令和6年度 阿倍野区区政会議 第1回福祉・健康づくり部会 会議録(令和6年7月19日開催)
2024年9月6日
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令和6年度 阿倍野区区政会議 第1回 福祉・健康づくり部会
1.日時:令和6年7月19日(金曜日)14時30分~16時30分
2.場所:阿倍野区役所 会議室1・2
3.出席者
(委員等)波多野議長、家永副議長、稲森委員、井上委員、今井委員、潮見委員、
白石委員
(市側)区長、副区長、保健子育て担当課長、保健福祉課長、区政企画担当課長
4.議題
(1)阿倍野区将来ビジョン(素案)(令和7年度から令和10年度までの計画)について
(2)第3期大阪市阿倍野区地域福祉計画の策定について
(3)令和7年度施策・方針に向けた意見聴取について
5.議事
○西本区政企画担当課長
定刻が参りましたので、ただいまから、阿倍野区区政会議第1回福祉・健康づくり部会を開催させていただきます。
本日は何かとお忙しいところ、また暑い中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
私は、阿倍野区役所区政企画担当課長の西本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
会議に先立ちまして、阿倍野区長より、ご挨拶を申しあげます。
○青柳区長
みなさま、こんにちは。
本日、本当に暑い中、阿倍野区区政会議福祉・健康づくり部会第1回ということでご出席賜りまして、誠にありがとうございます。
せんだって6月25日に区政会議全体会のほうを開催させていただきまして、阿倍野区の5年度の運営方針の振り返りと、それから今年度の重点的な取組みと新たな将来ビジョンの作成、柱立てについてご説明をさせていただきました。
それらを受けまして、本日は新たな将来ビジョンの方向性と、それから第3次阿倍野区地域福祉計画の策定、令和7年度の阿倍野区運営方針づくりに向けて、それぞれのお立場から忌憚のないご意見をいただきますようお願いいたします。部会としてご意見を集約しまして、整理して、次回の区政会議全体会へつないでいきたいと。そしてまた、今後の施策、事業、区政の運営に反映させてまいりたいと考えております。
今後ともみなさまとともに課題を共有して、その対応や解決に力を尽くしてまいりたいと思いますので、委員のみなさま方のご協力をよろしくお願い申しあげます。
簡単でございますけど、私のご挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。
○西本区政企画担当課長
ありがとうございます。
エアコンのほうなんですけども、ただいまかなり強く冷やしておりますので、もし寒いなどございましたら、担当者のほうにお声かけいただければと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、失礼して座らせていただきます。
では、本日の資料の確認をさせていただきます。
事前にお送りさせていただきました資料はご持参いただけましたでしょうか。お手元の資料をご覧いただきたいと思います。
まず、次第に続きまして、別紙1として委員名簿、別紙2、座席表につきましては、本日机上に配付しております。資料1として阿倍野区将来ビジョン(素案)、資料2-1、大阪市阿倍野区地域福祉計画(概要版)、資料2-2、第3期地域福祉計画(素案)における構成の変更について、こちらの資料につきまして、事前送付分から変更となっておりますので、机の上に差し替え分を配付しておりますので、こちらをご覧ください。資料3としまして、第1回阿倍野区区政会議福祉・健康づくり部会資料、以上になります。
資料のほうはおそろいでしょうか。不足がございましたらお知らせください。
それでは、別紙1の委員名簿をご覧ください。
本日の会議は、条例第7条第5項により、議長を含む委員の定数の2分の1以上の委員が出席しなければ、これを開くことができないに規定されております。定数は8名で、金光委員が欠席のため、現在7名の委員の方にご出席いただいており、定足数を満たしております。
続きまして、本日出席の区役所事務局をご紹介いたします。
副区長の小林でございます。
○小林副区長
小林でございます。いつも大変お世話になりましてありがとうございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
○西本区政企画担当課長
保健福祉課長の中村でございます。
○中村保健福祉課長
中村です。いつもお世話になっております。今日もよろしくお願いいたします。
○西本区政企画担当課長
保健子育て担当課長の竹田でございます。
○竹田保健子育て担当課長
竹田でございます。いつもお世話になっております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
○西本区政企画担当課長
また、保健福祉課の担当者も同席させていただいております。よろしくお願いいたします。
今回につきましても、傍聴要領を定め、会議を公開いたします。
本日は、傍聴に3名の方がお越しいただいております。
また、議事録についても、後日公表となりますので、よろしくお願いいたします。
会議より、区政への区民参画の充実の観点から、議事録公表までの間、会議の録画映像をユーチューブにて動画配信いたします。音声の都合上、ご意見を発表いただく際には必ずマイクをご使用いただきますようによろしくお願いいたします。
それでは、まず初めに、条例第7条第1項の規定によりまして、委員のみなさまの互選により、議長、副議長の選任をお願いしたいと思います。
議長、副議長は、少なくともそのいずれかの出席が会議開催の要件となることが、条例第7条第2項、第3項で規定されております。
では、まず議長につきまして、どなたか立候補なりご推薦はございませんでしょうか。
○井上委員
申しあげてよろしいでしょうか。
○西本区政企画担当課長
お願いいたします。
○井上委員
波多野委員に議長をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○西本区政企画担当課長
ほかに立候補かご推薦ございませんでしょうか。
それでは、波多野委員にお願いしたいと存じますが、いかがでしょうか。
(拍手あり)
○西本区政企画担当課長
ありがとうございました。それでは、波多野委員に議長をお願いしたいと存じます。
続きまして、副議長の互選をお願いいたします。どなたか立候補なりご推薦はございませんでしょうか。
○波多野委員
副議長として家永委員を推薦したいと思うのですけど、いかがでしょうか。
(拍手あり)
○西本区政企画担当課長
ありがとうございます。それでは、家永委員に副議長をお願いしたいと存じます。
恐れ入りますが、波多野委員、家永委員は議長、副議長席へお願いいたします。
それでは、議長から一言ご挨拶をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○波多野議長
波多野でございます。着座させて挨拶させていただきます。
区政会議部会は、区で実施される施策などについての意見を直接、区長をはじめ、区の職員の方に伝えることで、区政運営に参画できる場でございます。このため、日頃から地域の担い手として様々な活動をされている団体の方や、公募によりご参加いただいている方に委員としてお集まりしていただいているところでございます。誰もが住みたい、住み続けたいまち阿倍野の実現をめざして、地域を取り巻く課題の解決に取り組んでいく、そういう趣旨でこの会議を進めたいと望んでおります。委員のみなさまには何とぞ活発なご意見を賜りますようお願いいたしまして、簡単ではございますが、議長挨拶とさせていただきます。
○西本区政企画担当課長
ありがとうございました。
それでは、ここからは進行を波多野議長にお願いしたいと存じます。
議長、よろしくお願いいたします。
○波多野議長
それでは、早速ですが、次第に沿って進めてまいりたいと思います。
続きまして、阿倍野区将来ビジョン(素案)について、事務局から説明をお願いいたします。
○中村保健福祉課長
保健福祉課長の中村です。座らせていただいて進めさせていただきます。
それでは、ご説明させていただきます。まず資料1の、こちらの8ページをご覧いただけますでしょうか。こちらでですね。本日お示ししております阿倍野区将来ビジョン(素案)を抜粋してご説明させていただきます。
概要としまして、暮らす・支えあう、誰もが自分らしく幸せに暮らし続けられるまちをめざして、阿倍野区に暮らすすべての人々が住み慣れた地域で人として尊重され、お互いが支え合い、自分らしくいつまでも安心して幸せに暮らせるまちとなるよう取り組みます。
目標達成に向けた戦略を二つ設定しておりますが、まず私のほうから、3-1のみんなで支えあう地域づくりと相談支援体制の充実について説明させていただきます。
現状と課題につきましては、地域で支え合う力が重要ですが、少子高齢化の進展や世帯構造の変化により、地域のつながりが希薄化している状況です。また、区の福祉的ニーズが年々増加しておりまして、複雑化・多様化・深刻化している状況です。
阿倍野区がめざしております、地域住民が主体となって、地域ごとの特色を生かした地域福祉活動が進んでいると感じる状態につきましては、令和4年度は43.2%、令和5年度の区民アンケートにつきましては41%と、目標としておりました40%を超えることはできました。この結果につきましては、これまでの取り組んできた成果が出てきていると考えておりますが、一方の地域福祉活動に参加したことのある区民の割合につきましては、令和4年度が24%、令和5年度が22.3%と、目標の40%を達成することはできませんでした。
これからも日頃からの啓発活動など、引き続き区民のみなさまの地域福祉活動への参加を促す取組みを行っていく必要があると考えております。そのためには、地域の特性に応じた福祉課題を把握して、ニーズに合った福祉サービスに迅速につなげられるよう、日頃の見守り活動とさらなる地域住民同士のネットワーク強化が必要と考えております。各地域における要援護者や複合的な課題を抱える世帯の増加が見込まれる中、身近な地域での支援体制の強化が必要です。また、複合的な課題を有する人や世帯への支援は、施策分野ごとの体制では十分に対応できないため、分野横断的かつ包括的に相談・支援を行う体制が必要です。
こうした現状と課題をふまえまして、今後の施策展開の方向性として、引き続き地域に関わるすべての人や団体などが、誰もが幸せに暮らせるまちをめざして連携・協働して環境の変化に応じた地域福祉活動に取り組むとともに、地域の包括的な支援体制の充実に努めます。
