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令和5年度第2回阿倍野区区政会議会議録(令和5年9月26日開催)

2023年11月16日

ページ番号:612177

第2回 阿倍野区区政会議会議録

1.日時:令和5年9月26日(火曜日)19時00分~21時45分

2.場所:阿倍野区役所大会議室

3.出席者

(会場参加)

(委 員 等)髙岡議長、永岡副議長、荒田委員、家永委員、石丸委員、

今井委員、大森委員、岡本委員、金光委員、久保委員、

髙橋委員、中村委員、二家委員、本庄委員、宮本委員、

森委員、八代委員、山﨑委員、吉本委員、和田委員

(市会議員)木下議員、谷井議員

(市  側)山田区長、佐藤副区長、小林総務課長、泉区政企画担当課長、

筒井教育支援担当課長、伊村市民協働課長、中村保健福祉課長、

竹田保健子育て担当課長

(オンライン参加)

(委 員 等)北村委員

    (市  側)萩窓口サービス課長、松本保険年金課長、西山生活支援担当課長

1.議題

1.令和6年度施策・方針に向けた意見聴取について

(1)安全・安心部会における主な意見等の報告

(2)福祉・健康づくり部会における主な意見等の報告

(3)まちづくり部会における主な意見等の報告

(4)阿倍野区教育会議における主な意見等の報告

(5)各部会でのご意見等に対する区役所の考え方について

2.報告事項について

(1)令和4年度区政運営に関する委員からの直接評価の結果について

(2)今後の阿倍野区区政会議開催予定及び区運営方針策定スケジュールについて

(3)路上喫煙対策について

(4)阿倍野区制80周年・万博機運醸成関連事業について

3.その他

   閉会

○泉区政企画担当課長

 それでは、失礼いたします。みなさま、こんばんは。定刻がまいりましたので、ただいまより阿倍野区区政会議を開催させていただきます。

 本日は、何かとお忙しいところお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

 私は、阿倍野区役所区政企画担当課長の泉でございます。よろしくお願いいたします。

 会議に先立ちまして、阿倍野区長よりご挨拶申しあげます。

○山田区長

 みなさま、こんばんは。区長の山田でございます。

 みなさまには、日頃から区政の推進に多大なご協力を賜っており、また本日はご多用のところ、今年度、第2回目の阿倍野区区政会議全体会へご出席いただきありがとうございます。

 当区の区政会議は、オンライン併用を継続しておりまして、本日は1名の委員にTeamsでご出席をいただいております。これからもみなさまのご都合に合わせて、ご協力いただければ幸いでございます。

 今年の夏は、長く厳しい猛暑が続いてきましたが、各地域において夏祭り、盆踊りなどがおおむね4年ぶりに行われました。暑さ対策も含めて、準備、運営にはご苦労も多かったようですが、子どもたちを中心に多数のみなさまのご参加を得ながら、各地域とも盛況に開催をされておりました。一方で、このところ、内外各地で地震や集中豪雨などが多発しています。各地域でのまちなか防災訓練の予定も決まってきておりますが、改めて防災に係る取組みの重要性を認識しているところでございます。

 阿倍野区政が80周年を迎えている中、第50回目の開催まであと半月を切りましたあべのカーニバルは、区民センターとその周辺へと場所を移して行います。

 また、2025年大阪関西万博の機運盛り上げのため、10月最終週の土日にはABENO EXPO2023をキューズモール会場を中心に開催いたします。

 その直後には、あべのスポーツフェスタの開催と大きな行事が続いてまいります。みなさまのご協力、ご参加をよろしくお願いをいたします。

 前回、6月21日の区政会議全体会を開催して以降、部会ごとに勉強会も行った後、7月11日にまちづくり部会、13日に福祉・健康づくり部会、19日に安全・安心部会を開催し、委員のみなさまには貴重なご意見、ご議論をいただきありがとうございました。その内容につきましては、各部会の議長様から後ほどご報告をいただきます。

 本日の会議では、部会でのご議論をベースに,主に来年度の阿倍野区の施策、事業の方向性についてのご意見を頂戴したいと考えております。委員の中には、今月末をもって任期満了を迎える方もおられ、このメンバーとしては本日が最後の区政会議となります。委員のみなさまには、それぞれの立場から忌憚のないご意見を賜りますようお願い申しあげ、ご挨拶とさせていただきます。

 本日はどうぞよろしくお願いいたします。

○泉区政企画担当課長

 ありがとうございました。着席にて進めさせていただきます。

 今回の会議では、Microsoft Teamsを利用して、オンラインを併用して開催しております。本日は1名の委員の方がオンラインで参加していただいております。また、区役所内のほかの執務室でも本会議の様子を見させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

 オンラインで参加しておられます委員におかれましては、発言される際にマイクをオンにしていただき、発言が終わられましたらマイクをオフにしてください。また、質疑応答の際にご発言される場合には、手を挙げるマークをクリックし、議長からの合図を待ってから発言していただきますようお願いいたします。

 それでは、会議に移らせていただきますが、本日は追加の資料を机の上に置いております。オンラインの方へはメールでお送りしております。

 まず、事前配付資料ですけれども、次第、別紙1委員名簿、それから資料編としまして、資料1、資料2、資料3。次飛びまして、資料5、資料6、それから参考資料の1-1、1-2、参考資料2-1、2-2、参考資料3-1、3-2となっております。また、追加資料ですけれども、座席表として別紙2、資料4、これが3枚ですね。資料7、1枚ものです。資料8、1枚ものです。ご参考までにおさんぽmapを配付しております。また、阿倍野区運営方針事業計画書につきましても、お持ちいただいていない方につきましては、事務局より貸出しをしておりますので、お持ちでない方はおっしゃっていただければと思います。

 資料のほう、不足はございませんでしょうか。大丈夫でしょうか。

 なお、今回の会議では資料の1ページ目から順番にページ番号を打っています。説明をする際にはページ番号で読み上げますので、該当のページをご覧いただきますようお願いいたします。本日配付の資料4、7、8につきましては、ページ番号がございませんので、ご了承ください。

 それでは、別紙1の委員名簿をご覧ください。

 本日の会議には、条例第7条第5項により議長を含む委員の定数の2分の1以上の委員が出席しなければ、これを開くことができないと規定されております。定数は26名で、内田委員、小嶋委員、小寺委員、東野委員、人見委員がご欠席で、岡本委員がまだお越しではない状態でございますが、オンラインの方を含めまして現在20名の委員の方にご出席いただいておりまして、定足数を満たしております。

 続きまして、本日ご出席の市会議員のみなさまをご紹介させていただきます。市会議員のみなさまは条例第8条第1項により選出された選挙区の区政会議に出席し、区政会議における議論に資するために必要な助言をすることができると規定されております。

 木下吉信市会議員でございます。

○木下議員

 よろしくお願いします。

○泉区政企画担当課長

 谷井正佳市会議員でございます。

○谷井議員

 よろしくお願いいたします。

○泉区政企画担当課長

 なお、梅園周市会議員につきましては、所要によりご欠席と伺っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 今回につきましても傍聴要領を定め、会議を公開いたします。本日は傍聴に17名の方がお越しいただいております。また、議事録につきましても後日公表となりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、ここからは進行を議長にお願いしたいと存じます。

 議長、よろしくお願いいたします。

○髙岡議長

 みなさま、こんばんは。ただいま紹介いただきました阿倍野区地域振興会の会長をやっております髙岡でございます。本日、議長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申しあげます。

 先ほど、区長様のほうからもご挨拶の中で、今日は一応定年になられる方もおられるということで、最後の会議になられる方もいらっしゃいます。そういうことで、みなさま方、言葉をまたいただきますことをお考えとして持っておいていただければと思っております。

 それでは早速でございますが、次第に沿って進めさせていただきます。

 今回の会議では、令和6年度の施策・方針等につきまして、安全・安心部会、福祉・健康づくり部会、まちづくり部会に分かれての話し合われた意見をご報告いただくことになっております。各部会からの報告いただきました後、報告内容について他の部会のみなさまからのご意見もいただきたいと考えておりますので、何とぞ活発なご意見を賜りますようよろしくお願いを申しあげます。

 それではまず、安全・安心部会で話し合われました主な意見などにつきまして、部会の議長でいらっしゃいました久保委員からご報告をお願い申しあげます。久保さん、よろしくお願い申しあげます。

○久保委員

 みなさま、こんばんは。安心・安全部会の久保でございます。それでは、お手元の資料、資料番号1に基づいてご説明させていただきます。

 令和6年度に向けて、区役所からいただいた意見について、部会での意見として取りまとめた資料でございます。

 まず、通信手段について、災害時は衛星のインターネットなどを調べてはどうか。また、災害時に使える通信手段の共有化をしてもらえないか。

 続いて、すべての通信手段が使えないときは、避難所の掲示板などを使って伝達する仕組みが必要ではないかというご意見がございました。

 続きまして、個別避難計画ですが、個別避難計画を進めるにあたって、支援者の確保、対象者の個人情報の保管などについての意見を聞きたい。モデルとして取り組んだ結果、その地域はどのように変わったという検証もしていくべきという意見がございました。

 続きまして、防災資材の保管場所についてでございます。地域が一番必要とする場所に設置するということが大切なことではないかと思う。その地域と相談して、さらなる防犯上の観点から警察の助言をもらってやっていくのはどうか。自宅の前の公園にあるポンプ室に、地域で用意した資器材も格納している。基本的なことも含め、人任せにするんじゃなくて、地域自らがしっかり管理していくと心がけています。現在の保管場所や保管している資器材の種類をリスト化しておくことも必要ではないか。

 続いて、災害時、他の区から避難してくるという意見もありました。

 次のページをご参照ください。

 次に、自転車マナーについてでございます。自転車利用者に対して、ながらスマホ、信号無視など罰金が課せられるということを記載した垂れ幕(のぼり旗)、交通ルールの重要性を強調することを提案します。駅周辺の駐輪問題として、自転車に乗らない日などをつくるとか、高齢者には健康管理にもつながるなど近隣の駅までは歩くように促す。それに歩いていけば、ヘルメットの必要性が少ないという意見もございました。

 続きまして、事故多発マップのことです。交差点や自転車の往来が多いところで事故が多く、阿倍野区内の事故多発マップのようなものを作成し、区のホームページに載せてほしい。事故の多い場所、見通しの悪い交差点など、情報を把握しているのならば対処も可能であるし、子どもたちに気をつけてもらう場所を教えることができる。

 続きまして、キックボードについてでございます。電動キックボードの利用は緩和され、交通事故多発につながっている可能性があることについて、確認していきたいというようご意見がございました。

 限られたお時間でございますので、多くの意見が網羅されているとは思っておりませんけれど、取り急ぎこういうご意見を頂戴しております。

 以上でございます。

○髙岡議長

 久保委員、ありがとうございました。

 それでは続きまして、福祉・健康づくり部会で話し合われました主なご意見などにつきまして、部会の議長の永岡委員からご報告をお願い申しあげます。永岡さん、よろしくお願い申しあげます。

○永岡副議長

 資料の3ページの資料2、3ページから4ページです。それと、参考資料2-1を合わせてご覧ください。

 福祉・健康づくり部会では、まずイベントなどを通じたつながりづくりについてですけれども、地域の方々が様々な活動を継続されているけれども、お住まいの方のことが分からない状況になっている。子どもが少なくなり、高齢者や認知症の方が増えていく中で、今までの活動をより充実させることが大切だと思うというご意見です。昔からの方は顔見知りなので世帯の状況は把握されている。新しいマンションの方とのギャップが町会での問題となっている。30代から50代の方にイベントなどに参加してもらうには、阿倍野区独自のスポーツイベントなどを開催して、子どもと一緒に参加してもらうようにしたらいいと思うというご意見がありました。また、卓球大会などのスポーツイベントを開催すれば、運動の機会になるだけでなく、みなさまが集まる場になる、新しいボランティアを発掘する場としても有意義ではないかということでした。各地域の会館での行事の中でも、そういういろいろなイベントで把握できれば、今後につながっていくということだと思います。

 続きまして、要援護者名簿の活用についてです。町会長さんは地域の全体的なことは分かっているけれども、細かいところについては分からない場合が多いので、地域にお住まいの高齢者の状況をどう把握するかが問題である。町会長さんが要援護者名簿をよく知り、利用する体制ができていないと思う。これはこれまでも何度もご意見があった点だと思います。それから、地域福祉コーディネーターと町会長が要援護者名簿や食事サービスの訪問状況の情報を共有できたら、地域の変化が少しずつ分かってくると思うというご意見がありました。今、各地区で地域福祉コーディネーターの方が配置されていますけれども、いろいろな情報共有をもっと密にということのご意見です。

 続きまして、地域のつながりについてですけれども、仕組みを作ることからではなくて、まずニーズを把握して、福祉課題を1つでもいいから解決していくことからスタートすれば、もっとみんなを巻き込めると思うというご意見でした。福祉・健康づくり部会では、これまでも議論がありました。福祉部会は福祉だけではなくて、まちづくりでいろいろな人たちとつながって、いろいろな発想が出てくると思う。地域の中で育てあげてきた活動にプラスをしていけば、地域の広がり・つながりが深まっていくのではないか、そういうご意見がございました。

 それから、緊急連絡先についてです。独居、障がいの方の緊急連絡の登録は町会でやったらいいのではないかと思う。あべのあんしんキットという取組みを民生委員だけでなく、町会にもつなげていったらいいと思うというご意見でした。内容が更新されていないので、どこかで見直しが必要だと思うというご意見もございました。

