令和6年度 東成区中学校平和学習会を実施しました
2025年3月27日
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国境なき医師団の講師による平和学習講演会を実施しました。
令和6年12月~令和7年1月に、東成区内全ての中学校において平和学習講演会を実施しました。
講演会では、国境なき医師団の一員として様々な国や地域で活動された講師の方にお越しいただき、生徒に向けてご講演いただきました。
区内4中学校へお越しいただいた講師の方の職種はみなさま違っており、「助産師」「ヘルスプロモーター(※1)」「麻酔科医」「ロジスティシャン(※2)」と様々な目線で「平和」の大切さをお話しいただきました。
また、国境なき医師団の一員として国際協力に携わろうと思ったきっかけや中学生の立場で「国際平和」や「国際協力」に携わることができる方法など貴重なお話をしていただきました。
講師のお話に生徒のみなさんは真剣な眼差しで耳を傾けており、講師からのメッセージをしっかり受け止めている様子でした。実際に戦争や紛争を身近に体験された方のお話を伺えたことで、一人一人が平和の大切さや平和を守るためにできることについて考える機会となりました。
※1.ヘルスプロモーター:国境なき医師団(MSF)の医療援助活動をサポートするために、現地住民とのコミュニケーション全般を担う。さまざまな疾病の予防・対策や、MSFの医療活動への認識を広める活動を、企画・実施・評価し、MSFの活動が地域で受け入れられるように、地域のリーダー、住民、有識者、他団体などへ働きかける重要な役割も担う。
※2.ロジスティシャン:医療援助活動とスタッフの現地生活に関する幅広い業務を担当する。「ジェネラル・ロジスティシャン」は業務全般の監督とプロジェクトの安全管理を担当、「サプライ・ロジスティシャン」は物資の調達や在庫管理を主に担当し、そのほか、車両整備、建設、水・衛生、電気、医療機器の保守管理などを専門とするスペシャリストもいる。
学習会の様子
講師への質問の様子

生徒の感想文より(学習会後アンケートより一部抜粋)
自分が平和に暮らせているから関係ないということではなく、今回学んだ人々のことを考え、これからみんなが平和に暮らせるようにどうしたらよいか考えていこうと思った。
戦争・紛争が起こっている国がこんなにも多いとは知らず驚きました。この講演会をきっかけにもっと世界に目を向けて様々なことを知ろうと思いました。
世界には戦争や紛争があり、当たり前だと思っていた平和な日本が当たり前ではないことに気がつきました。
今年で戦後80年目を迎えます。東成区役所では今後も学校と連携し、戦争の悲惨さや平和の大切さを伝える取組を続けていきます。
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