また、複合的な課題を有する人や世帯に的確に対応するため、様々な施策分野の相談支援機関や地域の関係者の連携を強化するとともに、総合的な支援調整の場、つながる場と言っておりますが、こちらの支援会議の仕組み等を活用して、適切な支援につなげていきます。
後ほど、阿倍野区の地域福祉についての取組みの方向性を取りまとめております阿倍野区地域福祉計画(令和3~6年度)の見直しについても、みなさまにご意見をお伺いしたいと考えております。
続きまして、成果目標につきましては、先ほども申しましたが、令和4年、5年の区民アンケートで目標値の40%について達成しましたことから、新たな将来ビジョンでは、目標値を、若干ですが、上げて取り組むこととし、地域で支援を必要としている人に必要な支援が行き届く地域社会になっていると感じる区民の割合を45%以上を目標としてめざしたいと考えております。
私からは以上です。
○竹田保健子育て担当課長
保健子育て担当課長の竹田です。よろしくお願いいたします。
続きまして、9ページのほうをご覧いただきたいと思います。
戦略3-2、地域ぐるみで、誰もが元気に暮らせる健康づくりいうことで戦略3-2を立てさせていただいております。
まず、現状と課題につきましては、健康寿命を延伸するためには、生活習慣病の改善・早期発見、早期治療が必要と言われておりまして、区民のみなさまに対しまして健康増進や生活習慣病予防、疾病に関する正しい知識の普及や啓発が必要と考えております。
阿倍野区におきましては、あべのウォークやいきいき百歳体操、子どもの保護者向けの食育事業等を実施しておりますが、これらの事業を推奨することで健康づくりの機運をこれまで以上に高めていくことが必要と考えております。
しかしながら、各イベントの参加者が固定化しておりまして、若年者層をはじめとした新規参加者を促す取組みが必要と考えております。また、健康づくりを主体的に担っていただける人材を確保し、知識や意識の向上を行うことが必要と考えております。
こういった現状や課題をふまえまして、その下の今後の施策展開の方向性でございますが、引き続き、誰もが健やかで心豊かに暮らすことができますよう、区民一人ひとりの健康意識を高め、主体的に健康づくりに取り組めるよう支援いたしまして、健康寿命の延伸に努めてまいりたいと考えております。
また、健康づくりイベントの参加者拡大に向けまして、より効果的な情報発信を行いますとともに、イベントの担い手に対する意識の啓発と知識の向上に努めてまいります。
その下の成果目標でございますけども、前回の計画におきましても、同じく運動習慣がある35歳以上の区民の割合ということで立てさせていただいておりまして、令和4年度につきましては40.9%と目標を達成しておりましたが、昨年度、令和5年度につきましては38.8%と目標を下回っていた状況でございます。こういった状況をふまえまして、成果目標につきましては、運動習慣がある35歳以上の区民の割合を40%以上とさせていただいております。
8ページの戦略3-1、9ページの戦略3-2につきまして、現状と課題、今後の施策の方向性等について説明させていただきました。忌憚のない意見交換をお願いいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○波多野議長
ありがとうございました。
それでは、委員のみなさま、ご意見やご質問がございましたら、よろしくお願いいたします。
稲森委員、何かご意見ございませんか。
○稲森委員
初めてなので、どこからどういうふうに読んでいっていいのか分からないんですが、こういう行事をしますよということは、毎月送られてくる「あべの」、広報紙ですか。あれで見ておられる方は見ておられて、参加できたらなと思っておられる方もいらっしゃると思うんですけれど、まず地域で、私たちのところは、寿会さんですかね。老人会の方々が、百歳体操であるとか、そういった行事をやっておられるので、それを見てとか、歩こう会であるとか、そういうふうなことを見て、こういうチラシを見させていただいて、私も参加してみようかなっていう気持ちになられると思うので、もっと地域で本当にどういうふうに発信していったらいいのかなというのは思っております。
私、食事サービスのほうやっているんですけれども、今いいんですかね、話させていただいて。これも今、高齢者の方が月に1回だけのことで参加されるんですが、どうしてもデイサービスであるとか、そういうところに出向かれている方は、どうしても、遠くに住んでおられる娘さんとか息子さんが月に1回そのために休むよりも、毎日というか、週に何回か行ってるデイサービスに行ってるほうが安心だという気持ちで、ケアマネさんとかに考えていただきたいというようなことを言われたことがあるので、その食事サービスに関しても、次から地域活動協議会に入るということで、私たち、今本当に考えているところで、このまま続けていっていいものか。高齢者、本当に高齢化しているので、会館まで来ていただくというのも無理かなというような。本当に毎月そのことで頭がいっぱいで、今日これを読ませていただいてたら、やっぱりこういうふれあい喫茶であるとか、されているところはそれでいいかなと思うんですが、食事サービスに関しては、そこら辺がちょっと私にしたら引っかかっております。
防災訓練もすごくやっておりますので、各地域本当に参加者が少なくなっていると思うので、どういうふうにしたらみなさま参加ができるような魅力的なお声かけができるのかなというところは考えております。
○波多野議長
ありがとうございました。
井上委員、いかがでございますか。
○井上委員
初めて参加させていただきまして、この課題を数か月一生懸命読みまして、実は自分でも健康だと思ってましたので、そういう長寿や健康に向けての努力を何もしてなかったんですが、とりあえず私は体験しなきゃならないと思いまして、まずはいきいき百歳体操、参加したことないんですが、まずそこに一度参加させていただいて、みなさまの様子とか、感じたら、また発信するものが違ってくるかと思いますので、私に課せた課題として、百歳体操に参加することを、今のところまだ実現してないんですけど、近々にはその曜日を確かめて、行きたいと思っております。
それから、9ページの成果目標ですけども、運動習慣がある35歳以上の方が40%、一番若い方というのは、運動習慣というのはなかなか定期的にはなさってないと思うんですけど、これは一般的なアンケートで40%になさったのか、運動してはるところでこういうデータを取られたのか。考えてみましたら、40代、50代の方というのはあまり運動してない、してないという方がよく耳にしますから、この40%というのは一般的な区民のデータを上げておられるのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○竹田保健子育て担当課長
井上委員のご質問にお答えいたします。今の40%をどういった指標で出したのかというところのお話だと思いますけども、無作為抽出で行っております区民アンケートから、その年代層とかを考えまして、40%以上とさせていただいております。区民アンケートからの数字でございます。
○波多野議長
今井委員、よかったら。よろしくお願いいたします。
○今井委員
丸山の今井です。区政会議、区政委員自体は2期目なんですけど、前は防災の関係でやっていまして、防災ばっかりやってても、ほかのことも何も知らんわけで、新しいところへ行こうかということで、2期目はこちらを選ばせてもらいました。
それで、最初に、こういう部会だからかもしれませんけど、ジェンダーの観点って言いますかね。議長も副議長さんも女性でというのはなかなかないことだと思いますし、前回の全体会を僕ちょっと体調不良で欠席しましたので、議長さんがどなたになったか分かりませんけど、なかなかないコンビと言ったらあきませんけど、ないことなので、ぜひ特徴を発揮して、1年やっていかれたらと思いますし、僕らもそういう意味では、別に応援団じゃないですけど、一緒になってやっていけたらと思います。
何かめちゃくちゃ前置き長くてえらいすみませんけど、防災とちょっと比較していて、防災の場合は分かりやすいんですね。具体的なんですよね。何せなあかんかということ、地域で防災体制をどうやって築くかという、そんなことをやっていまして、もうええかと思ったんですけど。ええことはないですけど、次に行こうということでやったんですけど、今お話を聞いてても、防災のようにイメージが湧いてこないんですよね。もうばくっとしているというか、イメージがなかなか湧かないと。一体何から手をつけたらええのかなということなんですけど、そこは、初めて入ったとこやから、おいおい慣れてきて、見えてくるものも見えてくるだろうというふうに思って、これからやっていきたいなと思います。
ちょっとそういう意味で、全く訳の分からん質問をするかもしれませんけど、3-1のところですね、今後の施策展開の方向性というところとこの成果目標との関係なんですけど、この方向性の中で、政策を推進するために、この成果目標というのはどういう関連になるのかなというふうに思いまして。とんでもない質問かもしれませんけど、そういうことがちょっと、全体としてやっぱりイメージがいまひとつ自分の頭の中に湧いてこないもんですから、具体的に自分たちが地域で何をしていくかというときに、これはどうしたもんかなという、そんなふうなイメージでおります。
○中村保健福祉課長
まず稲森委員からおっしゃっていただいた食事サービス事業につきまして、前年度の区政会議でご意見いただきまして、補助いただいてる金額が少ないと思ってるので見直してほしいというところから始まりまして、どうしていったら今後も続けていけるのかなというのを去年は区役所内でもかなり模索して、若干ですけども、補助金を上げさせていただいているのが現状なんですけども、今後、ほかの事業につきましては、ほぼ地活協に補助させていただいてまして、丸々そのままお渡しできるかというのは次の話にはなるんですけども、食事サービス事業は続けていただけるように、地域に下ろさせていただく予定となっております。
高齢者の食事サービス事業ということで、対象者が高齢者の方になってるんですけども、地域によってはお子さん連れのお母さんであったりとか、いろいろな世代の方も集えるような、食事サービスとは言っていませんけど、みなさまの集える場としてされているところもありまして、そういったことも模索していけるのかなと来年度以降は、高齢者には限らないということにはなりますけども、今までどおりしていただくのも良いかと思っておりまして、その辺も含めて、地域のみなさまで検討していただけたらなということで、地活協の予算に移行させていただきます。また、いろいろご相談などありましたら、区役所にも相談していただきましたら、一緒に考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○稲森委員
