としましては、新型コロナの影響により予定どおりできなかった取組みも一部ありましたが、あべのカーニバルやスポーツフェスタを3年ぶりに現地開催するなど、多くの区民のみなさまにご参加をいただくことができました。
 オンライン化にも力を入れまして、区役所の主な窓口での来庁前予約システムの導入、各種行政手続や相談等のオンライン活用、行政情報や講演会の動画配信の試行などを進めてまいりました。今後、このような取組みを区民のみなさまにさらに知っていただき、ご活用いただけるよう取り組んでまいります。
 また、区内の魅力スポットを「あべのdakara(宝)」として、「あべのおさんぽMAP~にぎわい版~」を発行し、今後は、マップのデジタル化や多言語化などに取組み、2025年大阪・関西万博の機運盛り上げとともに区内外へアピールし、魅力と活力あふれるまちをめざします。
 「解決すべき課題と今後の改善方向」としましては、区民主体のまちづくり活動を支援するとともに、区民との協働により地域課題の解決と地域コミュニティづくりを推進、特に個別避難計画の作成や地域の見守り体制の構築など、地域と連携して取組みを進めるとともに、幅広い住民のみなさまの地域活動への参加・参画を促すため効果的な支援を実施する必要があります。
 また、子ども・青少年の健やかな成長をサポートし、児童虐待の未然防止やリスク軽減を含めた環境づくりを進める必要があると考えております。
 ここに記載はしておりませんけれども、昨年度の区政会議におきまして、丸山小学校の正門付近にガードレールがなく、通学の安全上に問題があるとのご意見をいただいておりました。この件、道路上へのガードレール設置について道路管理者などとの協議の中では、道路の幅員などを考慮すると難易度が高く実現性が乏しいとの見解でございました。そのため、それに代わる対策につきまして、教育委員会などと相談を続けていましたところ、学校施設の工事を担当する教育委員会の担当部署より、実現性の高い対策案の提示がありました。その提示された内容は、道路に沿った形で学校敷地内に通路を設けるというもので、ガードレールの設置と同等の安全対策となるものでございます。今後、教育委員会において予算化や設計などの手続に入ってまいりますので、できる限り早く進められるよう働きかけを行ってまいります。
 また、昨年12月の区政会議におきまして、阿倍野区路上喫煙対策検討会のご報告をいたしました。天王寺ターミナル周辺におきまして、阿倍野区に新たな喫煙所を設置する方向となりまして、まずは地域で合意が得られております阿倍野歩道橋下南西側のデッドスペースを候補地といたしまして、現在もご協力いただく事業者と所管する環境局、道路管理者等との協議を続けております。今後も、その進捗状況に応じまして検討会を開催の上、ご報告を行ってまいりたいと考えております。
 この2件、個別案件のご報告も挟ませていただきましたけれども、今後も区民のみなさまのご意見やニーズを把握し、区政運営に反映して各種取組みを着実に進め、「誰もが住みたい住み続けたいまちあべの」の実現をめざしてまいります。
 私からの説明は以上でございます。
○泉区政企画担当課長
 それでは続きまして、自己評価の概要を私よりご説明させていただきます。
 2ページの上段をご覧ください。事業報告書につきましては、まず、5つの経営課題ごとに評価結果の総括を記載しております。
 次に、その下の段をご覧ください。経営課題ごとに2つの戦略がありますので、それぞれの目標の達成状況を掲載しています。この戦略については、次の3ページ以降に記載していますそれぞれの具体的取組の目標達成状況をふまえて評価しております。目標の数値については、区民の割合と記載のあるものは、昨年度18歳以上の阿倍野区民2,000名を無作為抽出して実施した区民アンケートの結果の数値となっております。そのほか、それぞれの目標のところに記載のある対象者に対するアンケート等の結果数値を記載しております。
 まず、2ページ下段の戦略1-1、左側の防災の取組についてですが、目標は令和6年度までに60%以上というふうに設定しており、令和4年度につきましては42.2%で、目標は未達成となっております。右側の矢印が下のほうに向いているのは、前年度の数値よりも下がっているということを表しております。戦略1-1については、3ページ以降に記載しております3つの具体的取組で構成されておりまして、3ページ上段の具体的取組1-1-1、区民の防災力の向上の目標が今年度は未達成となりましたので、取組を改善しながら引き続き進めてまいります。
 特に昨年度につきましては、今回お配りしております「マンション防災計画作成に向けて」というような冊子を作成しております。令和5年度については、マンション防災対策についてもこういった冊子で啓発も行っていき、また、防災計画策定に向けた取組支援を行うとともに、速やかな避難が困難な方の個別避難計画の作成も7月に全地域で始めるべく準備を進めているところでございます。
 また、3ページの下の段の具体的取組1-1-2地域の防災力向上、それから4ページの上段の1-1-3、若年者層の防災力向上においては目標を達成しております。
 次に、2ページの下の段に戻るんですけれども、右側に記載しています戦略1-2につきましては、度々飛ぶんですが、4ページの下段の1-2-1、防犯に関する取組、それから5ページの上段の1-2-2、交通安全の取組、それからその下の1-2-3、放置自転車の取組みの具体的取組においては目標を達成していますので、戦略1-2については、目標は未達成であるが順調に推移しており、矢印は上向きとさせていただいております。
 また、昨年度の区政会議でご意見いただきましたこども110番の家につきましては、4月に登録家庭に対して調査を行いました。調査結果をふまえて順次旗の取替えなどを行ってまいります。
 ほかの戦略についても同様の考え方で評価をしております。
 6ページをご覧ください。経営課題につきましては、下段の戦略2-1、2-2の記載どおりでして、既に目標を達成しておりますので、引き続き取組を行うこととしております。
 続きまして、10ページをご覧ください。経営課題3です。こちらにつきましては、下の段の戦略3-1、みんなで支えあう地域づくりと支援体制の充実、それから3-2、地域ぐるみでいつまでも元気に暮らせる健康づくりで、ともに令和4年度に令和6年度までの目標を達成する結果となりました。しかしながら、12ページの上段の具体的取組み3-1-3においては、地域福祉活動に参加したことがある区民の割合は目標値に達しておりませんので、引き続きつながりフェスタなどの地域福祉イベントでの広報活動に取り組んでまいります。
 続きまして、13ページ下段以降、経営課題4になります。14ページをご覧ください。戦略4-1、地域の自主的なまちづくり活動の支援・促進については、14ページの下段の4-1-1から15ページに記載しております4-1-2、4-1-3の3つの具体的取組は目標を達成しておりまして、令和6年度に向けて順調に推移しております。これまで行ってきた広報紙や区ホームページでの自治会、町内会の紹介に加えまして、令和5年度からは広報紙で各連合振興町会の活動紹介記事を掲載してまいります。今回参考資料でつけています広報あべの6月号では、高松連合振興町会をご紹介しておりますので、またご参照いただければと思います。
 続きまして、14ページの上段に戻りまして、右側の戦略4-2、誰もが自慢したくなる魅力あるまちづくりについてです。こちらについては、目標に向けて数値は上がっておりますが、16ページにあります具体的取組4-2-1、あべのブランド・魅力向上への取組と4-2-2、あべの筋の魅力ある街づくりの目標は未達成となっております。あべのの魅力向上や魅力発信の取組については、令和4年度はおさんぽMAPにお店や企業も追加して内容をバージョンアップさせたにぎわい版を発行しました。令和5年度はにぎわい版の増刷や外国語版の新たな作成、デジタルMAPの活用により区内外に阿倍野区の魅力を発信し、にぎわい創出につなげていくとともに、2025年大阪・関西万博の機運盛り上げも図ってまいります。
 次に、17ページ、経営課題5をご覧ください。下の段の戦略5-1については矢印は下向きになっておりまして、前年度より低い数値となりました。その具体的取組の結果につきましては18ページに記載しておりますとおり、上段の5-1-1、区民ニーズの的確な把握と区政会議の運営では、3つの目標のうち、区役所が様々な機会を通じて「区民の意見やニーズを把握していると感じる区民の割合」の目標が未達成となっております。引き続き、来庁者アンケートや区民モニターアンケートの結果を分かりやすく公表するなど、区役所が様々な機会を通じて区民の意見やニーズを把握していると感じていただけるよう、取組みを改善して進めてまいります。
 また、下段の5-1-2、区政情報の効果的な発信では、「区政情報が区役所から届いている」と感じる区民の割合が未達成となっております。全戸配布している広報紙については、より見やすく興味を持ってもらえるような工夫を行うとともに、引き続きSNSではそれぞれの特性を生かした効果的な情報発信に取り組んでまいります。
 17ページに戻っていただきまして、下の段をご覧ください。戦略5-2については目標は未達成ですが、順調に推移しております。引き続き区民サービスのさらなる向上に取り組んでまいります。
 以上、かいつまんでのご説明となりましたが、令和6年度までの目標、阿倍野区将来ビジョンの実現に向けて取り組んでまいります。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○髙岡議長
 ご説明ありがとうございました。
 それではこれから、委員のみなさまからご意見、ご質問ございましたら、挙手をしていただきまして、すぐにマイク持ってまいります。お名前を申しあげていただき、ご質問をお願い申しあげたいと思います。
 オンラインのみなさま方、挙手いただきましたら、ご意見を聞かせていただきます。
 はい、今からマイク持ってまいります。
○今井委員
 丸山の今井といいます。
 一ついきなりですけど、小学校のガードレールの問題で、道路に沿った形で学校内に通路をつくるって、いま一つイメージが湧きませんので、後ででも教えていただけますでしょうか。
 それで、お仕事とは言いましても毎年目標を立ててそれを自己点検すると、そういう努力の積み重ねが一歩ずつ充実していく道だと思いますけれど、職員のみなさまが地道な努力を続けておられるということを非常に感じます。それとともに、これをまとめるのは大変だなというのが率直な思いです。地域コミュニティづくりが課題の一つに上がっていますが、私らも常々考えているところであり、いい知恵はお借りしたいし、協力してやっていけたらと思っています。
 それから、コロナ禍で浮かびあがったことの一つに、大阪はコロナ関連の死亡率が最悪だという結果が出ていると思います。そこから、大阪の医療体制、感染症対策は十分ではないということが明らかになったと思っています。その対策は府や市が考えないといけないことだと思いますが、区民もそういう環境の中に暮らしているわけで、今後再び感染症が流行するということは考えておかないといけないと思います。直接の役割ではありませんが、区役所でも、そうした場合にどういうことができるかということは準備しておく必要はないのかなと思いますがどうでしょうか。