 次のページ、4ページのほうをご覧ください。

 健康づくりについてですけれども、いきいき百歳体操は多くの人が集まって参加する仕組みであるけれども、自宅で実施し、報告できるような工夫はできないかというご意見でした。「アスマイル」のような阿倍野区版のアプリができたら、個人の参加が浸透しやすいと思うというご意見がございました。

 ほかにもし、何か補足、足りない点がございましたら、委員の方からもお願いできればと思いますが、福祉・健康づくり部会からの報告は以上です。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 続きまして、まちづくり部会で話し合われました主な意見等につきまして、部会の議長を務めさせていただいております髙岡からみなさまにご報告をさせていただきます。

 5ページの資料3をご覧くださいませ。令和6年度に向けて、区役所がいただいた意見につきまして、部会でのご意見をまとめた資料でございます。

 まず、町会加入の促進方法についてですが、阿倍野は今、空き地があるとマンションになる。そうなると全然町会に入ってこられない。大阪の23区は別としてでも、阿倍野だけでも、自動的に町会に入るようなことを義務づけていただけないかという話が出てございます。

 続きまして、町会加入に係るターゲットの見直しについてですが、大阪市の職員さんも町会に加入することを念頭に置いていただくと、加入促進のきっかけになるのではないかなということでございます。

 それから、防災ジュニアリーダーの問題ですが、ジュニアリーダーの募集についても、学校で募集するのではなく、地域の防災リーダーから直接声を掛け、ご両親が町会に加入していなかったら入ってもらうという流れを作ることができるのではないかという意見もございました。防災ジュニアリーダーの子たちを通じて、ご両親に声を掛けていって、町会を手伝ってほしい、まずは興味を持ってもらうことが、活動が大事ではないかという意見もございました。

 続きまして、町会加入のメリットにつきましてですが、町会加入のメリットはいろいろな方と顔なじみになれると個人的には思います。また、顔見知りの関係になることで、独居老人の方の非常事態の防止につながることもあるかもしれません。

 次のページをご覧くださいませ。町会の加入は親の世代からずっと加入していて、当たり前のように思っておりましたが、子どもを産んでから特に思ったのは子ども会というのがとても良かったというご意見でございます。子ども会に入っているおかげで、マンションに住んでいても異年齢の子どもたちとつながりができて、知り合いも増えて良かったという感じでございます。でも、単身の方は入らなくても困っていないという方も多く、何がいい、ということは分かっておられません。マンションでも必ず入らないといけないという仕組みがあれば、また広がっていくのではないかと思っておりますという意見がございました。

 次に、あべのカーニバル・あべのスポーツフェスタの開催方法についての議論でございますが、あべのカーニバルやスポーツフェスタについて、開催地を変更してはどうか、会場を分けてもいいのではないかというご意見でございます。そして、あべのカーニバルの会場で出店する方だけではなく、ご自分の店舗でもあべのカーニバルを行っているような形で担い手として関わっていただければいいのではないかなということで話が出てございました。町会や地域の方だけではなく、お店の方がもっと出店してくれたら新しいカーニバルになると思う。そうすることにより、子どもやファミリー、若い世代や単身の方々の交わるカーニバルになるのではないかというご意見がございました。

 続きまして、おさんぽマップの配架ですが、おさんぽmapやおさんぽmap外国版をもっとPRすべきであるということ。それから、スタンプラリーは、大人も子どもも押したくなるのでいい取組みだと思う。阿倍野区内にマップがどこにあるか、場所がなかなか分かりにくい。これから万博に関しておさんぽマップや外国版をどういうところに置いていこうとしているのかという意見もございました。

 続きまして、おさんぽマップのPR方法についてですが、PRの方法について、30秒で分かるような短い動画がいいと思います。冊子は情報をすぐに更新できないが、動画やSNSで補足や訂正、追加ができて、冊子と動画の内容をリンクさせたり、マップの使い方動画があれば良いと。マップにQRコードをつけて、使い方を載せる動画に誘導させるといいのではないかという意見がございました。

 まちづくり部会からの報告は、以上でございます。

 それでは続きまして、教育会議で話し合われました主な意見等の報告をいただきます。事務局、筒井課長様から説明をお願い申しあげます。

○筒井教育支援担当課長

 教育支援担当の筒井でございます。阿倍野区教育会議でいただいたご意見につきまして、報告をさせていただきます。

 本日、机上配付の資料4をご覧ください。ページ番号はございませんのでご了承ください。

 阿倍野区教育会議は、第1回を6月27日、第2回を9月14日に開催させていただいております。2回分を取りまとめまして、ご報告をいたします。時間の都合もございますので、幾つかの項目に絞ってご報告いたします。

 一つ目でございます。体力向上支援事業について。これは小学校に運動のコツを教える指導員を派遣する事業でございます。ご意見といたしましては、一つ目、意欲をもってからだを動かし、運動を好きになるには教える側の工夫が必要。二つ目、運動の機会を設けるのは大事。令和5年度は回数を増やしていただけるとのことだが、さらに回数の増加について検討してほしいといったご意見を頂戴しています。こちらにつきましては、学校のニーズに応じた予算の確保に努めてまいります。

 1つおきまして、防災ジュニアリーダーについてでございますが、中学生が意欲をもって防災ジュニアリーダーに入ることができるよう、地域防災リーダーの訓練に参加してはどうかというご意見をいただきました。こちらにつきましては、地域防災リーダーの活動や訓練内容を知ることは、防災ジュニアリーダーの防災意識がより向上する可能性もありますので、研修の連携は消防署とも相談してまいります。

 次のページをお願いします。裏面でございます。スクールカウンセラーの配置についてです。まず、スクールカウンセラー事業とは簡単に申しますと、大阪市全区の市立の小中学校を対象に、カウンセラーとして公認心理士、臨床心理士の資格を持った方を派遣し、不登校やその保護者などの相談に応じることを目的に、大阪市こども青少年局が実施している事業でございます。阿倍野区では小学校10校に対しまして、4名のスクールカウンセラーが配置されていますが、2週間に一度派遣される小学校と、3週間に一度派遣される小学校があるという状況でございます。ご意見といたしまして、一つ目、スクールカウンセラーの増員は必要なことであり、最終的には各小中学校にスクールカウンセラーが常駐することをめざしてほしい。だが、現実的な対応として、一人でも増員することにより、小学校の派遣状況にばらつきがあることを解消してほしいという意見をいただいています。

 二つ目、利用者が少ない学習支援事業の予算をスクールカウンセラー増員のための費用とすることが検討されているようだが、利用者が来年度以降も学習支援に利用を希望する場合は、対応してあげてほしいという意見をいただいております。スクールカウンセラーの増員につきまして、こども青少年局への要望を継続しながら、区としても阿倍野区のすべての小学校で2週間に1回の派遣となるよう1名の増員に向けて、調整してまいりたいと存じます。また、区役所での学習支援については、来年度以降も希望者がいれば存続する居場所事業などの活用やボランティアの方々の協力を得ることにより、希望に応えてまいります。

 最後です。通学路の安全対策についてですが、引き続きできることは速やかに対応してほしいという意見をいただいております。区役所といたしまして、学校、地域、警察、工営所とともに協力して対応してまいります。

 第1回の区政会議の際に、区長よりご報告させていただいた件ですが、丸山小学校への道路上へのガードレールの設置については、道路の幅員を考慮すると、難易度が高く実現性が乏しいとの見解で、それに代わる対策といたしまして、道路に沿った形で学校敷地内に通路を設ける案が教育委員会により提示をされました。今年度から設計を開始し、予算化に向けた手続きを進めると聞いております。また、晴明丘南小学校の通学路の案件につきましては、令和5年2月にグリーンラインの設置が完了しましたので、終結とさせていただいております。

 教育会議からの報告は、以上でございます。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは続きまして、各部会でのご意見等に対する区役所の考え方につきまして、事務局からの説明をお願い申しあげます。

○泉区政企画担当課長

 区政企画担当の泉です。先ほど、3部会の議長よりご意見のご報告をいただきました。各部会とも、限られた時間ではございましたが、委員のみなさまにはご議論いただき、また貴重なご意見を頂戴いたしました。誠にありがとうございました。

 現時点でのご意見に対する区役所の考え方につきまして、かいつまんでご説明をさせていただきます。詳細につきましては、参考資料編に添付しております各部会のご意見と対応一覧、A3のものになるんですけれども、そちらの右側の欄をご参照いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 それではまず、安全・安心部会についてご説明いたします。資料は参考資料の1ページになります。

 まず、通信手段についてですが、通信状況の改善については喫緊の課題であり、今回は区役所から3つの手法をお示ししましたが、衛星のインターネット回線の使用等、ほかの手法についても費用対効果を勘案しつつ検討してまいります。また、掲示板活用の仕組みも検討してまいります。

 続きまして、個別避難計画についてです。災害時の優先的な安否確認を事業の要に据え、自主防災組織の中心である町会長様を通じて、対象者に個別避難計画の作成に係る目的や個人情報保護についてご説明をさせていただいております。支援者の確保については、民生委員をはじめとする福祉関係者の協力や適切な支援者の確保など、町会長様からもご提案をいただいており、昨年度、常盤・阿倍野地域をモデルとして着手した結果も含めて、各地域の好事例の共有を行いながら取り組んでまいります。

 また、個人情報の取扱いについては、区・要援護者・支援者の間で適切に保管されるよう十分に認識の共有を図ってまいります。

 続きまして、防災道具類の保管場所についてですが、新たな救助資器材の設置につきましては、地域が選定いただいた場所に消防署や警察署などの関係機関に留意点などを確認して、令和6年度の配備に向けて進めてまいります。

 続きまして、1つ飛びますが、自転車マナーについてです。のぼり等に罰金等の記載をして啓発することについては、阿倍野警察署と相談しながら検討してまいります。また、交差点付近などでの青色防犯パトロールカーでの啓発も合わせて検討してまいります。

 事故多発マップについてです。自転車の関連事故が発生している箇所の地図情報につきましては、阿倍野警察署と相談した結果、大阪府警ホームページの事故マップや阿倍野警察署ホームページの阿倍野区自転車指導啓発重点路線を阿倍野区役所ホームページからも閲覧できるよう掲載いたします。

 続きまして、電動キックボードについてです。現在、区役所にて電動キックボードの基本ルール啓発チラシを配架しておりますが、今後の啓発については、出前講座も活用し、阿倍野警察署と連携し、実施に向けて検討してまいります。

 続きまして、福祉・健康づくり部会についてご説明いたします。資料は6ページをご覧ください。

 イベント等を通じたつながりづくりについてですが、これまで継続して取り組んでこられた高齢者食事サービス等、従来の活動をしっかり支援することが重要であると認識しております。スポーツ大会などのイベントについては、つながりづくりの場として活用いただけるよう社会福祉協議会とも連携して、広報・周知を行ってまいります。また、あべのカーニバルやスポーツフェスタなどについては、多様な世代の方に参加いただけるようプログラムなどを工夫してまいります。

 続きまして、要援護者名簿の活用についてです。高齢者の安否確認などの情報を日頃から関係者が共有できるよう、要援護者名簿の十分な活用を促すなど地域の取組みを支援してまいります。食事サービスについては、会食を基本としておりますが、この間新型コロナウイルス感染症による地域の活動自粛のため、多くの地域では配達や指定場所での配付などの工夫を行い、高齢者の安否確認や声掛けによって、地域のつながりづくりにも役立っているとお聞きしています。地域の実情に応じて、今後も実施していただければと考えております。

 続きまして、健康づくりについてです。いきいき百歳体操は福祉局が全市で実施している事業であり、専門職派遣による体操指導を受けるためには、集まって実施することが前提となっており、参加人数や実施回数などの条件が定められています。なお、阿倍野区社会福祉協議会では自宅でも気軽にできる体操、あべのちょこっと体操のDVD対応なども行っていますので、ぜひご活用ください。また、大阪府が実施している健康アプリ「アスマイル」は、体重や睡眠時間、歩数などを毎日記録することができ、ポイントがたまる仕組みとなっています。アスマイルは府域全体を対象としており、参加者が多く見込め、協力事業者も一定確保されるため、区民のみを対象とする阿倍野区版アプリを開発・運用するよりも、充実したサービスを提供することができます。昨年度、阿倍野区では日々の健康管理を記録できるウォーキングノートを作成し、配付したところでございます。引き続き、アスマイルのさらなる利用促進も含めて、個人の健康づくりを後押しする情報発信の充実に取り組んでまいります。

 続きまして、地域のつながりについてです。地域の福祉活動を担っている様々な団体や福祉以外の分野で活動している方などが集い、当事者の方から意見をお聞きする場などを設けるなど、事例の共有とともに各種取組みの継続・発展や、新たな取組みの創出につなげてまいります。

 続きまして、まちづくり部会についてご説明します。資料は10ページをご覧ください。

 町会加入の促進方法についてです。町会加入の促進については、広報紙で毎月、加入促進の記事を掲載しており、今年度から各連合の紹介記事も掲載する取組みを始めております。また、町会を紹介するチラシを転入パックに入れて、お知らせしています。大阪市全体で、町会加入の状況等を調査し、研究を進めていますので、阿倍野区としてもその動きをふまえ、できることに取り組んでまいります。

 続きまして、町会加入のメリットについてです。町会に加入した際に、どんな役割があるのか、どんなメリットがあるのかということが分かるツールができれば、加入促進の取組みを実際にしていただきやすいのではないかと考えています。来年度に向け、地域のみなさまと連携して取り組んでまいります。