今までのやり方のほうがすごくやりやすかったのでね。地活協に入るとなると、すごく、何か重たいんですよね、気持ちが。みなさまも地活協に入るのであればボランティアも辞めさせてもらいたいという意見も多かったので、本当にどうしようかなというところですね。
○中村保健福祉課長
検討される席に呼んでいただけたら、僕らも一緒に地活協の方々ともお話させていただきたいと思いますので、続けていただけるのが一番良いかと思います。これを機会に終わってしまう事業ではないと思っておりますので、よろしくお願いします。
先ほど今井委員からおっしゃっていただきました、今後の施策展開の方向性と成果目標がちょっとつながってないんじゃないかなということなんですけども、もう一つの成果目標で、地域でボランティアなり、自分で活動に参加したことのある方の割合というのは、40%を目標にしてるんですが、どうしても20%台だということで、なかなか直接関わっていただける方というのは増えてない状況かなと思うんですけども、ちょっとずつでもお子さんの登下校の見守りであったりとかということも含めて、福祉のボランティア活動というふうに僕らは考えさせていただいているんでが、そういったことで阿倍野区がよくなっていっているって思っていただける方が増えるというのが最終的な成果目標にさせていただいています。
どうしても参加者だけで見ますと、やりたいけど忙しいからできないという方も多いと思いますので、そういったことが、みなさまのご協力のもとに、お子さんであったり高齢者の方であったりというのを見守りできているんですよというのを感じていただけるというのを成果目標にしております。
以上です。
○波多野議長
今井委員、よろしゅうございますでしょうか。
○今井委員
そうしてもらったら結構です。
○波多野議長
確かにちょっと漠然としてますので、つかみどころのないところもあると思うんですけども、本当にテーマが広過ぎてという感じがいたしますね。
ほかにいかがでしょうか。潮見委員、いかがでございましょうか。
○潮見委員
そうですね。支援を必要としている人に支援が届く社会になりたいということなんでしょうけど、支援が必要になる前に、ある程度つながってないと難しいんじゃないかなと思ってます。結局、支援が必要になるような人というのは、人との付き合いが下手くそな人が多いんで、一応仕事をリタイアした時点ぐらいで何かに参加ができて、つながっていければいいんかなとは思うんですけど、そこのところがなかなか、特に男性の場合、仕事をリタイアして、そのまま家で閉じ籠もってるというのが結構多いかなと思うんで、家から出して集まる。そういうことがあれば、支援を必要な人を把握しやすくなるとかあるんかなと思うんですけど、今、何か会社を辞めた後何もしないという人に対して手を差し伸べるというか、その辺が何か足らないような気がしてます。
○波多野議長
地区によって、男性の食事とか、そういうのもやってるところがあるんですよ。それちょっとご説明願えますか。
○中村保健福祉課長
晴明ケ丘地域などでよくされていますよね。男の集いとか、みなさまリタイアされた方が月に1回ぐらい集まって、ここの祭りに自分たちで出店しようよであったりとか、みんなでご飯作って食べましょうという取組みとか、そういうのをされていまして、ちょっとコロナの状況があって、一旦なかなかできない時期もあったんですが、そういった活動も再開されてきておりますので、区役所からも情報発信などできることはこれからもお手伝いしていけたらなと思っております。地域によっていろいろな取組みをされていますので、そういうことをお伝えしていくのが僕らの仕事かなと思っております。
○波多野議長
白石委員、いかがでございましょうか。
○白石委員
順番で回ってくるから何かしゃべらなくちゃいけないかなと。そうですね、阿倍野にお世話になって40年になります。大学に40年間勤めてたんですが、潮見委員がおっしゃったように、定年退職後は、家に閉じこもりがしでした。毎日何をしようかなとかいろいろ考えていますが、やることがまだあるので何とかもってますけれども、そうでない人も多いと思います。
それから、大阪府の食育にもずっと関わってました。様々な年齢層を対象に食育を展開していく行事の企画にも関わってきました。人に言っておきながら自分は何をしてるのか自省を込めて最後の5年間は名古屋で自炊をしました。昔に食育で集めたレシピが結構役に立ちました。ただ、レシピはしょせんレシピなのですね。妻の料理の仕方を見てると、家にある材料で作っていくのですね。我々はレシピから始まっていくので、えらい違いかなというふうなことも肌で感じました。レシピをお配りしても活用する人もいれば、上手に活用できない人もいるわけです。実際にこの区政会議に参加して思ったのは、専門が公衆衛生学です。だから、個人と集団というものの考え方を分けてやっていく。区政会議のこの福祉・健康づくりの場というのは、集団で捉える場合もあるだろうし、個々で捉える場合もあるという、その両方を合わせていくとうまくいくのではないかなと、そんなことを思ってます。ちょっとまとまりのない話で、すみません。
○波多野議長
いかがでございましょうか。
○竹田保健子育て担当課長
潮見先生の意見の中にありました、男性がなかなかそういった地域に出てこないというお話があったんですが、戦略3-2で書かせていただいておりますいきいき百歳歳体操とか、先ほどのお話も伺いましたけれども、こういったものにつきましては、もちろん介護予防、運動するということも目的の一つではあるんですけども、このいきいき百歳体操を行うにあたっては、5人以上の方がグループを組んでというのが前提になっておりまして、地域の方とそういった交流の場を設けていただく一つのツールとしても使っていただきたいと。そういった目的で大阪市の健康局がやっている事業ですけども、もちろん運動による介護予防というのも目的ですけども、そういったなかなかつながりを持てない方を、実際に地域の方に出向いていただけるような仕組みの一つなのかなと考えております。ですから、こういったいきいき百歳体操なんかをツールとして活用していただけたらなというのは思っているところです。
あと、食育の話とかもちょっと出ておりましたれけども、食育事業、基本的には私ども、子どもの保護者向けというのをメインでやらせていただいております。ただ、男性の料理教室というのも実はやっておりまして、平日とかにやりますので、どうしても出てこられる方は年配の方が多いと聞いているんですけども、みなさまで料理教室をして、どんな感じでされているのか分かっているわけではございませんが、やはりすごく人気があるというふうに聞いております。趣味と実益を兼ねた、そういった活動をもうちょっと広げていけたらなと思っています。
集団と個という話がございますけども、健康づくりについては、基本的には当然、個々の健康づくりというのがベースである中で、あべのウォークとか、いきいき百歳体操とか、みなさまがお集まりになって集団でされることによって、まさに個の部分と集団の部分がミックスすることで相乗効果を生み出せたらなというふうに、今の先生からのご意見をいただいて思ったところでございます。
以上でございます。
○波多野議長
ありがとうございました。
ほかにご意見、ご質問はございませんでしょうか。みなさま。
○中村保健福祉課長
すみません、今回ご欠席の金光委員からご意見を伺っておりまして、ここで披露させていただきたいと思います。
まず、3-1のみんなで支えあう地域づくりと相談支援体制の充実につきまして、金光委員のご意見です。要援護者ほど自分はまだまだ大丈夫と思っていたり、複合的な課題を有する人こそ、自分は福祉の対象ではないと思い込んでいたりするように感じています。それはまるで特殊詐欺のカモにされそうな方ほど自分は特殊詐欺には遭わないと思い込んでいるかのようにと感じています。身近な大切な人に教えてあげましょうというような間接的な呼びかけでニーズをあぶり出す必要があるように感じました。
また、フェーズフリーの推進、ちょっと調べましたら、こちら、平常時と災害時の社会の状況からフリーにして、生活の質を向上させようとする防災に関わる新しい概念だそうですが、こちらのフェーズフリーの推進として、障がい特性や高齢者特性など、地域が抱える課題に合わせた形で、まちなか防災訓練を行う際に地域福祉の重要性をもう少しアピールしてもよいのかなと思いました。
もう一つ、学校になじめないなどの悩みを抱えた子どもの居場所として、今はまだ木曜日だけの「ぴあ・ほーむ」を月曜日にも拡大していただけるとうれしく思います。ちょっとこの前意見があったかと思いますが、ぴあ・ほーむが難しい場合には、クールダウンできるスペースの利用だけでもご検討をお願いいたします。家にも学校にも帰れず、人気の引いた学校周辺をうろついて、非行や犯罪に巻き込まれたりする子どもを未然に防ぐためにも、早急にご検討をお願いしますということです。
もう一つ、3-2の地域ぐるみで誰もが元気に暮らせる健康づくりにつきまして、区政だよりでは、毎月食育につながるあべのカフェや、今月は○○月間ですという案内があります。そのように、今月は階段使用推奨月間ですというような健康コーナーもつくってみたらどうかなと思いました。
もう一つが、健康寿命の延伸につながるよう、作業療法士や薬剤師さんにもご協力いただいて、通勤や通学時間を利用した福祉・健康づくりイベントの案内を区政だよりで紹介することも、イベントの意味合いでの意識向上と区民の健康意識アップの両方に効果があるように思いますというご意見いただきました。
○波多野議長
ありがとうございました。
前回の第1回の金光さんのご意見として、この間ちょっとお話を聞いたんですけども、それはある程度解決できているというお話を聞いたんですけども、その件に関しましては、結果はもうご報告されてるんですよね。金光さん。
○竹田保健子育て担当課長
保健子育て担当課長の竹田です。前回の区政会議のときの金光委員の発言について、私どものほうでも実態はどうだったのかというところを確認させていただいたうえで、ご説明させていただこうと思ってるんですけども、我々の記録とかを見てみましたところ、若干、金光委員がおっしゃってた内容と私どもの確認した内容というのはちょっと違う部分がありましたので、どういった認識を持っおられるのかとか、その辺は実際またお話をさせていただきたいと思います。
あと、ぴあ・ほーむの曜日につきましては、これは何人かの方で集まっていただいて、同じ境遇の方が、同じ悩みを持っている子どもさんが集まることによって、一定の効果を発揮すると考えておりまして、もちろん木曜日に開設しているということを周知している部分と、スタッフの問題とかもありますので、今、木曜日にやらせていただいてるのを月曜日にというところにつきましては、すぐに対応するのは難しいと考えておりまして、その辺につきましては、金光さんが来られたときにお話をさせていただきたいと思っておるところでございます。