 もう一つは、ジェンダー社会の問題というのは、阿倍野区役所のこの課題には特に入っていないと思いますが、社会的にもやはり大事な課題と思います。男を中心ではなかなか視野に入らないこの問題を一歩進める必要があるのではないかというふうに思います。
 最後になりますけど、区政会議の持ち方について少し思うところがあります。2年間やってみての印象ですけど、現在は委員から質問、意見が出るとそれに対して区役所の側からお答えなり発言があるという一問一答形式だと思います。一つの質問、意見ごとに区役所の側が答えるという方式はかなり時間を取っていると思います。それは、委員の発言機会を狭める結果とはなっていないかということです。区役所の側からの発言はまとめ的に一括して行うというのも一つの方法ではないのかというふうに思います。
 それから、委員同士、また、区役所のみなさまも含めた総合討論もあっていいと思います。自由な雰囲気で議論する、アイデアはそんな場から生まれるのではないのかなというふうに感じています。区政会議という制約もあると思いますけれど、そこは柔軟に考えてやっていってもいいのではないかなというのがこの2年ほどでちょっと感じてたことです。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。いいご質問をいただきましてありがとうございます。
 まず、今井様のご発言につきまして、事務局のほうから何か。まずは、丸山小学校の件をもう少し詳しくとおっしゃってますので。
○筒井教育支援担当課長
 教育支援担当の筒井でございます。今井委員、ありがとうございます。
 ちょっと口頭だけではうまく伝えにくいのではございますが、今ある丸山小学校の外の塀をガードレール代わりにということで、今、通用門があるんですけれども、そちらから正門のほうへつながる通路を作成するような案を教育委員会のほうで検討をいただいているところでございます。
 先ほど委員にもおっしゃっていただいたんですけど、また後ほど特に決まった図面などはまだできてはないんですけれども、イメージの説明をさせていただきたいと思います。みなさまにつきましては申し訳ありません、口頭だけで伝わらない部分もあるかと思いますがご容赦お願いいたします。
 以上でございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 そのほか、事務局から何かございますか。
○竹田保健子育て担当課長
 保健子育て担当課長の竹田です。
 先ほど、感染症対策の件で委員のほうからご意見ございました。確かに感染症対策、ご指摘のとおり大阪市の場合は保健所が中心となって対応するのですが、当然、区のほうも保健所と連携して、阿倍野区民の方もしくは阿倍野区に通勤とか通学されている方につきましては情報を共有し、場合によっては感染症対策として消毒とかそういったことに取り組んでおります。保健所任せではなくて、区のほうでも連携して取り組んでいるところでございます。
 以上でございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 そのほかのご質問についてはどうでございましょうか。
○筒井教育支援担当課長
 教育支援担当の筒井でございます。
 先ほどジェンダーに関することもおっしゃっていただきました。ジェンダーにつきまして、こういった取組みの中には特に記載をさせてはいただいていないんですけれども、人権の取組みの一つといたしまして、啓発をはじめ実施しているところでございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 区政会議の在り方につきまして、当然、議長からの進行問題もございますんで、今のご意見は十分またご意見としてお聞きし、今後の区政会の在り方というものを十分検討させていただこうとそう思います。ありがとうございます。
 今井様、一応回答になってございましたでしょうか。
○泉区政企画担当課長
 区政企画担当課長の泉でございます。
 区政会議についてご意見いただきましたので、お話させていただきます。一問一答だと時間が取るというような、発言機会を奪うのではないかというご意見と、それから委員同士で相互に自由に議論をできたらアイデアがいただけるのではないかというようなご意見いただきました。
 昨年度から勉強会を開催させていただきまして、そこでいろいろ自由にご質問していただけるような機会も設けました。今後も、またそういったこともいろいろ工夫をしながら運営していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○髙岡議長
 ありがとうございます。また、いろいろなご意見ございましたら、また、よろしくお願い申しあげます。
 それでは、オンラインで北村様のほうからお手が挙がっております。どうぞ、北村様ご発言をお願い申しあげます。
○北村委員
 私たち区政委員は、地域の民主的な行政にほんの僅かでも参加できるということで、そんな機会として、地域のために協力できるというそういう立場で参加させていただいています。しかし残念ながら、今回の資料を見せていただいて、事前に質問もさせていただいた部分もあるんですけども、全部の予算が約1億円を超えているんですよね。1億円超えています。予算執行に関して検証資料は持ち合わせていませんので、特に重点的な予算措置についての内容がよく分からないんですよ。せっかく参加していただいている議員のみなさまにぜひお願いしたいのは、そういうとこら辺を、阿倍野区民の代表としてこの点について検証していただけるような情報がいただけたらなと思っております。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 今、北村様のご意見につきまして何かございますでしょうか。
○泉区政企画担当課長
 区政企画担当課長の泉です。
 予算措置がこの資料では分かりにくい、検証ができないというようなご意見をいただいたと思います。運営方針につきましては、それぞれの具体的取組の予算を具体的取組みごとに積み上げておりまして、その合計という形でまた記載させていただいているところなので、個別事業でどこがどれぐらい予算をとっているというのが非常に分かりにくい資料にはなっております。その点は申し訳ございません。
 今後、予算の動きにつきましては、どこが大きく膨らんで何が主要なところかというところは分かるような形で工夫させていただいたらと思っております。ご意見ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 北村様、今の回答でもちろんご納得ならないと思いますが、一応、今日は市会議員のみなさま等お越しいただいておりますんで、先ほどの北村様のご意見につきまして、またどうぞ、恐れ入りますがよろしくご配慮いただければとそう思っております。
 何かほか、ご意見ございますでしょうか。よろしいですか、令和4年度につきまして。何かございましたら一言おっしゃっていただければと思いますが。オンラインのみなさまよろしゅうございますか。大丈夫ですか。
 でしたら、令和4年度につきましては、みなさまの言わばご意見もないということで、一応みなさまのご意見をここで打ち切らせていただきまして、また後ほどございましたら、またまた令和4年度の件につきましてもおっしゃっていただければとそう思っております。
 それでは引き続きまして、令和5年度阿倍野区運営方針につきまして、事務局からのご説明をお願い申しあげます。
○泉区政企画担当課長
 区政企画担当課長の泉でございます。
 それでは、令和5年度阿倍野区運営方針および令和5年度阿倍野区事業計画書についてご説明させていただきます。
 資料66ページの2-1をご覧ください。今年度の運営方針および事業計画書につきましては、昨年度の第3回区政会議でご説明をし、いただいたご意見を受けて修正や追記をいたしました。ご意見に対する区役所の対応一覧をみなさまに3月に送らせていただいておりますが、主な修正箇所としましては、経営課題1、安全と安心を未来につなぎますというところで、課題認識のところですね、こちらの箇条書きの3つ目のところで「強化」という表現を使っておりましたが、若年者層に押しつけているような表現に受け取られるのではないかというご意見を受けまして、充実という表現に改めております。
 また、運営方針と事業計画書を4月に紙ファイルにつづって送らせていただきました。特に68ページ以降の事業計画書につきましては、お送りしたときには測定中の指標や具体的取組の令和4年度実績も最終のものではございませんでしたので、最終的な内容を記載したものを今回お配りしております。こちらつづれるように穴を開けておりますので、お手数ですが、会議終了後差し替えていただきますようお願いいたします。
 また、みなさまからいただいたご意見も68ページ以降の事業計画書の具体的取組みの欄にそれぞれ記載しております。ご意見に関連する取組みは黄色で色づけております。また、82ページの下のほうになりますが、現状の折れ線グラフの下の部分に地域福祉活動に関する追記をしております。
 また、令和4年度の取組で目標が未達成であった取組については、先ほどご説明させていただいたとおり、今年度取組を改善し、引き続き進めてまいります。
 以上、簡単ではございますが、説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いします。
○髙岡議長
 ありがとうございます。今の令和5年度につきましての一応ご説明、運営方針について説明をいただいたわけでございます。
 それでは続きまして、阿倍野区のオンライン化の推進につきまして、事務局、佐藤副区長からご説明をお願い申しあげます。
○佐藤副区長
 それでは参考資料1、広報あべの令和5年6月号、2ページ目をご覧いただきたいと思います。当区のオンライン化の推進につきまして、状況をご説明いたします。新型コロナウィルス感染症対策が続いていた中、ピンチをチャンスと捉えまして、より便利なサービスや新しい形のつながりをめざし、広報あべの令和4年6月号において、阿倍野区オンライン化宣言を行い、取組みを進めてまいりました。
 現状の主な取組みを紹介してまいります。上段右側から反時計回りに説明させていただきます。
 まずは、上段右側でございます。来庁前予約システムを拡大しております。区役所での待ち時間をできるだけ短縮するために、ご自宅または外出先などからオンライン窓口の予約であるとか、混雑状況の確認ができるEPARKシステムを、保険年金担当、子育て支援担当に加えて、令和4年12月に新たに介護保険担当および住民情報担当窓口に導入いたしました。
 次に、上段の真ん中でございます。マイナンバーカードの手続が簡単にできます。マイナンバーカードがあれば区役所まで来庁いただかなくとも、コンビニで住民票等の各種証明書が取得できるようになっております。
 引き続きまして、左側でございます。行政オンラインシステムで手続判定ナビがライフイベントに応じてスマート申請のご案内を行うとともに、住民票や税証明の請求、申請や届出など一部の手続がオンラインで可能となっております。
 その下をご覧ください。オンラインの活用という点につきましては、地域のみなさまとの会議をオンラインで実施できるようにいたしまして、本日の区政会議であるとか、区教育会議などもオンラインを併用して実施しているところでございます。本日は4人のみなさまがオンラインで参加していただいております。また、行政情報を分かりやすくSNSやユーチューブコンテンツにしまして、情報発信を行っております。