 続きまして、あべのカーニバル・あべのスポーツフェスタの開催方法についてです。今年度のあべのカーニバルは、阿倍野区民センター、およびやすらぎ天空館で開催いたします。令和6年度に向けて、あべのカーニバルやスポーツフェスタの開催地、およびプログラムについては、引き続き実行委員会で議論してまいります。より良い事業を実施できるよう、みなさまのご意見をいただき、検討してまいります。

 続きまして、おさんぽマップの配架についてです。現在、阿倍野区役所・区民センター・天王寺サービスカウンターをはじめ、天王寺ミオ・キューズモール・あべのハルカス・区内の鉄道駅などで配架しております。また、区外では関西空港や梅田・なんばの観光案内所にも置いていただいております。設置場所の周知については、ホームページやSNSで発信を進めてまいります。今回のご意見をふまえ、外国語版も含めて、宿泊施設やその他集客施設にも設置依頼をしてまいります。合わせて、万博に向けては、ABENO EXPO2023などの気運盛り上げイベントや地域のイベントなどでもPRしてまいります。

 おさんぽマップのPR方法についてです。マップの使い方などの紹介動画を作成し、QRコードにして最初のページに掲載するなど、引き続き充実をしてまいります。

 以上、簡単ではございますが、区役所の対応方針ついてご説明いたしました。本日、いただきますご意見も受けて、令和6年度の運営方針の策定を進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

○髙岡議長

 ありがとうございました。資料がいろいろございまして。みなさま方、事前にお配りしておりますので、ある程度、今日はみなさま勉強してきていただいているんじゃないかということで、ご発言が楽しみでございます。

 それでは、みなさま方、今の報告しました内容につきまして、ご意見ございましたら、よろしくお願い申しあげます。発言は2人程度で、あまり人数いただきましても、まとめて事務局にお返しすると回答が分からなくなりますので、お二人ほどお聞きしながら事務局に一旦お聞きし、そして時間が許す限り、みなさまのご意見をお聞きしたいと思います。ただお願いがございますが、先ほど申しあげましたように、ご自分の部会のお話は徹底してやっていただいておりますので、違った部会のご意見、ご発言をいただくことでお願いしたいと思います。また、挙手ございましたら、ご自分の部会がどこかということで、お名前をお話しいただき、ご意見を出していただけると思います。どなたかいらっしゃいましたら、挙手をお願い申しあげます。

 まずは、オンラインのほうからご意見が出てございますので、オンラインのほうから恐れ入りますがご発言いただいてよろしいでしょうか。北村様、よろしゅうございますでしょうか。

 お願いいたします。

○北村委員

 阿倍野連合町会の北村でございます。私は健康・福祉部会に所属しております。いろいろ会議で発言いたしましたけれども、今、議長さんのほうからお話があったんですけども、第1回の阿倍野区のモニターアンケートというのがありました。その結果について、我々が動いたことについて、お伝えしようと思います。

 住民のスポーツへの意識調査結果に興味がありましたのは、子どもの遊び場づくりの関心度とスポーツとまでは言わないけれども、健康維持に関わる運動への関心度ということに興味があったんですけども、詳しくは分かりませんでした。そこで、スポーツとまではいかない健康維持に関わる運動への関心度について、今年の8月に阿倍野地域活動協議会と阿倍野連合町会が簡単なアンケート調査を行いました。調査対象は、阿倍野連合地域の大人です。約4,000世帯だったんですけれども、アンケート用紙を配付して、その結果475人、1割以上からの回答があったんです。その結果を簡単に言いますと、88%が健康に気をつけている。それからその中の64%が何か運動しているということだったんですけども、それを細かく見ましたら、その内容の一番多かったのが歩くということが77%として最高でした。回答者の年齢は61歳以上が70%でした。このデータからの意見なんですけれども、歩くことに関心が高い高齢者にとって、安全にウォーキングができる道が整備されることは、健康づくりに寄与できることになります。安全・安心なまちづくりの具体的取組みになると考えますので、我々のまち阿倍野地域としては、商店街が一部なくなったんですけども、この商店街の道の活用が候補地になると思うのです。ご検討いただけたらと思っております。

 それから、防災部会の件なんですけども、防災と避難ということに関して、いろいろと具体的な取組みが検討されてきています。その中の1つについて、気になることがありましたので、意見をさせていただきます。それは、緊急時の一時避難所の問題です。様々な場面で取り上げられる、将来高い確率で発生予測されている南海トラフの地震なんですけれども、地域でも真剣に捉えていて、そのときのために訓練も準備中ですが、北畠公園が緊急時の一時避難所になっています。この場所での簡単な炊き出し訓練、火を扱う訓練を実施して、地域住民の意識を高めることを企画したんです。しかし、公園局ではこのような訓練は認めてくれませんでした。区役所の市民協働課に相談させていただいたんですけれども、同じ回答だったんです。この事実について、地域の住民はどう受け止めたらいいのでしょうか。他の地震時の例に見られるように、緊急事態が発生したら、公園では様々な活動が実施されると思われます。緊急事態のときには、公園管理のルールの順守よりも人命第一、避難者の生活が優先されると言えます。そのときに、地域の住民がスムーズに活動できる体制づくりのためには、訓練が必要だと思うんですけれども、今回のいろいろなアンケートの結果、それから各部署の話の中にもあったんですけども、津波の関係があったときに、西成区のほうから逃げてくる人に対する対応を考えなければならないというふうなこともあります。阿倍野連合はちょうど西成区と接点にありますので、そういうことも考えると、公園の訓練というのが必要だと思います。

 それから、最後になるんですけども、冒頭に議長さんがおっしゃったんですけども、私はこの会議が委員として最後の機会になります。区政会議の時間短縮のために、事前に区役所に資料送付をさせていただいて、全委員の配付ができればと考えていたんですけれども、様々な理由があって無理だと分かりました。お伝えしたかった内容は、実は子どもたちが置かれている教育環境の問題があったんです。この意見を会議中に述べることは共有している時間がもったいないので、文章で見てもらおうと思いましたけれどもかないませんでした。実は、大阪府立藤井寺工科高校同窓会ホームページに、応募者向けの進学情報としてこの合理的な教育の方向性として掲載しております。ぜひみなさまには3つの検索ワード、「明日を呼ぶ」・「藤工同窓会」・「進学情報」、この3つの言葉で検索していただければ発信している内容をご覧いただけると思います。

 お時間をいただきましてありがとうございます。以上です。

○髙岡議長

 北村さん、ありがとうございました。

 それでは、お二人出ましたが、まずはこのご意見から事務局のほうで何かご回答いただければと思うんですが。

○伊村市民協働課長

 市民協働課長、伊村でございます。今、いただいたご意見についてお答えをさせていただきます。

 まず、安全にウォーキングできる環境ということでご意見をいただきました。商店街の道の活用、初めて聞くご提案でございます。区民の方が安全で安心に歩行できる道の環境を整えていくのは、我々にとっても重要なことだと感じております。また、商店街の道を活用して、どのようなウォーキングを構想されているのかということを北村委員にお教えいただいて、即答は今できませんが、どういった手法をお考えなのかということもお伺いをして、その結果については区政会議の場でもこういうことでしたということをご報告できるようにしたいと思っております。

 ウォーキングについては、以上でございます。

○竹田保健子育て担当課長

 保健子育て担当課長の竹田です。先ほど、ウォーキングについてのご提案がございました。まずアンケートで、区民の方が健康に気をつけているという方がたくさんいらっしゃって、しかも運動を何かしているという方が60何パーセントということでございまして、そうした結果につきましては、非常に喜ばしいことだと考えています。ウォーキングについてのご提案がございましたが、北村委員がおっしゃるような道の整備という話ではございませんが、当区では地域全体の健康づくりの気運を盛り上げまして、区民の健康向上をめざすことを目的に、ウォーキングイベントとしまして、あべのウォークを年3回、また老人クラブ連合会とウォーキングサポーターが地域主体で実施するあべのちょこっとウォーキングを行っております。これらウォーキングイベントのコース選定にあたりましては、団体で歩くという特性上、安全性や歩きやすさなどを考慮しながら、ウォーキングサポーター会議で話し合われ、決定されております。

 また、委員のみなさま方に配付されていると思いますが、あべのおさんぽマップ、街角の魅力を再発見する「お散歩」を提案するおさんぽマップが発行されておりまして、歩くということで言いますと、こういったおさんぽマップなども活用していただきながら、お散歩、歩くということを楽しんでいただければと考えております。

 以上でございます。

○髙岡議長

 どうぞ、伊村さん。

○伊村市民協働課長

 市民協働課長、伊村でございます。

 防災の取組みについて、公園での炊き出し訓練がかなわなかったという状況をご報告いただきました。有事の際には、こういった規定等も取っ払われることになろうかと思いますが、現場での実際の訓練の必要性を今お伺いいたしましたので、炊き出し訓練がどういった形で可能になるのかということ、お調べをしましてお伝えをしたいと思っております。有事のときに、その場所で同じようなことが実行できるということは有効だというふうには感じております。

 以上でございます。

○髙岡議長

 以上でございますか。

 どうでしょうか、今の大体ご回答でご納得いただけましたでしょうか。

 あと、またございましたら、北村さんおっしゃっていただければ結構かと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、会場のみなさま方からご質問があるようでしたら、挙手お願いいたします。

 恐れ入ります、部会とお名前を報告いただきますようお願いいたします。

 久保さん、お願いします。

○久保委員

 久保でございます。まちづくり部会にご質問というか、意見なんですけれど。先ほどのご案内の中で、防災ジュニアリーダー、役所を中心の募集じゃなくて地域から募集をやったらどうかということで。私もそのとおりと思うんです。連合町会、地活協、一体となって募集、育てるという考え方がいいと思う。今、阿倍野区で防災ジュニアリーダー、40名なんです。先般の地域連絡会議でこの7月に開催された研修会の参加人数13名なんです。だから、3分の1の方しか、要するに防災ジュニアリーダーの参加してないというのが現状なんです。私の町会というか、阪南で防災ジュニアリーダーは7人いるんです。40分の7人。7人だけど、町会に入ってない方が3人いるんです。だから、連絡しようがないというか、接点がない。中学生は、やっぱり3年生になれば、受験勉強で来ない。環境が全然変わるわけね。子どもさんが行きたいと言っても、お母さん、お父さんがやめさす。勉強しなさいという方向に向かうということ。この防災ジュニアリーダーの制度は始まって、もう10年くらいになるんでしょうか。私の町会、阪南じゃなくて、私の西4町会でも7人くらいいてた。みな、お父さん、お母さんが町会の役員の方、あるいは防災リーダーの子どもさんがジュニアになっている。だからそういうことに、普段からたけている方が防災ジュニアリーダーになる。そういうことで、ぜひ地域密着で。例えば、私なんかで見たら、集合住宅の災害時、高層階にお水を届けるということなんかも、高齢者はできないわけ。中学生の若い方に、そういう役割を担す。もう14階のところに2リットルボトルなんか持って行けないわけ。そういう最初から役割分担を決めておけばいいかなと思う。

 それから、もう一つだけ。今、阪南も災害救助道具を置きたいなと思っていまして。学校しかないんです、置く場所が。阪南小学校にお願いに行きたいなと思ってます。申しあげたいのは、簡易式ポンプ室と一緒に災害救助道具。高学年の児童にぜひ平素から扉を開けて、何が入っている、災害が起こったら何が必要なんだということを教育というか、触らなくてもいいけど、見る訓練。残念ながら、前任の阪南小学校の校長はそういうことをやってこなかった。だから、やっぱり関心がなかった。そんな感じが顕著にする。だから、災害救助道具、ポンプ室、触りやすい場所。子どもに見るだけでも大変大きな勉強になるかなと思ってます。ポンプ室じゃなくて救助道具室も、役所の方とご相談して、この秋に購入したいなと思ってる。災害救助道具はばらばらで置いたら駄目なんです。1か所に置いとかないと、対応できない。

 以上です。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 そのほか。恐れ入ります。お名前とそれからグループ名をおっしゃってくださいませ。

○今井委員

 今井といいます。安全・安心部会の所属です。ただ、その話をするんですけど、今言われました、阿倍野の公園での炊き出し訓練ができないということなんですけど、確かに阿倍野にかかわらず、10校区ある阿倍野区の中で、公園での炊き出しがいいかどうかは別にしまして、炊き出しをしないといけないという状況にはなってくると思うんです。だからひとつ、阿倍野のことだけでない問題として考えていくことが必要ではないかと。直感なんですけど、できないということではなくて、どうしたらできるのかということで考えていくことが必要なんじゃないかなと思います。丸山の地域は、防災広場というのが非常に小さいんですけどあるんです。そこはかまどがありますし、防災道具を入れる倉庫もあると。そして、いざというとき、炊き出しが可能なんです。日頃、炊き出しをスムーズにできるように、毎年1回訓練をしているわけです。役所的には、なかなかそんな発想はできひんと思いますけど、防災広場は都市整備局の管轄なんです。公園は公園局ですよね。公園局はないのか、今。すみません。だから、所管が違うわけですけど、直感で言えばその公園の一角に防災広場的な要素を取り入れるというようなことも、ひとつあってもいうような感じもしますし、それが直感ですので何とも言えませんけど、こうしたらできるんじゃないか、あるいはこういう場所であったらできるんじゃないかと。こういうような現場と区役所と、あるいは関係部局との相談で何かできないかということは、ぜひ考えていただけたらと思います。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは、事務局のほうで久保委員と今井委員の話、何かご回答いただければと思います。