○波多野議長
ありがとうございました。
ほかにご意見はございませんでしょうか。
○今井委員
特に意見というほどのことではないんですけど、僕自身も町会長やってまして、150世帯ほどの、歩いたら10分ぐらいで一回りするようなちっちゃなエリアなんですけど、そんな中に、やっぱり目立つというか、よく目にするのは、杖をついた高齢者。自分も高齢者ですけど、あるいは、何ていうんですかね、手押し車というんかな、乳母車というんかな、そんなのを使って通行してはる人とかね。やっぱり目立つんですよ。目立つっていうか、よく見るんですよね。
その一方で、最近のことですけど、外国人の方が、日本語学校へ通うと。学校が近くにありますんでね。その近所に、マンションに結構固まって住んでるとか、そういう一つの社会ができてるんですよね。
そうすると、習慣がいろいろあって、やれ洗濯物が飛んできたや、何やかんやいうて、みんな騒いだりすることもあるんですけど、そういう新しい環境ができてきていると。実際ここでコミュニティといったら、どうするんやろうって。こういうのが率直なところで、言葉通じない人ももちろんありますし、高齢でなかなか動きとれないと。本当に能登半島みたいな地震が来たら右往左往するしかないのかなということなんです。
そこで、どうやってそれを1歩2歩前へ進めるんかというのが、今僕らがこれから考えていかなあかんというか、考えているところなんですけど、そんな簡単にはもちろんいくものではないですけどね。だけど、そういうつながりのネットワークを、やっぱりいろんな形でいろんな機関の人たちとつながって、それこそこれ困ったというようなことを相談できる、そういうようなことが本当に地域の中でつくっていけるか、つくっていけたらなというふうに思ってまして。そういう、何ていうか、何と言うたらいいんでしょう。なかなか複雑な、そういうところにあって、本当に手をかけていかなければいけない人たちがたくさん増えて、その一方で、働いてる人はもう忙しくて、昼間はもちろんいませんし、そういう状況があってという、そんな中で、本当にあれもこれも1歩ずつというのはどうするんかなというのが率直なところで、そういう問題がいろいろここに出てきて、いや、こんなんかな、こんなんかなというようなことが相談できればいいなというふうに思ってます。1年と3か月ほどですかね、残りね。そういうことを1歩でも2歩でも前へ行けたらなと思っています。意見でも何でもなかったですけど、すみません。
○波多野議長
ありがとうございました。これから本当に海外とか、こういうような外国人の方がおられるいうことは、日本、今だんだんそういうふうになってきますので、またそういう問題がありましたら、区役所と相談なさって、どういうふうな方向で区役所で役に立てることがある、メッセージとか、そういうふうなパンフレットとか、そういうふうなこともまた区役所で考えていただいて、そういう方向に発展していったらいかがでしょうかね。
これはまた今後、もしそういう問題がございましたら、また事務局のほうに言われて、具体的にご相談なさるいうことも一つの方法かと思いますので、いかがでしょうか。
○今井委員
そんな、こうしないといけないとは全然思ってなかった。
○中村保健福祉課長
ちょっといいでしょうか。今、何年かは、あべのdakaraという、観光客の方であったり、区内の方にも阿倍野のことを知っていただこうということで、そういった取組みはさせていただいてるんですが、実際に今阿倍野に住んでられる方がおられて、その人たちとのつながりが希薄やというところをどうしていくかという、かなり大きな課題かなと思いますので、どうしていったらいいかって、福祉・健康づくり部会だけではちょっと話できないかもしれないんですけど、大きい課題かなと思いますので、今後も検討していかなければいけないと思いました。
○波多野議長
本当にマップはみんな一応こうやって思いますけど、今ように、現実的なお困りのことというのはなかなか見えてこない。今、今井委員がおっしゃったように、こういうふうなご意見というのは大切なことですしね。本当にまた役所のほうとご相談なさって、どういうふうにしていったらいいかいうことをまた事務局と相談して、いろいろとやっていかれたらいいんじゃないかと。これは阿倍野区全体の問題にもなってくると思いますので、今井委員の住んでる地域だけじゃなくてね。そのように今後の課題として検討していきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。
では、ご意見はよろしゅうございますでしょうか。
そうしましたら、続きまして、第3期阿倍野区地域福祉計画の策定について、事務局からご説明よろしくお願いいたします。
○中村保健福祉課長
中村です。私から説明させていただきます。
まず資料2-1をご覧いただけますでしょうか。こちらにつきましては、現行の第2期阿倍野区地域福祉計画の概要版となっております。
この第2期の計画が来年の3月までの計画期間となっておりまして、令和7年度から9年度にかかる次の第3期の阿倍野区地域福祉計画を策定する必要がございます。第3期の計画策定に向けまして、大阪市全体の地域福祉に関する基本計画として、大阪市では福祉局が策定しております第3期大阪市地域福祉基本計画と、先ほど委員のみなさまからご意見を頂戴しました新たな阿倍野区の将来ビジョンに基づいて計画内容を時点修正して、策定したいと考えております。
こちらの資料2-2につきましては、訂正させていただいて、もう一度お配りさせていただいたのですが、こちらをご覧いただけますでしょうか。
こちらは現時点で変更を予定しておりますのは、第3期大阪市地域福祉基本計画の取組み内容の構成の再編に合わせまして、阿倍野区の地域福祉計画も構成の変更を行う予定としております。
基本理念につきましては、第2期阿倍野区地域福祉計画の誰もが自分らしく幸せに暮らし続けられるまちから変更はございません。
図の左側が第2期計画の基本目標とそれぞれの取組みとなっておりまして、右側が第3期の計画となっております。変更箇所につきまして、赤字で表記している項目が整理させていただく予定の取組みとなっております。
まず、基本目標1、気にかける・つながる・支えあう地域づくりについては変更はございません。
基本目標2、誰でも・いつでも・なんでも言える相談支援体制の充実につきましては、大阪市の地域福祉基本計画で見直しがありまして、そちらの表記のほうが、誰でも・いつでも・なんでも言える相談支援体制、ここまでは一緒なんですが、相談支援体制の充実が相談支援体制づくりに変更させていただきたいと考えております。
次に、第2期計画の基本目標1の1の(2)新たな生活様式に即した地域のつながりづくりにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による地域福祉活動の在り方について記載がされておったんですが、こちら昨年5月以降は取扱いが5類相当になったことから、日常の活動も、徐々にですが、コロナ前の状況に戻ってきておりますので、現在のこうした状況を反映して、項目としては削除させていただきたいと思っております。
続きまして、基本目標1の1の(4)介護予防の推進につきましては、この具体的な取組みの内容が、地域ぐるみの健康づくりの推進と分かりやすい表記のほうに変更させていただきたいと考えております。
もう1点、基本目標2の2で地域における見守り活動の充実につきましては、第3期大阪市地域福祉基本計画で基本目標1の地域の取組みの項目に集約されましたことから、阿倍野区の地域福祉計画でも同様に地域の取組みのほうに位置づけさせていただきます。
この基本目標の修正につきましては、先日開催いたしました地域福祉推進会議のほうで委員のみなさまにご説明させていただきまして、賛同のほうはいただいております。今後具体の取組み内容につきましても、今後の地域福祉推進会議でお示しして、第3期計画を策定いたしたいと考えております。区政会議のみなさまからも取組み内容のご意見のほか、計画全体のご意見等をいただきたいと存じます。
私からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○波多野議長
それでは、委員のみなさま、ご意見、ご質問がございましたらよろしくお願いいたします。何かそれに対してのご意見はございませんでしょうか。
潮見委員、何かございませんか。
○潮見委員
ここに書かれてあるのは総論的な内容なんで、ちょっと具体的にこんなんするんやというのを教えていただいたら、もうちょっと理解しやすいかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
○波多野議長
いかがでしょうか。具体的過ぎて、内容としてはいかがということで。
○中村保健福祉課長
そうですね、概要版のほうには若干は細かくは書かせていただいているんですが、基本的には今回も内容が変わる予定はないんのですが、この間、新型コロナによる地域活動への影響であったりとか、そういった点は時点修正させていただくということと、この第2期の計画を策定したときには、災害時等の要援護者名簿についてという記載が、こちら、開けていただいて2ページの左下に記載があるのですが、その後、大阪市全体で要援護者名簿に基づいた個別避難計画を作成するという動きがありましたので、そちらについても全地域で取組みさせていただいておりますので、今回追加させていただいています。○波多野議長
いかがでしょうか。
○潮見委員
ありがとうございました。
○波多野議長
とにかくみなさまに、気にかける・つながる・支えあう地域づくりというんですか。本当にこれからこういうふうな第3期の誰もが自分らしく幸せに暮らし続けるまちとして、やはりここにお集まりのみなさま方の意見が一つ一つ区のほうに反映しますので、何か思いつかれることはございませんでしょうか。
白石委員、どうぞよろしく。
○白石委員
ちょっと間違ってることを申しあげたらおわびしなくちゃいけないのですが、概要版の2ページですね、災害時等における要援護者への支援という。これに関して話をしてもいいですか。この名簿はどこが作成しているのですか。
○中村保健福祉課長
もともとは福祉の担当でつくっておりました。社会福祉協議会の方と協力して、地域の方から名簿等を集めてと作成する形でさせていただいています。
○白石委員
申しあげたかったのは、プライバシーの保護ですね。そこをどういうふうに押さえておられるのかというのをお聞きしたかった。
○中村保健福祉課長