 その右隣りです。区役所へ来庁しにくい、あるいはお忙しいなどそういった方に向けに、とりわけ子育ての悩みや不登校などの「子どもに関する相談」も、ご自宅等からオンラインで可能となっております。
 その右側です。阿倍野区はLINEのほうを実施しております。阿倍野区のLINEがございますけれども、そのLINEでの窓口案内も充実させてまいりました。LINEの下段のほうに表示されますリッチメニューであるとか、窓口の自動応答サービス、いわゆるLINEチャットボットはボタン1つで情報が取得できますし、窓口に関するお問合せに対しては24時間の応答が可能となっております。
 続きまして、下段の左側をご覧ください。タブレットの無料貸出しに関しての事前告知でございます。大阪府が民間企業と共同で実施しているスマートシニアライフ事業(おおさか楽なび)というのがございますが、タブレットを無料で貸し出し、様々なサービスをご利用いただくことを通じて、より便利なサービスをめざす取組みでございます。区内在住の50歳以上の方を対象としまして、7月中旬頃から募集を開始する予定となっております。
 右側には、オンライン体験をぜひしていただきたいということで、プレゼント企画も掲載しております。二次元コードを読み込んでいただきまして、ぜひ体験していただければ幸いです。このような取組みを区民のみなさまにまずは知っていただき、便利さを実感して活用していただけますように、今年度は事業者などと連携しまして、区内でスマホ教室の機会を増やしてまいりたいと考えております。開催日時等につきましては順次広報をしてまいりますので、先ほど申しあげましたタブレットの無料貸出しと合わせ、ぜひこの機会をご活用いただけますようお願い申しあげます。
 説明は以上でございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。広報あべのを見ていただきながらご説明を聞いていただきました。
 ただいま、令和5年度の阿倍野区の事業計画、そしてオンライン化の推進につきましてのご説明を事務局からいただきました。
 これにつきまして、みなさま方からご意見をお聞きしたいと思います。まだご発言いただいていない方、挙手をしていただき、どうぞご発言いただければと思います。
○泉区政企画担当課長
 事務局のほうから、阿倍野区制80周年についての説明もさせていただいてよろしいでしょうか。
○髙岡議長
 先に申しあげられますか。
○泉区政企画担当課長
 よろしいでしょうか。
○髙岡議長
 すみません。でしたら、もう一緒に阿倍野区制80周年について、恐れ入りますが山田区長からご説明をお願いしてよろしゅうございますでしょうか。
○山田区長
 すみません、そういう形で先に説明させていただきます。
 それでは、資料の100ページをご覧いただきたいと思います。資料3の阿倍野区制80周年関連事業についてご説明をいたします。
 昭和18年4月1日に大阪市が22区制の実施をいたしました。それに伴いまして、住吉区から分区して阿倍野区が誕生しまして、今年の4月1日に区制80周年を迎えております。今年度は、区内を盛り上げるために関連事業を進めていきたいと考えておりまして、その概要をご紹介をいたします。
 まず、右側にあります、右上ですね、旗を持ったあべのんですけれども、こちら記念ロゴマークといたしまして、特別に新たに作成したものでございます。これはホームページからダウンロードしてご自由に使っていただける形となっておりますので、様々な場面でご活用いただければと思っております。
 資料の左側をご覧ください。広報あべの4月号に、新しさと懐かしさが共存するまち阿倍野の今と昔を紹介する「あべの今昔物語」という記事を掲載をいたしました。また、その下に写真を掲載していますけれども、区役所正面に横断幕を設置をしております。真ん中の部分をご覧ください。今月なんですけれども、のぼり旗も出来上がりまして、既に地域のイベントなどへ貸出しも行っているところでございますので、地域でご活用いただければと考えております。
 その右側に記載をしていますけれども、平成5年に発行いたしました「50年の歩み」のホームページでの公開や、昔の阿倍野の写真や動画の募集についても行ってまいります。さらに、今年度の80周年関連イベントの写真などをホームページへ掲載することといたしまして、今日は別で表裏1枚ものですね、コピーをお配りをしているものでございます。これは本日からスタートしたものでございまして、既に4つの事業について掲載をしております。これをどんどん各地域で行われますイベントも含めまして紹介を増やしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、資料に戻りますけども、その下に区役所が主体で開催するイベントの予定を書いてございます。10月9日に開催をいたします「あべのカーニバル」では、いつもの楽しいイベントに加えまして、80周年記念の内容や70年万博のパネル展なども企画中でございます。それから、10月下旬と書いておりますけれども、10月の実際には28日と29日の土曜・日曜にあべのキューズモールを中心としまして、「Abeno Expo2023」を開催をいたします。区役所や企業のマスコットキャラクターの着ぐるみショー、「あべのdakara(宝)」登録店舗による物販、区内の学生等によりますSDGs取組み紹介などを行う予定でございます。さらに一番下ですか、今年度末の3月予定と書いていますが、これ3月17日の日曜日を予定してございますが、80周年記念イベントを開催する予定としております。内容については考案中でございますが、80周年をお祝いするのにふさわしい催しにしていきたいと考えております。
 それから、今日お配りさせていただいていますクリアファイルでございます。片面にあべのん、片面にミャクミャク、青を基調としたクリアファイル、これも実は本日出来上がりましたので、お席にお配りをさせていただいているものでございます。
 このほかにも各地域などで行われますイベントなどとともに区内を盛り上げていきたいと考えておりますので、みなさまのご協力をよろしくお願いをいたします。
 私からの説明は以上でございます。
○髙岡議長
 ありがとうございました。かなり楽しみのあるイベントということで今ご説明をいただいたわけです。ありがとうございました。
 それでは進めまして、80周年も含めた形においての、みなさまのご意見をいろいろお聞きしたいと思っております。お名前をこちらからご指名させていただいてもよろしいでしょうか。一言だけでもおっしゃっていただければと思います。
 それでは、まず本庄さん、マイク持っていきますので何かございましたら一言おっしゃってくださいませ。阿倍野の事業計画の関係でございますので。
○本庄委員
 一通り見させていただきましたけれども、今のところ別に何もございません。
○髙岡議長
 えらい突然申し訳ございません。 森委員、何かございますでしょうか。
○森委員
 80周年にあたって、広報あべののあべの今昔物語がすごく面白そうだなと思ったんですけど、私、すみませんちょっと存じあげてなくて。もう令和5年の4月ということは発行済みだということで、また何かで見たいと思います。
 すみません、全然違う話なんですけども、先ほど今井委員がおっしゃった区政会議の進め方について、私も何か自由な雰囲気での討論とか、グループ、前の方と席の近い状態でちょっとフリーな部分があって話しできたら深まるかなという気もいたしました。でも、目標設定やら地道なこのような資料づくりなど本当にありがとうございます。
 以上です。
○髙岡議長
 それでは八代委員、何かございますか。
○八代委員
 80周年のこのパンフレット、事業の見させていただいて、平成5年発行の50年の歩みのこの写真が多分阿倍野筋じゃないかなと、阿倍野交差点のとこが写されているんかなと思って興味本位で見てました。
 以上です。80周年に、こういう写真がもっともっとみな集められたらいいなと思ってますので、また一つご協力よろしくお願いします。
○髙岡議長
 ありがとうございます。懐かしいですよね。
 それでは恐れ入ります、山﨑委員、何かございますか。
○山﨑委員
 最近世の中あんまりいいニュースがなくて、天気も梅雨どきで私もちょっとあんまり体調的にはよくないんですけど、今回この区政会議で、阿倍野区制80周年でいろんなイベント計画していただいて、これお年寄りも子どももみなさまが楽しめるものにしていただいて、我々地域のほうでも5類にコロナのほうも変わりましたので、いろんなイベントをやって阿倍野区全体を盛り上げていきたいなとしみじみちょっと思い、考えさせていただいています。大変でしょうけど、地域とともに一緒に頑張っていきたいと思います。
○髙岡議長
 いいお話ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申しあげます。
 それでは、吉本委員、何かございますでしょうか。
○吉本委員
 80周年おめでとうございます。阿倍野の王子神社なんですけれども、ハルカスで先般みこしが担がれたそうなんですけれども、コロナで長い間できなかったことがこういった形でコロナも終結したというふうに考えていいんじゃないかなと思っております。
 そうですね、今回は特に私もございませんので、はい。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 それでは恐れ入ります、和田委員、何かございますか。
○和田委員
 80周年に関して、昨日にあべのカーニバルの実行委員会、企画委員会が行われました。あべのカーニバルも50回目ということでございますので、80年と50年という二つの節目ということでございますので、阿倍野区商店会連盟としましては、あべのカーニバルにできるだけ協力をさせていただいて、にぎやかにさせていただきたいと思っておりますので、ご協力のほどよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。心強いお気持ち言っていただきましてありがとうございます。
 それでは、オンラインのほうで人見さん、恐れ入りますがご発言いただいてよろしゅうございますでしょうか。
○人見委員
 オンラインの中でタブレットを貸し出していただけるということで、私もスマホを使っていたんですけど、なかなか手が乾燥してうまいこと反応しないんでいまだにガラケー使っておりまして、テザリングで今タブレットと連携して使っておるんですけども、なかなか使い方が、パソコンは熟知してよく使っておるんですけど、タブレットなかなか使いづらい言うか説明もないんで、そこら辺を説明会とか相談会やっていただけるいうことで、そういう告知を広く、タブレットを貸し出して受けた以外の人でも説明していただくような場をつくっていただいたら非常にありがたいなというふうに感じました。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。タブレットの貸出しですね、また後ほど事務局のほうからもその辺の回答をしていただきたいと思います。
 それでは恐れ入ります、オンラインの北村様、ご発言をお願いできますでしょうか。
○北村委員
