トコジラミでお困りの方へ
2025年3月18日
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トコジラミについて
トコジラミは、「南京虫(ナンキンムシ)」とも呼ばれ、かつては都市の住宅密集地域でよく見られた一般的な虫でした。その後、殺虫剤の普及とともに1970年代には激減しましたが、近年、再びトコジラミの被害が増加しています。
室内でトコジラミが増えてしまうと、駆除することは困難です。トコジラミの特徴を知り、被害に気が付いたら、早期に対策を行いましょう。

トコジラミの形態と習性、生息場所について
大阪市ホームページに写真付きで紹介していますのでご覧ください。
トコジラミについて(大阪市ホームページへのリンク)

防除方法について
トコジラミは一旦繁殖すると防除が困難となり、多大な労力や費用がかかることとなります。
トコジラミが大量に繁殖していると、個人での防除が困難となりますので、駆除業者に委託することを検討してください。(大阪市ではトコジラミの駆除は行っておりません。)
繁殖する前であれば自分で駆除できる場合もあります。
- 掃除機で吸い取る(物理的に捕る)
- 寝具・衣類を熱処理する
- 殺虫剤による駆除

掃除機で取る(物理的に捕る)
- 部屋を整理整頓し、部屋全体を掃除機で吸い取る
(注) 使用した掃除機をそのまま被害のない部屋においておくと、掃除機のすき間からトコジラミが出てきて被害が広がることがあります。
- 廃棄できる備品は廃棄する
- 物理的に捕る

寝具・衣類を熱処理する
熱に弱い素材のものは避けてください。
- 熱いお湯につける
80℃以上のお湯に5分以上浸ける。
- アイロンがけをする
- 熱乾燥機に入れる

殺虫剤による駆除
一般によく使用されているピレスロイド系殺虫剤が効かないスーパートコジラミによる被害が増加しています。殺虫剤を用いる場合はスーパートコジラミにも有効な成分であるプロポクスルやメトキサジアゾン等の薬剤が含まれているものを使用しましょう。
また、くん煙剤を用いると、トコジラミが嫌がり他の部屋に移動することがあるので注意が必要です。
トコジラミは昼はあらゆる隙間等にひそみ、夜に吸血行動を行います。薬剤を散布・注入するときは柱・壁・家具等のすきまや、ベッド・布団の周囲に行いましょう。

効果が出ないときは
トコジラミの個人での駆除は非常に困難です。効果が出ないときは早めに駆除業者に相談してください。費用が高額になることもありますので、複数の業者で見積もりを行うことをお勧めします。
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