対象の方は大阪市で名簿の抽出をしまして、障がい者の方や、要介護度の高い方についてピックアップされます。その方に社会福祉協議会見守り相談室から名簿に登録しませんかという案内がご本人に送られます。そこで同意のあった方について要援護者名簿として登載されるという形です。承諾いただいた方につきましては、地域の見守り活動をしてくれる方に情報を提供して、何かあったときには駆けつけてもらいましょうということで取組みさせていただいております。
○白石委員
しっかりと支援しなくちゃいけない人を前もってマークしておくという、すごく大事なことやと思いますね。ただし、個人の様々な情報というものに関しては十分な配慮が必要だと。
○波多野議長
この要援護者名簿に対しまして、もしご自分が望むならば、これは社協のほうに提出していただけたら、要援護者名簿として、いわゆる自分の名前と、連絡先と、それから自分のかかっている病院と、そういうふうな情報が分かるようになっている。それが要援護者名簿となりましたよね。あくまでもこれは守秘義務が守られますのでね。もし白石委員のお近くで要援護者名簿をつくっていただきたい、提出したいなという方は、こ民生委員でも、社協の方にでもおっしゃられれば、要援護者名簿として登録することができますのでね。これはやはりそういう形でなさったらいいことかと。やはりちょっと周知してないところもあったんですね。逆に。知らない方があるということはね。
○中村保健福祉課長
そうですね。存在自体はずっとPRはさせていただいているのですが、興味がないとそのままになってしまうかなというのもありますし、ただ、必ずご本人さんに登録されますかということは同意を得たうえで、地域の方には守秘義務についてお伝えしたうえでお配りして、日頃の見守り活動には使っていただいているという、そこはきっちりとした制度になっております。
○波多野議長
ただ、こういうふうに知らない方があるということは、やはりこれは、見てないというんじゃなくて、やはりもう一度、こういう時期が来てますのでね。要援護者名簿ということに対して大事なことであるということを、またもう一度発信されるということも一つの方法かと思います。いいご意見が出たんじゃないかと思うんです。我々知っている人間にとっては当たり前のことですけども、知らない方があるということはやはり頭の中に置かれて、今後こういうことを広く発信していただけたらいいんじゃないかと思うんですけど、やはり知らなかったら分かりませんからね。
○白石委員
いいですか。組織としては、僕は大学とか小学校とか、そういうところにいましたけれども、皆が共有しておかなくちゃいけない情報がありますよね。それでも絶対それを漏らしてはいけないということもありますよね。本人の意思を確認したうえで、記載を受け止めるという。それは当然の話やと思うのですが、意思を表明できない方だっているわけでしょう。その辺りはどうするのかなと思います。
○波多野議長
それはいかがでしょうか。一応お尋ねして、そして聞き取りして書いてあげるということもできますのでね。意思表示ができない方でも。それはあくまでもこれはできることであって、全くこういう方ができないではなくて、皆お手伝いするという形を取っておりますのでね。それは中村課長も言われて、そういうような形をできる、自分が書けなくても、それはどなたかに書いていただくことができますのでね。その点はご安心くださいませ。
○白石委員
別に疑ってはいないのですけども。
○中村保健福祉課長
要援護者名簿の取り組みについて、図で示したチラシがありますので後ほどお渡ししたいと思います
○波多野議長
そうですね。その用紙をお見せいただいて、やっぱり知らない方があるということを、やはりこれ広く宣伝するということも、いいご意見が出たことであってね。やはり知っている者は当たり前ですけども、知らない方にとってはこういうのがあるのかいうことが思われますのでね。それ今いいご意見が出たので、また事務局のほうに言われて、その用紙を渡してあげてくださいませ。
ほかにいかがでございましょうか。広い範囲がございますのでね。
井上委員、何かございませんか。
○井上委員
いろんな、みなさまご意見をお持ちだと思うんですけど、言っても分かれへんと言われる方もありますし、知ってる者は知ってるで、こんなことがあるというのはなかなか伝達できないんですが、例えば広報紙で、こんなことしつこいかもしれませんけど、3年前にこういうことを報道したけど、またさらにこういうこと、何ていいますか、もうちょっと広報紙を利用していただいて、お困りの方では分かりませんので、やっぱり具体的にこんなんとかいうふうなことをやっぱり呼びかけてあげないと、ここにいる人は全然気がつかないことが多々あると思います。何でしたら、広報紙をもうちょっと紙面を多くしていただいて、いい活動なら、どこのグループがこういう食事サービスしてますというのも、あんなことを僕もやってみたいと思われる方もあるかもしれませんので、とにかく広報が大事だと思うんですが。
○波多野議長
ありがとうございました。
いかがでございましょうか。
○中村保健福祉課長
「広報あべの」の配布方法につきまして以前は新聞に折り込みという形と、登録された方には個別で配布していたんですが、今はお住まいのお家ごとにお配りさせていただいています。全戸配布なので効果は絶大だなと思います。そこに載っている、載ってないって、みなさまにお伝えできるかどうかということもかなりシビアな話になってきます。
高齢者月間などであれば、毎年ここはこういうことを載せますというスケジュールで掲載させていただくんですけども、毎年同じことの繰り返しだけではなくて、こういうことは今回もう少し力を入れてPRしましょうというのは、もう一度僕らも考えないといけないなと考えさせていただけたかなと思っております。ありがとうございます。
○波多野議長
南海トラフ地震とか、ああいうふうな大きなことが起こると思いますので、これはそのときだけ、高齢者の方の月間だけじゃなくて、やはり毎回載せてもいいぐらいのことかも分からないですね、逆に言えば。毎回載せるのは大変か分かりませんけども、その時々にやはり載せていく。今の井上委員のように、やはりみなさまにお知らせしていくというのは大切なことですね。やはりね。
本当に知っている者は知っている、見ない者は分からない。見ないから、分からないから、あなた知らないんじゃないかじゃなくて、やはりこれを白石委員のように深くやっぱり知っていきたいですしね。そしてまた、みなさまに我々もそれを広げていくという一つの手もありますのでね。せっかく区政会議の委員になっていますので。そういうところもまた広げていくという一つの方法、ツールを考えて、事務局としてまた何か考えてくださいませ。
○中村保健福祉課長
ありがとうございます。
○波多野議長
ほかにいかがでございましょうか。
副議長はいかがでございますか。
○家永副議長
特に。
○波多野議長
どうでしょうね。やはりいかがでございましょうか。
稲森さん、それに対してはいかがですか。
○稲森委員
いつも広報紙を見てますと、町会に入りましょうというところが絶対入ってますわね。町会に入ってほしいです、それは。ですが、地域活動協議会の活動というのは、町会に入ってなくても、皆参加できることですよね。町会費を払ってなくてもいけるというのと、やっぱり町会に入っていただいてというのとで、やっぱり考えると、どっちが得じゃないですけどね。入ってなくても敬老のときにはもらえるんやとかと思っておられる方もいらっしゃるでしょうし、そこら辺がちょっと何か、声かけがすごい難しいなというところはあります。
○波多野議長
ありがとうございます。いかがでしょうか。
○小林副区長
副区長の小林でございます。ご意見ありがとうございます。ちょうど昨日のまちづくり部会でもやってまして、町会加入促進ということをやっていくということも、これ大阪市全体の取組みで、区ごとにいろいろ特色あるいうことで、区ごとにアクションプランを策定して進めていくということになっております。実際、大阪市全体では加入率が下がってきている。大阪市の全体の平均でいくと5割を切っているんですけれども、阿倍野区は幸い6割以上を保てています。とはいえ、減少傾向にあるというようなことございます。
その中で、やはり町会加入をお願いするときに、そのメリットを問われると。特に若い方からはメリットを問われるというようなお話があるということで、今のお話で、地活協の方でそういういろいろな地域の活動も一方ではできているという中で、特にメリットを訴えることが難しくなってきているということかと思います。
そこはもう正直ちょっと、現状こういう形で大阪市は施策を進めておりますので、その方向性をがらっと変えるということにはなかなかならないだろうとは思うんですけれど、でも、町会というのは住民に一番身近で、特にやっぱり発災時なんかは、、日頃から顔の見える関係ができていれば、それが人の命を守るというところで有効になってくるというようなことは確かにあると思いますので、そういったことなんかを強く訴えて、地活協は地活協としての活動はあるけれども、また別に町会というのも大切なんだというところを訴えてやっていく必要があるのかなというふうに。そこはもう地域のみなさまもそういうふうにお考えいただいていると思いますし、そういう形で進めていく必要があるかなと考えております。
すみません、ちょっと説明の仕方が分かりにくいかもしれませんが、ご指摘の点は確実に課題としてはあるかと思いますので、町会の加入促進というところは我々としても重要な課題として、メリットばかりを話すというのもどうなんかと思うんですけども、でも、それを求められますので、そういうところをどういう形で訴えて、特に若い方に刺さっていくのか、というようなところを考えて、やっていきたいと考えております。○波多野議長
ありがとうございました。確かに町会の加入してないからどうのこうのということはないと思うんですけども、情報とか、そういうふうな面に関して結構、情報提供がありますのでね。だけど、これはやはりあくまでもいうふうに、何とも、どう言っていいのか、この会議で結論というのは出ないと思いますので。
○家永副議長
文の里なんですけれども、文の里は地活協も地域振興会も最初からずっと一つ。やってるところに、地活協がありますけど、振興会入って、女性会入って、それから青少年、子どもと、全部が一つになって、全員野球。要するに文の里は学校が、幼稚園二つ、高校二つ。ただし、義務教育の小学校と中学校がないので、PTA活動、学校を借りるということはできないんですよ。そしたら、いる者で助け合って、老若男女、何かあったら幼稚園を借りる、何かあったら高校を借りるということで、若い方はみなさま働きにいってらっしゃって、40代、50代の方はほぼ町会活動に参加されてないので、参加してくださるのは30代の娘さんや息子さん、もしくは定年退職された65以上のシルバーさんが力を合わせて動いてるというのが文の里の連合なので、何かあったらお互い助け合いましょう、金銭面のこともあるんですけれども、地活協ができるときに、金銭面で足らない場合は連合町会が応援するということで地活協が生まれてますので、連合町会の力が強いんですよ。何ていったって、お金がないと、不足分どこから出るねん、手伝ってきたボランティアの方に自腹切れとは言えないので、連合町会が責任持ちますから活動してくださいというふうに一つで動いてるので、二つあってきれいに分かれてるところも多いので、言わはることは分かるんですけれども、状況としては、私らがそうやねとしか言いようがない。一つでうまくやってるので。