 伊村さん、よろしくお願いします。

○伊村市民協働課長

 市民協働課長、伊村でございます。

 防災ジュニアリーダーにつきましては、久保委員がおっしゃっていただいたように今40名の登録をしていただいております。中学生が25名、高校生が15名。高校生が卒業されると、また新たな方に入っていただかないと、数としては減る可能性もあるなと思っております。昨年度から防災ジュニアリーダーの訓練につきましては、年に2回行っておりまして、今年も7月に阿倍野消防署の協力を得て、消防署内で行いました。今年はあと12月に防災センターのほうで、タスカルを見学して、またそこに備蓄されている物も見ていただくといった、常に体験型の訓練を行うようにしております。あとは地域で開催される防災訓練、まちなか防災訓練なども紹介しまして、先日、阪南のまちなか防災訓練へ1名のご登録されている方にご参画をいただきました。また、ハルカスで行った地域のイベントについても、2名の方がご参画をいただいております。防災ジュニアリーダーの方にはそういった情報提供もしながら、ご意見をいただきました地域の防災リーダーの訓練にも参画し、いろいろな場面で連携をして、防災に対する若年層の意識というものの向上を図ってまいりたいと思っております。

 救助資器材につきましても、防災ジュニアリーダーの方にも見ていただく必要性を、久保会長からもご意見いただきました。こういったことをていくには、地域と区役所が連携して取組みを進めていくことが重要だと思っておりますので、今後も情報発信をしながら、こういう参画ができますよということをご案内してまいりたいと思っております。ありがとうございます。

 今井委員からご意見をいただきました、できないということではなくて、どうやったらできるのかということを今後も我々も常に考えて進めてまいりたいと思っております。地域間での連携で、そういった火気の使える防災広場の共有が行われるような取組みも必要なのかなと感じております。

 答えといいますか、いただいたご意見について今後我々も前向きに取り組んでいきたいと思っておりますという半ば決意表明的な回答ではございますが、今後もよろしくお願いいたします。

 以上でございます。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 それではどうぞ。二家さんのほうへマイク持ってまいります。

○二家委員

 まちなか防災やっております高松の二家といいます。

 僕も今井さんと全くおんなじことをお伺いしたいんですけども。うちもこの間、町会長会議のほうに、まだ実現はできないんですけど、提案として各町会で。うちも高松小学校が、今、校庭の工事があって、多分まちなか防災の訓練が多分学校内でできないやろうということで、提案として各町会で防災訓練という形で。うちも小学校に、もし災害あったときに、絶対ぼーんって高松小学校にいっぺんに避難という形は絶対できない状態なんです。だからそういうときに、一時避難所を各町会でどこかで作る場所ができないかということをやったらどうやと提案だけして、まだ町会長が今、また自分の町会に持って帰ってもらってるような状態なんですけども。今のさっきの話で集会所とかそういうのがあれば、そこが一時避難所という形にできるけども、ない場所もありますから。そういう場合は、小さな公園の中で炊き出し訓練をやらなあかんというようなことも、僕この間、町会長会議ではそういう形でやったらどうですかという提案はしたんですけれども。今言うように公園で炊き出しができなかったら、例えば、今、小学校なんかでしたらカセットコンロで炊き出しの訓練をやってますよね。それを各公園でもし訓練やってくれと言ったときに、公園でカセットコンロを持って行って、炊き出しの訓練ができないのであれば、これは大変困ったことやなと僕も提案だけしてて、実際問題そういうことができないという形であれば、答えが今欲しいなと思ったんで。そういう火の炊き出し、公園でカセットコンロを持って炊き出しができないんであれば、これ、非常に僕も困った問題やなと思ってるんで。これはどうか。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 二家さんのほうから。ちょっとお待ちいただいて。一応、北村さんのほうから、またご発言が出ているということですから、北村さんお願いできますでしょうか。

○北村委員

 北村です。何度もすみません。

 今、公園の問題なんですけども、これは去年に私は、今、町会長さんが心配してはるようなことで、事前に公園局とそれから区役所に確認だけはしとかなあかんなと思ってやったんですけども、そこで駄目やったんです。だから、本当にどうしたらいいかなということを、みんなで相談せんとあかんなということで、今日発言させてもらったんです。ニーズはあるんです、絶対に。ところが、門切りの形で断られたら、安全な形は保てないんです。これが一番問題やと思います。それから、先ほど回答していただいた健康福祉部会の区役所の回答の中に、アスマイルのことがありました。アスマイルというのは、私が提案したんですけども、お年寄りが日頃の運動について、記録できるようなアプリが開発できたらなという話やったんですけど、確かに区役所の回答にありますように、合理性から考えたら大阪府のアプリを使うほうがいいと思います。だから、問題は私もこのアスマイルを使ってたんですけども、実は使いやすさの問題があるんです。使ってみて、分かりにくいところとか複雑さがあるんで、これは到底お年寄りは使えないなと思います。だから、もしも、アスマイルを使ってやっていくというふうな健康のバロメーターをチェックする方法をお考えやったら、進めていかれるんやったら、説明会などをちゃんとせんといかんなと思います。加えて、今、防犯の問題でいろいろと特殊詐欺の問題が起こってますから、本当は高齢者の方にアプリに関係するスマホを持っていただくというふうな方向にもつながるんですけども、かなりのフォローが要るなと感じました。

 以上です。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 それでは、二家さんと北村さんのご質問について、事務局のほうで何かご回答いただけますでしょうか。

○伊村市民協働課長

 先ほども申しあげましたが、公園の利用規定の中に火気というものについての取決めがあるということで、北村委員のほうの訓練がかなわなかったというご意見をいただきました。二家会長がおっしゃっているのは、カセットコンロを使って、公園で炊き出し訓練ということでよろしいですか。あとは、どちらかの有地を使ってカセットコンロを使ってということをお考えということですか。このままでいきますと、火気は使えないということになりますが、訓練を開催するということの中で、そういった規定の枠が外せないかということにつきましては、また管轄のほうへ確認を取ってまいりたいと思っております。区政会議でも多くの意見をいただいているということで、確認をしてまいりたいと思います。ただ、他にも公園は利用者の方がいらっしゃいますので、その方々にどういうふうにアナウンスができるのかも含め、確認をしてまいりたいと思います。

 ご意見ありがとうございます。

○髙岡議長

 どうぞ。竹田課長です。

○竹田保健子育て担当課長

 保健子育て担当課長の竹田です。

 先ほど、北村委員のほうから、アスマイルの話が出ておりました。確かにアスマイルを使っていくというのが、区としての方針でございますが、先ほど委員がおっしゃいましたとおり、機械でございますので分かりにくいという部分もございます。したがいまして、どういった点で操作性が分かりにくいのかといった点を研究いたしましてどういうふうに周知していったらお年寄りの方でも使いやすいかというところを検討してまいりたいと考えております。

 ご意見ありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 二家様、北村様、ありがとうございました。

 何かございますでしょうか。どうぞ、恐れ入ります。マイク持ってまいります。

○本庄委員

 阿倍野区PTA協議会のほうから参加させていただいております本庄です。

 安全・安心部会のほうで参加させていただいているんですけど、違う部会ということで福祉・健康づくり部会のことで、ご質問なんですけど。

 私、PTAとは別々で晴明丘地域の地域活動のほうでも関わらせていただいているので、その方向から質問させていただくんですけど。福祉・健康づくり部会のほうで、高齢者食事サービスのことが書いてあるんですけど、地域のほうでは高齢者の食事サービスは1人当たりの補助金額が少なすぎて、すごくやりにくくて、ボランティアの方にすごく負担がかかっている。その負担がかかっているというのは、その金額で事業をするとすごく食べものが寂しくなってしまうので、ボランティアの方が汁物、みそ汁であったりとか、すましとかであったりとかを作って、なんとか工夫してやってるんだけど、いろいろ物価も上がってたりとか、そういうこともある中で補助金額がとても少なくて、すごくやりづらい。やっぱり、ボランティアの方もその中で苦労していくと、やはり雰囲気が明るくならないんです、食事サービス。みなさま、そこは高齢者の方を受け入れて楽しい雰囲気でしてもらって、そこの場所というのをすごく楽しい時間、楽しい場所にしてもらえたらと思うんですけど、すごくやりにくい状態になってて、なんとか補助金額というのは1人当たりが少ないというのはどう思ってるんだろうというふうなこともあったりとか思うんですけど。その金額でなんとか工夫してやってくださいよということなのか。多分、補助金額が少ないからなんとかしてよって区役所の方ってすごく言われていると思うんです。ここには出てないですけど。そのことに対して、どういうふうに思われてるのか。それはボランティアの人に負担してやってなのか、私らもそう思うなのか。その辺のことをどう思われてるのか。今のことって、問題と全く思ってないのか、思ってるのかとか、そういうことに対しても意見をいただきたいです。

 よろしくお願いします。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 どうぞ。マイク持ってまいります。

○森委員

 晴明丘の森と申します。

 今の本庄さんの発言について、補足というか、私も同じように思うんですけれども。

 食事サービスの委員を10年ほどさせていただきまして、会計もさせていただいたんですけれども、やっぱり補助金額というのは最低限というか、これではちょっと厳しいなというニュアンスになりまして。そのときは1回400円の利用者さんのご負担で、なんとか賄おうかという感じやったんですけども、今物価が上がってきまして、お弁当も高くなってきまして、それでは本当に無理やなということを何度もこの女性部長会議などで話をいたしまして、450円、やっぱり500円にしようかとか切実な話がたくさん出てきました。連合長会長さんに補助を頂いてた時代もありまして。それでは大変やから連合のほうからちょっと寄附するわということで、頂いていた時代もあったんですけど、現在はご負担いただけてなくて。相当、今の係の方は大変だろうなという思いも私もございますので、補足させていただきます。

 また、別の話なんですけど。私、まちづくり部会に所属しているんですけれども、教育会議に関して、1つお願いというか、思いがあります。今の教育の環境について、小学校の体育館というのがクーラーがない状態なんです。今の猛暑の中では、小学校の体育館にクーラーがないというのは、すごく本当に熱中症に関わる問題でして、安全のためにも何とかしていただけないかなという思いがあります。

 以上です。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 本庄さん、森さんのご意見につきまして、事務局のほうからの何かご回答をお願いできますか。恐れ入ります。中村課長さん、お願い申しあげます。

○中村保健福祉課長

 保健福祉課長の中村です。

 去年ぐらいまでは、新型コロナウイルス感染症の影響もありまして、食事サービス事業もなかなかみんなで集まって開催することができなかったと思うんですけども、今年から再開されている地域も多くて、お伺いさせていただいた地域は、やはり高齢者の方も楽しみにしておられたということで、みなさまの笑顔を見させていただいて、いい事業を開催しているなと思ってます。予算につきましては、通り一遍のことでということにはならないと思いますので、やはり物価の高騰とか、人件費の高騰とかっていうことも検討して反映させていかないといけないかなと思っております。みなさまに納得いただけるような予算確保できるかどうか分かりませんけども、今日のご意見いただきまして、検討させていただけたらと思っております。また地域の課題など教えていただけたらありがたいです。よろしくお願いします。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 どうぞ。筒井さん。

○筒井教育支援担当課長

 森委員のほうから、小学校の体育館のエアコンの話をいただきました。教育会議の中でも、委員のみなさまから、小学校の体育館の設置についてはお話がございました。現在、教育委員会のほうでは、小学校の中でも体育館よりも先に特別教室というところ。例えば、音楽室とか図工室とか、そういった普通の教室ではないんですけれども、まだエアコンがついていない状況にありまして、そちらのほうを今、順次計画的に設置を進めているというところをお聞きしているところです。ただ、本当にこの夏も大変暑うございました。子どもさん方の運動のためにも、小学校の体育館のほうにもエアコンがもちろん早くつけばいいとは思いますので、要望はしていきたいと思いますが、今のところは先に特別教室からということを教育委員会のほうより聞いております。

 以上でございます。

○髙岡議長

 食事サービスにつきましては、当然今、相当物価が上がっている、地域では本当に困っておられる状況であって、やはりコロナ禍の後、みなさま方が会食にお越しになってる姿を見れば、ちょっとでもなんとか一品でも増やしてというお気持ちが今のお気持ちの中に出ていると思いますので、ぜひともお力で、たとえ100円でも200円でも、もし上げていただくような形があれば、ご期待させていただきたいと思いますので、なんとか努力していただければと思っております。よろしくお願いいたします。

 それでは、金光様。お発言が、挙手していただいたそうですが。マイクを持ってまいりますので、恐れ入りますがお願い申しあげます。

○金光委員

 すみません、時間押しているところ。身体障害者団体協議会より参加させていただいております、福祉・健康部会に所属している金光です。

 先ほど、北村委員のほうからあった質問「アスマイル」のことで、区役所からの回答がありましたが、今、阿倍野区役所ではタブレットの貸出しを50歳以上の高齢者にされてたと思います。そういうところにアスマイルを最初からインストールして貸し出せばいいんじゃないかと思いました。今、実際、タブレットの貸出し希望者はどれくらいなのかというのをお聞きしたく思います。

 それと、最近、阿倍野区の小学生が車にひかれて亡くなられたと全国ニュースで聞いています。

そのとき、ヘルメットを着用していなかったということだけが、クローズアップされていて、このヘルメットを着用してなかったというすごく悲しい報告をされるのが、私としては、「だから しゃーないやん」と片づけられているようで、とてもつらいのです。

ヘルメットの着用率って、どんなもんなのでしょうか。

先ほど、のぼりか何かで罰金になりますよみたいなことをすると言うてはりましたけど、それこそ、自転車の前籠全部にチラシ配付するぐらいの勢いで、ヘルメットは努力義務になりましたよみたいなのは入れてほしい。特に、子ども用の自転車の前籠には入れてほしいなと思います。