 すみません、先ほど言えばよかったんですけども、資料の5ページにあります放置自転車に関する取組みという報告があるんですけども、これ事前にも、私、意見を、それからお願いを出させてもうたんですけどもね。この資料を見たら本当に順調にいっているように見えるんです。ところが、現実に放置自転車の取組みの対応を我々がやらせていただいたら、本当にストレスがたまると言うんですかね、そういう状況になるんです。ほとんどの人はここに書いてあるように、まちの状況を理解して上手に安全な安心なまちづくりに協力してはると思うんですけども、残念ながら一部の人が、もう平気で商店の前に自転車をとめてしまうというそんなことが起こるんで、何とかもっと強制力のある対応がでけへんのかなというふうにいつも思うんです。
 この話題は前回も前々回もこの区政会議でも出たと思うんですけども、本気で我々も取り組んだら、区の担当者の問題もあるのかも分かりませんけども、1年で必ず結果出ると思うんです。住民もよく分かっていると思いますんでね。でたらめな形でやっても大丈夫やというふうなことは子どもにも伝わっていきますんで、ぜひぜひこの辺を検討していただきたいなと思います。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 それでは、一応ここまでの形で、今いろいろなご質問ございました形で事務局のほうからご回答いただいてよろしいでしょうか。
○小林総務課長
 総務課長の小林でございます。
 先ほどオンラインで人見委員のほうからございましたタブレット事業についてご説明させていただきます。ご意見ありがとうございました。
 今回のタブレット事業につきましては、先ほど副区長のほうからも説明がございましたように、7月の半ば、11日から2月までの期間限定でございますが貸出をするということで、このタブレットの今回の取組みは、先ほどテザリングで使っていらっしゃるというお話もありましたけれども、タブレット本体のほうで通信機能もついておりますので、外でも使っていただけるようなものでございます。
 また、操作につきましても、説明会を予定もしてございますので、既に使っていらっしゃる方、これから使い始めたいという方、みなさま方にいろいろと役に立つ事業であると考えております。
 この取組みについて、50歳以上ということが対象でございますけれども、一人でも多くの方にご活用いただきたいというふうに考えているところでございます。
 タブレットについては以上になります。
○髙岡議長
 人見さん、その辺の回答分かっていただけましたでしょうか。
○人見委員
 ありがとうございます。今回、3,000台の貸出し受けてない、私みたいなタブレットを自前で持っている者でも講習会で操作とか教えていただくことは可能なんでしょうか。
○小林総務課長
 すみません、ちょっと先ほど私のほうから、今持っていらっしゃる方ということでご説明しておりましたので誤解を与えてしまったかもしれませんが、一応、今回貸し出す方を対象ということにはなってございます。ただ、今持っていらっしゃる方について、講習会に参加していただけるかどうかについては改めて確認をして、またご連絡をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○人見委員
 ありがとうございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。でしたら、後ほど、またその辺を確認して連絡をさせていただくいうことですので、またよろしくお願い申しあげます。
 それから、ほか何かございませんでしょうか。
○伊村市民協働課長
 市民協働課長、伊村でございます。
 北村委員から放置自転車についてご意見を頂戴しました。ありがとうございます。いつもサイクルサポーターとしての啓発活動、自転車整理等にご尽力をいただきまして本当にありがとうございます。毎回毎回の活動において、もう一斉に何とかならないのかというような思いを持たれているかと思います。無償でのボランティア活動でございます。みなさまに一生懸命活動していただいてきれいな阿倍野区が保たれているということを日々ありがたく思っております。
 ただ、この活動については、強制力がございません。今日いただきましたご意見につきましては、担当局のほうへこういうご意見があるということを伝えまして、我々も啓発の仕方、例えば「近隣へは、なるべく歩いて行き、不要不急の場合は自転車の利用を控えてください」であるとか、路上の放置についても、啓発を工夫するであるとか、考えながら進めていきたいとは思っております。ご意見をいただきありがとうございます。
 以上でございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。北村さんおっしゃるように、やはり現場の方で、北村さん実際になさっておられる方ですんで、相当ご苦労がおありいただいて、こんな甘いものじゃないよということのお叱りだと思うんですよね。それにつきましても、毎回毎回区政会議でこういう議題が出てございますんで、まず一つでも解決できる流れを事務局としてお考えいただければ、北村さんもなるほどなということをおっしゃっていただけると思いますんで、次の区政会議にはそういう形の言葉が北村さんからいただくことを期待させてもらいます。北村様、何とか頑張っていきますのでよろしくお願い申しあげます。
 よろしいでしょうか、北村様。
○北村委員
 近鉄の近くのキューズモールのところなんかは、みなさまが比較的自転車をきちっとした駐輪の仕方をしているんですよね。あの辺のところとどう違うんかなと思って。昭和町の辺りはやっぱりルーズですわ。だから、そのあたりのとこら辺をどういうふうに住民に理解させるかということやと思いますね。
 無料の駐輪場ってやっぱりありますよね。そういうところ、30分とか1時間とかいうのがあるんですけども、それが本当に近くにあってもそれを利用しないんですよね。だから、その辺のとこら辺がキューズモールの辺りとはどう違うんかなと思ってね。そこらが分からんないですわ。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。確かにおっしゃるとおり、いわばゆめまちロードの区域ということは、案外そういう大手企業の問題とかでいろいろ駐輪場というのは配置され、配置図も用意されている。昭和町とか文の里、あと寺田町というのもやはりそういうことはなさっておられると思うんですけど、なかなかその辺につきましてご理解いうんですか、みなさまの、住民の方のご配慮もあるんかと思うんですが、努力していただいて事務局のほうも頑張っていただくことでお願いしたいとそう思いますが、よろしくお願いいたします。
○伊村市民協働課長
 承知しました。
○髙岡議長
 すみません、どなたか、ほかはオンラインではございませんね。
 そしたら、次また、みなさまには聞いてまいります。よろしゅうございますか。
 それでは恐れ入ります、荒田委員から何かございましたらおっしゃっていただけませんでしょうか。何か、何でも結構でございます。
○荒田委員
 私、資料の中で気になったことがありまして、未達のところが幾つかあったんですけども、その未達の原因というか、が明確になっているのかということと、それに今期使われた予算があったと思うんですけど、今後改善点など考えられているのかというところが知りたかったのと、あと、お子さんのITCに関する資料があったんですけども、これが例えば、ITCを促進することによってどれだけどんな効果があったのかみたいな具体的なものというのがどこかで発信されているんかというところが知りたかったですね。
 それ以外は特に疑問点はなかったです。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。後からまとめてでよろしゅうございますか。恐れ入ります。
 家永さん、何かございますでしょうか。
○家永委員
 うちの連合町会長からの尋ねてくれという疑問なんですけれども、自治会・町会に入りましょうって4月からずっとあべのんの下のところに広報で役所のほうが出されていると思うんですけれども、実際、分譲マンション建てて、建てるときには自治会に入ります。いざ建ったら入りません。オール分譲の場合はいいんですけれども、賃貸の場合は建てるときに入りますと言った方と、実際建てて売っぱわれてしまって買った方は聞いてないとか。
 今問題になっているのは、町会費で私道のところに街灯をつけたり防犯カメラをつけたりしているんです。要するに町会費というものは、何年か前の市長さんが町会に入らなくていいとかっておっしゃったので、それでもう入らなくていいって思っていらっしゃる方がすごく多いんです。
 ここ何年かぶりにずっとここに毎月入りましょう、加入しましょうというお知らせをしていただいているのはありがたいんですけれども、実際問題、ここに載せていらっしゃるだけで役所のほうはどうお考えなんでしょうか。要するに、私道のほうに街灯がつかないという問題もありますし、町会に入らない方は入らない得というか、私なんかやったらうそつきの家主さんということになるんですけれども、あと、町会に入っていないマンションを紹介してくれということで、対象で役所の方が説明には行かれているみたいなんですけれども、実際どれだけの効果があるかをちょっと知りたいなと思いまして。いかがなもんでしょうか。
○髙岡議長
 ありがとうございます。でしたら、ちょっとまたまとめてご報告はさせていただきますので、恐れ入ります。
 それでは恐れ入ります、今井委員さん、先ほどお言葉いただきましたが、何かあと残りありましたら。
○今井委員
 ちょっとジュニア防災リーダーのことなんですけど、いつでしたかね、これが問題になったときに、こんな表現でいいんですか、大人の責任はどうなるんですかというようなことをおっしゃられたと思います。ジュニア防災リーダー、高齢の防災組織の中で若い人の力を期待できるなと何となく思っていたんですけど、そのお話聞いてやっぱり考えさせられたことがあります。やはり義務制の子どもたちの一番の基本というのは、やはり震災を学ぶことにあるのではないのかなというふうに思うようになりました。長なってはいけませんね。すみません。ジュニア防災リーダーというのもいいんですけど、そのものを否定するわけじゃないんですけれど、というよりそれはそれで推進していくことが必要だと思いますが、しかし、まずは子どもたちが震災で生き抜くその力、教育をまず中心に据えるということがいるのかなというふうに思います。
 東北大震災の中で釜石の奇跡というのが起こったことはご存じと思います。そこは徹底して逃げると、高台へ逃げるということを教育してきた成果だと思いますけれど、この大阪でどんなことがあるか分かりませんが、やはり義務制、これから成長していく義務教育を受けている子どもたちの一番の中心は、地震の中で震災の中で生き抜くということを学んでいってもらう、ここが中心だろうと思います。その上で、ジュニア防災リーダーもあるのかなとそんなことをちょっと感じました。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 金光様、何かございますか。
○金光委員
  私、区政だよりをとても楽しみにしている区民の1人なんです。
今頃ならば、9月号の紙面を作成されている頃ではないかと予測しております。
それで、山田区長さんの「よもやま話」とか、住みます芸人さんのビコーンさんの4コマ漫画って割りと自由に何でも書ける紙面なのではないかなと思うので、お願いがあります。夜の20時から翌朝8時までって大きな交差点の音響信号も鳴らないってみなさまご存じでしたか?私が通勤するときはまだ朝8時になっていないので音響信号機の音は鳴っていないんです。
昭和町のような大きな交差点でも近隣にマンションがあれば、公共の福祉が最優先されるのは当然のことです。だから私、いつも通りすがりのみなさまにお願いするんです。