だから、食事サービスの件でも、足らなかったら今度出しますよとか、連合のほうから出しますよとか、何か買ってたら、なかったら、じゃあ買いますよというふうにしてるので、ただし、若手のボランティアがいないので、どこかの息子さんや娘さんが犠牲になるというのが現状です。以上です。
○波多野議長
ありがとうございました。どうも何か地域によって地域差があるような感じですので、今おっしゃったように、一つの地域、全体の地域はまた違うような感じもありますのでね。だから、今言うように、各地域の温度差というのはありますので、また違う地域のことは地域のことで、やはり町会に入られる、町会に入るのにも金銭的なこと、いろいろあるんでしょうけども、これは本当に地域差の、本当に温度差があるということが今歴然としておりますので、大変何とも言えない。
○稲森委員
私も16年ほどで女性部長やっているので、分かってはいるんです。それが、地域活動協議会になりますということになったときに、連合って徐々になくなって、地域活動協議会が一本化になるんかなとかというような話がいっぱい聞いていたんで。今やってることに関しても、地域活動協議会の防災・防犯であるとかというので協力してます。だから、分かってはいるんですけれども、それで食事サービスもやってますし、いろいろ分かってはいるんですけど、何かすごく矛盾というのか、何か今日はどっちという活動になってしまう、そんな感じです。すみません、何か要らんこと言いました。
○波多野議長
一度は町会というのはなくなるような状態もあったんですけどね。やっぱり町会の人間が動くというのもありまして、また元へ戻ってきてるような状態で、町会に入るというのが一つの難しい。本当に一度は何もかもなくして地域全体にするという、活動協議会にするということを一つ言ってはったんですけども、やはり動くのは地域の人間ばっかりですのでね。だから、今までどおり地域の方がみなさま一生懸命動いていくというのが一つの、これは本当に難しい問題です。温度差を感じて、地域ごとにまた解決していって、地域でこれは検討なさっていくというのも一つの方法かと思いますので、ここではまたちょっと結論的には出ないと思います。
では、いかがでしょうか。ほかに何かご意見はございますでしょうか、この件に関しまして。
もしないようでしたら、ちょっとお時間があれですけども、令和7年度の施策・方針に向けて、事務局から説明をお願いいたします。
○中村保健福祉課長
中村です。ご説明させていただきます。
それでは、こちら資料3第1回の阿倍野区区政会議福祉・健康づくり部会の部会資料の2ページをご覧いただけますでしょうか。
開いていただいたこちらの分ですね。3-1となっております。こちらは「みんなで支えあう地域づくり」と「相談支援体制の充実」について、みなさまにご意見をお伺いしたいと存じます。
課題といたしましては、1番としまして、身近に暮らすほかの住民、社会的なつながりが希薄な世帯や生活困窮者であったり、認知症の方などの存在や変化を気にかけること、2番としまして、地域福祉活動、高齢者、障がい者への日常的な訪問などによる見守りや児童の登下校時の見守り活動、ふれあい喫茶、地域防災訓練、高齢者食事サービスなどに多くの方に関わっていただきたいと考えておりますが、参加したことがあると答えた区民の方の割合につきましては、令和5年度の区民モニターの調査結果は22.3%、4年度については24%にとどまっている状況です。
令和7年度に向けていただきたいご意見としまして、現在、地域福祉活動に関わっていない区民のみなさまの身近に暮らすほかの住民の方を気にかける意識を高めて、行動につなげていくためには、どのような取組みを進めていけば良いのか、ご意見やアドバイスを頂戴したいと存じます。よろしくお願いいたします。
○竹田保健子育て担当課長
続きまして、3-2について、次のページをご覧いただきたいと思います。
先ほどの将来ビジョンの話とちょっと重複する部分があるかもしれませんけども、3-2といたしまして、地域ぐるみで、誰もが元気に暮らせる健康づくりということで、阿倍野区のほうでは、誰もが元気に暮らせますように、いろんな形で健康づくりを進めておりますけども、課題といたしまして、いつまでも元気に暮らせる健康づくりを進めていくためには、一人ひとりの健康意識を高め、主体的に健康づくりに取り組めるよう支援すること、また、運動習慣のためのイベントや地域活動の新規参加者の開拓に向けまして、工夫した情報発信を行いますとともに、主体的に担う人材の育成が必要と考えております。
本日の福祉・健康づくり部会におきましては、令和7年度に向けまして、一人ひとりの健康意識を高め、主体的に健康づくりに取り組んでいただくため、どのような取組みを進めていけば良いのか、また、イベントや地域活動の新規参加者の開拓に向けましてどのような情報発信が効果的か、ご意見をいただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○波多野議長
それでは、委員のみなさま、ご意見、ご質問がございましたら、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。
今井委員、いかがでしょうか。
○今井委員
このことについての意見になっているかどうか分からないんですけど、今朝40代ぐらいの方ですけど、足腰に力が入らないで、お父さんの介添えで、作業所に通うのに、阿倍野筋を渡って、バスを待つんですね。お迎えの車をね。そのときに、いつも同じところで待ってるんですけど、支えるのがもう大変なんですね。それを見ていたんでしょうね。ずっと見ていたその目の前の事業所の方が、椅子を、待ってる間の椅子をここへ座りということで提供したというのを聞いて、お父さんがえらい感激してはりまして、やっぱりこういうことをやってくれはる人もいるんやなというふうに言ってはりました。
今、二十何%とかってありますけど、それが何て言ったらいいんですかね、福祉活動だと思ってやってる人がないかもしれませんけど、見かねて、何でもないように椅子を提供して、応援する。応援というか、提供するという。そういうことって、みなさま別に福祉活動という意識でなくてもやっているんではないのかなというふうに思います。
そういう目で地域全体を眺めていくということも大事なことで、数値としてアンケートに出てくるということはあるかもしれませんけど、隣近所がやっぱり、例えば空き家で草がぼうぼうになってると。こんなんほっとかれへんなと思って草を刈ったり、そういうことってみなさまやってはるわけで。そういうことってみなさまあると。やってはると。
そこをよく見ながら、こういう地域の中でそういうことを意識して見て、盛りあげていこうというようなことかなと。何か数値、数値と、アンケートだから数値になるとは思うんですけど、ただ、それだけではない。いろんな関わりで、いろんな暮らしの中で、そういういろいろなことをみなさまやっておられるという目をまずはやっぱり持つことかなというふうに一つは思います。意見になってるかどうか分かりません。
○波多野議長
ありがとうございます。本当に日常で当たり前のことがこういうふうに言葉になって出てくるということ自体が、一つの言葉の中で、例えばそれを広報に載せて、こういうことがあって、非常に喜んでおられたということを広報に載せるのも、一つのPRっていうんですかね。人間というのは当たり前のことは当たり前で通ってしまいますのでね。今、今井委員がおっしゃったように、一つの行動が、みなさまそれを見て、私は当たり前のことしてたんだけども、これはこういうふうに見ていただいているんだなということも一つのPRになるかと思うんですけど、いかがでしょうかね。
白石委員、どう思われますか。
○白石委員
大事なことだと思いますね、それはね。その根本はやっぱり教育ですよ。さっきちょっとこの資料の3番の話をしたのですけども、その上に阿倍野区福祉教育プログラム集というのを配布したというふうに書いてありますよね。阿倍野区地域福祉計画概要版のほうです。それの2番ですけども、阿倍野区福祉教育プログラム集という、一体どんなものなのか、見たことがないので分からないのですけども、教育現場に配布してしまったら終わりというのはほとんどですね。それをどういうふうに活用されているのか。それから、今、今井委員がおっしゃいましたけども、その教材の中にどんなことを、どんな願いが込められているのか、そういうのもやっぱり共有する必要があるかなと。それをふまえて教員が自由に展開していくという。これが普通だろうと思いますね。
実際に授業をしながら、この辺りがやっぱり弱いんと違うかとか、あるいはここが優れてるよというようなことをやっていくと、行政と教育がうまくタイアップできる。この場合だったら、福祉教育がより充実するように思います。意見です。
○今井委員
3-1の課題のところの1番ですけど、ちょっとなかなか理解できへんのですけど、身近に暮らすほかの住民の存在や変化を気にかけることという。それが課題だという。何となく分かるようで分からないんですよ。そういうことを気にかけること、日常的に。取り方によったらおせっかいやなということもあるでしょうし、こんなことを気にかけないといけないというふうになると、ちょっと何か語弊があるんかなという、誤解を生むんかなというふうに、真面目にこれを進めたらですよ。分かるんですけど、思いは分かるんですけど、何となくちょっとこれでいいのかなというふうにちょっと思いました。
○波多野議長
これに関しまして、いわゆる、こう言ったらあきませんけど、認知症の方が結構この頃、徘回というのがありましてね。そしたら、いわゆるうろうろしてはる方があったりとか、そういうふうなこともふまえてるんじゃないかと思うんですけどね。やはり同じ方が廊下をうろうろしてるとか、道をうろうろしてるとか、そしたら、この方がどうなんかというふうなことも、そういうふうな気にかけるということも一つのポイントじゃないかなと思うんですけどね。
これはちょっと私、議長としての個人的な立場として、やはりあの方どうしたのかなというふうな。もちろんおせっかいにならないように、やっぱり地域の方というのは結構名前とか、そんなんご存じですのでね。あの方、あれ、おかしいな、どこ行きはるんやろうというような、服装とかの乱れとか、そんなんで気にかけるという一つのポイントだと思うんですけど、いかがでしょうか。
