血を吸う「トコジラミ」に注意!
2024年6月12日
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トコジラミはかつて「南京虫」と呼ばれ、その被害は殺虫剤による駆除や生活環境の改善により1970年頃に激減しましたが、近年、再び被害が増加してきています。トコジラミに刺されると激しいかゆみに襲われますが、トコジラミは夜寝ている間に吸血し、朝になると物陰に隠れるため、その存在に気付かないことがあります。
室内でトコジラミが増えてしまうと、駆除することは困難です。トコジラミの特徴を知り、被害に気がついたら、早期に対策を行いましょう。
形態

- 体長は5~8㎜の茶褐色でへん平な虫です。吸血後は約1.5倍まで大きくなります。
- 卵や幼虫は白く粘着性があります。
- 成虫は吸血しなくても1年以上生きます。
- 雄雌に関わらず幼虫から成虫まですべて吸血します
- 「血糞」と呼ばれる黒い小さな糞をだします。家具や壁の隙間に血糞があると要チェックです!
- 吸血する時に唾液を注入し、血液を固まりにくくします。そのため、シーツに血痕がある、刺し口が2つある場合は要チェックです!
習性・生息場所
夜寝ている時に吸血されることが多く、吸血後はすばやく潜伏場所に戻るため、トコジラミの存在に気付かないことがあります。また人以外に犬や猫などにも吸血します。
扁平な体をしているため、家具やカーペット、床や壁の継ぎ目、たたみのへり、ブラインドやカーテンのほか衣類、カバン、コンセントの中、書籍などあらゆる隙間に潜り込むことができます。就寝中に吸血することが多いため、ベット周りに生息していることが最も多いと言われてます。昼間でも吸血することがあります。
衣類についたり物についたりして生息場所を拡大していくので注意が必要です。
防除方法

一旦繁殖すると防除が困難となり、多大な労力や費用がかかることとなります。
日頃からこまめに掃除を行い、トコジラミの発生を予防することが重要です。
トコジラミを発見した場合は、掃除機で吸い取ったり熱湯洗濯するなどの方法で防除しましょう。大量に繁殖していると個人での防除が困難となりますので、駆除業者に委託することも検討してください。
※大阪市では、トコジラミの駆除は行っておりません。
トコジラミ
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