「すみません、ボタン押してください」って。
でも、目を合わせることができないせいなのか、自分に頼まれてると思ってくれる人がほぼほぼいないんです。だから、誰かがボタンを押してくださったりしたら「わぁ!ありがとうございます!」って感激してます。目を合わせられない当事者が「ボタン押してください」って言ってボタンを押してくださる確率は、競馬より低いような気がするんですよね。
そやけど、区政だよりを読まれている方や、ユーチューブやSNSをご覧になられている方ってすごい多いと思うんです。だから、自由に書ける枠内で区長さんとかビコーンさんとかにお願いしたいんです。
「夜20時から翌朝8時までは信号機が鳴らないって知ってた?」とか、「朝からできるボランティア」みたいな軽い感じで、「ボタンを押すだけで喜ぶ人がいるんだよ」みたいな紙面も書いてくださったならうれしく思います。
そして、遠回りになる人には申し訳ないのですが、今日の帰りにちょっと寄ってもらえるとうれしい場所があります。私は、文の里駅のエレベーターを通勤で使わせていただいております。エレベーターで上がってきたものの、信号のボタンがどこにあるのやら分からないんですそれで聞いてみたら「南北どちらかの横断歩道を渡った先にあります。」って。
横断歩道渡るためにボタンを押す必要があるんですが・・・。それで、ボタンのところにステッカーでも貼っていただけるとうれしい。
「盲導犬を連れた人や白い杖を持った人を見かけたら積極的にボタンを押しましょう」
そこには80周年あべのんのマークもついていたなら、なお啓発になるんちゃうかななんて思っているところです。
 以上、意見でした。ありがとうございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。後ほど、また事務局のほうに回答を求めます。
 それでは久保さん、お願いできますでしょうか。
○久保委員
 今年は区制80年ということで、改めて80年、先人に学ぶということが大変多いことと思いますので、改めて80年の阿倍野区の歴史をひもといていただきたいなと思っております。
 先ほどのこの資料でも、改革を推進する職員づくりということで、区政含めて、職員さんの研修を含めて、やっぱりレベルアップというんでしょうか、その辺を活発にやっていただきたいなと思っております。
 区制80年、大変、商売で言えばビジネスチャンスに向かうわけですね。我々振興町会もこの3年間ほとんど事業をやっていないんですよね。だから若い方が何をしていいか分からないという。やっぱり諸先輩が教えてあげないと若い人が分からない、育たないということが、だからやっぱり区政含めて職員の方、若い方をもっともっと登用してあげるというか、この80年、昨日もありましたけどカーニバルを含めてスポーツフェスタ、若い人の力を十分伸ばして上げていただきたいなとこのように思います。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 それでは髙橋委員、ちょっと一言お言葉いただけますか。
○髙橋委員
 よろしくお願いいたします。ちょっと遅れてきたのであれなんですけれども、一つちょっと質問の前に、防災のマンション計画のお話も冒頭あったんですかね、今日は。
○髙岡議長
 はい。
○髙橋委員
 ありがとうございます。では、そこをちょっとかいつまんで。
 私のほうで町会させていただいている中で、この防災のマンション計画の作成にあたって、今日もいらっしゃいます中川さんにちょっとご尽力というかご協力もいただきながら、当マンションのモデルルームということで導入をさせていただく形で、区政にも入らせていただきながら町会のほうで理事のみなさまを集めて1年、ほぼ、1年とは言わないですかね、8か月ぐらいですかね、毎月毎月議論を住民のみなさまと掲げて、当マンションは今月この防災マニュアルの完結版ができました。
 つくるにあたって私もほぼ知識ゼロの状態から始めましたので、自分でも調べましたし、当マンションの住民のみなさまにこの我が家の防災プランnavi、全住戸のみなさまにも配付しました。説明を聞きたい方には説明もしますというのもさせていただきました。その中で、このマニュアル、防災計画をつくらせていただいて、まず結論、感想としては、当マンションは理事のみなさまのご協力もあったというのもあるんですが、非常に防災に対する個々の人の知識といいますか、意識づけは格段に上がったと思います。結果のパーセンテージ見ると目標未達成で、非常にほかの課題に比べて低いんですが、当マンションに関しては非常に高いアベレージになったかなと。
 具体的には、住民のみなさまからマンションの、例えば石の階段が欠けているのであそこ危険だから何とか理事会で話し合って直してくれないかとか、子どもが通る場所の水が大雨のときにオーバーフローして危なくなっているので、あそこの土砂の量を何とか理事会の費用で捻出してくれないかとか、そういう細かいところから、実際に、じゃあこのマンションにはどういった防災に対する備蓄がされているのかを教えてほしいだとか、そういう個別な声が私のところにも届いてくるようになりました。
 何が言いたいかと言いますと、一つ一つの結果ってなかなか大きな結果に結びつくのは非常に難しいと思うんですが、たった一つのきっかけでも、うちのマンションで言うとこの防災の計画をつくったことによって住民のみなさまに今後つくったものを配付させていただき、マンションとしては何か災害が起こったときの初動としてこのマニュアルに基づいて動きます。マニュアルに基づいて自治会から費用を回収し、それの備蓄の分をつくっていきますというのが住民のみなさまと同じ意識、目的、または向かうべきところというのが統一できるかなというふうに思っておりましたので、まず、この区政会議に自分も参加させていただいて知らなかった知識を得て、それを実際に住んでいる住民のみなさまと共有して、一歩前に進むことができた。これはもちろん区のみなさまのご支援とご協力もいただきながらの結果だったんですけれども、非常に有意義なことだったかと思っております。
 なので、この防災だけではなくて阿倍野区が抱えている課題、来期向かっていくべきところ、もっともっと課題たくさんあるかと思うんですが、小さな一歩なんですけど、やり続ける、言い続ける、発進し続けるが多分すべてにつながっていくと思うんで、私もできることは本当に協力させていただきたいと思うので、引き続き、どうぞみなさまよろしくお願いいたします。
 以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 それでは中村さん、何かございますか。
○中村委員
 経営課題3の点について少し意見を述べさせていただきたいと思います。
 令和4年度のこの報告書を見せていただきまして、経営課題3の10ページの戦略3-1、みんなで支えあう地域づくりと支援体制の充実が目標が40%以上となっているので、達成はされていますけれども、半分にいってない43%、あと、みんなで支えあう地域づくりとか受けとめる相談支援体制の充実、このパーセンテージが高いのは実際にサービスを受けている方、あるいは参画をされている方にアンケートを取られているので、とても高い数字にはなっておりますけれども、次の12ページにあります地域福祉計画の推進に至っては、地域福祉活動に参加したことのある区民の割合というのは24%で去年よりも落ちている。とても低いような状況がある中で、今年度、令和5年の事業計画書83ページ、84ページを見せていただいたんですけれども、例えば84ページにも区政会議等の意見として、新型コロナウイルス感染症のこの状況の中で本当に地域のつながりの回復と新しいつながりの工夫、経済的困難や就労の問題など、どのように地域福祉計画に反映するか、今後検討を進める必要を感じるというふうなことが書いてある。
 また、83ページには、みんなで支えあう地域づくりには、区政会議等のここも意見として、ちゃんと当事者の声を聞いてニーズを把握してモデル的な活動ができればいいよね、区民の方が気にかける意識を高めて、行動につなげるために身近なテーマで小さな集まりや活動を企画できると良いというような意見をちゃんと書いていただいているんですが、具体的な取組みのところになると、何か新しいこれをやるぞというようなことが薄いような気がしています。
 当事者の声を聞き、ということに関しての意見に対しては、今年の3月に区社協で認知症の方の当事者の方が3人登壇していただいて、講演会も開いていただいて、地域の町会長さん、あるいは地元の社会福祉法人さんとかたくさんの方にも協力をいただいて、たくさんの方来ていただいて、本当に認知症に対する認識が変わったとか、認知症になっても怖くないんや、こうやって地域で当たり前に暮らしていけるんやということが分かったとかというようなご意見もあったんですけども、もう少し阿倍野区ならではの、阿倍野区やからこんな活動ができるんよねというような斬新な新しい取組みがこの具体的な取組みの中に一つ二つあったらうれしいなというふうに思いました。
 去年の夏に、学生さんが地域活動にもっと入っていこうということで、桃山のところでプレゼンテーションも含めて学生が地域活動に、こんなことできるよということを提案して、提案型でそれを区でもやろうというような、私、あれとってもすばらしいことだと思って参加させていただいたんですけど、今の若い人も捨てたもんじゃないわってとっても思って、ああいう形で当事者の方たちが発信することを受けて、それを感じた地域の人たちがみなさまで何かつくり上げていこうというような新しい何か息吹がスタートできるような、わくわくするような、そんな取組みが具体的なこの令和5年度の施策の中で一つでも二つでも生まれてきたら、いつみなさまどんな病気になって、あるいは経済的にしんどくなって、あるいは障がいで、どんなサポートを受けたい立場になるか分からないじゃないですか。それをそうなってもみなさまが楽しく地域の中で支えあっていくような、そういう福祉的な土壌を自然に生まれていくような新しい取組みが、阿倍野区ならではのそういう取組みが生まれてきていただけたらうれしいなというふうに思いました。すみません、長くなりました。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 それでは、オンラインのほうで内田さんいらっしゃいますか。何かございましたらお言葉いただけますか。
○内田委員
 すみません、特に何もないんです。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 岡本さん、どうでございましょうか。
○岡本委員
 広報紙のあべのなんですけど、すごいデザインが変わったなというのは実は思っていて、前とデザイン性がすごく見やすくなったというか、表紙のほうも隠れあべのんとかいて何か楽しいなというのをふっと思っていたので、自分がちょっとデザインをやっているもので、反対にこういうところに目が行ってしまうんですけども、マンションに入ってたときに、ママさんたちとしゃべってたときに、何かちょっと違うよねみたいなことを話してたので、何かこのママさんたちもデザイン性が変わってちょっと興味を示すじゃないですけども、いつもの広報紙だけどもデザイン性だけでも何か読んでみようかなというきっかけができたのかなというのを、ちょっとお話をいろんな人と井戸端会議なんですけどもしてたときに見てて思いました。それがすごい良かったなと思って見てました。