○中村保健福祉課長
最終的にみんなで支えあう地域づくりを進めていくためにというのがありますので、そういったことで、日頃知っている方でも、時が経つにつれて認知症の発生することなど、細かな変化についてなかなか気づかなかったりしますが、そういったことも気にしていただきたいなということを書かせています。
○波多野議長
これは私も民生委員をしているので、そういうことがぴんときた。でも、一般の方にこれが分からなかったら、もう少し具体的に書いていただいたらいいんじゃないですかね。例えば身近な方で、社会のつながりが希薄な世帯、生活困窮者、認知症の方などの存在の変化を気にかけるということになれば、何か常に見とかないといけないのかなということになるので、そういう方をお見かけしたらとか、言葉の文言を変えたらいかがでしょうかね。今井さん、どう思われますか。
○今井委員
ちょっとにわかには分かりません。
○波多野議長
ぱっと見には、今井さんのおっしゃるように、そういうふうな言葉が引っかかってくる可能性もなきにしもあらずのように思うんですけど、いかがでしょうか。
○家永副議長
多分、括弧でくくられてるから、強調されてるんだと思うんです。なしで読んだら、文面で見ると、かぎ括弧でくくられているので、ここを主ですよみたいな感じになるので、ここだけ引っかかると思うんですよ。かぎ括弧取ったら、存在や変化を気にかけることで、すらっといくようには思うんですけれども、いかがでしょうか。
○中村保健福祉課長
今回の課題としまして、みなさまにいただきたいという文言で説明でさせていただいているので、どうしても強調されるところはあるかなと思うのですが、ふだんの暮らしの中で気になる方と接されている方は、変化にすぐに気づけると思うんです。なかなかそういうきっかけがなかったりしたら、わかりにくいと思うかもしれませんね。
○波多野議長
だから、気にかけるというのは、ものすごく義務的な言い方ですのでね。気にかけていただけたらいいんじゃないか、そういうちょっと言葉を、あやを変えたらいかがでしょうかね。これは一つの提案としていかがでしょうか。
○中村保健福祉課長
そのとおりです。こういったことについてご意見いただきたいので、そういう共通理解の中でみなさまにご議論いただけたらと思っております。
○波多野議長
やはり、今井さん、どうでしょうか。気にかけて、気にかけることという、気にかけるといえば、すごい何か、えっと思うんですけど、ちょっと気にかけて、近隣の方が注意して見守ってあげるとか、そういう言葉に変えたらいかがでしょうかね。気にかけるというたら、常に何か見ておかないといけないですけど、見守ってあげるというふうな言葉に変えるということはいかがなもんでしょうかね。
○中村保健福祉課長
このシートにつきましては、どこかに出すというわけではなくて、今の議論の中でいただきたい内容を記載していますので、今お話しいただいたことも踏まえてご議論いただけたらと思っております。
○波多野議長
それで一つの案が出たということですのでね。やはりこういうふうな意見が出ることは、例えば当たり前と思っていることが当たり前でない言葉ですのでね。こういうふうに知っている者は分かるけども、分からない者はこういうので引っかかってきますのでね。だから、これは非常にいい問題が出たように思うんです。だから、やはりこれをちょっと文言を変えるとか、やっていただいたらいいかと思うんですけど、みなさまいかがでしょうか。
これは事務局のほうでまた考えていただいて、よろしくお願いいたします。
○中村保健福祉課長
ありがとうございます。
○波多野議長
ほかにございませんでしょうか。
○白石委員
先ほど、こだわるようで申し訳ないんですけども、阿倍野区福祉教育プログラム集というのは、何かで閲覧できるのですか。
○中村保健福祉課長
見ていただくことは可能なのですが、基本的には小中学校の先生に見ていただいて、学校教育の中で使っていただく具体的な内容になっております。阿倍野区身体障がい者団体協議会の方にも協力いただきまして、実際に学校にも行って、自分の体験談であったりとか、車椅子の体験などを体験していただくメニューの全集になっております。
ですので、個人のお名前が出てきたりとか、施設の名前も出てきてますので、外向きには出していないのですが、基本的には小中学校にお配りして活用していただいて、リクエストがありましたら、区社協さんで取りまとめて、学校と連絡を取り合って、開催していただいています。
○白石委員
ありがとうございます。
○波多野議長
ほかにこの課題の中で何かご意見ございませんでしょうか。
潮見委員、いかがでございましょうか。
○潮見委員
地域福祉活動に参加する人を増やしたいということがあるんですよね。やってない人は、何やってるかみなさまも知らない、あるいは、紙で読んだところで、それに参加しようとはなかなか思わないんで、やっぱり具体的にやってるところを見るなり、あるいは、お誘いがあって渋々ついていくなり、何かしないと参加者はなかなか増えないので、一番いいのは実際に参加している人たちが参加しそうな人をお誘いして、見るだけでもいいから来いやというような形でやってる現場を見せる、あるいは一緒にやりましょうみたいな、そういうようなことをすると、ちょっとパーセント増えるんじゃないかなと思います。
僕も要するに、参加全然してないほうですかね。何が地域福祉活動なんかよく分かってないんでね。果たして自分がひょっとしたら参加してるのもあるのかないのかよく分からないですけど。
○中村保健福祉課長
ありがとうございます。例示としては書かせていただいていますが、高齢者の方、障がい者の方への日常的な訪問の見守り活動であったり、小学校などの児童の登下校時の見守り活動であったり、ふれあい喫茶とか、地域防災訓練、高齢者食事サービスなど、そういった文言もあげさせていただいています。
割合的には少ないと申しあげておりますが、5年度は22.3%、4年度については24%なんですが、大阪市全体で見ますと17.6%で、やっぱり阿倍野区にお住まいのみなさまは熱心に地域のことを考えて活動されているなと思っていますが、自分がふだん地域活動に関わられていても、それが福祉活動と思っていなければ、やったことがあるとは思わないですし、そういったことの啓発は区役所として今後も続けていかないといけないなと思っております。
○波多野議長
ほかに、稲森委員、どうでしょうか。
○稲森委員
結局みなさまが、寿会にしろ、いろんな会でやっているこういうふれあい喫茶であるとか、防災訓練、これに参加しましたよという意見ですよね。そのアンケートにチェックという形で。それで取ってるんですよね。
○中村保健福祉課長
実際に活動に参加されている方にアンケートを取れば100%になるんですけれども、阿倍野区内にお住まいの方を無作為に抽出して、アンケートを行い、その中で割合を取っていますので、どうしても参加したことがない方が多くなるというのは傾向としてありますね。
○稲森委員
何かしないといけませんね。
○中村保健福祉課長
本当にずっと活動いただいているみなさまには頭の下がる思いです。僕らもご協力できることあれば何なりとおっしゃっていただけたらと思っております。ありがとうございます。
○波多野議長
参加したら楽しいという、何かのそういうふうなことを発信していく、例えば全く顔を見ない方がお会いするとか、地域の全くお会いしない方とか、ふれあい喫茶にしてもそうですし、防災訓練にしてもそうですし、例えばこれ本当に防災訓練なんか今後、大阪や、東南海地震があるいうことで、非常に身近に感じることだと思うんですけど、こういうことに対してはすごいパーセントは高いと思うんですけどもね。ただ、今言うように、ふれあい喫茶とかいうのは、地域の温度差があると思うのでね。参加したら楽しいんですけどね。その参加するのはどのように事務局としては、広報として出すしか仕方ないですかね。
○中村保健福祉課長
地域での呼びかけもありますし、福祉的な取組みとしましては、障がい者の施設の方々が集まっている会議など今日も開催されていんですけれども、そういった場で、自分たちも阿倍野で住んでいないにしても働いているから、自分のところの地域の防災訓練とかやったら参加させていただいて、どういうところが問題点なのかということも考えて、前向きに参加していきたいということも表明されています。そういったことを地域の方と、団体や、事業所の方とつないでいくのは区役所の仕事かなと思っております。
○波多野議長
そうですね。いわゆる防災というのは一つの大きな問題、ふれあい喫茶はここでしかできない、区役所でやるというのはちょっと無理な問題があるので、だから、やはり食事サービスも地域のことですのでね。だから、非常にそういうような意味では、何か福祉の関係で、広報として何か広くみなさまに広げていくということはできないでしょうかね。
○中村保健福祉課長
区の広報紙には、紙面の限りがありますので、調整はしていかないといけないですけど、担当課としてはスペースが取れるよう発信していかないといけないと思いますので、取り組み月間だけでなくて、ほかのときにもちょっと紙面を取れるようには頑張っていかないといけないと思っております。
○波多野議長
だから、地域の名前は書かずに、例えば食事サービスはこんなことを地域でやってますよというふうな形でしてあげたら、行きやすいこともある。ふれあい喫茶もそうですけどもね。もう少し具体的に、書いていただいたら、みなさま行きやすいということもなきにしもあらずと思うんですけどね。広報紙の紙面は限られてますのでね、それに対していかがでしょうか。
井上さん、どう思われます。
○井上委員
広報紙に紙面に制約があるならば、それは別としまして、私が発信していくには、ここの地域福祉活動、高齢者、障がい者日常訪問、それから登下校の見守り、これ全部私は参加してないんですよね。恥ずかしいですけど。だから、まず百歳体操に参加して、そこでもって感じたこととか、発信していけたらと思っています。
○稲森委員
地域で登下校の見守りとか、私は月に1回、西運動場の見守りをやっているんですけど、それとか、地域防災訓練に関しては、部会、副部会員をやっておりますので、密に計画を立てております。
それと、食事サービスに関しては、年に1回チラシをまくんですが、400枚作ってまきます。でも、誰一人来られません。1名やっとお電話あったんですが、1回だけ参加されて、その後入院なさったので、もう全然、人が本当に、一応今のところ女性部長もボランティアも含めて四十五、六名になってるんです。登録したのは。ですが、来られる利用者さんは21名ぐらいで、明日も食事サービスなんですが、14名です、来られるの。あとはボランティアが21名、ボランティアのほうがすごく多くて、今回行けますって言っていただく分に関しては、利用者さんが少ないのでいいですとは断れないんでね。もうにぎやかにやってます。そんな感じで、地域で活動する分には、一生懸命やってるんですけど、なかなか参加が少ないというところです。
