麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの予防接種を受けましょう!
2024年7月1日
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適切な時期に麻しん・風しん(MRワクチン)を必ず接種しましょう!
麻しん(はしか)と風しん(三日ばしか)は、近年、大都市圏を中心に多くの患者が発生しています。麻しんは感染力が極めて強く、アジア、ヨーロッパ等の海外流行国からの訪問者や海外渡航者がウイルスを国内に持ち込み、多くの人と接触する場所での集団感染事例等も報告されています。
風しんは平成24~25年にかけて大流行しましたが、平成30年以降にも多数の患者が発生しており、十分な注意が必要です。また、その患者の予防接種歴をみると、ワクチンを2回接種できていない方(接種歴が不明の方含む)が多いことが分かっています。
麻しん・風しんは特別な治療法はありませんが、ワクチンの予防接種の効果が高い病気であり、麻しん・風しんの発症はワクチンを生涯で2回接種することで予防できるといわれています。
定期接種対象者(無料で接種できる年齢)
[1期] 生後12~24か月
(1歳から2歳の誕生日前日まで)
[2期] 小学校就学前1年間
(年長児:4月1日~翌年の3月31日まで)

なぜ2回の接種が必要なのでしょうか?
- 1回の接種のみでは免疫がつかなかったり、免疫が持続せずに麻しんにかかってしまうことがあります。
- 2回の接種で97から99%の子どもに、麻しんと風しんの両方の免疫がつきます。
- 麻しんにかかると合併症を伴って重症化することがあります。
- 風しんは妊娠中にかかると出生児に先天性風しん症候群を引き起こすことがあります。
- 将来の進学や就職時に、麻しんワクチンの接種の有無が問われることがあります。

接種方法
母子健康手帳及び予防接種手帳をご持参のうえ、大阪市内委託医療機関にて接種を受けてください。
※予防接種手帳の予診票をお使いください。
※大阪市内委託医療機関によっては事前に予約が必要な場合があります。
※転入や紛失などで予診票がお手元になく、再交付を希望される方は母子健康手帳をご持参のうえ、地域保健担当窓口(4番窓口)までお越しください。
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