 すみません、以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 それでしたら最後、永岡さん、副議長、何かございますか。
○永岡委員
 こちらに回ってくると思いませんでした。まとまらなくてすみません。
 一つは、80周年でもともとの歴史からしますと天王寺村があって、それから住吉区に含まれていた時代があって、地域としては阿倍野区が新たにできたのは1943年ですけど、この区域にはそれ以前から長い歴史があるので、そのあたりの区が始まる前の時代で現在の区につながるような内容も80周年で取り上げてほしいと思いますし、文化の歴史みたいなこともあればなと思いました。
 それから、もう一つは、事業の自己評価の結果については、地域福祉活動もそうですけど、なかなか数字では分からないことがあって、少しずつ積み上げていって時間をかけて変わっていくところもあります。とくに地域福祉活動に参加している人が24%で低いように見えますが、考え方によっては4人に1人が参加しているということで、参加している度合いも高いのかもしれないということも思ったりします。また、何を地域福祉活動と捉えるかによって数字も全然変わってきますので、そういうところの内容分析も必要かなと思いました。
 いずれにしましても、支援が届いていないと思っている、支援が必要な人に十分届いていないというふうに思っている人がやはり4割以上おられる、そういう現実が何を指しているか、私たちが、地域の生活のニーズに対して、どういう制度、施設やサービス、住民の支援が必要なのか、ここにこういうものがあればいいねとか、そういうようなことを地域の皆さんで話し合って提案していくような、何かそういうプロセスがさらにあるといいなと思いました。これは地域福祉計画、地域福祉推進会議での議論にもなることですけれども、そういうことを思いながらお聞きしておりました。
 あと、防災の取組みはやっぱりこの3年間でなかなか実際に取組むというのは難しい点がありましたので、各地区でそれぞれ熱心にやっておられますけど、これから大きな災害があったときにどう取り組むのか、その防災教育の連携の仕方などももう一度考えてみる必要がありますし、避難訓練などもきめ細かくできるといいなというふうに思いました。
 80周年の節目にぜひこれからのビジョン、具体的な取組みがどんどんできればいいなと思います。そこからさらに100周年に向けた中長期の展望も描くことができればと思いました。
以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございました。みなさま方から一言ずつお言葉をいただきまして、事務局のほう全部控えていただいておりますでしょうか。荒田さんからずっと出していただいたお話でございます。
 それでは、一応、事務局のほうから何かご回答いただければありがたいと思います。
○泉区政企画担当課長
 区政企画担当課長の泉です。順番に事務局からお答えさせていただきます。
 まず、荒田委員のご質問にありました目標未達の原因、課題、改善点というのを検証しているのかというご質問だったと思います。私が全体概要でご説明差しあげた分は、かいつまんで運営方針を取りまとめた資料によってご説明させていただいたので、あまり個々に触れることができなかったんですけれども、資料20ページ以降の令和4年度阿倍野区運営方針という資料、こちらでそれぞれ目標に達していない取組につきましては、課題と改善策というのを記載しております。例えば24ページの下段になるんですけれども、自己評価の部分で2番と書いてあるのが目標達成していないというようなことになっておりまして、右のところに課題と改善策を書いてあります。それが、それぞれ44ページの具体的取組3-1-3の下の段の2番、それから52から53ページにかけて、4-2-1、53ページですね、こちら。それから54ページの4-2-2の下段になります。それから57ページから58ページの5-1-1の部分、58ページになります。それから59ページ、5-1-2というところですね。それから61ページの5-2-2というところになります。
 全体的な説明については以上でございます。また、個々について何かご質問あればいただければと思います。
 区政企画担当に関わるところで取りまとめてご説明させていただきます。広報あべのにつきましてご意見いただきました。岡本委員からは広報あべのデザインが変わった、見やすくなったということで大変うれしいご意見でございます。実は、これまで広報あべのにつきましては、委託事業者に編集していただいているところなんですが、金額で入札というやり方から提案型でデザインと編集に専門性のある事業者に今年度からお願いをしております。、その意図も先ほどありました具体的取組の5-1-2、様々な区政情報が区役所から届いていると感じる区民の割合というのがなかなか目標達成できてない部分もありますので、まずはデザイン、表紙見ていただいて手に取っていただいて興味を持っていただくというところから若い人にも見ていただいて、見やすくデザインもしていくという、編集ですね、記事も見やすくするというようなところを今年から工夫をしておりますので、それが伝わったというのは大変うれしく思っております。ありがとうございます。
 金光委員からも区政だより楽しみにしているというようなご意見いただきました。ありがとうございます。9月号の交通安全キャンペーンというところなんですけれども、山田四方山のところであるとか、ビコーンさんの部分も、広報紙の特集記事など中身と関連づけて書いている部分はあります。夜の8時から朝8時、大きな交差点で音響信号が鳴らないというようなところ、みなさまにも知っていただきたいと思いますまた、広報担当としてはSNSもありますので、いずれかのところで。発信させていただきたいと思います。
○金光委員
 軽い感じでいいと思います。
○泉区政企画担当課長
 軽い感じで、分かりました。発信させていただければと思います。ありがとうございます。よろしくお願いします。
 それから、久保委員から若い人の人材育成というようなお話もございました。職員の研修ですね、若い人を登用するというようなご意見だったと思います。若手の人材育成研修というものを実施しておりまして、今、採用1年目から4年目の職員、毎月1回グループに分かれて、区役所の区民サービスを良くしていくためにはどういった改善をしたらいいかということを話し合って、提案をするというような研修も実施しております。また、万博に向けていろいろなイベントをする際にも、どういったことをやっていくかというところを検討するプロジェクトチームに若い職員も参加していただいていますので、今後ともいろいろなそういった機会は設けてまいりたいと思っております。
 私からは以上でございます。
○伊村市民協働課長
 市民協働課長、伊村でございます。
 家永委員から町会加入の促進についてご意見を頂戴いたしました。委員おっしゃっていただいたように、広報紙において毎月町会加入の促進の記事を掲載し、ホームページでも掲載をしております。今年度におきましては、各連合の紹介記事も載せるという取組みを始めました。加入促進のチラシにつきましても、町会費はこういうふうに使われていますというようなことを写真入りで載せたチラシにを1万部作成し、転入者が手続の際には、転入パックといって様々な啓発や周知のビラを入れるセットがあるのですが、そちらにも入れさせていただく取組みもしているところではございますが、若い方々の目に触れる、たくさんの人の目に触れる効果的な方法は何かということを、いま一度考えますとともに、町会のみなさま、地域のみなさまのご意見も頂戴しながら、ともに考えていく仕組みもつくっていきたいとは思っております。引き続き加入促進については取組みを続けます。また、本市におきましても、町会加入の促進に向けた取組みが検討されています。本市の動向も見ながら、阿倍野区としての取組みを、検討していきたいと思っております。
 以上でございます。
 引き続きまして、私のほうから今井委員様からジュニア防災リーダー、あとお子さんへの震災に向けての啓発についてご意見を頂戴いたしました。
 阿倍野区の取組みとしましては、若年層の防災意識の向上は、非常に重要なことだと考え、運営方針にも掲げさせていただいているところでございます。取組みといたしましては、小中学校の協力を得て、阿倍野消防署と連携をいたしまして、小中学校で防災訓練や体験を行っています。小学校低学年の方には防災のDVDを見ていただいて、命を守る行動を職員が前に立って、「まずは頭を守るんだよ」と伝え、皆で実際に頭を守るポーズをとるいうような取組みもおります。高学年に向けては、阿倍野消防署にご用意いただきまして、水消火器や煙のある中を通るような体験であるとか、いろいろな取組みもさせていただいています。小中学生のうちにそういった体験を繰り返し行い、今後起こるであろうと予想されている大きな震災の際に、この体験が活かせるような、さっきおっしゃっていただいた命を守る、生き抜くことの大切さを体験できる取組みを今後も続けていきたいと思っております。
 先ほど、泉課長からもご回答申しあげましたが、金光委員様からいただいた交通安全の取組みについてなんですが、毎年春と秋、交通安全週間には警察や地域の方と連携して、交通安全の啓発であるとかキャンペーンを行っております。5月に団体の方との取組みで、区役所の前から文の里駅、道路の安全点検をしながら啓発活動を行っていこうという取組みを計画しておりましたが、当日は雨で今年はその取組みが行えませんでした。さっきおっしゃっていただきました信号の場所等々、また、いただいたご意見をもとに現場も確認いたしまして、警察とも連携しながらどういったことができるのか、考えてまいりたいと思っております。
 私からは以上でございます。
○中村保健福祉課長
 保健福祉課長の中村と申します。
 先ほど、中村委員からご意見ありました具体的取組み3の部分について、若干説明させていただきたいと思います。
 先ほど、永岡委員からもご意見いただいたんですが、3-1-3の目標の地域福祉活動に参加したことのある区民の割合が目標40%に対して24%というのは少ないんじゃないかということで、一方で4分の1の方は参加したことがあるという温かい意見もいただきました。こちらの分、3-1-1であったり1-2であったりというのは、参加した当事者の方にアンケートを取っていますので満足度が高いということで、3-1-3につきましては、区民モニターのアンケートで無作為に抽出された方を対象にしている関係で、どうしてもほかの部分に比べたら低いのかなと思います。アンケートを取る際に、福祉活動ってなんぞやというところで、地域防災に関する活動であったり、小学生児童の登下校の見守りなどについても福祉の活動ですよということでお示しした上でアンケート取るなどして、そうすることで参加したことあるなということを区民モニターの方にも感じてもらえるかと思いますので、そういった形でも参加したことがある方の割合をちょっとでも上げていきたいなと思っております。