あと、これも安心・安全のほうになると思いますが。

通学路の安全のところで、苗代小学校の横の歩道橋があるところは、歩道めっちゃ狭いんですけど、自転車も歩道を通ってくるんです。

これは娘からの情報なんですけど、どこかの地域ではああやって歩道橋があって、歩道が狭くなっているところは、車道の外側の道路の色が変えてあるか何かで、ここは自転車は歩道を下りなあかんなという誘導がもうちょっと強調されているみたいなんです。

だから、阿倍野区でも、小学校の横の歩道橋があるところは、

道路の外側部分で自転車が通れる幅だけ色を変えるなどして、「ここは狭いから自転車は歩道を走行することを遠慮しようね」という視覚的誘導をしてもいいんちゃうかなと思いました。

 マイク持ったついでになって申し訳ありませんが、多分この後の議題になるんですけど。

やはり小学校の通学路沿いのたばこ(備え付けの灰皿)。

もうちょっと受動喫煙についてのところで、大人が気をつけるように促してもらえたらなと思いました。

 以上です。

○髙岡議長

 金光さん、ありがとうございました。

 今のお話、本当に聞けばつらいなという感じでお聞きしております。

 そしたら今の事務局からのご回答をお願いできますでしょうか。

○小林総務課長

 総務課長の小林でございます。

 私のほうから、今のタブレットの貸出しの事業について、ご説明いたします。

 今、ご紹介いただきましたように、タブレット事業については、今月から既に貸出しを開始してございます。区内で、阿倍野区の場合、300台ということで、2月末までということで、貸出しをしてございます。おかげさまで、予定台数すべて貸出しを行えている状況でございます。今、おっしゃっていただきましたように、確かに健康に関するようなサービスなんかも中には入っているんですが、アスマイルが入っておりませんので、そこは確かにおっしゃるとおりいいアイディアかと思いますので、事業実施しております大阪府の担当者に伝えて、検討してもらうようにしていきたいと思います。

 ありがとうございました。

○髙岡議長

 そのほか、課長のほうから何か。

○伊村市民協働課長

 交通安全について、担当のほうで啓発等を行っておりまして、本日も秋の交通安全の期間でございますので、身体障害者団体協議会様にも文の里までの道路の安全点検を行っていただいたところでございます。小学生や、またもっと小さい保育園・幼稚園等に出向きまして、出前講座や交通安全についての啓発を行っておるところでございます。ヘルメットの着用についても、合わせて今後強化して行っていく所存でございます。着用率については、今、正確な数字を持っておりませんので、またご報告をさせていただきたいと思っております。

 歩道についても、ご意見をいただきました。警察とも連携をしながら、阿倍野区内の危険な箇所については、改善していけるように取り組んでまいりたいと思っております。

 ご意見ありがとうございます。

○髙岡議長

 よろしいでしょうか。確かにおっしゃるように、今回の事故が当然もう古来とおり気になさっておられることもあり、これは常盤での事故だったものですから、せんだっての町会長会議でもその話は出てまいりました。金光さんがおっしゃるように、ヘルメットをかぶってなかったからということが、全面に出てしまっているものですから、その辺で地域としては物すごいつらいなということを物すごい感じてます。ですから、あまりにもヘルメットをかぶってないことが事故に誘導されたという言葉を出されることが、物すごいつらいなということが感じて。やはりそれを何とかすることが別にしてでも、やはり事故が事故だったということで、何らか警察側としても、行政側としても、何か考えていただきたいということを多分今回、金光さんもおっしゃっておられると思うんです。ですから、今回の不幸な事故がございまして、常盤小学校の相当内部でもショックを受けてると思うんですけど、当然子どもたちに対してもヘルメットの問題、それをいかにしてPR、啓発していくかということ。これから大きな行政としてのお願いでもありますし、警察としてもやっぱりそれを連携していただくことで、ぜひとも前向きにお考えいただきたいなと思うんです。

 それから、たばこの問題もございますが、今おっしゃるように、他の区の場合でしたら、逆に車道上に、言わば自転車の案内がずっと出てるマークがあるんです、天王寺区何かでしたら。ところが、阿倍野に入りますと、そのマークというのが全然、言わば我孫子でしたら、真ん中に歩道として色を変えてはおりますけども、天王寺区のように車道に逆にちょっと1メートルでも50センチでも、ここは自転車専用道路ですよというマークをやはり逆に通学関係、学校関係に近いところは、ぜひともそれをやっていただくことを、これが金光さんがおっしゃった言葉だと思うんです。ですから、色分けでもしながらでも、せめて学校の近く、通学路に関して子どもたちの安全というものをもう少し考えていただくことを切にお願いしたいなとそう思うんです。

 それにつきまして、事務局としての何かお考えはございますでしょうか。

○伊村市民協働課長

 お子さん方の安全、そういった事の確保に向けて、担当としても取組みを続けておりますが、なかなか啓発、取組みというのは、今のところ継続をして諦めずに取り組むことを、そして部会でもご意見いただきましたが、効果的な啓発に向けてどういったことができるのかということは、区役所の頭だけでなく、いろいろな方のご意見をお伺いしながら進めていくべきところであると思っております。

 今後も広い見知でもって、取組みを進めていけるようにしたいと思っております。

 ありがとうございます。

○髙岡議長

 ぜひとも警察、あるいは工営所に向けて、やはり行政としての指導をまたお願いし、前向きでお願いしたいと、方々、そう思っております。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 それと時間の都合でお一人方どなたか、でしたら永岡様、マイク持ってまいります。

○永岡副議長

 まず、今の問題につきましては、本当に悲しいことだと思います。報道のあり方のことも問題を感じておりました。

 それから福祉・健康づくり部会のほうの最後のところに、先ほどと同じ意見ございまして、どうやったらすぐできるのか、やっぱり支援をすぐできる方向をまず考えていく、そこは共通で、みなさまで力を合わせて、区役所としても、今できることをぜひ進めていただきたいと思いますし、要望には国の制度の関係もありますし、市の動きもありますので、難しいことだと思いますけど、要望をぜひ上へ伝えていっていただきたいと思っております。

 教育会議についてなんですけれども、これはスクールカウンセラーをちゃんと置く、増員するという必要もあり、重要なことでありがたいことなんですけれども、同時に今の生活の難しさの問題とか、家庭の生活経験のいろんな蓄積の問題とか、そういうことを考えると、カウンセリングの視点だけじゃなくて、やはりスクールソーシャルワーカーの配置もぜひお願いしたい。

 その整備はまだ非常に弱いままで続いてまして、生活困窮のことや、家庭と地域の生活の問題を整えたり、子どもたちを支援していく、そこの視点というのも、何か加えていただくような、そういう点があればと思いました。

 それからもう一つは、要保護児童対策地域協議会のことが表に出ておりましたけれども、要対協については各区で実はうまくいってるところと、連携があまりうまくいってないところと、お聞きしております。

 阿倍野区の現状はどういう評価なのかというのは、ちょっと気になったんですけれども、ぜひ日頃からの各団体、機関団体が、連携がしっかり日頃からあって、いろんな虐待のケースやヤングケアラーや、いろんな場合がありますけれども、それぞれの深刻な状態について、そのお子さんたちはどういう家庭でどういう状態にあるかということを、監視のようにならないように気を付けて、親しい見守りをみなさまで、普段から情報共有して支援していくような、そこのつながりが日頃からあって、要対協の活動があると、すごく有効になっていくんじゃないか、学校の先生とかみなさま入っておられるので、そこをぜひ、うまく生かしていってほしいなと思っております。

 すでに今されてることかと思いますけれども、要対協の問題というのは、子どもだけじゃなくてお年寄りの場合、障がいを持っておられる方の場合も同じ、それぞれの分野ごとで、こういう仕組みがもっとできればいいなと思っておりましたので、ぜひご検討をお願いしたいと思います。

 それから、公園のことで、防災のときの公園の確保というのもありますけれども、今の状況がどうなのかわからないんですけど、私、晴明丘地区なんですけれども、晴明丘南小学校の東側のところの公園の予定地、あれが今資材置き場になってるのが売却されるんじゃないかとそういう心配で、みなさま今、公園化を要望されているところですけれども、各地域に必要で中央公園との間には線路がありますので、上町線が走ってますので、その西側のほうで、公園が確保できれば災害時避難場所にもなるし、子どもたちの場所にもなる。そこはぜひ区として、お願いしたいと思っておりました。

 私も今回で終わりますけれども、いろんな今予算が足りないところもみなさまで必要な場合はすぐに要望もして、公的な負担や補助が大事だと思いますけども、今どうしても必要なものはもうファンドレイジングのような形で声を上げて、力を合わせるようなこともできればなと思いました。

 以上です。超過してしまいました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 今のご発言につきまして、事務局のほう、ご発言いただけますか。

 どうぞ、中村さん。

○中村保健福祉課長

 保健福祉課長の中村です。

 先ほどの地域のつながりづくりについて、今年度中に地域のみなさまと福祉事業所の方々にも参加していただいて、福祉に関する意見をいただく場を設けましょうということで今、準備を進めておるところです。

 年内に開催できたらよかったのですが、1月中頃になりますが、こちらの区役所の大会議室で開催を予定させていただいております。

 みなさまには改めてご案内させていただきますので、時間の許す方につきましては参加いただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 竹田様のほうから。

○竹田保健子育て担当課長

 スクールソーシャルワーカーの件でございますけども、大阪市では課題を抱えた子どもや子育て世帯を学校園で発見いたしまして、学校と区役所が連携し、保健福祉の支援制度や地域資源等の適切な支援に繋ぎ、子どもと子育て世帯を社会全体で総合的に支援する仕組みとして、大阪市こどもサポートネットを構築しております。

 こういった中で、教育委員会が採用するスクールソーシャルワーカーを、阿倍野区といたしましても、阿倍野区に1名配置されておりまして、学校とのつながりを持って、適切な支援につなげるよう、今事業のほうをやらせていただいております。

 もう一つは児童虐待(要対協)の関係ですけども、要対協につきましても、今阿倍野区のほうでは、児童虐待につきましては児童虐待防止アウトリーチ事業といたしまして、幼稚園や保育施設等の訪問、また他部署との情報交換等を積極的に行っておりまして、学校園等の支援をさせていただいております。

 要対協につきましては、月に1回、児童虐待防止協会のほうからスーパーバイザーを迎えまして、南部こども相談センターでありますとか教育委員会事務局、もしくは学校や保育施設等の方々を交えて、課題を抱える児童、子ども、保護者を、どのように適切に支援していくか議論させていただいております。

 アウトリーチをしている関係上、要対協に登録されている児童というのは、ある種掘り起こしが進んでいるということもございまして、数としては増えている。要対協の登録者数としては増えているところでございますけども、これが良いのか悪いのかとについては評価が分かれるところではございますが、こういった登録された子どもさん、その保護者さんに向けて、適切な支援を行っているところでございます。

 以上でございます。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 いろんなご意見ありました。事務局からのご回答にご不満の方も、多々いらっしゃると思うんですが、時間の関係がございます。

 みなさま方から、またご意見があるようでしたら、ご意見シートで事務局のほうにきっちりとお届けいただくことで、後からまた回答をきっちりといただく。その確約を事務局のほうでお願いしたいと、そう思っております。どうぞよろしくお願い申しあげます。

 それでは一応、ここでご意見をストップさせていただきまして、後ほどまたお時間がありましたら、みなさままたご意見をお聞きしたいと思います。

 これで報告事項につきまして、事務局からの説明をお願い申しあげます。

 恐れ入ります。泉課長お願いいたします。

○泉区政企画担当課長

 それでは報告事項としまして、令和4年度区政運営に関する委員からの評価結果につきましてご説明いたします。

 資料は、7ページの資料5をご覧ください。

 6月の第1回全体会で区政会議委員のみなさまに依頼いたしました、令和4年度の阿倍野区区政運営についての評価結果を取りまとめましたのでご報告いたします。

 委員のみなさまにおかれましては、ご評価いただきましてありがとうございました。

 経営課題の1から5につきまして、「それぞれの経営課題において取り組んだ内容は、総合的に見て、めざす将来像の実現に有効であったと思いますか。」また、「このような経営課題は、区の目標、誰もが住みたい、住み続けたい阿倍野の実現に有効であったと思いますか。」という質問に対して、4の「思う」から1の「思わない」までの数字の評価と、その理由をいただいております。

 各経営課題の平均点としましては、3.2以上をいただいておりますが、あまり思わないというようなご意見もございました。今回の評価でいただいたご意見、また先ほどいただきましたご意見につきましても、今後の区政運営に生かしてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

 続きまして、今後のスケジュールについてでございます。資料10ページの資料6をご覧ください。今後の予定につきましてご説明いたします。本日の会議を受けまして、令和6年度の区運営方針素案の策定を進めてまいります。次回は12月上旬に予定しております、第3回の区政会議全体会におきましては、令和6年度運営方針の素案への意見を賜りたいと考えています。第3回全体会での意見を踏まえ、運営方針案の策定を進め、2月中旬に案の公表、市会での議論を踏まえて、運営方針を確定し、4月上旬に公表してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

○伊村市民協働課長

 続きまして、資料7について私からご説明をさせていただきます。

 令和4年12月9日に開催をいたしました、令和4年度の第3回阿倍野区区政会議にて報告をしております路上喫煙対策について、現在の状況を報告いたします。

 大阪市では、2025年大阪関西万博の開催を契機として、2025年1月をめどに、市内全域における路上喫煙禁止を目指し、喫煙者と非喫煙者が共存できる分煙環境を整えるため、大阪市内に新たに120か所の喫煙所の整備に向けた取組みを進めております。