以上です。
○波多野議長
本当にこれは私たちも地域の民生委員としてお手伝いしているんですけども、やはり限られた同じような方が来られるのが多いので、何か方法があって、増やすというね。
○家永副議長
とにかくコロナで配食があったので、わざわざ行かなくてもお弁当が届くって4年間続くと、そこから元へなかなか戻れないみたいな、4年、年は取ってますしね。四つ、本人が。
○波多野議長
私どもの地域では、配食でなく、会館で食事サービスするようになったんですけど、やはりなかなか増えるというのはね。限られた方になってしまうので、何かいい方法がないでしょうかね。
今井委員なんか、男の方ですけど、いかがですか。
○今井委員
全然思いつかないです。申し訳ないですけど。
○波多野議長
男性の参加も頑張ってくださいませ。
○波多野議長
例として食事サービスも。
○中村保健福祉課長
これは一例なんで、もともと民生委員をしていただいてるという。ボランティアといえばその頂点みたいな話ですし、井上委員も。これは一例で、ふだんあまりみなさまが福祉の活動として捉えてないけど、こういうこともありますよって書かせてもらっています。
○家永副議長
この活動を福祉活動って理解してない人が多いです。
○波多野議長
だから、地区によって福祉活動、私たち入ってるんですけども、分かってるんですけど、やはり一般の方がそれを、うちの地域では分かってるんですけど、いわゆる地域で知らない方もあるという。
○家永副議長
ふれあい喫茶に行った、食事サービスに行った、子どもの見守りしてることが、福祉活動に参加してるということに気がついてない人が多い。アンケートで〇をつける場合に。
○中村保健福祉課長
ふだんは気づかないけど、福祉の活動ですって書かせてもらっていまして、ふだんから福祉の活動をされている方が何もしていないということは全くないですから。
○波多野議長
我々は福祉活動の地域福祉部会というのがありまして、それでやっているんですけどね。だけど、地域によってはそういう形を取ってない地域もあるんですよ。だから、地活の名称がどういうふうになっているのか、ちょっと私も認識不足で、他の地域のことは分からない。うちの地域では福祉部会としてやっているんですけどね。食サは別ですけどね。だから、その地域によって温度差があると思います。だけど、これは本当に男性の方もなかなか参加されないのでね。
○家永副議長
行ってあげてください。
○波多野議長
福祉部会として、本当に何かパーセンテージが少ないのは、これは本当に知らない方のパーセンテージを取ってるから少ないと言われてたので。
○家永副議長
多分アンケートの取り方だと思うんですよね。行ってるけど、うち、息子にも選出して、2回ぐらい区民アンケートが来たことあるんです。でも、私のお手伝いで引き出されてるけど、自分は福祉活動してるなんて思わずに、〇して返してると思うんです。そういう方多いと思うんですよ。見守りしてる方もいっぱいいらっしゃるし、登下校の。別に旗持って立ってなくても、家の前とか、陸橋の下とか、横断歩道のところで危ないよって、怖いおっちゃんって言われながらも立っている方もいらっしゃるので、でも、そんな方は、福祉活動をしてるかってアンケートを聞かれたときに、別に福祉活動では〇はしないと思うんですよ。参加してるかというのが。
○中村保健福祉課長
そういうふうに思って活動をされてないですよね。ご本人。
○家永副議長
別にそういうふうに福祉活動をわざわざしてるという認識はゼロだと思うんです。子どもたちが危ないから注意してるとか。
○中村保健福祉課長
そういったこともありまして、今までは二つの目標としてあげていたんですけど、こちらを消させていただこうと思っています。やっぱり捉え方によって、全然回答の数字も変わりますので。
○家永副議長
大分変わると思いますね。
○中村保健福祉課長
それもふまえまして、「地域で支援を必要としている方に必要な支援が届いている」と思う方の割合を取らせていただいて、そういう方がいっぱいいるとまちをめざして、次の地域福祉計画であったり、将来ビジョンでは、活動していきたいと思っております。
○波多野議長
そうですね、確かにパーセンテージが少なかったら、知らないのかということになりますのでね。やっぱりパーセンテージを上げていくために、福祉はこんだけのことをやっているので、みなさまが福祉に関心を持つよう周知していくことが大事です。
○家永副議長
大分違うと思います、書き方で。してるのに参加してないってしてる人もいると思うんです。
○波多野議長
それと、しなくてもいいんか、行かなくてもいいのかという、パーセンテージが少なかったらね。そういうふうに。
○家永副議長
そう。行かんとこかになるし。
○波多野議長
いかがでしょうか。
○中村保健福祉課長
ありがとうございます。みなさまの意識を一致させて、割合をアップしていければと思います。ふだんから活動されている方はかなり多いと思っておりますので。
○波多野議長
だから、やはりこのパーセンテージというのは、じゃあ手伝わなくてもいいのかと思われる方もなきにしもあらずですしね。これはちょっと一つの案としてですけどね。
これは、今井委員なんか、男性の方は、今、白石委員も潮見委員も男性として極力こういうふうに関心持っていただいて。
○潮見委員
何で男性は参加が少ないんでしょうね。
○家永副議長
お仕事時間中というのもあるのかな、これ。食事サービスとか。
○波多野議長
やっぱり女性が多いのでね、どうしても入っていきにくいという。だから、男性も入ってますよとPRをちょっとしていただいて。
○家永副議長
町会長さんは特に来てあげて、行ってあげてください。うちの町会に来てくださいっていつも言っているので、いやって言いながら。1人で寂しかったら、ほかの町会長さんを巻き込んでいっていただいたら。
○今井委員
今、率のことが随分話題になってますけど、今聞いていましても、うちらは丸山ですけど、そういう人たちの日常でやっている人たちの数とかも、それはそこそこで結構たくさんの方がやっておられるということも一方であると思うんですね。
なかなか苦労しながらですけど、人数が少ないとか、広がらないとか、いろいろ出てましたけど、それでも一つの地域にとってみたら、やっぱり何十人かの人たちが動いてると。得にもならん、得にもならんことないけど、それは本当に気持ちを持って、地域のみなさまにちょっとでも何か手助けになるようなことをやろうという、そういう気持ちを持ってやる人がやっぱりそれだけの数いてはるということ自体がとても大事なことで、それが20%であれ10%であれですけど。10%はともかくとして、そういう人たちを町会としても、どこでもそうですけど、大切にしながら、それをどうやって広めていこうかなと、どうやってみなさまに認知してもらっていこうかなというような目線で、いろんなところでそういう目線で見るというふうにしていけばいいのかなと思います。
うちらでも町会の役員なんかはやっぱり少ないんですよ。なかなか成り手がない。現役の人たちがいるんですけど、現役というのは40代、50代の人たちですけど、もう接待ゴルフ行かなあかんとか、もう大変なんですよ、その役員やること自体が。そんな中でも、やっぱり1人、2人とやってくれはる。そういう人たちをこつこつこつこつ広げていくというのが町会の今の役割なんですけど、それと同じことで、本当にこつこつこつこつ、そういう食事サービスであるとか、ふれあい喫茶であるとか、そういうことをやり続けているということがとても大事なことで、率の問題じゃないというふうに思います。
○波多野議長
ありがとうございました。
まだまだご意見がおありかと思うんですけども、時間の関係がございますので、いろんなご意見が出まして、また十分役所のほうで考えていただきまして、また何かあれば事務局のほうにお届けいただいたらいいかと思います。
では、本日は各委員から貴重なご意見をいただきありがとうございました。議論も尽きませんが、時間の都合がございますので、次、その他の事務局から何かありますか。特にないですか。
○中村保健福祉課長
先ほどありました要援護者名簿の登録のチラシについては後ほどお配りさせていただきたいと思っています。
○波多野議長
分かりました。
それでは、最後に、青柳区長よりご挨拶をよろしくお願いいたします。
○青柳区長
本日非常に限られた時間の中でしたけども、様々なご意見、みなさまから貴重なご意見いただきましてありがとうございます。ちょっと今整理してると、食サの参加の問題、それから外国人コミュニティの問題、あるいは男性の地域参加とか、今言った要援護者の名簿の広報とか、いろんなご意見、課題ご指摘いただいたかと思います。
これは福祉・健康づくり部会ということで、役所が施策を打つもので、そのカテゴリーごとに部会を開かせていただいているんですけど、やっぱり地域のつながり、支え合い、顔の見える関係という、それに全部つながってくるなと。ほかの部会も含めて。ということで、ちょっと感心して聞いていたところなんですけども、どんどんやっぱり広報でありますとか、まさに今こういうことやってる人がいるんだよということを知ってもらうことが次へつながっているという、そういうことかなと思うんですけど、ちょっと白石委員から言及いただいたような教育へのつながり、横に広げていくというより、またこういう人たちがいるんだよというのを縦につなげていくという、子どもたちへの教育につなげていくのも一つの理想的な姿かなというふうに思っております。
あと、数値の取り方については、確かに役所って数値でちゃんと評価しないから、仮に議論から始まって、数値で追っかけながら議論の土台をつくってるというのもあるんですけど、確かにうまく取っていかないと、そこはもしかしてこれでいいのかって思われちゃうというのも一つの観点かなと思いながら聞いておりました。
いずれにしましても、いろいろいただいたご意見、これから将来ビジョンや運営方針なんかに知恵を絞って反映させてまいりたいと考えているところでございますので、本日は大変お疲れのところ、この時間まで本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
○波多野議長
ありがとうございました。それでは、事務局にお返しいたします。
○西本区政企画担当課長
議長、議事進行につきまして、ありがとうございました。
委員のみなさまにおかれましても、長時間ありがとうございました。
これで、阿倍野区区政会議第1回福祉・健康づくり部会を終了させていただきます。
本日はどうもありがとうございました。
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