 もう一つ、新しい事業ということなんですけれども、昨年の区政会議でも中村委員のほうからも申出がありまして、認知症の当事者の方の意見を聞く場というのを設けてはどうかということを受けまして、区社協さんと、あと地域の施設も協力しまして、3月に認知症当事者にお話しいただく講演会の1回目を開催することできまして、多くの区民の方にも参加いただいて好評いただいたかなと思っております。こちらが、本来であれば今年度で新規事業として上げれたらよかったのかもしれないんですけども、まずできることからということで昨年度に開催しましたので、今年度の新しい取組みにはなっておりませんが、3月に開催しました講演会を、もう一回ブラッシュアップして今年も取り組みたいと思いますし、次回の部会の中でも、また、地域で取り組んでいるみなさまとお話しする中で新しい取組みについてご意見いただけたら、それをふまえて取り組んでまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○伊村市民協働課長
 市民協働、伊村でございます。
 すみません、髙橋委員からマンション防災の取組みにつきまして、ご評価いただきまして誠にありがとうございます。直接担当いたしました中川も今日参っておりますので、うれしく思っております。ありがとうございます。
 今後の展開といたしましては、この2月に50戸以上のマンションを対象にしましたマンションアンケートを行いまして、回答いただいた35棟に対して、マンション防災計画の作成に向けてのリーフレットを送付をしております。このように反応いただいたマンションには、こちらからアプローチをいたしまして、髙橋委員おっしゃっていただいたようなマンションでの取組みが今後も展開できますように進めてまいりたいと思っております。どうもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
○髙岡議長
 ありがとうございます。今、事務局から回答いただきましたが、いや、私のまだ回答していただいていない方もいらっしゃるかと思います。もしそういう方がいらっしゃいましたら、また、ご意見シートにおいて厳しく事務局のほうに質問出していただければと思っております。
 ちょっと時間のほうも追ってまいりましたんで、次に移らせていただいてよろしゅうございますでしょうか。
 それでは恐れ入ります、いろいろとまたご意見があるようでしたら、ご意見シートにおいて、恐れ入りますがみなさまから事務局へご提出していただければ助かります。よろしくお願いいたします。
 それでは次に、区政会議の委員改選につきまして、事務局から説明をお願いいたします。
○泉区政企画担当課長
 区政企画担当、泉です。
 区政会議委員の改選についてご説明申しあげます。
 資料101ページの資料4をご覧ください。現委員のみなさまにおかれましては、令和5年9月30日をもって区政会議の運営の基本となる事項に関する条例第4条第4項に規定されている2年の任期が満了となります。次期区政会議委員につきましては、各団体の代表者様へは既に推薦依頼をさせていただいておりまして、推薦書等の書類を6月28日までにご提出いただくようにお願いしているところでございます。
 また、公募委員につきましては、7月初旬に募集を開始し、8月に選考会を実施し、決定をしてまいる予定でございます。
 選任が1回目、2年になる委員の方につきましては、再度応募いただけますのでどうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○髙岡議長
 ありがとうございました。
 それでは続きまして、今後の会議開催の予定につきまして、事務局からの説明をお願い申しあげます。
○泉区政企画担当課長
 それでは、今後の区政会議の開催予定をご説明させていただきます。
 資料102ページ、資料5をご覧ください。今年度につきましては、本日第1回区政会議の全体会を開催しまして、次に、6月22日に安全・安心部会の勉強会、それから、6月26日に福祉・健康づくり部会の勉強会、6月29日にまちづくり部会勉強会を開催いたします。そして、7月11日にまちづくり部会、7月13日に福祉・健康づくり部会、それから、7月19日に安全・安心部会を開催いたします。
 また、9月中旬に第2回の区政会議全体会を開催する予定としております。このときには、各部会から令和6年度の施策方針についてのご意見を報告いただきます。
 そして、10月1日に区政会議委員の改選となります。
 11月上旬から12月上旬の間に第3回区政会議全体会を開催する予定としております。ここでみなさまにいただいたご意見を取りまとめ、令和6年度運営方針の素案を説明させていただきます。お忙しいとは存じますが、みなさまのご参加をどうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 何か、課長さんのほうでその他につきましてお願いはございますでしょうか。
○泉区政企画担当課長
 その他は特にはございません。
○髙岡議長
 ございませんか。ありがとうございます。
 それではお待たせをいたしました、本日、市会議員のみなさま方お越しいただいております。市会議員の方々に一言、ご助言やご感想をいただけましたらありがたいと思います。お願いできますでしょうか。
 恐れ入ります、木下𠮷信市会議員様からまずお願い申しあげます。
○木下議員
 どうもお疲れさまでした。
 何点かちょっと申しあげておきたいと思います。先ほど来からお話に出ています区の予算の執行状況についてのチェックでございますけれども、この運営方針に基づく予算の執行については、24区全体で取り組んでいるものが多くて、例えば防災関連であったり、教育や子育ての問題含めて、局の予算として対応している状況がございまして、それが阿倍野区に割り当てられた予算であるというふうに我々も理解をしています。区長さんの裁量予算というのも設定されていますけれども、これは区単独の政策予算としての仕様ではなくて、例えば庁舎管理であったり、あるいは修繕費であったりとかいうようなものに充当されているというふうに伺っておりまして、ご指摘のそれぞれのテーマに即した区の予算の執行状況についてはまた改めてご報告できるように、我々としてもきちっと調査をしてご報告できるようにさせていただきたいというふうに思っています。というのが、まず1点。
 それから、20ページの中段に前年度、令和4年度の経営方針の主な戦略の中で、不登校の課題について記載があるんですが、実はこの不登校のところで8ページに不登校対策の取組みが目的達成の80%になっている。実際これ何が80%なんやろうかと。不登校の児童や生徒が減っているということではなくて増えている状況の中で、この相談の事業が達成してて、根本的な不登校対策につながってへんのと違うんかなというのも思いますし、先ほどご指摘があったように、目標数値の設定の根拠が極めて希薄やなという印象を持ちました。
 それから、先ほどご指摘もあったマンションの防災計画のプランですけども、これは区内のマンション居住者に配付を前提につくっていただいてるのかどうか、また後でお答えください。私自身もマンションに住んでますんで、非常にこういうのが配付していただけるとありがたいなという思いで見てたんで、ぜひそういうお取組みもいただけたらというふうに思います。
 またあわせて、町会への参加意識の問題については、過去に橋下市長の時代に地域振興会という地域の自治会が平松さんを応援したということに対して立腹されて、地域振興会に補助金をすべてカットされて、結果、地域活動協議会というのをつくられたというふうに私は記憶しています。結果的に今、地域振興会と地域活動協議会の地域の活動媒体、組織が2つあって、ダブルスタンダード状態になっているということがいわゆる町会の加入率の低下につながっているんではないかな、町会費を納めるメリットが薄れてきたんと違うんかなというふうには思ってますけれども、結果的にこれらのことについてはその後の市長さんもそれを踏襲されているんで、我々としてもなかなかものが言いにくい。ただ、地域で防災訓練やとかいろんな訓練をすんのは、基本的には地域振興会が中心になってて、お祭りごとなんかのイベントごとは地域活動協議会と協調してやっているというような状況がありますんで、ちょっとその辺のところの町会の存在意義の在り方が問われているんではないかなと思いますんで、ちょっとその辺のところは、入りましょう入りましょうと声かけてますねんというやってる感だけ出すのではなくて、具体的に何か町会費を納めるメリットをしっかりとアピールしていただけたらありがたいなというふうに思いました。
 最後に、区制80周年について、イベントのご案内ばっかりで肝心の式典はなさるのかなされへんのかも含めて、後でお答えをいただけたらありがたいと思います。
 私の感想は以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございます。
 それでは続きまして、梅園周市会議員さんお願い申しあげます。
○梅園議員
 お疲れさまです。市会議員の梅園です。よろしくお願いします。
 マンションの防災計画の冊子の取扱いに関して、木下議員と同じく、ちょっとどういうふうに扱っていくのか知りたいなとは思っています。後で教えていただければと思います。僕も同じマンションに住む人間としてすごくいいことだなと思っていますし、内容もちょっと見させていただきましたけども、これによって、先ほど髙橋委員も言われました意識高まると思いますし、これがどんどん広がればなと思います。実質的な防災訓練以外にも、こういう意識の高まりというのが防災の意識の本当に向上につながっていくと思いますんで、すごくいい取組みだと思います。
 ちょっと個人的に区長にも以前お話ししたことがあるんですけれども、防犯に関する取組みについて、啓発とかもいろいろされているのでこれはこれでいいと思うんですけど、防犯灯といいますか街路灯といいますか、やっぱり防犯という意識というのは必要ではあるんですけど、まちの明るさというのも大事かなと思ってたので、何とか区役所、区の予算なかなかない中でちょっとそういった取組みも、町会独自につけていただいたりいろいろ防犯灯はしていただいているとは思うんですけれど、そこにサポートできるような何か取組み、仕組み等を考えていただければなとは思っております。
 私からは以上です。よろしくお願いします。
○髙岡議長
 ありがとうございました。
 それでは、谷井正佳市会議員さんお願い申しあげます。
○谷井議員
 みなさまお疲れさまです。市会議員の谷井でございます。
 本日はありがとうございました。大変勉強になりました。初めて参加させていただきましたけれども、このようにオンラインで開催されているということを初めて知りまして、このような会議、様々な行政の取組み、勉強会なりがオンラインでできるということで、幅広い住民のみなさまが参加して興味を持ってくださるということができるんじゃないかなと、大変良い取組みだなと思いました。
 そして、また阿倍野区の80周年ということで、これから行われる様々なイベントを通して、戦略の4-2にもありますような誰もが自慢したくなる魅力あるまちづくり、まずは阿倍野区民の方々が自分の住み暮らす阿倍野区というところをよく知っていただいて、そしてその魅力を再認識をしていただいて、それでまた口コミなどほかのみなさまにこんなん知ってたとかというところで再認識、自分の住み暮らすまちの良さというのを再認識していただく、それが自慢したくなる魅力あるまちづくりの向上につながるんじゃないかなと思いました。
 やっぱり人は理屈では動きませんので、感動を、心を動かさないといけないんで、そういう心を動かすような取組みを区としてもしていただけたらと思います。やっぱり感動が生まれると口コミが生まれて、商売人の考え方ですけれども、感動、口コミ、リピート、紹介というこういう連鎖が生まれてきたら、また阿倍野区に行きたいとか、また阿倍野区に住みたいとか、また阿倍野区の誰々さんとこに行きたい、阿倍野区に住んでいる誰々さんと会いたい、そういうのが生まれてきて、そういうまた横のつながりとかも生まれてきて、非常にいいまちになっていくんじゃないかなと思います。そうした取組みがやっぱり市民の、先ほど未達成というところもありましたけど、みなさまで支えあう地域づくりにつながっていくんじゃないかなと思いました。