 喫煙所整備につきましては、民間事業者の協力も不可欠であることから、民間事業者による喫煙所の設置や、既存喫煙所の改善を対象といたしました補助制度が4月に創設をされ、現在、補助金の追加申請の受付が10月末まで行われているところでございます。

 路上喫煙禁止地区であります天王寺区、阿倍野区、天王寺駅周辺地域につきまして、令和2年2月に禁止地区に指定の際、当区で運営をしております阿倍野区路上喫煙対策検討会におきまして、喫煙者を喫煙所に誘導するため、阿倍野区側にも新たな喫煙所を設置すべきとのご意見がありましたことから、当検討会で喫煙所の候補地については、種々検討を行ってきた結果、阿倍野区歩道橋下の南西角への設置について、地元関係者等の合意が得られ、検討会でも了承されたことから、喫煙所を設置してまいります。

 位置等につきましては、お手元配付の資料7をご覧ください。喫煙所の位置図、また喫煙所の設置箇所の画像につきましては、前回の報告の際、スクリーンへの投影によりお示しをいたしました。この場所にパーテーション型の喫煙所を設置する予定になっております。

 次に、裏面をご覧ください。

 喫煙所設置までの現在のスケジュールでございます。

 表の上段につきましては、以前から協議を進めております喫煙所設置に向けた調整期間を示しております。本年度も4月から9月の間、調整を行っております。

 全ての調整を終え次第、表の下段に示しております設置工事へと移ってまいります。予定では10月に入りまして、設置工事を予定しており、まだ調整が終わっていない状況ですが、年内の設置を目指して動いているところでございます。

 また、検討会におきましては、阿倍野歩道橋下の南東側も候補地の一つとなっておりますが、8月28日に開催をいたしました検討会におきまして、南東側の喫煙所設置につきましては、賛否の両方のご意見がございました。また、今後の対応に関するご意見も伺っていることから、それらを踏まえまして、11月に開催予定の次回検討会で結論を出すこととしております。

 喫煙所に関する今後の進め方といたしましては、阿倍野歩道橋の東側の喫煙所候補地については、後背地の企業および周辺の商業施設への意見聴取、そして既存の喫煙所情報の発信についてご協力をいただくことに関しまして、意見の聴取を行ってまいります。

 また、民間事業者による補助設置申請の状況も踏まえた上で、次回開催の検討会で、東側の喫煙所の候補地を決定してまいります。

 そして、路上喫煙禁止地区以外に関しましては、阿倍野区の南のほうも含めまして、補助金を活用した設置申請の状況を注視しつつ、公設置による他の候補地について、まずハード面における設置の可否を、現在環境局に確認をしており、具体的な内容につきましては今後、関係先や関係部署と調整を進め、またご報告をしてまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

○小林総務課長

 続きまして報告事項4、阿倍野区制80周年・万博機運醸成関連事業について、私のほうからご説明をさせていただきます。

 本日机上配付させていただいております資料8、このA4横の資料をご覧ください。

 80周年事業につきましては、これまでご覧の区のイベントのほか、地域のお祭り、イベント等において、記念ののぼりを掲げてPR等をしてまいりました。区のホームページの80周年特設サイトにも掲載してございますので、ぜひご覧いただければと思います。

 併せまして、2025年大阪関西万博への機運を高めていくための取組みにも努めております。

 10月9日のあべのカーニバルでは、80周年と万博をPRするコーナーを設けまして、阿倍野の今昔写真や、70年万博のパネルなどをご覧いただきます。

 また10月28日、29日の土日は、ABENO EXPO2023を開催いたします。あべのキューズモール会場では、区内の魅力あるお店や商品を、阿倍野のお宝、あべのdakaraと称しまして、10店舗が出店する他、SDGsに取り組む若者・団体による展示、あべのんや近隣のマスコットキャラクターが集合してのショー、万博盆踊りも披露いたします。

 区役所会場や区内の社会福祉施設におきましては、恒例の地域福祉推進イベント、あべのつながりフェスタを28日に開催いたします。

 ちょうどハロウィンのイベント等も開催されている地域もございまして、区全体で様々な良いこと、良いものにあふれる週末となります。

 さらに3月17日には、80周年イヤーを締めくくる記念イベントを開催いたします。

 区民センターにおきまして、式典と今年創立100周年を迎えますOsaka ShionWind Orchestraの選抜メンバーによるコンサートを予定しております。

 以上のように、秋以降も様々に取り組んでまいります。イベントへのご参加等をどうぞよろしくお願いいたします。

 私からの説明は以上となります。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 そのほかにつきまして、何か事務局からのお願いございますか。

○泉区政企画担当課長

 特にはございません。ありがとうございます。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 時間も押してまいりましたが、9月30日をもって、区政会議委員としての2年の任期が満了になられる方もいらっしゃいます。

 今回の区政会議で最後となりますが、また最後にここでみなさま方にマイクを持ってまいりますので、最後に今回、委員としてのお別れになられる方々の言葉を、一言ご挨拶いただければと思いますが、よろしゅうございますでしょうか。

 それでは区政会の名簿のほうからの順番でまいりまして、マイクを持ってまいりますので、恐れ入りますが、よろしくお願いを申しあげます。

 それでは石丸さんのほうから一言。

○石丸委員

 王子地区の石丸です。

 4年間という任期でしたけども、コロナなどいろんなことが重なり、中止になったり、役所の方、委員のみなさまもいろいろ苦労されたと思います。

 その中で今日、私が感じたのは、やっぱり委員の方も結構、活発な意見も飛び出しておりますし、それに対する役所のみなさまも、本来でしたら区長、副区長を頼るのが、企業なんか通常のことなんですけども、堂々とみなさま、課長さん方が意見していただいてるというのにすごく感銘いたしました。

 ありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。本当にご苦労さまでした。

 それでは続きまして岡本委員、恐れ入ります。

○岡本委員

 みなさま、ありがとうございました。

 4年間関わらせていただいて、最初は私なんかが参加していいのかなと思って、きっちりした形の中で、自分はちょっと発言が全然できてないところもあったんですが、この区政会議に出ることによって、こうやって阿倍野区をみなさま違う形から、みなさま思いは一緒で、いろんな形の方向からみなさま応援してるというのが、内部を知れたことで、またさらにこんなにもこうして阿倍野のことを委員のみなさまだとか、区役所のみなさまだとかが、思い思いに意見を交換しながらやってるということを見れたことが、本当に自分の世代の、みなさまの周りの人たちにも伝えていきたいなと思って、もっと気軽になみなさまが参加できるような形になればいいなと思っています。

 どうもありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは、今日オンラインで出ていただいてる北村さん、一言。

 いらっしゃいますか。北村さんいらっしゃいますか。一言、最後に何かございますか。挨拶を。後に回しましょうか。何か北村さん、最後に一言。でしたら、取りあえず次にしましょうか。

 でしたら久保さん恐れ入ります。一言だけ。

○久保委員

 阪南の久保でございます。

 4年間、大変お世話になりました。ありがとうございます。

 各委員の方から貴重なご意見、聞かせていただきまして、私の人生の勉強をさせていただきました。

 これからお聞きしたことを糧に、誰もが住みたい、住み続けたい阪南地域を心がけていきたいと思います。

 本日はありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 髙橋委員お願いいたします。

○髙橋委員

 髙橋でございます。

 私は任期2年ということで、半分で今日最後という形なんですが、私から2つほどございます。

 まず一つは、本当にこの区政会議という場がみなさまおっしゃるように、いろんな意見も活発に飛び出して、本当に阿倍野というまちを良くしたいという思い、みなさまの思いがここで活発な意見を生み、新しいアイディアとか、次に何をすべきがいいというのを常に作り出している、すごくいい場だと私も感じておりました。

 元々、私がこの区政会議に2年前に参加する前は、一阿倍野区の住民として自分はほぼ傍観者みたいな立場でした。ただ自分がこの会議に参加するにあたって、傍観者じゃいけないんだと、自分も参加者にならないといけないという思いに変わってきて、回を重ねるごとに参加者から自分はさらに一歩入った当事者みたいなふうに意識が上がっていきました。

 まちを良くするために自分だったらどうすればいい、自分以外の人にどう伝えたらいいとやっぱり意識が変わりました。

 私、多分結構会議の最初からみなさまにもお伝えしたと思うんですけども、要は結局このまちを良くしようと思ったときに、一人ひとりが当事者意識をどこまで高めることができるかによってまちは大きく変わると、私多分ずっと言い続けたと思うんですけども、私もやっぱり回を重ねるごとに、当事者意識はすごく高まりました。

 今この任期を終えるにあたって、さらに自分の多分当事者意識を、より一人でも多くの方に当事者意識を持っていただきたいというような思いに変わっている。今日、そんな気分で会に参加させていただいてます。

 なので、今後この会が続いていく、またこの会に参加したみなさまが、各地域の活動とか団体に持ち帰っていただいて、その当事者意識感の中からいろんなものを伝えていっていただくことによって、このまちはすごく、もっともっとよくなると思いますので、引き続きみなさまとこういう本当に素敵な会だと思いますんで、長く長く続けていただけるような区政会議にしていただきたいというのが1つございます。

 あと最後にもう1点だけ、先ほど私、安心・安全部会に部会は所属していたんですけれども、本当に小さいお子さんの悲しいニュースとか、本当に私も心が痛いなと。自分が実際にそれぐらいの子どもを持っている親なので、痛切に思います。

 なので、私、安心・安全部会でも早くこの阿倍野区内の危ない交通違反、交通事故が多いところのマップを作って、早くみなさまが、いつどこにいても、阿倍野区内ってあそこ危ないよね、交通事故多いよねというのを、誰もが簡単にすぐに情報を手に取れるようなものを早くアップロードしていただきたいと、私、部会にお伝えしたんですけども、それに対するアンサーも今日いただきましたけども、区のみなさまに1つだけお願いがあるのは、命に関わる、大事に関わる、そういったものは優先度を最重要項として、まずいち早く動いていただきたいと思います。

 ここないと、阿倍野良くならないですよ、やっぱり。安心して安全に住めるからこそ、次のことは考えられるので、やっぱり命に関わることは、検討してまいりますとか、考えます、遅いですよ、やっぱり。

 すみません、ちょっと言葉汚いですけど、私の本当の気持ちで伝えたいんでそのまま言いますね。もう一度言いますよ。

 命に関わることは検討しますとか、前向きに考えますとか、そんなレベルじゃないですよ。すぐ動かないと駄目だと思います。

 私も阿倍野に住んでますし、小さい子どもいますし、日々そういうことをやっぱり目にすること多いですけども、やっぱりここ最重要ですよ。真っ先に動かないと。

 もちろん、やらないといけないこと、課題、いっぱいあると思います。いろんなことが、もちろん重なっての阿倍野区だと思うんですけど、やっぱりここは、一住民として、一子どもを持つ親として、一阿倍野に住む人間として、ここは最重要に取り組んでいただきたいと思うので、今後ともよろしくお願いします。

 本当にありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは中村様。

○中村委員

 公募委員の中村でございます。

 2期4年、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 福祉・健康づくり部会に所属をさせていただいておりまして、この4年間の中で、本当に先人のみなさまが地域のために、阿倍野区のそれぞれの地域のために、本当にいろいろ、心から地域が良くなるようにということで、ボランティアの活動をされてきたことも、この4年間の中でたくさん教えていただきました。

 それをもっと良くしていこうというご意見、そしてまたこのみなさまもそれを真摯に答えていただいてきたこと、とても私は勉強になったなと思っております。ありがとうございます。

 ただ、福祉課題はこれからもっともっと大きく広く、たくさん、そしてまた深刻化していくでしょうと思います。それをやはり解決していくためには、従来の活動を充実していくこと以外にも、もっと新しい発想とか新しい参画を求めて、柔軟な形でいろいろなアイディアを出しながら、そしていろいろな方たちが協働してしていくような動きがやっぱり求められているんだと感じました。

 今日の一つのご報告の中で、安全・安心部会の資料の中の2番目、個別の避難計画について、これは素晴らしいなと思うんですけれども、一歩、大きな一歩を踏み出されて個別の避難計画を作っていく。そしてそれをしたことによって、その地域はどのように変わったかなどの検証をしていくべきだと思うという素晴らしい意見が載っています。本当にそうだと思います。

 一つ一つ検証して、その中で出てきたもっとたくさんいろんな課題がここには見えてくると思うんです。それを、それぞれの部会の中だけで議論するんではなくて、最後に言われましたように、いろいろな団体や福祉以外の分野で活動している方たちが集う、そういう広い場でアイディアを出しながら、協働して阿倍野区の問題を解決していこうという一つ一つの動きが出てくれば、大きなうねりとなって、本当に住みやすい阿倍野区に一歩でも近づくんじゃないかなと思っておりますので、1月中旬とお聞きいたしております。とても期待しております。

 集まりましたよというそういう場ではなく、一つでもいいからその場でどうやったら解決していくかという具体的な議論を進めていただけるように、期待をしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 本当にありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは永岡委員に、マイクを持ってまいります。

○永岡副議長

 阿倍野区社協の永岡でございます。

 この区政会議の大切さというのを改めて感じました。できるだけ広くいろんな方にもっと参加してもらえたらいいなと思います。

 私は区社協の立場ですので、阿倍野のみなさんの暮らしを守ること、福祉を発展させる、それを区役所とも協力しながら、これからも取り組んでまいりたいと思っております。

 できるだけ努力をして、阿倍野区の発展に、何かお役に立てればと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは二家さん。