 みなさまのご意見をしっかりお伺いをしながら、1年生の私議員ではございますけれども、しっかり取り組んでいきたいと思いますので、また、みなさまのご意見聞かせていただけたらと思います。本日はありがとうございました。
○髙岡議長
 市会議員のみなさま方、ありがとうございました。今、いろいろとお話聞かせていただきましたことにつきまして、佐藤副区長何か。
○佐藤副区長
 委員のみなさま、そしてまた先生方、長時間どうもありがとうございました。まずは、議員のみなさまからいただいたご意見なりご感想などについて私のほうから説明させていただきます。
 まず、木下議員のほうからいただきました区予算の執行状況、固定費が多い区役所の予算状況のほうをみなさまに説明いただきまして、まずはありがとうございます。実際に運営方針の対象となっております個別事業の予算決算の執行状況については、分かりやすい見える化を工夫していく必要があるかと思いますので、それは次回以降の、決算見込みが出るのはこの時期ですので、来年になってしまうかと思いますけれども、第1回区政会議の場で何らかの分かりやすい見せ方ができるように検討してまいります。ご意見ありがとうございます。
 そしてまた、不登校対策についての80%という指標が達成していると、これについては記載のとおり、相談した結果、不安感・負担感の軽減が図られたと回答した相談を受けた者の割合が80%というところでございました。そういう意味で、相談事業についての満足度というところになっていて、それが実際に不登校児童の減少に直結するものではないものの、不安を抱えている家庭に寄り添うという意味での達成指標とさせていただいているところでございます。実際に不登校の改善に寄与したというところとはやや違う観点かと思いますけれども、不登校家庭を支えるという意味では一つの視点なのかなというふうに認識してございます。
 加えて、マンション防災計画について、これは梅園先生からもご意見いただいておりますけれども、こちらについては、いわゆる防災に関心がある、マンションの中で知り合いも少なく、こういった計画があるかどうかというのを不安視している方など、一定の戸数以上のマンションで興味を持ってくださった方に個別にオファーをして、髙橋委員のご協力いただいたような形で、一定規模のマンション単位で実施していけないかというふうに思い作成したものです。関心持っているところには出前講座など区の職員が参りまして、サポートさせていただこうと思っておりますが、今のところPDFで区ホームページからはダウンロードいただけるようになっております。ボリュームが多いこともありまして、防災プランnaviのように全戸に配布するというところまでは考えておりません。概要版みたいなものをつくって広報紙に載せるなり、興味を持っていただくきっかけとなるようなそういった紙面づくり、そういった取組みというのは今後も工夫してまいりたいと思います。
 地域振興会の加入促進については、みなさま、大変関心が高いのかなというふうに共通の認識を受けました。次回、まちづくり部会の勉強会であるとか、部会の中で意見交換を含めて、良さをPRしていければなというふうに思っております。
 式典については、また、後ほど区長のほうからご説明させていただきます。
 また、谷井先生のほうからは、阿倍野区っていいとこっていうところで、まずは感動、リピート、口コミ、紹介でしょうか、好循環が生まれるという区役所にとっても大変うれしいところでございます。あべのdakara(宝)のPRなんかを通じて、そういった好循環をどんどんつくっていきたいなと、愛着を持って住み続けていただけるようなそんな取組みになればいいなというふうに思っておりますので、みなさま引き続きのご協力のほうをよろしくお願いいたします。
 私からは以上です。
○髙岡議長
 ありがとうございました。
 そしたら最後になりますが、山田区長のほうから総括的な何かお話とともにご挨拶をいただきたいと思います、よろしくお願いいたします。
○山田区長
 本日は、委員のみなさま、議員のみなさまから貴重なご意見をいただきまして、どうもありがとうございました。
 重複を避けながら振り返りたいわけですけれども、議員の先生の中で、まず木下議員のほうからの80周年のイベントの紹介がありましたが、記念式典をどうするのかということでございます。これは、先ほどの資料の一番下のところで、3月予定と書いております。3月17日に区民センターの空き状況も加味してなんですけど、3月17日に式典を含めてどういう企画をさせていただくかということを今模索をしておるところでございまして、また、内容を決めながら広報させていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。そのためにもいろんな取組みを今既に進めている、地域でも行っていただいていることも80周年の関連ということで、資料もお配りさせていただきましたけども、積み重ねていきながら今年度末を迎えて、このタイミングで式典を行うということの中で紹介を取りまとめていきたいなと、そういう思いもあるというところでございます。
 それから、梅園議員からの中で、いわゆる防犯灯、まちの明るさという点がございました。以前から、今も継続してということでございますが、LED化、これを地域の要望に応じて進めているところでございまして、これは地元の経費負担を抑えることにもつながりますし、新しい設備に替えていくということで、明るさも増していくと、そういう取組みも継続しておりますので、これは継続したいと思っているところでございます。
 それから、各委員からございました中で、この区政会議の進行の関係上で一問一答形式がどうかということがあったと思います。ぜひそこは、先ほどもご説明いたしましたが、今後勉強会もいたしますし、部会の中で具体的な中身を深めながら自由にご意見をいただくということに、この夏、勉強会と部会をそれぞれで行っていきますので、その中でまずご意見を言っていただく、それをまとめたものをまた全体会を行いますので、そのときの進行の仕方にまた生かしていきたいと思っているところでございます。
 それから、中村委員から特にございました、阿倍野区ならではの斬新な取組みというようなこと、若手のご意見をというとこでございました。学生の力ということで。これについては、10月の末に「Abeno Expo」を開催いたします。その中で、キューズモールを舞台に学生のSDGsの取組み紹介というようなこともさせていただこうと思っておりますので、ぜひ、そういった中で阿倍野区ならではの取組みも紹介したいと思いますし、ぜひ、また部会の中でもご意見をいただくこと、それを運営方針にも、あるいは事業報告書として、以前よりはかなり見やすくしてきているつもりではございますが、さらなる見せ方の工夫というものに努めていきたいと思っているところでございます。
 あとは、放置自転車対策について北村委員からございました。その中で、各地域の取組みを、それぞれ成功例をうまく情報を共有いただくことも大事かなと思いましたので、「ゆめまちロードOSAKA」の会議が来週もございますが、そういったことを、ぜひ区内に共有をさせていただけるようなことにできればというふうに思っているところでございます。
 それから、金光委員から信号機の音響の関係のお話しがございました。これは、よもやま、あるいはビコーンとも調整をしてまいりたいと考えております。
 あとは、80周年の関係でいろいろと地域、あるいは商店街など各種団体のほうからもご協力をということで、地域も一緒に取り組んでいきたいという力強いご意見をいただきました。これは本当にありがたいと思っておりますので、ぜひ、今年度80周年一緒に盛り上げていくということにご協力を引き続きお願いしたいと思っているところでございます。
 すみません、ほかにもいろいろとご提案いただいたと思いますが、十分にすべてお答えできていないと思います。ぜひご意見シートも含めまして、個々のご意見、ご質問は、区役所の中でもう一度整理をしまして、共有させていただければと思っておりますし、今後の各部会でそれぞれテーマを深めてまいりたいと考えております。
 それと、今日いただいたご意見の中で、すぐに反映できるものがございましたら、それは施策事業に反映したいと考えておるところでございます。
 本日はすみません、この時間になりました。みなさまお疲れのところ、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
○髙岡議長
 ありがとうございました。今お話しされまして、長時間本当に申し訳ございません。私も議長として、責任者として、ちょっとご報告しますと、やはり髙橋様のほうからお話のあった、マンション防災計画がそこまでお時間をかけて行政と一緒にやっていただいた結果がこんな立派なものができたんだということを今日初めて知りまして、せんだって地域連絡会議の中で各地域の連合、地活の会長が集まった折発表されました。私は地域に帰りまして、今度は町会長会議でこれを全部オープンにしております。そこで、町会長は、これは絶対必要なんだということで、町会に入っておられないマンションの方々に対してでも、町会としてはこだわりなしにどんどんお勧めして、こういうものが地域ではできるんだよと、勉強がしていただけるんだ、また地域で頑張ってご協力しますよということもうたいさせていただいておりますので、これからもどんどん機会があれば、このせっかくの立派なものをPRさせていただこうとそう思っております。どうもありがとうございます。
 それから、今日の全体会議なんですけども、第1回目、今区長もお話しされましたようにこれから勉強会、それから部会がございます。その中では、各みなさま方が専門の部会にお入りいただいてもっときめ細かな多分ご意見がどんどん出てくると思います。ですから、第2回においては、発表とともに内容がすごいことになっていくん違うかなと逆に楽しみにしております。勉強会、部会に対して各委員のみなさま方のこれからのご協力、勉強をどうぞよろしくお願いいたしたいとそう思います。
 それでは、議長はこれで終わらせていただき、事務局にマイクを返させていただきます。ありがとうございました。
○泉区政企画担当課長
 議長、進行につきましてありがとうございました。委員のみなさまにおかれましても、長時間お疲れさまでした。ありがとうございました。
 また、オンラインの委員のみなさまにおかれましては、途中ちょっとオンラインが不安定になって音声が切れたり、カメラの不都合で今も画面共有ができていないというような報告を受けております。大変ご不便な思いをおかけしてしまいまして申し訳ございませんでした。また、今回のことは改善できるように検討したいと思います。
 それでは、これで第1回阿倍野区区政会議を終了させていただきます。本日、時間の関係で十分にご意見をお伝えられなかった方がいらっしゃいましたら、ご連絡させていただきますので、事務局へお届けいただければと存じます。
 本日は、長時間にわたりありがとうございました。お疲れさまでした。

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