○二家委員

 二家ですけども、まちづくり部会でお世話になっておりました。

 あっという間の4年間やったなと思いまして、今日が最後です。

 どちらかというと、何となくこの中でいつも好きなことを言わしていただいて、役所の方には申し訳ないなという部分だけしか残っておりません。

 今日は最後いうことで、自分の中でいろんなことを言わせていただいて、その中で、今度あるあべのカーニバルとかスポーツフェスタ、良くどういうふうに変わるんかなという部分を、非常に楽しみにしております。

 これが終わって、外から1回、どういうふうに変わるのかないうのをゆっくり見たいなと思っております。

 どうも長いことありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは本庄さん。恐れ入ります。

○本庄委員

 阿倍野区のPTA協議会のほうから参加させていただきました、本庄です。

 この区政会議のほうに出席させていただいて、いろんな立場の方、いろんな専門の方々からいろんな意見、いろんな方向からの意見を活発に聞かせていただいて、また、このままこれを続けていくことで阿倍野区どんどん良くなっていくんだろうなと感じております。

 いろいろコロナ禍の中で、とても大変な時期があって、制限の中いろんなことがやっと動き出したんですけども、動き出した中でまたいろいろこれからももっと課題というのが見つかったりとか、出てきたりとかすると思いますので、どんどんまたそこでまたこの区政会議の中で、いろんな意見言って誰もがもうみなさま住みやすいような阿倍野区になっていくことを、願います。

 私、今回で任期を最後になりますので、また引き続き、阿倍野区の中では活動しておりますので、またよろしくお願いいたします。

 以上になります。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 宮本委員、お願いいたします。

○宮本委員

 区老連を代表して出席させていただいております、宮本です。

 4年間やってきたんですけど、そのうち2年間ほどしか活動しておりません。コロナの関係で。阿倍野区にはいろいろな問題があるなと認識して、今後地域で活動していきたいと考えております。

 それから、これから将来を担っていく子どもたちが、安心して通学できるように、小学校校区の見守りをしているところ、これ全部見直しをしていただきたいと。特に先ほど言われた丸山なんかは、そういうことだったんですけど、これもうどこの小学校も全部そうだと思うんで、もう一遍見守りしてる方とか、そういうところに相談をしながら、改善をしていただきたいと考えております。

 4年間でいうことでしたけど、長い間ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 森委員、お願い申しあげます。

○森委員

 晴明丘の森でございます。

 ここの会議に参加させていただいて、いろんな立場の方からのお話を聞けるのは大変勉強になりました。

 私、前回か前々回かに申しあげたんですけども、もっと気楽に話できる会議であったらいいなというのは感じていたんですが、何かこれコロナのことで1つの机に2人座れるように、この最後の会議でなりまして、何か顔と顔の距離が近いというのは、すごく何か、何が変わったわけじゃないんですけれども、すごく気持ちの面で距離って大切だなというか、やっぱり離れ離れで遠かったら何となく話しやすさというのは変わるんだなというのを最後に感じました。

 私も阿倍野区、晴明丘で今後も活動してまいりますし、より良い阿倍野になるようにお祈りしておりますので、どうぞよろしくお願いします。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは八代委員、お願い申しあげます。

○八代委員

 私は阿倍野区の民生委員の代表として参加させていただきました。今度代表が変わりますから。

 やっぱり各団体の連携いうのは必要なってくるんかなと思って、私も阿倍野の丸山地区で、一応民生委員として、今後もやっていきますけども、やっぱり丸山地区の見守り隊の中にキリスト教短大のほうで頼んで、授業の一環として見守り隊に参加してもらうように頼んだら、学長に引き受けていただいて、授業の一端で単位がもらえるから学生出ますいうことで参加してもらう。9月から入ってるですけど、これが12月までずっと来年の3月ぐらいまではやっていただけるんじゃないかなと思って。もう日程表もちゃんといただいて、やっぱりそういう各種団体の連携いうのも、これ大事なことだなと思って、お願いしたいなと思っております。

 参加させていただいて、ほんまによかったなと思うんで、私は代表を下りますけども、また一つ、地域では頑張っていきますので、一つよろしくお願いしておきます。

 以上でございます。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは山﨑委員、お願い申しあげます。

○山﨑委員

 長池地域から参加させていただきまして、今回4年で卒業させていただきます。

 このまま、また私、地域のほうでそのまま活動させていただきますので、地域が良くなれば阿倍野の全体も良くなっていくという、ここで勉強させてもらったことを活用して、頑張っていきたいと思います。

 よろしくお願いします。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは吉本委員、お願い申しあげます。

○吉本委員

 区政会議に2年間参加させていただいております。

 思うところは本当にいろいろあるんですけれども、なかなか根性がなくて言えないんで、これからその辺をしっかり、みなさまと一緒に阿倍野区を良くするために、頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 では和田さん、お願い申しあげます。

○和田委員

 2年間本当にありがとうございました。

 このみなさま約30名ぐらいの委員さんの中で、タショモンが私だけでございまして、ちょっと違う場所から見させていただきました。

 商店会と同時に、阿倍野区のみなさま方の考え方が、本当に大阪市というよりも、もっと田舎的なまちを良くしようというような考え方が、みなさまのご意見を聞いて分かるようになりました。これからも阿倍野区の商店街連盟として、みなさまとご協力をさせていただきたいと思っております。

 次回からは、私どもの商店会の副会長、区商連の副会長が参加させていただきます。阿倍野在住でございますので、またいろいろとよろしくお願いしたいと思います。

 ありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは、北村さんお待たせしました。最後一言、ご挨拶をお願いします。

○北村委員

 マイクオーケーでしょうか。届いてますでしょうか。

○髙岡議長

 聞こえております。

○北村委員

 任期4年ありがとうございました。

 先ほどインターネットの回線を別にしてましたんで、途中で切れてしまいまして申し訳ございませんでした。

 まず感想としましては、この4年間で資料が非常に見やすくなったなという感想を持ってます。

 それから何度も申しあげたんですけども、プランの中に、支援しますという最後の締め言葉ですか。これはその前に具体的な内容をつけてもらえたらいいなと思っております。

 それから、久保会長がおっしゃった意見の中にありましたように、中学生の確保は非常に難しいと思います。これは私、この区政委員をやらしてもらったときに、何回か喋らせてもらったんですけども、中学生の問題は教育問題だと思ってます。これが一番、社会問題だと思ってますんでね。これについてはまた、これから自分なりにも研究していきたいと思ってます。

 委員の期間中も様々なお願いや辛口の意見を多く述べさせていただきましたけども、行政の方には、嫌な思いをしたかも分かりませんけども、しっかり受け止めていただきましてありがとうございます。お礼申しあげます。

 以上です。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 今日は一応4年間頑張っていただきましたみなさま方に、最後のご発言いただきました。まだあとこれから2年間頑張っていただく方々、今日ご発言いただいてない方いらっしゃいますんで、一言だけでも、今度みなさま4年間のご苦労さまいうことを、お一方一言、恐れ入ります。荒田さんのほうから、言葉言うていただけますでしょうか。マイクお願いいたします。

○荒田委員

 私、この2年間の公募でお手伝いさせてもらいまして、まだ分からないことばっかりで、引き続きあと次の2年お世話になろうと思ってるんですけど、みなさまが取り組まれてる意見出されてた内容というのを、引き続き、これから2年間まだつないでいけたらなと思ってますんで、またよろしくお願いします。

○髙岡議長

 どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは家永さん、一言。

○家永委員

 私も2年で、次またもう1回2年させていただくんですけれども、印象としてはここの区政会議怖いかなと思って伺いましたら、半分以上の方のお顔が分かって、まず一安心。

 みなさま熱心にご発言なさって、やっぱり思ったことは言っていいんだと。大体議事録、いらんことは割愛されること多いんですけれども、いらんこともちゃんと書いてくださってるので、これは正確な議事録だと思って安心しました。

 また今後2年よろしくお願いいたします。

 それでご卒業される方、また地域でいろいろしておりますので、またよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございます。

 最後、大森さん一言。

○大森委員

 2年間やってきたんですけど、また次の2年もよろしくお願いします。

 私は公募委員できたんですけども、先輩として岡本さんが一緒にいてくれたので安心しながら、私もうドキドキしながら、こんなところで発言していいのかなと思いながら、やってきたんですけども、地域のいろんなみなさま優しく受け入れてくださって、とても勉強になりました。

 岡本さんはもう卒業なんですけども、また新たに公募委員として、地域の情報発信いろいろやってる「あべのって」からまた新しいメンバー、私と一緒に今回公募してくれたメンバーがいてるので、また若い力というか、新しい感覚で、あと2年間も頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

○髙岡議長

 ありがとうございます。あとお任せいたします、みなさま方。本当にみなさま様方に一言ずつお喋りいただきまして、ありがとうございました。

 それでは、お待たせいたしました。本日ご出席の市会議員のみなさま方に一言、ご助言やご参考、感想をお願いいたしたいと、そう思っております。

 それでは恐れ入ります。木下吉信様、お願いできますでしょうか。

○木下議員

 今日で退任される委員のみなさまには、本当にお疲れさまでございました。

 私のほうから、最後やからというわけではないんですけれども、区役所にお願いをしておきたいと思います。

 先ほど、食事サービスの補助のあり方についての部分で、対応を検討しますというご発言がございました。これは、きちんと物価高騰対策としての予算獲得に向けて、予算要求をしてくださるんですか。対応を検討しますというのは非常に曖昧な、僕はごまかし答弁やと思てるから、きちんとそこだけは、白黒はっきりつけておいていただきたいなと。

 国からの物価高騰対策助成金の20億円は、まだ行き先が決まってない20億がまだ、役所に残ってるんですよ。

 だから、例えば阿倍野区だけじゃなくて、24区の区長会で、例えばその食事サービスをやっていただいてるところに対しての補助をしていただくということで、予算要求をしていただけるのかどうかね。

 その生活支援のクーポン券だけじゃなくて、実際にそういう形で、地域で活動されてるところを、きっちりサポートして差し上げていただきたいというのだけは、申しあげておきたいと思いますので、後でまた回答ください。

 それから、さっき髙橋委員から指摘がありました交通安全の対応についても、今、実はカーブミラーもつけてもらえない。これはやっぱり区を上げてきちっと取り組んでいただかないと、交差点の出会い頭の事故がどんだけ多いねんと。

 その市長に言うても対応してもらえてなかった、これまで。いろんな、例えば、さっきの話出てきてたけども、自転車専用レーンの道路のペイントについてという話についても、警察に言うてくださいと。規制のない道路標識の扱いになるからどうのこうのって。

 警察に言ったら、道路管理者は大阪市さんなんですよと言われて、結局擦り合いされて、結果的には何もないまま、今、横断歩道はおろか、一旦停止の止まれのペイントすら剥げてしもうて、こんなんで万博やってええんかと僕は思ってます。

 ほんで、やっぱりそのカーブミラー一つ付けることで防げる事故もあるんと違うんかな。さっき髙橋委員からご指摘があったように、やっぱり区民の行政ニーズに対して、その対応のレスポンスというのが問われてるのと違うんかな。

 だから、やるかやらへんのか、できるのかできへんのかということも含めて、思わせぶりな検討しますとかというので、この委員さんは誤魔化せても、僕らは誤魔化せへんでということだけは、しっかりくさびを打っておきたいと思います。

 だから、さっき小学校の体育館のクーラーの問題が出ました。小学校の体育館は避難所として位置づけられてます。ほかの区の話ですけども、阿倍野区では、今年は敬老会はありませんでした。よその区で、敬老会を小学校の体育館で開催したところの話を聞くと、敬老会で熱中症にならへんかったのが不思議なぐらい暑かったと聞いてます。

 やっぱり避難所である以上は、夏場も冬場も含めて、体育館というのは避難所になるんです。そういう意味では、特別教室だけでどうのこうの云々という話ではなくて、やっぱりそういう声に対しては、真摯に受け止めて教育委員会ときちっと協議をしてもらうなり対応してもらわないと、何でここで出した意見が反映されない。そういうレスポンスで、今後もきちっと対応していただきたいとお願いをしておきます。

 最後に一つだけ。あべのEXPOやとか、いろんな80周年に向けたイベント予定されてます。私の個人的な思いですけども、これから幼稚園や保育園や小学校の運動会があります。ここにあべのんを連れて行って、例えば80周年だとか、そのスポーツフェスティバルだとか、あるいはカーニバルのいろんなチラシを配るとかいうような形で、あべのんをもっと前面に出した広報活動とか、区のPRができへんのかいなと。

 これは泉課長の担当になるのかも分からへんけども、いわゆる区政と運営のそのいろんなアプローチの中で、イベントのときだけあべのんが来るんと違って、やっぱりあべのんが来たらその子どもたちは、きゃっきゃ喜ぶわけですよ。だから何かそういう仕掛けの中で、何か区のイベントのPR活動を展開するとかいうのも、考えていただけたらいいんではないんかな。

 私は引き続きまだ、この区政会議にも参加をさせていただきますし、また、みなさま方の意見をしっかりフォローしながら、役所のけつを叩いてまいりたいと思いますんで、何かありましたら、またご意見お寄せいただきたいということだけ申しあげて、私の意見にさせていただきます。よろしくお願いします。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは谷井正佳議員、お願い申しあげます。

○谷井議員

 谷井でございます。みなさま長時間、お疲れ様でございました。

 そして、4年間の任期を終えられる方、本当にありがとうございました。みなさま一人ひとりの阿倍野を思う力で、この阿倍野は大きく変わっていくんだなというのは、この会議を参加させていただきまして感じております。

 私のほうから2点ございまして、まず先ほども木下議員と髙橋さんおっしゃるように、事故の件ですけれども、私夏休み中に小学校中学校の通学路を、全て回らせていただいて、危険箇所を確認をさせていただきました。

 やっぱり危ないところとか、ここ信号欲しいなとかカーブミラーほしいなというところあるんですけれども、やっぱ工営所とかに問い合わせてみても、信号機はつけられません、予算がないんですとか、カーブミラーはつけられません、木下議員もおっしゃってましたけど、そういう回答なんですね。

 ただ、髙橋さんもおっしゃってたように、命に関わることというのは本当に優先度が高いと思います。過去に事故がそこで起こっていて、地元の人も危ないって言ってるとこなのにも関わらず、何でそこつけてくれへんのかなというところは、しっかり対策をしないといけない。この事故の件、僕はすごい歯がゆい思いをこの夏休み期間でしましたというところです。

 一緒にちょっと危ないところ区役所でも把握されていらっしゃると思いますので、そういうところを、もう二度とそういう小さいお子さんが犠牲にならないように、また一緒に検討するというか、一緒に頑張って変えていってもらいたいなと思っております。

 もう1つ、教育会議のところで出ましたスクールカウンセラーのところですけれども、やっぱりスクールカウンセラーの配置で、私、教育こども委員会で今副委員長させていただいてますけれども、やっぱり今ヤングケアラーとか不登校児の問題とか、その保護者の方も様々な悩みを持ってらっしゃる方も多いです。

 そして学校の先生。学校の先生が今メンタルダウンをしてしまって、離職してしまうというのも全国的に問題になっています。

 そういう様々な心の問題を抱えた学校関係者の方々を支えるためにも、現在4名の方、2週間3週間に1回の活動では、もう到底少ないんじゃないかと私も思っています。

 私たちができることというのは何かなというところで、部局にもいろいろ問合わせをしているんですけれども、やっぱり先生が笑顔じゃないと、親御さんたちが笑顔じゃないと、やっぱり子どもって心身共に健康に育たないと思うんです。

 そのためには、やっぱり誰かに相談できるような、スクールカウンセラーがいないんだったら、他に協力していただける方に相談するというところも必要なんじゃないかなと。スクールカウンセラーがもう配置できないんだったら、その代替手段でも何か一緒に考えていけたらなと思っています。しんどいときは誰かに相談する、これが大事なんじゃないかと思っています。

 子どもたちの笑顔のために、精一杯頑張らせていただきますので、みなさまのお力、今後とも引き続きお貸しいただけたらと思います。ありがとうございました。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 いろいろと市会議の先生方からもお話ございました。行政に対して、今日の最後にみなさまにご挨拶いただいた方々の言葉、ものすごくやっぱ正直で、4年間で一番最後、ものすごく感銘するような言葉がダーッとみなさまから出てきたこと、最後嬉しかったなと思っております。

 その気持ちを汲んでいただいて、もうやはり行政というものを、ただ考えますがそうじゃなくて、ことを中でやりましょうという気持ちがやっぱりこの場だと私は思っておりますんで、その事につきまして、佐藤副区長から一言お言葉いただきたいと思います。

○佐藤副区長

 みなさま長時間の議論、お疲れ様でした。本当にありがとうございます。

 また任期4年、髙岡議長も含めまして、本当に区政会議のためにみなさまご尽力いただきまして、本当にありがとうございました。この場を借りて厚くお礼申しあげます。

 本当に様々なご意見いただきました。最後に議員の先生方のご意見もいただいたかと思います。

 まず、先生からいただきました高齢者食事サービスの件、中の意見でもいくつか出てまいりました。補助金が少なくて非常に苦慮しておられると。今年度の予算配分という形でいいますと、来年度予算の配分としては、シーリングなしのプラスマイナス0で、今のところは予算編成をせよということになってございます。おっしゃっていただいた物価高騰関係の給付金、それに関しては特に区に配分はございませんでした。そういう状況ではあります。

 ただ、実際にスクラップアンドビルドで、今回いただいたご意見ございますので、しっかり前向きに検討して、何ぼか捻出必ずしてまいりたいなと思っております。

 それが希望の金額になるかどうかというのはあるんですけれども、既存事業を見直して、圧縮もしながら工夫して、少しでも捻出できればと思っております。よろしくお願いいたします。

 それと事故の件。カーブミラーつけてもらえない、出会いがしらの事故が多いと。ペイントその他というところも、交通管理者と道路管理者とそれぞれ所管が分かれていて、どこに帰属するかもわからない中で、なかなか話が進まないと。そういったところは区役所が調整役になって進めてまいらないといけないところだなと思っております。

 今般の死亡事故につきましては、今現在警察署のほうで事故原因等々、本部で究明がなされているということで、その事故原因の結果によっては、一定、道路管理者、交通管理者協力のもとに対策が取られると現段階では聞いてございます。区役所としてもヘルメットの着用であるとか、そういった命を守るための広報活動につきまして、区役所、まずできることをしっかり取り組んでまいりたいと思いますので、ご協力のほう、よろしくお願いいたします。

 また小学校のエアコンについて、本当に今年は個人的なあれでも汗っかきの分もありまして、本当に酷暑が非常に厳しくつらく、今現在もまだ暑いなと思う日々が続いてございます。そういった中で、避難所も兼ねている小学校のエアコンについて、設置が喫緊の課題だというのは、みなさまの要望も含め、自分も肌感覚で必要なことかなと思っております。

 ただ、小学校、非常に大阪市下全域、多くございますので、すぐにはというのが非常に厳しいかなと思いますけれども、こういった現場の意見を教育委員会につなげてまいることが重要なのかなとも思っておりますので、機会を捉えて要請してまいりたいと思います。

 また、あべのんが出動してイベントPRすると。イベントのときに出て行くんじゃなくて、イベントのPRにもあべのんが向かうという、とてもいいご意見いただきました。本当にありがとうございました。

 また谷井先生からいただいた通学路の安全確認、過去に事故が起こった実績のあるところなどは十分にチェックして、改善せよと、おっしゃるとおりかと思います。通学路安全プログラムの中で、また、特に対策が必要と思われる箇所は、区長と工営所長と警察署長が入った通学路安全対策会議で取り上げてもまいっておりますので、引き続きそういった取組みのほうをしっかりしてまいりたいと思います。

 スクールカウンセラーにつきましては、本当にヤングケアラーや不登校児だけでなく、学校関係者のメンタルケアも重要ということで、非常に少ないのではないかというふうなところをいただきました。教育会議の中でも、常駐を目指してほしいと言いながら、人材的な確保も難しい中で、どういった代替策があるのか,区としても研究してまいりたいと思います

 今のコメント、先生方からいただいたコメントも含めて、本日の会議の中では施策の立案に非常に重要なサジェスチョンがあったかと思います。本当に長時間どうもありがとうございました。また引き続き、区政会議員のほう続けていただけるみなさま、来期もよろしくお願いいたします。

 私からは以上でございます。

○髙岡議長

 ありがとうございました。

 それでは最後に恐れ入ります。山田区長からご挨拶いただきたいと思います。

○山田区長

 本日は委員のみなさまから貴重なご意見、ご議論いただきました。また、議員のみなさまからも、貴重なご発言いただきましてありがとうございました。

 まず、今回の区内での交通事故によって、一瞬の出来事で尊い命が失われたという点でございまして、この件につきましては、阿倍野警察署長と早速の意見交換、確認をさせていただいているところでございます。

 現在、全国交通安全週間でございまして、その啓発活動継続中でございます。その中で、二輪車の事故防止というのが、全国重点項目でございます。また、その中でも、大阪の重点項目の中に、二輪車のヘルメット着用という項目がございます。今回が特にヘルメットを着用、非着用の問題ということではないという理解の中でございますが、そういう中で、とりわけ子どもという、交通弱者への啓発の徹底というのを、阿倍野警察署長とも、その確認をまずさせていただいているところでございます。そういったところで実際に、本日の啓発活動にもかなり力を入れているところでございます。

 それとハード面の対策となると思いますが、府警本部のほうで今、交通捜査の中で、現場の改善の対応方針というのを検討中となってございます。これはもう本部のマターということでございます。そういったところを含めて、本件につきましては、引き続き、阿倍野警察、あるいは工営所と連携をしながら進めてまいりたいと考えておるところでございます。

 今回の事故の前にも、とりわけ通学路の安全対策、今回は通学路ではないんですが、通学路の安全対策というところにつきましては、この区政会議、あるいは教育会議の中で、特に危険と思われる箇所についての重点的な対策を考えていくということで、全市的に通学路安全プログラムという取組みに加えまして、阿倍野区独自に検討していくということで、阿倍野警察署長、それから、平野工営所長とともに、阿倍野区通学路安全対策会議というのを、定期的に開催をしているところでございますので、本日、苗代小学校をはじめとする、歩道橋の狭い部分があるというところ、確かにそれは私も認識はしておるんですが、他区に好事例があるような話もいただきましたので、そういったところも参考にしながら、この会議の中で検討項目にするかどうかについても、まずご相談をしたいといった認識をしたところでございます。

 それから本日、順不動ですが、先生方のご意見の中で、私も確かに思っていたところ、あべのんを広報活動に活用という点でございます。これは私もコロナの落ち着いたといいますか、去年、今年ぐらいにたくさんの行事に参加をする中で、正直、子どもたちから見ると、私が前に出てもあべのんのほうに注目が行くということをすごく実感し、あべのんに嫉妬する場面もあったかと思っているところでございます。

 そういったことを鑑みますと、木下議員におっしゃっていただいたように、やはり広報活動としてのあべのんの活用というところ、これ有効ではないかと思います。どのように計画的にそれを進めていくかというところについて、ぜひ研究してまいりたいと思った次第でございます。

 それから、今日、委員の中で共通している項目として、やはり健康づくりの中でのウォーキングの話がございました。そこに、安全にウォーキングできる空間として商店街を歩くという話もございました。これについては、コース設定を会議で決めていくということもございましたので、私としてもこのおさんぽマップの活用とセットで、できることがあれば、そこにつなげていけたらと思いますので、ぜひこれは会議の中で議論していきたいと考えているところでございます。

 あとやっぱり防災の件、たくさんの共通のご意見がございました。

 実際を想定したような、公園での炊き出し訓練ができないかというところを中心に、どうしたらできるのかということを考えていくべきだというご意見をいただきましたので、この辺りを関係先とも協議を深めていきたいと思ってございます。

 あと、物価高騰対策の件につきましても、食事サービスが特に一つのテーマではございました。これにつきましても、オール大阪の中での、検討の中でテーマとして、ご相談をしていきたいと思います。

 先ほど課長のほうからの答弁に関しましては、課長の決意というふうに聞きましたので、できるということを申しあげているわけではございませんで、そこはまずご理解をいただきながら、これからその辺は進めていきたいと思っておる次第でございます。

 本日、ほかにもいろいろご意見をいただいたところでございます。ご意見、ご提案については整理をいたしまして、来年度の予算要求に向けまして、内部で検討協議を重ねて、今後の施策事業に反映してまいる所存でございます。

 今月末で任期満了を迎えられます髙岡議長はじめ、委員の方々にはこの間の多大なご協力に深く感謝申しあげます。ありがとうございました。

 本日、やはり区政会議は阿倍野を良くしたい思いを一つに、会議の意義深さのお話をいただきました。

 一方で、最後にこれからの課題、区役所の対応姿勢について大変重いお言葉もいただきました。

 ご退任後も引き続き私どもにご指導、ご提案、アドバイスをいただければ幸いでございます。

 本日はみなさま、お疲れのところ、この時間までありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

○髙岡議長

 ありがとうございました。きちんとまとめていただき、あとまた宿題の件につきましては、区長を中心によろしくお願い申しあげたいと思います。

 本当、今日みなさま方、お詫びせんといけません。相当時間を追加していただきまして、最後、みなさま一言ずつお喋りいただきましたことで、不満足増加になることもございましたけど、ご勘弁いただければと思っております。

 私も、本日をもって退任をさせていただきます。本当にありがとうございます。

 考えれば、平成26年に4年間、区政会議の議長をやらせていただきまして、そして平成、令和元年からまた4年間を務めさせていただきまして、一応8年間の区政会議の議長として、務めさせていただいて、今日が最後ということで、何か感無量でございます。

 本当に、みなさま方のご指導のもとで議長職をさせていただいたこと、私も心から感謝を申しあげたいとそう思います。

 これからまた区政会議を、今日も傍聴でお越しいただいてるみなさま方が、次の区政会のメンバーもたくさん今日いらっしゃると思うんですが、共にお残りいただくみなさま方が、これからまた阿倍野区のため、頑張っていただき、区政会議を本当により以上に盛り上げていただきますこと、この場でお願いいたしまして、議長を終えさせていただきます。

 本当にありがとうございます。マイクを事務局へお返しさせていただきます。

 ありがとうございました。

○泉区政企画担当課長

 ありがとうございました。議長、進行につきまして、ありがとうございました。

 委員のみなさまにおかれましても、長時間ありがとうございました。また、任期満了となられた委員のみなさまにおかれましても、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 これで、第2回阿倍野区区政会議を終了させていただきます。なお、時間の関係で十分にご意見を伝えられなかった方がおられましたら、事務局へお届けいただければと存じます。

 本日は誠にありがとうございました。お疲れ様でした。

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